別に新ジャンルじゃない「ひょんなことから女の子」
- 1 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:14:02.39
ID:KnSchEY10
- ここは「ひょんなことから女の子」スレです。
誰かが女の子になったり、何かが女の子になったりしています。
デフォのキャラがいないので、自由にキャラを作って下さい。
別に新ジャンルじゃないし既出も上等。
あなたも「ひょんなの子」を妄想してみませんか?
・過度のリアル報告・自虐、自動保守は避けましょう。
まとめwiki http://ime.nu/www12.atwiki.jp/hyon/
避難所 http://ime.nu/jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/31732/
- 2 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:14:25.82
ID:xessmbxz0
- >>1乙
- 3 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:14:30.37
ID:KnSchEY10
- うっかり
- 4 : ◆61hDMxVEfs :2007/03/06(火)
00:20:54.35 ID:Ym49hvhKO
- 投下中にスレが落ちたこの悲しみ、君たちに届け………
>>1乙
- 5 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:21:20.22
ID:CoKMN3lJ0
- >>1
乙!
- 6 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:24:00.90
ID:mrN1Rf5l0
- >>1乙
>>248まで見たけど、その先ある?
- 7 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/06(火)
00:24:38.79 ID:iLd/CmvrO
- >>1乙です。
期末テストの結果はまずまずだった。赤点なんて取ったら、いくちゃんに
「芸能活動と学業を両立出来ないなんてダメな子ねぇ」
なんて言われただろう。
まぁ、これで夏休みは『咲』としての活動に専念出来る。
明日は夏休み初日。朝から仕事だ。
…もう……寝よう…。
- 8 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/06(火)
00:25:41.02 ID:iLd/CmvrO
- 携帯の着信音で目が覚める。
ディスプレイには『中原育子』と表示されていた。いくちゃんが迎えに来るには、まだ早すぎる時間だ。
「おはよう、いくちゃん」
「おはよう♪まだ寝てた?」
何か機嫌がいいなぁ…。
「うん。ところでどうしたの?」
「これから、一緒に朝ごはん食べに行かない?仕事まで結構時間あるし」
まぁ、まだ七時になったところだし事務所に行くのは十時くらいだから大丈夫だろう。
「うん。分かった。八時くらいに来てくれる?」
「おっけ〜♪後でね」
そう言って電話を切る。
さて、さっさと着替えるか…。
パジャマを脱ぐ。途中、違和感を感じた。
「あれ?」
胸にどっしりとした重さ。
「おっぱい?」
まだ、夢の中にいるのか?
そう思い、股間に手を伸ばす………が、そこにあるはずのものがない。
「これは夢…」
そう言って、ほっぺたをつねる。
…痛い。
「女の子…に…なっちゃった?」
- 9 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/06(火)
00:26:45.17 ID:iLd/CmvrO
- 一応終わりです。
続きは近いうちに投下したいな…。
- 10 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:35:56.61
ID:KnSchEY10
- 乙ですー。本当になっちゃったのかwktk
>>6
総レス数 252
- 11 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:39:27.37
ID:CoKMN3lJ0
- >>9
じゃあwktkして待ってますね。
前スレ246までしか見てないオレはきっと負け組。
でも前々スレは258まで見たぜ?
- 12 : ◆61hDMxVEfs :2007/03/06(火)
00:46:49.92 ID:Ym49hvhKO
- これは投下しなおした方がいいのかな?
- 13 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:48:45.27
ID:hxee4UiX0
- オネガイします
- 14 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 00:49:16.52
ID:KnSchEY10
- どうせ1000まで埋まらないからした方がいいと思う
- 15 : ◆61hDMxVEfs :2007/03/06(火)
00:51:57.15 ID:Ym49hvhKO
- アイアイ
ではいきやす
- 16 : ◆61hDMxVEfs :2007/03/06(火)
00:52:29.10 ID:Ym49hvhKO
- ヒカル「ん………」
朝。
目をこすり、体を起こす。
ヒカル「………?」
周りを見渡す。いるはずの、刹那がいなかった。
ヒカル「トイレか?」
最初はそう思った。が、どうやら違うらしい。
そして机の上を見ると、紙切れが置いてあった。
ヒカル「…これは…」
そこには、刹那の字でこう書かれていた。
- 17 : ◆61hDMxVEfs :2007/03/06(火)
00:53:05.96 ID:Ym49hvhKO
『ヒカルへ ずっとお前と一緒にいたいと思ったけど、やっぱりそれは無理らしい。
きっと男の俺は今頃、目を覚まして自分の家にいると思う。だから、俺は…ここにいてはいけないんだ。いくら性別が違っても、俺が2人もいるのはいけない事だと思うから。
だから……さようなら。』
ヒカル「…………ふざけんなよ…」
『追伸 男の俺に“弟とメダ2でロボトルしてやれ”って言っといてくれ。頼んだ!』
刹那「ふざけんなよ……この……バカが……」
紙切れを握り締め、服を着替える。
そして、どこかに向かって走った。
- 18 : ◆61hDMxVEfs :2007/03/06(火)
00:53:49.91 ID:Ym49hvhKO
『ジリリリ…』
?「……ふあぁ」
1人の少年が、目を覚ます。
少年の名は刹那。…そう。“男”の刹那である。
刹那「今日は日曜日……だよな。なんで目覚まし時計が…」
目覚まし時計をじっと見つめて悩む。そして携帯を見てみると
刹那「か……かか……」
『火曜日だとォォォッ!?』
刹那「何故だ!?昨日は土曜日だった筈だ!!なのに何故火曜!?…ハッ!つーことはまなび見逃したのか!!?うわあぁああぁぁあああッッ!!!」
頭をかかえて、床に膝をつく。そのまましばらく考えて、携帯をもう一度見る。
- 19 : ◆61hDMxVEfs :2007/03/06(火)
00:55:17.85 ID:Ym49hvhKO
- 刹那「やはり…火曜日…なのか……じゃあ…今日は学校なのか………」
そんなことを呟いていると、誰かが突然部屋に入ってくる。
弟「どうしたの兄…貴…………」
部屋に入ってきたのは弟だった。何故か驚いた顔をしている。
刹那「………お前がどうした。なんだその顔」
弟「いや…その…………戻ってる………?」
刹那は、弟の言っている意味がわからない。
刹那「わけわかんねェぞ。戻ってるってなにがだ」
制服に着替えながら、弟に訊く。しかし、弟は驚いたままだ。
刹那「…はあ、もういいわ。」
そう言って、刹那は部屋から出た。
- 20 : ◆61hDMxVEfs :2007/03/06(火)
00:57:11.48 ID:Ym49hvhKO
刹那「おはようさん」
父親「おは……え?男に戻ってる…?」
父親も、弟と同じ反応をした。
刹那「父さんまで何言ってんだ?イミフだぞ」
ソファーに座り、めざましテレビを見る。どれも刹那にとって、どうでもいいニュースばかりだった。
刹那「ツマンネ。朝飯は?」
父親にそう訊く。どうやら、本日の朝飯は無いらしい。
刹那「mjk……。じゃあ、もう学校行こうかな…」
今の時間、テレビを見ても面白い番組はやっていない。そんなことをするなら、早めに学校に行った方が良いなと思った。
刹那「じゃあ行ってくる。」
そう言って、刹那は学校に向かった。
父親「あ、ああ…」父親は終始戸惑っていた。
- 21 : ◆61hDMxVEfs :2007/03/06(火)
00:58:29.85 ID:Ym49hvhKO
- ここまで。ゴッドエンペラー倒して気分良かったのにスレ落ち&パーツンラリーでパーツがどこにあるのかわからなくて鬱
- 22 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 01:01:41.14
ID:KnSchEY10
- ご苦労様です。
- 23 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火)
01:32:10.53 ID:OvzJh+vnO
- 保守
- 24 :I'm my sister ◆iIl1lB4oT2
:2007/03/06(火) 01:33:55.82 ID:KnSchEY10
- 恵は考えていた。
今…英雄は…加奈子のこと…どう思ってるんだろ…。
現代文のテスト中である。
小説の問題の中に「英雄」という名前が出ていた。
「英雄」と「加奈子」とは婚約者らしい。
なぜだかちょっぴり切なくなった。
最後には婚約破棄したけどね。
「はい、そこまでー。」
ああ、あとここだけだったのに…。
現代文は一年だろうが三年だろうがあまり関係なかったな。
迷ったのは漢字がちょっとだけ。
次は…生物。これで最後か。
さて、一学期は三年生にとっては最後らしい球技大会と終業式を残すのみとなりました。
- 25 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 01:57:43.71
ID:iLd/CmvrO
- ほし
- 26 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 02:16:37.26
ID:KnSchEY10
- に願いを
- 27 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 03:54:41.47
ID:mumeoJVZ0
- 保守
- 28 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火)
06:59:33.11 ID:OvzJh+vnO
- 保守
- 29 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火)
07:56:10.04 ID:GCMKe4Sg0
- アイマスをやってから寝たせいか
何故かHKOKして、アイドルをやる夢を見た
- 30 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 08:56:46.67
ID:Ym49hvhKO
- ほし
- 31 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 10:12:43.42
ID:Ym49hvhKO
- 保守
- 32 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/06(火) 10:56:27.40 ID:CoKMN3lJ0
- 「…………と、まあそんなワケなんですよ」
俺は今ゲーセンに来ている。ゴールドをやりたいっていのもあるが、それ以上に話をし
たかったからだ。何の話かと言うと、まあ言わなくても分かるだろうが、兄ちゃんのこと
だ。
「お兄さん、女の子になっちゃったんだ……」
「はい」
話し相手は俺の先輩であるトモさんだ。ちなみにトモさんはあまりカッコイイほうでは
なく、そのうえオタクなのにも関わらず彼女がいる。しかもその人がまたかわいいんだ。
「じゃあさ、とりあえずファミレス行かない?」
やっぱかわいいなぁ。トモさんズルイなぁ。
「そうだな、ココはうるさくて話づらいし」
「あ、ちょっと待ってください。もう少しでクリアなんで」
近くのファミレスというとまあ、いつも通りだろうな。
「っ!あ、らめぇ、そんなぁ……激しすぎっ!ムリ…………ああ、濃いよぅ…………」
ガシャーン。
サファリは俺に酷いことをしたよね。密度濃すぎなんだよ。コレはもう一生七段になれ
ないかもわからんね。
「ははは…………ダメでした」
「でもコンチェ難民のオレからすれば十分すごいよ」
うん。美人に慰めてもらえるならサファリ難民でも良いかも分からんね。
「じゃあファミレス行こうか」
「うん」
「はい」
- 33 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/06(火) 10:57:25.31 ID:CoKMN3lJ0
- ファミレスに着くと、とりあえずドリンクバーとドリアやらスパゲティやらサラダやら
を注文した。
「オレ、飲み物取ってくるけど何にする?」
「あ、俺も行きますよ。三つは持てないし」
「いいよいいよ。二回行けば済むことだし」
「でも」
「いいから!で、何飲むの?」
美人に怒られると何もいえないな。
「じゃあサイダーでお願いします」
「俺はコーラで」
「了解っ」
そう言ってドリンクバーの方へ歩いていった。
「で、グレープフルーツが原因なんだっけ?」
「あ、はい。そうらしいです。俺も見てたわけじゃないんで詳しくは分かりませんが」
話ながら、チラッとドリンクバーの方を見るとボタンを連打してる美人が目に入った。
「ドコで買ったグレープフルーツか分かる?」
「あ〜……帰ったら聞いてみます」
「じゃあ分かったら電話かメールしてくれ」
「はい」
- 34 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/06(火) 10:58:59.42 ID:CoKMN3lJ0
- と、ちょうどいいタイミングでトモさんの彼女さんが戻ってきた。
「トモがコーラで、哲也くんがサイダーだったよね?」
「はい」
「お、サンキュ」
俺とトモさんはそれぞれ飲み物を受け取った。
「じゃあオレは自分の分取ってくるね」
しかし、かわいいのに一人称が"オレ"っていうのはどうにも合わないよなぁ。まあコレ
はコレで、なんつーかこの人らしいからいいんだけどな。
とりあえず話も一段落したからか、トモさんがコーラを飲む。…………が、すぐに飲む
のをやめる。あまり喉が渇いていないのだろうか?
「…………飲むか?」
「え、何でですか?」
「飲めば分かる……」
「はあ……」
コーラを受け取り、飲もうとすると、何故か店員さんに声を掛けられた。
「悪いこと言わないからやめた方がいいよ」
…………飲まないほうがいいと言うことだろうか。
「このカップルはいつもこうなんだから」
「いつもこうって?」
「彼氏がコーラを頼んで、彼女が炭酸コーヒーを作ってくるの」
「じゃあコレも……」
「十中八九。しかし、彼氏もいつも騙されるのよねぇ……」
「良いじゃないですか別に!オレはアイツを信じてるんです!」
トモさんが怒り出しちゃったせいか、店員さんがテーブルから離れる。すると今度は彼
女さんが戻ってきた。
「…………ちょっと嬉しかったゾ///」
「いや、別に……普通だし///」
「今日さ、家に誰もいないから…………ご飯食べたら、来ない?///」
「…………おぅ///」
アレ? Hフラグ? ってか俺は蚊帳の外?
- 35 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/06(火) 11:00:13.97 ID:CoKMN3lJ0
- 二人がラブラブ状態になってしまったので、とりあえずサイダーを飲んでいよう。そう
思い、サイダーを飲む。うん、マズイ。ってか苦っ!? これはもうしょうがない。二人
の世界を壊させてもらおう。
「あの、ラブラブなところ申し訳ないんですが……」
その声で彼女さんが気付いたのか、ニヤニヤしながら話し掛けてくる。
「そのサイダー、そいつを飲んでどう思う?」
「すごく……苦いです……」
「ふふ、純粋にサイダーだからね。炭酸水だよ」
…………そうか、あの連打は炭酸コーヒーとコレを作るタメだったのか。
「ってか酷いですね」
「うん。Sだから」
「ちなみに俺はMな」
「じゃあ俺は…………ってなんですかこの流れは」
しかし、ラブラブ状態ではなくなったので、普通に会話に混ざれそうだ。なんつーか結
果オーライ的な。
そんなこんなで、それから普通に食事をして帰った。
- 36 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/06(火) 11:03:02.04 ID:CoKMN3lJ0
- 以上!
ってかまだタイトル考えてない…………よね? アレ? 考えたっけ? まあいいや。
最近おもしろいのが書けないのはギャグが少ないからだと分析。
ということで、次回からギャグを当社比1.5倍でお送りいたしますですよ。
- 37 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 11:20:17.52
ID:KnSchEY10
- 「うん。Sだから」
「ちなみに俺はMな」
「私はLです」
- 38 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 11:48:33.55
ID:CoKMN3lJ0
- >>37
L出てきたwwwwwww上手いなぁwww
ってか間隔が短すぎて保守になってないよなぁ……
- 39 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 13:02:24.16
ID:CoKMN3lJ0
- ほ
- 40 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 13:33:22.40
ID:KnSchEY10
- し
- 41 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 13:48:01.05
ID:CoKMN3lJ0
- ぞ
- 42 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 14:12:28.91
ID:Ttwf9kdU0
- ら
- 43 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 14:35:23.67
ID:GCMKe4Sg0
- というわけで
お題は「星空」となりました。
- 44 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 14:41:55.26
ID:5UokMONPO
- >>43はヒドイことをしたよね。
ボクの星空の下のディスタンスを阻止したよね。
- 45 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 15:20:53.67
ID:r6eZqj/KO
- 星空をみていたら
- 46 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 15:30:51.64
ID:mrN1Rf5l0
- >>37
だれが上手いこt(ry
- 47 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 16:35:26.28
ID:Ttwf9kdU0
- ほし
- 48 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 16:38:00.61
ID:5UokMONPO
- ぞら
- 49 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 17:01:46.78
ID:iLd/CmvrO
- の
- 50 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 17:22:19.32
ID:OvzJh+vnO
- A判定の国立落ちたorz
保守
- 51 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 18:01:30.99
ID:5UokMONPO
- だから星空の下のディスタンスを(ry
- 52 :ブランクライフ:2007/03/06(火) 18:24:03.68
ID:6cUR/Ua20
- 例によって、保守代わりに投下〜
- 53 :ブランクライフ:2007/03/06(火) 18:25:10.00
ID:6cUR/Ua20
- 「おーい、大丈夫かぁ?」
間延びした声が、上から聞こえる
口元に垂れた涎を袖で拭き取り、自分がいた場所をみてみる
どうやら、私は玄関で寝てしまっていたようだ
「なんでこんなところで寝てるん?」
それは、私にも分からない
朝、洗濯物を乾かした辺りまでは覚えているんだけど、その後倒れてしまったようだ
「洗濯物がそのままだったから、どうしたんだと思ったんだが、疲れてるんだったら休んだら?」
そうはいっても居候の身で手伝いの一つも出来ないようじゃダメダメじゃない
「いや、倒れられてしまった方が大変なわけだが」
うぅ……そういわれてしまうと立つ瀬がない
「もしかして、熱もあるんじゃないか?」
「だ、大丈夫ですよ」
まぁまぁ、と否定する私の台詞を軽く流し、おでこに
パシン
え?
なぜか、近づいてきた彼の手をはじいた
「お、おい。どうした?」
「どうしたって、私、どうしたの?」
頭が混乱している
なんだろう。どうしたんだろう?
「せ、洗濯物。これ以上冷たくなる前に取ってきますね」
逃げた。彼の顔を見ていられなかったのはなぜ?
急いで洗濯物を取り込んで、隣の家に誰かいるのだと気がつく
隣人になんて、それほど興味も無い。住人のことなんて彼がいるこの部屋だけで十分だ
- 54 :ブランクライフ:2007/03/06(火) 18:26:26.33
ID:6cUR/Ua20
- 今日もいつもと変わらない夕食
でも、何かが違う、何処か心苦しい
彼の言葉、一つ一つに相づちを打ちながらも、何一つ心に残っていない
私はずっと笑顔だった
でも、何かがおかしい、何処か狂っている
何一つかわらない、食後
彼の食器も一緒に運んでいって、昨日から作っておいたデザートを持ってくる
いつもなら、彼に直接渡していたスプーン
それなのに、机の上を滑らせるように渡す
「ところで、本当に大丈夫か?」
彼の口から私を気遣って、何処かへ行かないか?とか、息抜きに何か、といった話が出てくる
大丈夫、私は何処もおかしくないの
だから心配しないで?
そう。私はいつもと何も変わらない
それでもおかしいなら、彼のいうようにほんの少し疲れているかもしれない
今日は早く寝よう
- 55 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 18:28:03.70
ID:6cUR/Ua20
- 筆が遅いのは誰かの陰謀かもしれんね……
暗い明日より、新しい明後日を目指していければ幸せかと、保守
- 56 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/06(火)
19:00:06.09 ID:iLd/CmvrO
- 新しいのを投下しようと思うんだ…
- 57 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 19:30:53.56
ID:KnSchEY10
- 星空の下のディスタン
- 58 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 19:38:27.64
ID:r6eZqj/KO
- wktk
- 59 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/06(火)
19:46:31.22 ID:iLd/CmvrO
- 「先輩、おはようございます!」
登校途中、図書委員の後輩に声を掛けられる。
名前は………何て言ったか忘れた。何せ、昨日入ったばっかりの一年だ。顔と名前を覚えるのが苦手な自分が覚えていられるわけがない。
顔は辛うじて覚えていたが。
「おはよう。えぇっと…」
名前を思い出せず口を開けずにいると
「篠崎です。鈴原先輩」
と、フォローしてくれた。なかなか良い奴かもしれない。
「あぁ、篠崎君か。ごめんなさいね。私、人を覚えるのが苦手だから…」
「別に構わないですよ。昨日会ったばかりですし」
彼はクスクスと笑う。
何かおかしいところがあっただろうか?
「どうかしたの篠崎君?」
「いえ。先輩って勉強出来そうだし記憶力とかも良さそうだし、意外だと思って」
…あぁ、そういうことか。
「親にも言われるわ。確かに勉強も人よりは出来るし記憶力もあるんだけど………人を覚えるのだけは苦手なのよ」
彼はもう一度クスクス笑う。
「勉強出来るってのは否定しないんですね。それと多分、先輩は嘘がつけないタイプですね?」
「えぇ。つく必要も無いし」
「そういう話ではなく何ていうんでしょうか?…先輩は根っこが正直なんですよ」
―キーンコーンカーンコーン
予鈴が響く。
幸い、既に校門前。遅刻の心配は無い。
「それじゃあ先輩。また放課後」
そう言って篠崎は私とは反対の校舎に入っていった。
うちの学校は学年ごとに校舎が別れている。
「私も行くか…」
高校に入ってから出来た、初めての後輩は何か変な奴だった。
- 60 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/06(火)
19:58:35.73 ID:iLd/CmvrO
- 放課後、図書室に向かう。
途中、同学年の委員三人と遭遇。一緒に行くことにした。
三人は誰がカッコいいとか可愛いとか、そんな話をしている。
私はあまり興味が無いのだが
「ねぇねぇ、鈴原さん?一年の篠崎君ってカッコいいと思わない?」
などと話を振って来る物だから困る。
「篠崎君?…まぁ、ルックスは結構いいんじゃないかな」
「うわっ!マジですか?そんな褒められると照れますよ〜♪」
と、何処にいたのか、ここで本人が登場。
嫌なタイミングで現れる奴だ。
「篠崎君。私は褒めたつもりはないぞ?事実を言っただけだ」
私の言葉にがっくりと肩を落とす。感情表現が豊かだな、なんて思っていると
「鈴原先輩!昨日、一目見たときに好きになりました。付き合って下さい!」
なんて愛の告白。
放課後の廊下は人で溢れていて私たちは注目の的になる。
急な展開に、一緒にいた三人も目を輝かせてこちらを見ている。
「はぁ…。篠崎君、君は本気かね?本気で私に惚れたのかい?」
私が問いかけると彼は
「はい。マジですよ!」
真剣な目で答える。
適当にあしらっても駄目だろう。
「まぁ、とりあえず図書室に行こう。ここは人が多すぎる」
私は図書室に向かって歩きだす。
その後を四人が付いてくるのだった。
- 61 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 20:13:37.18
ID:Ym49hvhKO
- ワクテカ
- 62 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/06(火)
20:19:22.00 ID:iLd/CmvrO
- 「鈴原副会長、どうしたんだい?図書委員の役員を全員(七人)と篠崎を集めて」
図書委員会会長に尋ねられる。
「皆さんを集めた理由ですが…」
みんなが息を呑む中、私は話を続ける。
「一年の篠崎君に告白されました」
『な、なんだってえぇぇっっっ!!!!!』
全員がハモる。ノリが良い奴らだ。
「ふむ。そうか…」
会長が呟き、頷き、そしてまた口を開く。
「鈴原…お前…篠崎には言ったのか?」
「いえ、まだです」
私と会長のやり取りの意味が分からず目をパチパチさせる篠崎。
「なぁ、篠崎?…これを見てくれ」
会長が胸元から一枚の写真を取り出す。そこに写っていたのは一人の男の子。
「この男の人がどうかしたんですか?」
と、予想通りの反応の篠崎。
「エスカレーターで上がってきた奴ならみんな知ってる話なんだが…こいつはな…」
- 63 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/06(火)
20:31:07.12 ID:iLd/CmvrO
- 会長が言おうとするが
『中学二年の頃の鈴原さんだよ』
他の役員が先に言ってしまった。
「え?…ドッキリ?」
普通は信じられないだろう。
「いや、それは本当に私『だった』男、『鈴原雪男』なんだよ。篠崎君、君は『HKOK』という奇病を知っているかな?二千万人に一人くらいの確率で発症する病気みたいなものだ…」
篠崎は明るく笑って
「でも、どう見ても女の子じゃないですか?」
と言う。
「『体』はね。でも、私の心は男とも女とも言えない不安定なものなんだ。どういうことか分かる?」
首を横に振る。
分からないのは当たり前だ。
篠崎は篠崎であって、私ではない。
「私は、今の私を保つことで精一杯。男の私を抑えながら、女になりきれない私を保つことでね…」
「鈴原、辛そうだぞ。大丈夫か?」
会長に言われて気付く。
額からは汗が出て、息も荒い。
「会長、保健室で休んできます」
「あぁ、そうしろ」
その言葉を背に、『俺』は図書室から出る。
篠崎は口を開いたままで少しアホに見えた。
- 64 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 20:34:00.19
ID:iLd/CmvrO
- 投下終わりです。
十分くらいで考えたんでネタが切れました。
また明日〜
- 65 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 20:35:12.79
ID:KnSchEY10
- GJ
- 66 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 20:44:46.17
ID:Ym49hvhKO
- 全力でGJ
- 67 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 21:15:45.49
ID:Ym49hvhKO
- ほり
- 68 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 21:19:34.85
ID:bChSNz3z0
- ほ〜ら☆
えっちなものだよぉ〜
(携帯可)
http://ime.nu/kissho.xii.jp/1/src/1jyou2379.htm
- 69 :名無草 :2007/03/06(火) 21:22:52.61
ID:WhTXzriA0
- それじゃ、前のスレの続きでも投下します。
- 70 :名無草 :2007/03/06(火) 21:24:16.00
ID:WhTXzriA0
- 俺「よ」
友「おう」
男「おはよう」
いつも通りの挨拶。
友「んじゃ、学校行こうぜ」
俺「ん、あれでも俺。今日から学校だって言ったっけ?」
男「昨日“俺”のお母さんから電話があったんだよ」
俺「そっか」
言いながら靴を履き、家を出ようとすると、
大阪「あ、“俺”さん、待ってくださいよー」
言いながら、“大阪”が慌てて追ってきた。
“大阪”が靴を履くのを待って、二人で家を出る。と、“男”と“友”はなにやら固まっている。
俺「?どうしたんだ?」
友「いや、えーっと……、その人は?」
あ、そっか、こいつらは知らなかったっけ。
俺「“大阪”って言うんだけど」
そこから手短に説明。二人は終始“大阪”に見蕩れていた。
大阪「と言うわけです。これからよろしくおねがいします」
軽くお辞儀する“大阪”。
友「あ、ああ。よろしく」
男「よ、よろしく」
慌てて返す“男”と“友”。
そうして四人で話をしながら登校した。
大阪「私たちは職員室に用事あるんで、ここで」
学校に着き、校舎に入ったとき、“大阪”が言った。
友「そっか、それじゃぁな」
男「またね」
俺「おう、また後でな」
そこで俺たちは別れた。
- 71 :名無草 :2007/03/06(火) 21:25:02.73
ID:WhTXzriA0
- 職員室で、“女教師”の所に行く。
どうやらクラスは変わらないらしい、ついでに“大阪”も同じクラスになるらしかった。
女教師「という訳だ」
どうやら俺は学校では“私”と名乗らないといけないらしい。
戸籍上では別人だから当然と言えば当然か。
俺「はいよ、でも捩っただけの名前もどうかt
女教師「うるさい、考える時間がなかったんだ。それに“俺”だといろいろと不都合だろう」
この名前、この人が考えたのか?
ちなみに名前は俺のと姉貴のを足して二で割った感じだった。
俺「そうですか、良い名前をありがとう。お母さん」
皮肉一杯に笑顔で返す。
女教師「あ、いや、まぁ」
何か言いよどんでいる“女教師”。この人には冗談も皮肉も通じないらしい。
そうこうしている間に始業の鐘がなる1分前。
女教師「ん、もうこんな時間か。そろそろ行こうか」
“女教師”について教室へと移動する。
女教師「お前たちはここで待って居なさい」
『キーンコーnガラガラ』
鐘の音と共に教室に入る“女教師”。
いつも思うがこの人、このタイミング外さないんだよなぁ……ある意味すげぇ。
女教師「今日は授業の前に少し話しがある」
そう言って俺たちを教室へと呼ぶ。
俺たちが入った途端、教室はざわめき始める。
- 72 :名無草 :2007/03/06(火) 21:26:25.06
ID:WhTXzriA0
- なんと言うか、むず痒いような感じがする。
女教師「簡単に自己紹介を頼む」
まずは名乗って……ちゃんと“私”の方をな、それから趣味とか当たり障りのない事を言う。
私「すぐに学年も変わって違うクラスになる人も居ると思いますが、これからしばらくの間、
よろしくお願いします」
女教師「よろしく、“私”。次は君だ」
そうして“大阪”の自己紹介。
大阪「大阪から来ました、“大阪”って言います」
昨日、俺と会ったときに言ったことを繰り返す“大阪”。
こちらも無難に自己紹介を終える。
女教師「それじゃ、“私”は“男”の隣、“大阪”はその後ろの席だ」
言って座るように俺たちを席へと導く。
席替えをしたらしい、それは良いんだが……。
男「よろしく、“私”さんに“大阪”さん」
友「よろしくな」
見知った顔が二つ、“女教師”め、謀ったな……。
まぁこいつらなら都合が良いか。窓際の後方だs
女「“私”さん、名字、“俺”くんと同じなんですね」
これは少しマズいかもしれない……。
とりあえずここまでで
続きはまた後で投下します
- 73 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 21:34:32.39
ID:Ym49hvhKO
- 乙です
- 74 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 21:36:04.98
ID:KnSchEY10
- 乙
進行中の話が多くてだんだん混乱してきた
- 75 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/06(火)
21:37:05.87 ID:+RDldCuG0
- わー、皆さん頑張ってるのに僕だけ超怠け気味
ヨシュア育ててたら全然書いてないや\(^o^)/そろそろ書こうかな・・・構成は大体決まってるのに・・・
- 76 :名無草 :2007/03/06(火) 21:42:10.23
ID:WhTXzriA0
- 正直リベア(分かる人にしかわかりませんが)育てに行っていいですk
- 77 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/06(火)
21:44:24.12 ID:iLd/CmvrO
- >>75俺もMOTHER3やりながら書いてるよ〜。
頑張って書いたらいいさ!
- 78 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 22:05:59.24
ID:CoKMN3lJ0
- ニコニコ動画見てるだけで書かないオレが一番悪い。
- 79 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 22:06:34.57
ID:WhTXzriA0
- ちょくちょく投下して行きます
私「ええ、一応親戚なので」
女「“俺”君は、まだ帰って来ないんですか?」
私「まだ、帰ってきません。全く、何やってるんでしょうね」
はい、ここで“女”と話ししてます。ごめんなさい。
女教師「ほらほら、転校生への質問は授業が終わってからにしなさい」
ナイス“女教師”。
とりあえず久々の学校だし、女になって初めての授業だ。真面目に聞いてみよう。
そう思ってノートや教科書を取り出す。うわ、すげぇ。なんか新品みたい。
それだけ勉強をしていなかったと言うだけの話し。
そうして授業の終わりを告げる鐘の音と共に去っていく“女教師”。
ふと思うと、この人の授業まともに受けたの今日が初めてかもしれない。
そうして分かったことは、地理って案外面白い。
それと、あの人。分かりやすいように随分と工夫してるんだなぁ……。
そんな事を考えていると俺と“大阪”の机の周りには人だかりが出来ていた。
えーっと……、どうしようか?
そんな事を思っていると、目の合った奴が口を開いた。
「どこに住んでるんですか?」
初対面でんな事聞くなよ。
「ご趣味は?」
さっきの自己紹介聞いてなかったのかよ。
「“俺”と名字が同じみたいですけど、どういうご関係なんですか?」
なんて、押し寄せる質問。
答える時間ぐらいよこせっての。
助けを求めて“大阪”を見ると、向こうも同じ感じだった。
ただ、この質問攻めの中平然と全てに答えているのは正直凄いとしか言い様がない。
- 80 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 22:08:42.39
ID:WhTXzriA0
- 友「お前らちょっとは考えて質問しろっての。ほら、怯えてるじゃねぇか」
と、“友”が助け舟を出してくれた。
男「そうだよ、それとプライベートに立ち入るような質問もやめた方が良いと思う」
続けて“男”が言う。ありがとな、二人とも……。
「るせー、野郎は黙ってろ」
「私たちはこの“私”ちゃんに質問してんの」
などと口々に反論するクラスメート。
友「だからお前ら恋人出来ねぇんだよ」
おい“友”、それはマズいんじゃないかな?
「んだと?喧嘩売ってんのか」
「あんただって彼女居ないくせに!」
やっぱり、標的にされちまったか……。
男「ほらほら、折角“友”が注意逸らしてくれたんだから、早く行こう」
“男”が耳打ちで俺にそんな事を言う。
私「いや、でも……」
男「良いから、行こう」
俺の手を取ってコソコソと移動を始める“男”。
“友”の方を見ると、さりげなく俺に手を振っている。
すまん、恩に着る。
教室を出るなり、“男”はいきなり走り出した。
俺「ちょ、おい“男”!」
そうして屋上まで出て、
男「ここなら大丈夫かな」
言って、腰を下ろす。
俺「いきなり走り出すなよな、こけそうになったじゃねーか」
男「はは、ごめん」
俺「いや、良いよ。ありがとな、おかげで助かった」
女「へぇ、この前のは猫被ってたんだ」
見ると、入り口のドアにもたれて“女”が立っていた。
- 81 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 22:27:51.33
ID:WhTXzriA0
- 私「えーっと……」
“男”と顔を見合わせる。
女「まぁ良いわ、それで、本当の所あなたは何者なの?」
勘付かれた、かな?
私「私は“私”です、それ以外にどう答えれば良いんですか?」
女「百歩譲って、その通りだったとしても。さっきの喋り方と“男”君と“友”君、
この二人との関係は何なの?」
私「それは、たまたま“俺”君の家に遊びに行った時に二人が居て……。
喋り方は家に男の兄弟が多かったから、そんなふうになっただけです。」
女「……無理に普通に喋らなくても良いわよ。それで、あたなは“俺”君の親戚だって言ってたわよね?」
俺「じゃぁ普通に喋らせてもらおっかな、肩凝るし。そう、俺は“俺”の親戚だけど」
女「……なんだか雰囲気まで変わるのね、まぁ良いわ。それであなたは、
どこに住んでいた親戚なのかしら?」
俺「それは……、その」
女「もう良いわ、嘘はやめましょう。中学生の時、俺君言ってたわよ。『俺、親戚って居ないんだよな。
“女”がちょっとうらやましい』ってね。さぁ、言ってもらおうじゃない、あなたは、何者なの?」
そんな事言ったのかよ、俺。
俺「それっていつ言ったんだよ」
女「関係ないでしょ。……確か、夏休みの時に学校の生徒会で集められた時に早く来すぎて話ししてたとき、
だったと思うけど」
……だんだん思い出してくる。その時、時間間違えて早めに学校について……。
話題がなくて、息苦しくなったから聞いたんだったか。
『夏休み、どっか行く予定とかあんの?』
『え?……うん、親戚の家に行く予定はあるかな』
『そっか、俺って親戚居ないからさ、そう言うの、ちょっと羨ましいな』
俺は、確かにそんなことを言ったみたいだ……。
- 82 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 22:30:45.65
ID:r6eZqj/KO
- wktkだが
志村ー!名前!名前!
- 83 :名無草 :2007/03/06(火) 22:31:39.91
ID:WhTXzriA0
- あれ、なんか名前が「愛のVIP戦士」に……
それは置いておいて、ネタがなくなってきたんで今日はこの辺りで
続き書けそうならまた来ます
- 84 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 23:03:08.12
ID:Ym49hvhKO
- チクショウじらしやがってこの野郎!乙!
- 85 :名無草 :2007/03/06(火) 23:20:05.87
ID:WhTXzriA0
- あれ?前のスレ見てません?
見てないなら何も言いませんが何を隠そう……
- 86 :愛のVIP戦士:2007/03/06(火) 23:24:46.83
ID:Ym49hvhKO
- んなこと言われてもわからないから仕方ない……
- 87 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/06(火)
23:58:40.58 ID:4mGk3Tz70
- 何なのか気になるけど投下
翌朝
「大丈夫?一人で行ける?」
お母さんが聞いてくる
「うん、大丈夫だよ」
俺はできるだけの笑顔で答える。安心してもらえるように
「そう…じゃあ、いってらっしゃい」
「いってきます!」
昨日の日記。あれには母さんの前の学校でのことが書いてあった。
ある男の子と仲良くしていたことを妬まれ、いじめにあっていたこと
最初は噂を流されるくらいだったが、徐々にエスカレートしてきたこと
友達がどんどん減っていったこと。誰も助けてくれなかったこと。
その男の子のことを好きになりかけていたけど、彼も助けてくれなかったこと
運動が苦手で、おまけに口下手だから抵抗できなかったこと
もう耐え切れなくなったこと、そして―
- 88 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 00:02:09.33
ID:wBIIsQ4K0
- http://ime.nu/www.orange-mushroom.com/qvga/
- 89 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水)
00:03:40.93 ID:VCgIYr4s0
- 俺は左手の手首を見る。3本ほど深い切り傷の痕がある。そういうことだ
「勉強なんてできなくてもいい。元気で明るい女の子になりたい。でも私はそれができない」これが日記の最後だった
幸いにも命は助かったが、当然学校には行けなくなり、転校することになった。
それが、母さんがこの町に来た理由だった。
でも、母さんはこの町で、きちんと学校に行けていたんだろうか……それは気になる。
そういうことがあった後だし、なにしろ歴史を変えてはまずいわけで……
いや、大丈夫なはずだ。そう信じよう。
「あ、おはよう美幸ちゃん!」
突然の声に振り返る。そこには友之とおばさん―夏紀ちゃんがいた
「おはよう……ございます」
母さんってこんな感じだよな……たぶん
「だめだよ〜。もう友達なんだからおはようでいいよ。ねっ!」
うーむ。なんという親しみやすさ。今の自分にとってこれはありがたい
「うん。ありがとう」
「じゃあ行こうか。ほら、友則も急いで」
こんな友達もいたわけだしな
- 90 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水)
00:06:58.08 ID:VCgIYr4s0
- 切るとこ間違えたorz
で、学校についたけれど
「ぜえ……はあ……」
おかしい。体力が明らかに落ちている。母さんになったせいか?
「大丈夫?」
友之に心配されるとは……屈辱だ。できることならどついてやりたいが無理だ
それより今は大事な用がある
「はあ…おr…わたし……職員室に行かなくちゃいけないから、これで」
あぶねえ。俺って言いそうになった。気をつけないとな
「うん、じゃあ後でね」
夏紀ちゃんの声を背に、俺は職員室へ向かった
- 91 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水)
00:15:52.14 ID:VCgIYr4s0
- 職員室では前の学校のことでいろいろ話をした
とはいえ俺にはよく分からないので、「大丈夫です」と言っておいた
その後はクラスについて教えてもらって、入学式、始業式を終えた
で、今はホームルームの時間。一人一人自己紹介をすることになった
しかし、この時代の人間は濃い人ばかりだ。ぶっちゃけ変な人が多い
「趣味は人間観察です」
どちらかというとあなたは観察される側です。どう見ても目立ちすぎです。体形的に
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
未来人なら目の前にいますよ。でもあなたとは関わりたくありません
そして今クラスの一部から殺気めいたものを感じたのはなぜだろう……
あ、俺の番だ
「東美幸です。今年転校してきました。よろしくお願いします」
と、当たり障りのない挨拶をしておく。これが一番だろう
あと、友之と夏紀ちゃんも同じクラスだった。学級委員もこの二人になった
周りの女子が妙に元気なのはなぜなんだろう
「何で私がこいつと……もう、しょうがないなぁ……」
とか夏紀ちゃんは言ってたけど、顔は嬉しそうだった。
- 92 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水)
00:21:22.91 ID:VCgIYr4s0
- 今日は入学式と始業式だけなので午前中で終わった
友之たちは先生に呼ばれてしまったので、教室で待っておくことにした
暇だしネットでもやっていよう……ってXPって何!?さすが30年前
これは使い方から覚えなくちゃいけなさそうだ……
っと……これか
「うわー、見事に古い芸能人の記事ばっかだよ」
まったく知らない人ばかりだ。まあ30年前だしな。
「うわー、まだ若いなこいつ」
まあ30年前だしな
「うわー、こいつ現役なのか」
まあ30(ry
「う(ry
ま(ry
そうこうしているうちに友之が戻ってきた
夏紀ちゃんは部活ということなので二人で帰ることにする
「そういえば……さ」
帰り道で母さんの日記のことを話す俺
「そうだったんだ……」
「で、だ。俺はどうすればいいんだ?おとなしいキャラを演じればいいのか?それとも」
「わかんない……けど」
- 93 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水)
00:23:28.11 ID:VCgIYr4s0
- 「けど?」
「もしかしたら僕たちをここに連れてきたのは、駿のお母さんじゃないかって思う」
「どういうこと?」
「駿のお母さんの理想に一番近くてしかも一番血が近いのが駿だから」
うーむ、さすがSF好き。意味分からん
「まあ、大きく歴史を変えるようなことをしなければいいんじゃない?」
「そういうもんなのか?」
「ま、女の子らしくしとけばいいんじゃない?それでいいと思うよ」
それが難しいんだけどな……なにしろ心は体育会系の男なわけで
「ところで俺が母さんの理想ってどういうことだ?」
「勉強ができなくても明るくて元気。ぴったりじゃん」
「それは俺がバカだと言いたいのか?あ、待てコラー!」
「俺は浪速のシューマッハだー!!」
「真似すんなー!!」
20分後
「ぜーはーぜーはーぜーはー……」
苦しい……本気で死にそう…多少道は悪いけど馴れているはずなのに……
「……大丈夫?」
「話……かけるな……ぐえ」
明日からランニングでもしよう……ていうか母さん体力なさすぎ……
- 94 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/07(水)
00:30:04.46 ID:VCgIYr4s0
- 今日はここまでです
それにしても……設定負けしそうな今日この頃です……
あと、タイトル考えてもらえたら嬉しいです。俺はセンスないもんで
- 95 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 00:31:29.63
ID:7ESdS3w80
- ハルヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
乙
- 96 :捕鯨船:2007/03/07(水) 00:51:50.90
ID:lcbFhtj10
- ひょんなことから書いたものを曝させて貰います
深い話じゃないけど
7:30
♪と〜いだ銀のナイフも〜煌く〜
「う・・おぉ・・・朝か・・・」
目覚まし代わりのコンポを止めて、のっそりと起き上がる。
ふと何かに違和感を感じながら、二度寝のためにもう一度ベッドへ身を沈める。
ごそごそと寝返りを打ちうつぶせになると、胸のあたりに妙な圧迫感を覚え、布団でも挟まっているのかとまさぐってみる
が、ふとんは何も無い。代わりに柔らかい何かを掴んだ。
「・・・なんだ、これ」
胸のあたりを何かに掴まれた感触がする。しかたなく起き上がってみると・・・それは僕の胸だった
も、餅つけ僕!違う、KOOLになれ僕!それも違う!いや、まあ落ち着け僕。
- 97 :捕鯨船:2007/03/07(水) 00:54:53.48
ID:lcbFhtj10
- 知識を総動員してみよう。我がブレイン、緊急会議だ
僕1 胸がある、男の俺に?
僕2 いやまあまて、どっかの薬の副作用でそんな効能があったぞ。
僕3 だけど飲んでないし。
僕1 そもそも一日じゃならないだろ。おかしいところは胸だけじゃないし?
僕3 は、どういうことだ
僕1 いや、ほら。股間が平らに
「なにぃっーーー!?」
僕4 今北産業
きづいたら
胸があって
アレがなかった
鏡を見ると顔も女で髪も伸びてた。
- 98 :捕鯨船:2007/03/07(水) 01:01:45.97
ID:lcbFhtj10
「ど、どうしたらいいんだ!僕女になっちまったぞ!!!!!」
とりあえずお手ごろ価格の友人に電話をかけて、繋がった瞬間に叫んでみる
「ちょ・・・寝言は寝ながら言え。それとも寝てるのか?いや、むしろ永眠するか?」
「いや、お前おちつけ!朝起きたら女になっていた!それが叫ばずに居られるか!」
「意味が解らん。んじゃ、またな」
「まてまてまて!」
ブツンと切れた電話に再びかけなおす
「ちょ!とりあえずうちきてくれ!わるだろ、僕の家!」
「うっせ。電車賃だってタダじゃないんだぞ」
「嘘だったら払うから!まじできてくれ、たすけてー!」
わめきたてる僕に嫌気がさしたのか、適当にあいずちをうちながら
「はいはい・・・じゃあ1時間くらいでいくからゴムでも用意して待ってろ・・・」
「おまえ、何する気wwwwww」
- 99 :捕鯨船:2007/03/07(水) 01:09:30.44
ID:lcbFhtj10
9:00
とりあえずパジャマのままで出迎えるのもなんなので、適当に服を着替える。
そこで第一の難関にぶちあたる
「・・・しまった、下着がねえ・・・」
考えること10秒
「ま、いいか。とりあえずトランクスで」
あっさりと解決。
さっきは胸だけで判断したが、改めてどうみても女の子です。
全裸で大きな鏡の前に立って改めて実感。そして顔が上の中くらいの容姿ということにびっくり。
「うわぁ、これ僕かよ・・・」
美人というよりかわいらしい。童顔というとこか。しかし胸は意外と大きい・・・はず。
しかもその・・・アソコはそこの毛とは思えないほど柔らかく、しかもなんかいいかんじの量。
とりあえず服を着て友人を待つ。
- 100 :捕鯨船:2007/03/07(水) 01:13:32.47
ID:lcbFhtj10
- ほどなくしてチャイムが鳴る。玄関まで出迎えるとラフな格好の友人の姿が。
「おう、妹さんか?男のバカヤロウは何処だ」
うわ、うざす。
「えっとぉ、男さんならぁ・・・ここだボケナス」
すると
「・・・え、マジだったの?」
「いや、うん」
割とあっさり信じてくれた友に感謝して、とりあえず招き入れる。
自室で詳しく話すことになったのだが、詳しくも何も・・・
「とりあえず、寝て起きたらなってた」
「・・・・」
「まあ、そんなとこだ」
としか言いようが無い。
「戻る方法とかは?」
「解らん」
結局なにするわけでもなく、時間が過ぎていく。
ふと友人が会話を遮る
「なあ、ふとおもったんだけどさ・・・お約束の展開やってなくね?」
「は?」
「ほんとに女なのかってやつ」
「・・・いや、どうみても女だろ」
そりゃ服は男物だが、胸だってあるし、顔も女だ。
「背も縮んだし」
「そりゃ元々小さかった」
「orz」
- 101 :捕鯨船:2007/03/07(水) 01:20:55.12
ID:lcbFhtj10
- 痛いところを付かれてへこんでいる僕にじりじりと友人が近寄ってくる。
「それ、捕まえた!」
「お!?」
腰を引っ張られ座っていたベッドの上に仰向けにひっくり返される。
「いや、ほら・・・自分の目で見たいじゃん?」
「え、ちょっと・・・まじすか!?」
両足と両足を押さえられ服を脱がされそうになる。mjsk
「いや、助けて!やめてっ!犯罪者ー!!!」
なんてな。お前はこの部屋に入った時点で負けが確定していたのだ。
なぜならここは僕の部屋。つまり僕の城。そこで無茶なことなど何も無い。
「僕の城でそんな愚行が許されると思ったのか!」
布団の下にしまってあった電動ハンドガンを手首の動きだけで取り出し、腹に向けて打つ。
「アデデデデデデっ!?」
「ふ、またつまらぬものを撃ってしまった・・・・」
「いや、おい・・・ひ、ひどいぞ・・痣になるんだぞ・・・これ・・・」
「っていうか普通に見せろって言えばいいじゃん」
「え、いいの」
「ダメ」
- 102 :捕鯨船:2007/03/07(水) 01:22:32.14
ID:lcbFhtj10
- また雑談をしていると、ふと重要なことに気付く
「・・・・服とか、どうしよ」
あたりまえのことだが、僕は男物の服しかもっていない。まあ正直それを着てても女に間違われていたので問題も無いキガ
「あ、そうか。・・・ってか買えばいいじゃん」
「いや、金無いし」
ミリタリー大好きな僕は基本的に所持金をすべて銃、ナイフとかにつぎ込むクセがある。はっきりいってない。
「親にでも出してもらえばいいじゃん」
「いや、何て言うよ。女になったから服が必要です。仕送り増やしてくださいとか?」
ついでに両親は海外出張・・・どころか家まで買って移住しやがった。すごい企業のエリートとかいう話だが、正直俺には
必要最低限の金しか送ってくれないためなんの意味もねぇ。おかげでバイト三昧
「俺いいこと思いついたぞ?」
友が名案を思いついたらしい頭の上に電球を浮かべながら笑う
「本番無し、全身おさわりだけで5万。どうよ」
・・・お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか!出来れば脳か精神の!
- 103 :捕鯨船:2007/03/07(水) 01:25:05.58
ID:lcbFhtj10
- とりあえず今晩はこんなもんで
また次の夜あたりに書かせていただきます
- 104 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 01:26:13.49
ID:3pP5PCDY0
- >>103
wktk
- 105 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 01:26:38.74
ID:T9LAHxHd0
- http://ime.nu/snipurl.com/1c7ct
- 106 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 01:28:12.51
ID:7ESdS3w80
- おつー
テンション高いの久しぶりな希ガス
- 107 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 01:30:51.24
ID:dCgEY4T10
- wktkとまらないね
- 108 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 02:05:57.54
ID:7ESdS3w80
- ご
- 109 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 02:19:21.32
ID:hxBgEBmOO
- ま
- 110 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 02:54:27.67
ID:dCgEY4T10
- あ
- 111 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 02:55:39.80
ID:5gSlo/IM0
- え
- 112 :名無草 :2007/03/07(水) 03:07:54.86
ID:zHT34biP0
- することも無いんで投下でも
- 113 :名無草 :2007/03/07(水) 03:09:16.05
ID:zHT34biP0
- 俺「……多分信じられないと思うけどさ。そんなに聞きたいなら本当の事、話すよ」
男「え?で、でも」
俺「いや、良いって。半端な嘘じゃ引き下がってくれそうにないし」
そうして俺は語りだした。
五日前、朝起きると女になっていた事。
その回顧録。
俺「さて、一通り、本当の事を言った。それで、お前はこんなことが信じられるか?」
女「じゃぁ、あなたが“俺”君……なの?」
俺「そうだよ、まぁ今この学校じゃ“私”だけどさ」
女「信じられない、でも、そう考えると辻褄は合うのか……」
頭の回転が速いようで、大変結構。
俺「証人ならそこの“男”と、それと“友”。他には俺の姉貴とお袋と、
あと“大阪”と“女教師”が居るけど。
あ、それとこの事は黙っててくれると助かるんだけど」
女「そう……。“男”君、今の話しは本当なのね?」
男「うん、本当だよ」
女「そう……、それじゃぁ改めてよろしくね、“私”ちゃん」
俺「信じられるのか?」
女「もちろん。不思議は人が求め続ける物の一つでしょ、それを否定するなんて出来ないもの」
よく分からないが、どうやら信じてくれるらしい。
女「いけない、もう次の授業始まっちゃうよ。早く教室に戻ろ!」
俺と“男”を急かして、教室に戻る“女”。
こう言う非日常には、男より女の方が強いのかもしれない。
- 114 :名無草 :2007/03/07(水) 03:09:54.43
ID:zHT34biP0
- 授業が終わるなり、俺はまた屋上まで逃げ込んだ。
女「でも、本当に女の子になっちゃったんだねー」
言いながら俺の頬を突付いてくる“女”。
俺「なっちまったんだよなぁ。それで、突付くのやめてくんない?」
女「これからどうするの?戻る方法を探すとかさ。プニプニしてて気持ち良いんだもん、やめない」
俺「なんか国家機密レベルの事らしくてさ。人の頬を突付くと言うことは、突付かれる覚悟は出来てるんだな?」
女「そうなんだ、なんだか壮大なロマンスって感じ?良いけど、気持ちよくないと思うよ」
俺「大袈裟だな、まぁ解決策が見つかるのを待つだけだよ。それじゃぁ突付かせてもらおう」
女「やーん、えっち」
俺「うっさい、あ、気持ち良い」
女「ほんと?」
言って自分の頬を突付く“女”、
女「うーん、“私”ちゃんの方が気持ち良い」
自分の頬から手を離しながら言う。
友「でさ、何やってんの?」
俺と“女”が突付き合っていると、“友”が現れた。
俺「よう、“友”。さっきはありがとな」
友「気にすんなって。それで、何やってんだよ」
女「“私”ちゃんのほっぺ、柔らかくて気持ち良いんだよ。“友”君も触る?」
近づいてきて“友”が言う。
友「マジで?触って良い?」
俺「手の動きがキモい。それとお前が言うとなんかやらしいからダメ」
屋上の隅っこで体育座りを始める“友”。
- 115 :名無草 :2007/03/07(水) 03:10:31.19
ID:zHT34biP0
- そんな感じで昼休み。
いつもの三人の他に“女”と“大阪”を合わせた五人での食事になった。
幾度となく一緒に食べようと誘われたのだが、丁重にお断りしておいた。
友「にしても、すげぇ変わりようだな」
私「……何がですか?」
友「いいや、どこから持ってきた猫被ってんのかと思ってさ。あれか、佐賀の方?」
大阪「尻尾が多いと危ないですねぇ」
友「多分3本ぐらいじゃねぇか?油なんてなめるんじゃねぇぞ」
私「すみません、意味分かりません……」
友「そっか、まぁそれぐらいの変わり様ってことなんだけど」
全く分からない。見ると、“男”と“女”も首を傾げている。
その中で“友”と“大阪”だけがニヤニヤとしていた。
- 116 :名無草 :2007/03/07(水) 03:11:07.66
ID:zHT34biP0
- 今日の授業が全て終わったことを告げる鐘の音が聞こえる。
女教師「今日はこれで解散だ。あまり夜遅くまで出歩かないように」
“男”の号令と共に形だけのお辞儀、そうして家路につく。
帰ろうとすると、五人の男子生徒が近づいてきた。
クラスメート1「お嬢、鞄をお持ちします」
大阪「結構です」
クラスメート2「しかし」
大阪「これくらいなら平気です」
クラスメート1&2「そうですか」
クラスメート3「差し出がましいぞ、お前ら」
私「えっと……、“大阪”さん。この人たちは?」
クラスメート4「自分たちは、“大阪”様の親衛隊であります」
何?ミリオタ?
大阪「“私”さんが居ない間に変な展開になりまして……」
友「そうそう、いや、さすがに俺も驚いたね」
そうして居るうちに、更にクラスメートの大半に囲まれている……。
“大阪”が、困りましたねぇ、なんてあまり困っていない様子で言う。
クラスメート改め親衛隊5(以下親)「お嬢、どうします?」
少し考えて、“大阪”が“親5”に耳打ちをする。
親衛隊五人は顔を見合わせ、
親5「うわ、Gが出た。G!」
黒板の方を指しながら叫ぶ。
俺を含めクラスメートが一斉にそちらを見て、
途端、“大阪”が俺の腕を掴んで走り出す。
俺「わ!え?」
混乱している中、校門まで到着した。
大阪「親衛隊の人たちに注意引いてもらうようお願いしときました」
俺「そっか」
何事もなかったかのように家路につく。
- 117 :名無草 :2007/03/07(水) 03:12:34.27
ID:zHT34biP0
- しばらく歩いていると、後ろから数人、走ってくる気配がした。
振り返ると“男”と“友”、それに“女”が立っていた。
そのなかで、一番体力のあるはずの“友”が息を切らしている。
俺「“友”、どうしたんだ?」
友「……いや、ちょっと、な」
何だろうと首を傾げると、“大阪”が苦笑していた。
大阪「ふふ、苦労性な人ですねぇ」
俺「え?どういうこと?」
大阪「こっちの話しです」
ほんと、なんなんだろう。
立ち話もどうかと思ったので、とりあえず俺の家に帰ることにした。
俺「ただいまー」
大阪「ただいま帰りましたー」
友「おじゃましまーす」
男「お邪魔します」
女「お、お邪魔、します」
そうして俺の部屋に向かう。
大阪「ちょっと着替えてきますね」
そう言って自室に入っていく“大阪”。
俺の部屋はその奥で、そのまま進んでドアを開ける。
と、俺のベッドには姉貴が寝そべっていた。
俺「で、何やってんのさ、人のベッドで」
姉「えー?漫画読んでただけだけど」
俺「あー、もう好きにしてくれ。で、なんで家に居んの?」
姉「私がこの家に居るのは当然じゃない」
俺「そうじゃなくて、今日学校は?」
姉「今日卒業式だったから」
俺「そっか」
見ると、“男”と“友”と“女”は部屋に入ったまま突っ立っていた。
- 118 :名無草 :2007/03/07(水) 03:13:11.91
ID:zHT34biP0
- 今日はここまでです
- 119 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 03:21:56.36
ID:dCgEY4T10
- >>118
グッジョブ!!
オレもちょっとはガンバって書くよ。
- 120 :名無草 :2007/03/07(水) 03:32:11.33
ID:zHT34biP0
- >>119
wktkしながら待ってますね
- 121 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 03:40:14.58
ID:5gSlo/IM0
- >>118
GJ
- 122 :名無草 :2007/03/07(水) 04:44:31.42
ID:zHT34biP0
- 補習
あれ?違いましたかそうですか
- 123 :名無草 :2007/03/07(水) 05:21:59.73
ID:zHT34biP0
- 眠れないんで続きでも
- 124 :名無草 :2007/03/07(水) 05:22:36.40
ID:zHT34biP0
- 俺「遠慮せずに座れよ」
友「お、おう」
男「うん」
女「え、ええ」
遠慮がちに座る三人。
俺「あー、姉貴のことは気にしないで良いから」
友「え、でも……なぁ?」
三人は顔を見合わせる。
姉「どういう意味かな?」
言いながら、俺の頬を引っ張る姉貴。
俺「やめおっえ(やめろって)」
姉貴の手をどけながら言う。
姉貴はそのまま俺の隣に座る、居座るつもりか……。
その時、ドアをノックする音が部屋に響いた。
俺「あー、どうぞ」
言うとドアが開き、大阪が入ってくる。
大阪「あ、お姉さんも居ったんですか。ちょっと待っててくださいね、湯のみもう一つ持ってきます」
言って、持っていたお盆を置いてまた出て行ってしまった。
そこには茶請けらしき団子が複数と五つの湯のみ、それに急須が載っていた。
俺「なんて言うか、姉貴より気が利く」
姉「うるさいわね」
なんて言ってるうちに大阪が戻って来た。
俺「それ、どうしたの?」
大阪「どれですか?」
俺「団子」
大阪「昨日の夜に作っておいたんです」
俺「そうなんだ」
受け答えをしながらお茶を淹れる動作はすごく綺麗だった。
- 125 :名無草 :2007/03/07(水) 05:23:20.48
ID:zHT34biP0
- 大阪「どうぞ、粗茶ですが」
言って湯のみを団子の載った小皿と一緒に差し出す。
透き通った緑に色づく、湯気の立ち上るお茶。
香りも良く、なんだか甘味すら感じる。
俺「あ、美味しい」
男「ほんと、美味しい」
女「お茶淹れるの上手なんですね」
大阪「そんなことないですよ、祖母が淹れてたの思い出して淹れただけやし」
動作を思い出しながら淹れただけでこの出来なら十分に上手いじゃないか……。
友「ん、団子も美味い」
姉「“大阪”って料理上手よねー、今度教えてもらおうかな」
友「“俺”、お前も教えてもらえば?」
俺「どういう意味だよ」
友「いやだって、なぁ?」
言って意味ありげな視線を“男”に向ける“友”。
男「え?あ、うん、そうだね」
俺「なら明日の弁当俺が作るから、お前ら味見してみるか?」
友「んー、いや、遠慮しとくよ。“男”、お前に任せる」
男「え、え?でも」
俺「あー?言うだけ言って味見は人任せかよ」
友「出来たら“大阪”のが食いたいなー」
大阪「作りましょうか?」
友「マジで?」
なんて話をしてるうちに、俺と“大阪”がそれぞれ“男”と“友”の弁当を作ることになった。
- 126 :名無草 :2007/03/07(水) 05:23:55.78
ID:zHT34biP0
- すいません、こんだけです。
- 127 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 06:48:40.60
ID:UT0V8RGuO
- GJなんだぜ。
- 128 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 07:33:55.60
ID:hxBgEBmOO
- ☆
- 129 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 07:51:22.77
ID:UPwR6S9Q0
- 降ってきた流れ星は女の子……だったらいいのに
- 130 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 10:27:08.90
ID:UT0V8RGuO
- 流れ星が当たって女体化
アリだな
- 131 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 12:06:28.55
ID:Imr1L+iWO
- ほし
- 132 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 13:11:58.57
ID:UPwR6S9Q0
- 流れ星にお願い「素敵な彼女が出来ますように」しかし、流星が頭上に降りそそぐ
目を覚ますと、女の子。素敵な彼氏が出来てしまうお話?保守
- 133 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 13:42:36.58
ID:hxBgEBmOO
- いいな
- 134 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 14:02:58.51
ID:WgCEOi3j0
- 学校中の奴らが流れ星に「主人公が女になりますように」とお願い
↓
主人公女に
↓
翌日学校で輪姦
という漫画なら最近あった
- 135 : ◆iIl1lB4oT2 :2007/03/07(水)
14:09:54.42 ID:7ESdS3w80
- >>129-132
ベランダに出てみる。今夜も星が綺麗だ。
あ、流れ星!
「素敵な彼女が出来ますように、素敵な彼女ができますように、すてきなかの…」
あれ、なんかこっちに向かってきてないか?
あ? え?
う? お? 女の子!?
ちょwwwこっちくんなwwww
ぶつかるぶつかる〜ゴチン
…
目が覚めた俺の前には、俺がいた。
- 136 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 15:33:16.46
ID:q5m4NZ/J0
- >134
kwsk
- 137 :保守がてら続き ◆iIl1lB4oT2
:2007/03/07(水) 16:36:26.81 ID:7ESdS3w80
- 自分の体を見てみる…
さっきの女の子の服だ。胸も膨らんでる。
あそこはどうなってるのかな…手を伸ばそうとしたその時、
「きゃあああああ」
…俺の声で言われてもキモイ。
「どうしたんですか?」
「○巛×卍△…」
何言ってんだ、聞いたこともない言語だ。
突然奴は俺の懐に手を…
「ひゃっ!」
触られた…胸…
奴は気にせずに何か機械を取り出し装着した。
「私は宇宙人です。」
は?
- 138 :ブランクライフ:2007/03/07(水) 16:55:31.26
ID:UPwR6S9Q0
- 保守してばかりでモアレなので投下〜
- 139 :ブランクライフ:2007/03/07(水) 16:57:22.00
ID:UPwR6S9Q0
- もうお風呂にも馴れたものだ
自分の着替えと、彼の着替えを持っていって
このことについては、彼は最初嫌がっていたけれども、いまはもう諦めたみたい
脱衣所で一気に服を取っ払って、まず最初にお湯をドバとかぶる
玄関で寝てしまっていたんだから、相当に汚れてしまった可能性が高い。特に髪の毛
顔、体を洗い終え、長い髪も丁寧に洗い、お風呂から出たあとはタオルとドライヤーで乾かす
髪の毛が短かった頃は考えもしなかったことも、この一週間で習慣になりつつある
それあとでようやっと、こたつでお茶をすすっている彼にお風呂に入り終わったことを告げる
「……いつも思うんだが、女ってのは風呂にかける時間が長いもんなの?」
彼の疑問
「知りませんよ。貴方が短すぎるんじゃないですか?」
「そう?」
「そうです。本当に体を洗っているの?ってくらい速いじゃないですか」
「今日はもう少し長く湯船につかってみるか」
どこか遠い目で、のほほんと独り言のように言う
「私、先に寝てますね」
彼は「おー」とだけ言うと、そのままお風呂に向かっていった
- 140 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 16:57:44.89
ID:7ESdS3w80
- 北ー!
- 141 :ブランクライフ:2007/03/07(水) 16:58:44.82
ID:UPwR6S9Q0
- 仰向けに、天井を見上げると、木目がはっきりと見える
いままで、そんな風に意識して見たことも無かったっけ
疲れている気はするんだけど、なかなか寝付けない
「こういうときは羊を数えるんだっけ」
一匹一匹丁寧に声に出しながら数えていく
「58匹……59匹……60匹」
なかなか睡魔は襲って来ない
「192匹……193……193匹?……194匹」
「…………」
「206匹……207匹……」
「なぁ、なにしてるん?」
天井がいつのまにか彼の顔にかわっている
「あの、眠れないから羊を……」
なにをしているんだ?という彼の目のせいで、妙に恥ずかしい
「はい、ばかなことやってないでもう寝ます」
「いや、俺は何も言ってないんだが」
そんなことを言われたって恥ずかしいものは恥ずかしいんだから
照れ隠しにばさぁっと布団の中に潜り込む
「おやすみ」
彼の声が聞こえた
「……おやすみなさい」
小さな声で…言う、っていうかどうしよう。羊を何匹まで数えたのか忘れてしまった
眠れないからもう一度数え直そうかなぁ……
- 142 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 17:00:45.03
ID:UPwR6S9Q0
- 全然筆が進まないのはなぜ?
若い才能に嫉妬しつつ、以上保守にかわりましてお送りいたしました
- 143 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 17:01:40.01
ID:7ESdS3w80
- GJ
- 144 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 17:57:30.03
ID:6uGPrPAXO
- ほし
- 145 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 18:27:18.56
ID:UPwR6S9Q0
- 保守
- 146 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 19:22:35.55
ID:Imr1L+iWO
- ほし
- 147 :名無草 :2007/03/07(水) 19:50:34.92
ID:zHT34biP0
- これだけ投下
正直弁当の中身考えるのが難しくて先に進めませn
そうしてるうちに“男”の門限になった。
俺「やっぱ送ろうか?」
女「大丈夫、それに自分よりか弱そうな女の子に送ってもらうのはどうかと思うし」
俺「これでも中身は男なんだけど」
友「大丈夫だって、“女”の家、“男”の家までの途中にあるんだからよ。
俺が送っていくよ」
俺「んー、なんか、すまん」
友「気にすんなって」
“友”が笑いながら言う。
友「んじゃ、また明日な」
俺「おう、またな」
男「また明日」
女「お邪魔しました」
大阪「また来てくださいね」
そうして、玄関で見送る。
ドアを閉めて、ため息を一つ。
大阪「どうしたんですか?」
俺「いや、明日の弁当の事さ。どうしようかと思って」
大阪「ああ、そんなこともありましたね」
俺「お前はどうすんの?」
参考までに聞いておこう。
大阪「そうですねぇ、今日の晩御飯作るの手伝って、あまり物使うとかが楽ですけど……」
そんな話しをしながら、自然と足は台所に向かった。
- 148 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 19:52:01.69
ID:7ESdS3w80
- >弁当の中身考えるのが難しくて
つ安価
- 149 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 19:57:34.66
ID:UPwR6S9Q0
- >>147
冷凍食品にありがちなものを全て手作り
女の子の恋の力、もとい意地
- 150 :名無草 :2007/03/07(水) 19:59:43.17
ID:zHT34biP0
- 今のところ
ハンバーグ
おひたし
玉子焼き
エビフライ
辺りを考えてますが
四品じゃ少ないですよねぇ?
- 151 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 20:02:53.11
ID:dCgEY4T10
- >>150
そんなもんじゃね?
- 152 :捕鯨船:2007/03/07(水) 20:03:20.57
ID:lcbFhtj10
- もう夜なんで投下させてもらいます
・
・
・
居るわけ無いか
「・・・10万」
「高すぎ。5万」
「なら8」
「だめだな」
「・・・・7で妥協しよう」
「5万」
「7」
「5」
・・・背に腹は変えられん。正直服だけじゃなくその他諸々に金が掛かるだろうし・・・
「・・・・手と口可で、7万」
「ふっ。OK」
ああ、女になって最初にやることが、友達に身体を売ることだなんて・・・・・
- 153 :捕鯨船:2007/03/07(水) 20:08:48.58
ID:lcbFhtj10
- 10:20
「うーん、なんていうか、すごい属性してるなあ、お前」
「う、うるさいなっ」
そんなわけで、今友人の目の前にまっぱで立っている。なんと恥ずかしい
「童顔巨乳、銀髪、しかも毛は柔らかい。どんだけ二次元なんだお前」
「三次元だ!」
そういえばさっきは女体化でスルーしてたけど、髪の毛が銀・・・というか白?くなっていたんだ。
色素でも抜けたように。
とりあえず、と友がふにふにと胸を触ってくる。
「ん・・・」
「ん?なんだ、感じるのか?」
「いや・・・違うと思うけど・・・くすぐったいぞ」
「・・・あー、つか、お前女言葉使え。減らすぞ」
「な、なんで」
「萎える」
「くっ・・・わ、わかった・・・」
「おk。ほーれ、ここも弄ってあげるぞー」
「ひッ!や、やめて・・・」
なんともいえない・・・っつかこれが快感?みたいな感覚が。
ああ、僕一人でする前に友に感じさせられちゃってるよ・・・死のう
「さて、俺のも元気になってきたことだし、口でヨロシク」
チャックを下ろしてそれを出してくる。友よ・・・お前に羞恥心というものは無いのか。人のこと言えないけどさ
「うっ・・・」
「怖気づいたか?」
そりゃ、ほんの昨日まで一緒に毎日を歩んできたのを目の前に突き出されたらね?
「あ、目隠しすりゃいいんじゃね!」
お前頭いいな!
- 154 :捕鯨船:2007/03/07(水) 20:18:20.75
ID:lcbFhtj10
- 10:30
「・・・あのふぁ、ふぉれ、ふぁなりほあなじゃんへは?(あのさ、これ、かなりコアなジャンルでは)」
今更だが、目隠しで口っていうのはSM系とかだと思うぞ。しかも鼻を洗濯バサミでつまむのは鬼畜じゃないかね
「きにするな、じゃ、たのんだぞ」
そんなこと言ったって、鼻も眼もきかないんじゃどうしようもなんだが
「ふぉこにはるの(どこにあるの)」
「・・・あー、探せ」
「ふぃふぉい・・・(ひどい・・・)」
結局そこらをこわごわと探って、探し出してご奉仕させられました。
・・・これ、本番よかよっぽどヤヴァイんじゃないか・・・?
あと、なんていうか・・・意外と苦く無かったです
orz
- 155 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 20:18:33.15
ID:33HKS99+0
- (´・ω・)やぁ。毎度
http://human6.2ch.net/test/read.cgi/sfe/1156766874/928n-
このスレに
お前の好きな言葉を書き込め!!!!!!ば呪いは解ける
- 156 :捕鯨船:2007/03/07(水) 20:31:36.16
ID:lcbFhtj10
- 11:45
「ふと思ったんだけどさ、なんでこんなにお金あるの?」
友が銀行に行って降ろしてきた代金を受け取りながら、ふと思ったことを聞いてみる
「そりゃ、お前みたいに無駄遣いしないからだろ」
いやまあそうなんだろうけどさ
「それに、こういうのの相場しらないけど・・明らかに多いと思うんだけど?」
「そりゃ、お前が困ってたから上乗せだろ。それとももっとやってくれるのか?」遠慮しときます
彼が銀行に行っている間にネットで調べたことをいくらか報告してみる。
「なんかまず、この現象に名前をつけるならHKOKかな。どうやら何かが女の子になる現象をそう呼ぶらしい」
「fm」
「で、まず女になったときなにすればいいかというと・・まあ服だな。特に下着は困るらしいよ?」
「そりゃそうだろ」
「僕が調べた限り基本的に友達と買いに行っている。そしてそれはその・・・なんだ、せ、せっくすフラグだ」
「今更だけど僕っ娘萌え。そして顔赤らめてセックスとか言うところも萌え」
「黙って聞こうね」
僕がアサルトライフルを構えると口をつぐんだ。うん、素直な子は好きだぞ
- 157 :捕鯨船:2007/03/07(水) 20:33:30.71
ID:lcbFhtj10
- 「と、いうことで・・・助っ人を呼んでみました」
その言葉で押入れが内側から開き、中から一人、人間が出てくる。
銀行にいってる間に呼んだら隠れているというので押入れを提供したが、それを知らない友はさぞかし驚くだろう。現に驚いた
「お、女っ!?」
「なんだ、いて悪いか」
彼女はクラスメイトの女、僕の女友達の中で一番話しやすく理解もあり、さらに行動力とかまである或意味万能なクールビュー
ティー。欠点は変態なところかな・・・
「それにしても、友、お前よくも彼女にフェラなんてさせたな。死ぬか。今死ぬか?調度氷殺ジェットを買ったんだ。よし死ぬか。それがいい」
両手にスプレー缶を持ちながら部屋の隅へ追い込んでいく
「お前は這う虫だな。地べたを這いずり回る汚らしい虫だな。死ね。よし死ねさあ死ねエターナルに死ね」
「た、助けろ、いや、ちゃんと金払ったし!それにあいつも自ら望んでっ!」
「いや、僕はお金がないから仕方なく、ね?」
「ぎゃあああー!!!!」
「エターナルフォースブリザード!!!」
※良い子は真似しないでください。
- 158 :捕鯨船:2007/03/07(水) 21:01:41.99
ID:lcbFhtj10
- 明日テストなんでここらで退散します。また夜に
- 159 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:03:49.56
ID:dCgEY4T10
- グッジョブだぜ?
- 160 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:06:28.04
ID:UPwR6S9Q0
- >エターナルフォースブリザード!!!
HKOKにまともな少女はいないのか(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
- 161 :名無草 :2007/03/07(水) 21:07:03.32
ID:zHT34biP0
- じゃぁ次は某が、
あんまり書けてませんが。
お袋「どうしたの?二人して」
俺「いや、手伝おっかなーと思ってさ」
あからさまに不審だと言う感じの目を向けるお袋。
俺「なんだよ」
お袋「なんでもないけど。明日、変なものが降るんじゃないかと思ってね」
俺「うっせ」
そうして夕飯の支度を始める。
お袋「ちょっとこれ切っておいて」
俺「はいよ」
大阪「ちょっと後ろ通りますね」
なんて、騒がしく台所で料理をする。
お袋「ほら、火を使ってる時は目を離さない」
俺「あ、そっか」
大阪「ちゃんと味見しながらが良いですよ」
俺「うん」
二人にアドバイスをもらいながらなんとか夕食の準備を終わらせる。
- 162 :名無草 :2007/03/07(水) 21:07:57.77
ID:zHT34biP0
- 俺「疲れた……」
大阪「お疲れ様です」
笑いながらお茶を出してくれた。
ズズズズ……。やっぱり“大阪”の淹れたお茶は美味しい。
区切るところ間違えましたorz
- 163 :名無草 :2007/03/07(水) 21:08:25.72
ID:zHT34biP0
- そんなこんなで夕食。
姉「うそ、これの中に“俺”が作ったのも混じってるの?」
俺「失敬な、入ってるよ。さぁ、俺が作ったのはどれでしょう?」
やけに豪勢な食卓。
メインが3つってどうなんだろう……。
ちなみにお袋が作ったのは野菜たっぷり酢豚。
彩り、味、栄養バランスの三拍子が揃った理想形の一つと言えるんじゃないだろうか。
なんて言うか、さすがだ。
大阪が作ったのはブリ大根。
ご飯によく合いそうだ。
で、俺が作ったのはグラタン。
一応見た目はなんとかそれらしく出来上がっている。
和洋折衷、って言うか節操がない気もする。
姉「まずはお母さんが作ったっぽいのから」
言って酢豚に箸を伸ばす、……大正解。
俺「なんで分かったの?」
姉「嫌味みたいに野菜たっぷりだったかr
お袋「何か言ったかしら?」
言いながら姉貴の頬をつねる。
姉「いはい!はえあえないかあ(痛い、食べられないから)」
言ってお袋の手をどけて酢豚を食べる。
姉「うん、美味しい」
だろうねぇ
姉「次は“大阪”が作ったっぽいの」
ブリ大根に箸を伸ばす姉貴。
なんで分かるんだ……。
姉「美味しい……お米が欲しくなるね。じゃぁ最後に“俺”が作ったの」
断定してるし……。そうして俺が作ったグラタンを口に運ぶ。
俺「……で、どう?」
- 164 :名無草 :2007/03/07(水) 21:09:15.34
ID:zHT34biP0
- 姉「……悔しいけど、美味しい」
俺「ほんとに?」
姉「ほんとに。私も料理の練習してみようかなー」
つい頬が緩む。
お袋「だから大丈夫だって言ったじゃない。私と“大阪”が言った事はちゃんと守ってたんだし」
ただ手際はちょっと悪かったけどね、と付け加えるお袋。
俺「し、仕方ないだろ。初めてだったんだから」
男の頃にも夜小腹が空いたときに料理の真似事はしてたけど、
今日みたいに本格的に料理をしたのは始めてだった。
食事が済んで、後片付け。
お袋は、年頃の女の子なんだから手も大事にしなさい。
とか言って台所から追い出そうとしたが、それでも食器を濯ぐのだけは手伝った。
食器を洗い終えると“大阪”が話しかけてきた。
大阪「明日のお弁当の材料買いに行きません?」
俺「そうだなー、よし、行こっか」
以上です
今のところ
- 165 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:19:57.90
ID:UT0V8RGuO
- 乙。
なんか料理作るのって和むね
- 166 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:22:34.36
ID:Imr1L+iWO
- 俺も投下しますね
- 167 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI
:2007/03/07(水) 21:23:36.43 ID:Imr1L+iWO
- 「さて、篠崎。鈴原の事情は分かったな。で、お前はどうしたい?」
俺は呆然と床を見つめる篠崎に尋ねる。
「………やっぱ好きですよ。簡単に諦められるなら好きになんないッスよ」
「そうか…。じゃあ、これやるよ」
篠崎の答えに満足した俺は、あるものを渡す。
「…鈴原雪緒ファンクラブ会員証………No.298?何ですかこれ?」
「何ってお前、会員証って書いてあるだろ?因みに俺はNO.0で会長だ。応っ!!!」
俺の呼びかけに応えた図書委員達は整列する。
「篠崎。俺達が図書委員をしているのは仮の姿。本当はな…」
『鈴原雪緒ファンクラブ運営委員会です!!!!』
「俺に言わせろ!」
…こいつら、いっつも美味しいとこを持っていきやがる…。
「と、ゆう訳だ。お前には男女問わず、最低298人のライバルがいるって事」
篠崎はニィッと笑うと
「望む所です」
と答えた。
「本日は解散!明日もちゃんと顔出せよ!」
『応っ!!!』
…明日も頑張ろう。
- 168 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI
:2007/03/07(水) 21:30:19.49 ID:Imr1L+iWO
- 次の日、図書室に顔を出すと
「鈴原、昨日は大丈夫だったか?」
そこに一人だけいた会長が、心配そうに尋ねてきた。
「はい、もう平気です」
「そうか。なら、良かった」
この人には中学………私が男の頃から助けてもらってばっかりだ。
「もう…会長は昔から心配しすぎなんですよ」
私は会長の隣に座ると、その大きな肩に頭を預ける。何故だろう?こうしていると、凄く安心する。
「ねぇ、会長?どうしていつも私に優しいの?」
会長は苦笑いして
「言っていいのか?」
そう答える。
「えぇ、言って。今なら………会長の言葉なら………大丈夫だと思うから」
会長は「そうか」と言い、語り始める。
「なぁ、鈴原。お前が女になった時の事を覚えているか?」
「はい。前の日まで仲の良かったみんなから、罵声や暴力を浴びせられたわ。『偽物女』とか言われたりもしたっけ」
三年前の出来事。今でもはっきり覚えている。
「でも、会長だけは私を守って支えてくれた。そして、みんなに言ってくれた『お前らは見た目が変わったからって雪男をいじめの対象にするのか?昨日まで友達だった奴に拳を振り落とすのか?そんなくだらないお前らが、雪男に近づくなら殺す』って」
- 169 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/07(水)
21:33:04.76 ID:Imr1L+iWO
- 頭を掻いている。照れているのだろう。
「お前、そんなはっきりと覚えてるのか?」
「はい。それはもう。で、会長?なんで私をかばってくれたんですか?」
もう一度、頭を掻くと
「お前が好きだったんだよ。男だろうが女だろうが関係無い。鈴原だから好きになったんだ」
そう言って机に突っ伏した。
…その様子を可愛いな、なんて思ってしまった。
「でもな?正直に言うと、鈴原がHKOKになってチャンスだと思った。すんなりコクることが出来ると思った。でもな…男と女の間を行き来する鈴原を見て真剣に思ったんだ。『支えてやりたい』って」
「だから会長は優しかったんだね。私が好きだから」
「あぁ…」
この人は初めから『鈴原ゆきお』を好きでいてくれた。
嬉しい。…なんだろう?胸がドキドキする。
「鈴原?まだ調子が悪いんじゃないか?顔、真っ赤だぞ?」
そう言って手を伸ばす。触れた所から、温かい何かが広がっていく。
…あぁ、そうか。私は…
「会長………違いますよ?会長がこんなに近いから私はドキドキするんです」
「えっ?何?」
驚いている会長の手を取り、私の胸に当てがう。
「好きな男の人だから…」
「鈴原…」
- 170 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/07(水)
21:34:33.48 ID:Imr1L+iWO
- そのまま、私たちの顔は近付き………初めてのキスをした。
この日、私は女の子として生きていくことにした。
まだ、女の子に成りきることは出来ないかもしれない。
だけど、大好き人が支えてくれるなら大丈夫。私は頑張れるだろう。
「会………いえ、太一さんってよんでも良いですか?」
「勿論だ!」
須賀太一さん……頼もしい恋人がいるから。
「それとね、太一さん?」
「ん?」
「オーディション、受かっちゃった♪『咲』ちゃんのパートナーになるの!」
「マヂか!雪緒が芸能人かぁ…」
私の母が密かに応募していたオーディションに受かっていた事を告げる。
…さて、今年の夏休みは忙しくなるぞ!
- 171 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:36:07.71
ID:Imr1L+iWO
- 投下終わりまっす
- 172 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:37:42.98
ID:dCgEY4T10
- そこで繋がるのかwwwwグッジョブですwwwwwwwww
- 173 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:49:09.04
ID:6uGPrPAXO
- くそ、太一って名前のせいで幼なじみの顔で脳内再生されてしまうっ…
- 174 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:51:35.10
ID:Imr1L+iWO
- 簡単なキャラ設定。
須賀正樹:高校一年。『咲』として女装っ子タレントとして活動。本当に女の子に…
須賀太一:高校三年。正樹の兄。HKOKに理解のある体育会系図書委員。雪緒の彼氏。
中原育子:咲のマネージャー。まだ19歳だが海外で大学を卒業している才女。眼鏡美人。
鈴原雪緒:高校二年。美目秀麗。中二の頃にHKOKに。その繊細さ故に男と女の間で揺れていたが、女として生きていく事を覚悟。太一の彼女。今後は『咲』のパートナーに。
父さん:漫画の編集さん。
母さん:カーチャン
田中茂雄:正樹の親友。今後は出番がない。
篠崎:雪緒に恋をする。今後は出番がない。
社長:咲の事務所の社長。変なおっさん。
- 175 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:57:02.17
ID:7ESdS3w80
- >正樹の兄=雪緒の彼氏
全然気付かんかった。名字とか
- 176 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 21:57:21.44
ID:UPwR6S9Q0
- 篠崎、可哀想な子
- 177 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 22:08:21.98
ID:7ESdS3w80
- 昨日適当に書いてしまったせいで
話を増やさなければならなくなってしまった
とりあえず>>137に2行だけオチ付けときます
「私の星では体を入れ替わらせるのが結婚の約束…さあ、私とともに」
そう言ってふたりは旅立ちましたとさ。
- 178 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 22:12:29.99
ID:Imr1L+iWO
- 補足
篠崎が図書委員に入ったのは7月。他県の高校に通っていたが家庭の事情で引越し、雪緒の高校に転校したから。それまで一年の図書委員はいたのだが実際に活動していた奴は一人もいなかった。
- 179 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 22:31:00.38
ID:QUdPRo3h0
- ほ
- 180 :ブランクライフ:2007/03/07(水) 22:34:27.60
ID:UPwR6S9Q0
- なんだか物語に収拾がつくのか分からなくなってきました、投下
- 181 :ブランクライフ:2007/03/07(水) 22:35:39.35
ID:UPwR6S9Q0
- 「500匹……眠れない……」
流石に息苦しくて、300匹辺りで、布団から顔を出したけれど、結局眠くならない
どのくらい時間がたったのか分からないけど、彼はまだ起きているのかな
「あのー、起きてますか?」
横に見えるしきり。その向こう側に彼は寝ている
「もう寝ちゃいましたよねー」
すこし期待を込めて、もう一度言う
「……まだ眠れないのか?」
起きてた!
「なんだか目が覚めちゃって」
「出来る限り寝ておかないと、体力も回復しないぞ?」
「そうなんですけど、目が覚めちゃって」
「おいおい」
呆れられるのも無理はないけど、一日中倒れていたらしい私が睡眠を欲さないのも分からない話じゃない
「あの、一ついいですか?」
「なに?」
「一緒に寝ても、いいですか?」
ゴホッゴホッと咳き込む音。相当に驚いたようで、なかなかとまらない
「ゲホッ……ハァハァ、お、おい本気かぁ!?」
そういわれるのも仕方ない
「ダメ、ですか?」
沈黙は、肯定ととってもいい。病院で読んだ小説から学んだことだ
たまには役に立つ知識もある、ちょっとした教訓
- 182 :ブランクライフ:2007/03/07(水) 22:37:04.86
ID:UPwR6S9Q0
- ごそごそと彼の布団の方へ近づいていく
「結局来るんだ」
彼は少々、気落ちした声
「まったく、お前さんはこんなに世話のかかる子だったっけ?」
余計なお世話ですよ
でも、憎まれ口を叩いてるけど、きちんと私が入れるように布団を持ち上げてくれている
やっぱり彼は優しい
「ほら、早く入れ入れ」
あと一歩、あと一歩で彼のお布団の中
「……なぁ、どうしてなくんだ?」
さあ?わからない。あと一歩が限りなく遠い
「一体何があったか、話してみろ」
近づいてくる彼に対して、私は後ずさる
「本当にどうしたんだよ」
「わからない、なにもわからないの!」
わけのわからない感情の高ぶり
何か見えないものが怖い、怖くて怖くて怖くてたまらない
「もう一人になるのは嫌なの!お願いだから、私のそばにいて」
自分でも変なことを言っているってことは分かってる。全て矛盾してる
自分から逃げているのに、おかしいのは私なのに
「オーケー、ココアでも飲んで落ち着こうじゃないか」
彼はそのまま、キッチンへ歩いていった
- 183 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 22:38:11.77
ID:UPwR6S9Q0
- 以上ですが、「ブランクライフ」文字数が原稿用紙30枚分を超えていました
なんというか訳が分かりません。保守
- 184 :名無草 :2007/03/07(水) 22:57:09.56
ID:zHT34biP0
- なんとなく終わり方が微妙なんでもう少し投下します
- 185 :名無草 :2007/03/07(水) 22:57:53.96
ID:zHT34biP0
- 俺「さむっ!」
暖冬とは言え今は三月、夜はまだ冷え込む日が多い。
大阪「だからもうちょっと厚着にした方が良いって言ったじゃないですか」
言いながら、自分のコートの中に俺を抱き寄せる。
俺「ちょ!おい“大阪”、さすがにこれは……」
大阪「嫌ですか?」
俺「嫌じゃない、と言うかどっちかって言うと嬉しいけど……じゃなくて、さすがに恥ずかしいんだけど」
大阪「良いじゃないですか」
なんてやりとりをしながら、近くのスーパーに到着。
閉店間際の安売りで、材料は案外安く手に入った。
家に帰って、明日の弁当の下拵えをすることになった。
大阪「ほうほう、ハンバーグとエビフライですか」
俺「そうだよ、何か文句でも?」
大阪「いえ、ありませんけど。他のは明日にでも準備するんですか?」
俺「ん、あとのはすぐに出来ると思うし」
言って、昆布と鰹節からダシを取る。
俺「で、“大阪”はどうするんだ?」
大阪「秘密です。明日のお楽しみと言うことで」
俺「なんだよ、俺のだけ先に見といてさ」
下拵えをして、風呂に入ることにした。
俺「あー、生き返るー」
なんて言いながら湯船に浸かっていると、姉貴が入ってきた。
姉「明日、お弁当作って学校に持っていくんだって?」
俺「んー、そうだけど?」
姉「すっかり女の子みたいになっちゃって」
俺「うるさい、中身はまだ男だよ」
なんて言いながら、和気藹々とした風呂の時間は過ぎて行った。
- 186 :名無草 :2007/03/07(水) 22:58:30.32
ID:zHT34biP0
- 風呂上り、ドライヤーで髪を乾かしていると“大阪”が話しかけてきた。
大阪「あ、もう上がったんですか。今から入ろうかと思ったのに……」
主語が抜けてるぞ。
俺「残念だったな。それで、下拵えは終わったんだ?」
大阪「終わりましたよ。けど、見んといてくださいね」
俺「はいはい、明日を楽しみにしてるよ」
それを聞いて“大阪”は風呂に入っていった。
さて、髪も乾いたし、そろそろ寝よう。
階段を上り、部屋に向かう。
明かりも点けずに布団に潜り込む。
なんとなく落ち着かない、眠れない。
しばらくすると姉貴が部屋に入ってきた。
姉「あれ、もう寝ちゃった?」
俺「起きてるよ、でももう寝ようと思ってた」
姉「そう」
言いながら布団に入ってくる姉貴。
そうして姉貴と向き合う、いつも寝るときと同じように。
……なんだか、落ち着く。
なんとなく、ぬいぐるみを抱いたまま寝る女の子の心境が、
……いや、これは姉貴に失礼だけどさ……
分かってしまった。
そんな事を思っているうちに、静かに、静かに眠りについた。
- 187 :名無草 :2007/03/07(水) 22:59:34.87
ID:zHT34biP0
- 以上ですた
- 188 :愛のVIP戦士:2007/03/07(水) 23:20:12.98
ID:Imr1L+iWO
- 乙カレー
- 189 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 00:02:22.12
ID:XO8oSPAiO
- 乙保守
- 190 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 00:16:39.52
ID:CJtPeW160
- やっぱりあれなのかなあ。
蜘蛛っ子がまとめに載らないのは
「二番煎じ死ね!」
ってことなのかなあ・・・
うっうっ・・・
- 191 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 00:40:21.63
ID:YES7C5X30
- 酉やコテをつけるとまとめやすい
- 192 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 01:09:09.39
ID:0wDWzefoO
- ほし
- 193 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/08(木)
01:45:22.02 ID:jLV1hzw20
- >>190
投下したスレのログさえあればいつかは乗るかと。ログさえ……あれば
さて保守代わりにぼちぼち行きますね
拝啓、父上様。僕は今、あなたが高校生だった時代に来ています
さて、今僕の目の前には、「紺色のフィット感あふれるあの衣装」があります
そうです。あなたが一度は生で見てみたいといっていたブルマです
さて、何でこんなものが私の目の前にあるかというと……
「夏紀〜、あんた相変わらず胸ちっちゃいわね〜」
「な…ほっといてよっ!」
ここが女子更衣室で、僕は母さんになってしまったからです
というわけで、今日は俺がこっちに来て始めての体育。
にしても…結構女って普通に着替えるんだな。もっと恥ずかしがるものだと思ってた
うーむ……これはなかなか……って早く着替えなきゃ
「ん?」
なんだろう、視線を感じる
ブラウスを脱いだ俺に、なぜか集まる周りの女子の目
「ところであの乳をみてくれ、あいつをどう思う?」
「すごく……大きいです」
んーと、つまりこれは俺の胸にみんなが注目してるわけで……
「は、早く着替えたほうがいいですよ!」
なんで俺はこんなに恥ずかしがってるんだろう
- 194 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/08(木)
01:48:55.92 ID:jLV1hzw20
- でも、これだけでは終わらなかった。何しろ今日の体育は男子と合同
ブルマの履き心地より男子の視線が気になる
「うおっ!東さんすげぇ!!」
いやね、気持ちは凄く分かるんだよ。俺だって男だったわけだからね。でもやめて
「けしからん!最近の女子はけしからん!!」
けしからんのはお前の股間だ。授業中になにやってんだ
「顔よしスタイルよし胸よし。これは期待の新戦力ですね解説の宮本さん」
「ええ、特にあの胸いいですね。つーか揉みてぇ」
えらくストレートですね宮本さん。でもあなたには揉ませません
その他俺に注がれる視線の数々。まったく、男って奴はこれだから。見られるほうの身にもなれっての。
ごめんなさい男に戻れたら少し自重します……
で、今日は1500メートルの測定だったわけだが……
「はあ…はあ……」
「えーと、大丈夫?」
「はあ……あまり……」
かつて、「八高のガソリンタンク」と言われたこの俺が、女子で後ろから3番目だと?
男のときの2倍近くかかってるじゃねーか
「運動、苦手なの?」
いいえ得意です。むしろ運動しかできません。あれ?今の俺ってただのダメ人間?
- 195 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/08(木)
02:04:34.12 ID:jLV1hzw20
- 午後は数学。だが、体育で力を使い果たした俺にはもはや教師の言葉は子守唄同然
まあ、いつも寝てるんですけどね。
いや、今俺は母さんなんだ……寝てはだめだ!だめだ……だ…
…くー
……すぴー
「じゃあここを、東」
……つんつん
「美幸ちゃん、当たったよ」
んー……
……俺!?やべっ!
「は、はい、えーと」
黒板には意味の分からない数式
「どうした?聞いてれば分かったはずだぞ」
うるせえよ、寝てたから当てたんだろうが。ニヤニヤしやがって
まあ起きてても分かるわけないけどさ
分かるわけ……ない……
「えーと、1+√3iです」
「……正解だ」
なんで今分かったんだろう?
- 196 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/08(木)
02:13:47.02 ID:jLV1hzw20
- 帰り道
「よく寝てたのに分かったね、数学」
友之が俺に聞いてくる
「いや、何か知らんけど分かった。何でだろう」
なんか変な会話だな
「でも運動はできなくなっちゃったんだよね」
「……そうなんだよ」
こいつに運動ができないと言われる日がこようとは……ハインリヒ4世ばりの屈辱だ
「うーん、これも駿のお母さんになった影響なんだろうけど、よかったじゃん」
「なにがよ?」
「これでちゃんと勉強したら東大いけるじゃん」
そうか。この脳みそは母さんのものだから……勉強すれば俺も……
「勉強しないとダメ?」
「当たり前でしょ」
- 197 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/08(木)
02:25:48.44 ID:jLV1hzw20
- 「そういえば……さ」
「何?」
「俺は見た目ごと変わったけど、お前は何か変わったのか?」
どう見てもこいつはそのままだ
「まあ、僕はもともとお父さんにそっくりだって言われてたけどね。けど、」
「けど?何か変わったのか?」
「その……あそこの毛が……無くなった……」
「……」
それは……まあ
「ちょ、ちょっと!何か言ってよ。女の子にこんなこと言うの恥ずかしいんだからさ」
「俺は男だ!あと何て言ったらいいか分からん」
「見た目の問題だよ!」
「人を見た目で判断するんじゃありません!!」
何だこの会話……
- 198 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/08(木)
02:31:50.67 ID:jLV1hzw20
- というわけで今夜はここまで
次回は、「女だらけの修学旅行。ホテルの夜」の予定です。
- 199 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 02:32:43.72
ID:zgrZ5JyE0
- GJ
- 200 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 02:47:05.59
ID:labz6Q8U0
- グッジョブ!
- 201 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 07:14:52.66
ID:LU902r8mO
- ほ
- 202 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 07:49:36.09
ID:XO8oSPAiO
- 今更だがGJ
今修学旅行中なんだ……
- 203 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 08:23:20.89
ID:932+H8YlO
- 公立中期試験行ってくる保守
- 204 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 08:45:07.33
ID:XO8oSPAiO
- >>203
蝶頑張れ
- 205 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 10:50:14.91
ID:aVdxINZs0
- ほし
- 206 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI
:2007/03/08(木) 11:31:44.18 ID:0wDWzefoO
- 「な、何で女の子になってんだよ俺は?」
鏡の前に立つ。顔立ちはあまり変わっていない。155pしかなかった身長が10pくらいは縮んでいる。
胸は両手で隠しきれないくらい……例えるならメロンが二つ載っているようだ。腰はくびれ、お尻は小さく可愛いらしい。
「…って、分析してる場合じゃない!!!!!どうしよ…」
混乱から抜け出せないで騒いでいると
「うるさいぞ正樹!朝は静かに…し…ろ…?」
兄さんが俺の部屋に入ってきた。
呆然としている。それはそうだろう。目の前に裸の女の子がいるんだから。
「ごめんなさい、間違えました」
お辞儀一つ、立ち去ろうとする我が兄。
「待って、兄さん!俺だよ、正樹!」
「えっ?………ってよく見たら正樹と顔がそっくりだな。…爆乳だけど」
爆乳とか言うな!って、何でこんなにも冷静なんだよ兄さんは。
- 207 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI
:2007/03/08(木) 11:36:22.94 ID:0wDWzefoO
- 「お前は本当に正樹なんだな?」
「そうだよ!何なら兄さんの部屋にあるエロゲの…」
「確かに正樹だな。なぁ…」
「何?」
俺は怪訝な顔で兄さんを見る。『おっぱい揉ませれ』とか言うかもしれないからね。
「お前、HKOKって知ってるだろ?男が突然、女になる病気だ。中学の時に『鈴原雪男』がいきなり女になったことで騒がれただろ?あいつがかかった病気だ」
HKOK…。
そうだ!鈴原先輩がいきなり女の子になってイジメられてるって中学の時に兄さんが言ってた。
イジメをやめさせたのが兄さんだってから凄い。
「って、ヤバい!迎えがきちゃう!」
「何?お前、今日バイトなの?」
兄さんには俺が芸能活動していることは言っていない。いろいろと面倒だから…。
「ちぇ〜。鈴原も用事があるから正樹で遊ぼうと思ってたのにな…」
で、って何だよ!
―プルルルル!
携帯が鳴り響く。
『中原育子』。いくちゃんからだ。
「もうすぐ着くから準備しておいてねん♪」
そう言って切ってしまった。
「どうしよう…」
「まっ、なるようにしかならんさ♪」
頼りにならない兄が最高の笑顔で答えるのだった。
- 208 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 11:59:50.03
ID:labz6Q8U0
- バイトガンバ!
- 209 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 13:33:19.52
ID:aVdxINZs0
- 保守
- 210 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 14:02:52.28
ID:labz6Q8U0
- ほ
- 211 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木)
14:39:20.38 ID:XO8oSPAiO
- 保守
- 212 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 15:22:37.56
ID:932+H8YlO
- 試験終わった保守。
際どいところだ(´・ω・`)
- 213 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 16:15:50.46
ID:aVdxINZs0
- 試験お疲れ保守
- 214 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 17:28:40.48
ID:YES7C5X30
- ほsy
- 215 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 18:19:46.41
ID:zgrZ5JyE0
- 保守
- 216 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 19:19:12.67
ID:aVdxINZs0
- 保守
- 217 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 19:54:22.79
ID:KxUfHpUAO
- 落ちるまでには書きたいです。
むしろ落ちる間際に書きたいです。
- 218 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 19:55:15.07
ID:YES7C5X30
- そういえばもう落ちる日か
- 219 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:06:28.12
ID:elhokKon0
- どうも三日っていうのは早く感じる
- 220 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:41:05.16
ID:932+H8YlO
- 俺…大学受かったらSS書くんだ…
- 221 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:42:35.93
ID:LU902r8mO
- >>220
不合かry
- 222 :名無草 :2007/03/08(木) 20:45:41.08
ID:seXynmHQ0
- >>220
俺なんて大学滑ったのに書いてますy
むしろラノベ読み倒してラノベ作家にでもなろうかt
って事で投下します
- 223 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:46:29.93
ID:YES7C5X30
- 投下ktkr
- 224 :名無草 :2007/03/08(木) 20:46:31.02
ID:seXynmHQ0
- 朝、目が覚めて外を見る。
天気はこれでもかって言うくらいの快晴。
うん、良い天気だ。
時計を見るとまだ六時を回ったばかり、余裕を持って準備が出来そうだ。
着替えて、歯を磨き顔を洗う。
サッパリして、台所に向かう。
と、“大阪”が居間のソファーで眠っているのが見えた。
俺「“大阪”?おーい、こんなところで寝てたら風邪ひくぞ」
……全く起きる気配がない。
仕方なく一度部屋に戻り、掛け布団を持ってまた居間へ。
俺「……疲れた」
一息ついて、いざ料理を始めよう。
そうして台所に行くと先客が居た。
俺「あ、邪魔?」
お袋「別に、後はこれだけだから」
言って、コンロを指差すお袋。
俺「ず、寸胴……何作ってるの?」
お袋「シチュー。これでしばらくご飯作らなくて良いし」
お袋は思っていたよりずぼらだったらしい。
- 225 :名無草 :2007/03/08(木) 20:47:02.54
ID:seXynmHQ0
- 寸胴に目をやりながら料理開始。
昨日取ったダシを溶き卵のに入れ、焼き色が付きやすいように醤油を少し入れる。
甘い玉子焼きは嫌いなので砂糖は入れずに塩で味付け、それと少しだけ酒を入れる。
そんな事をしている間に沸いたお湯の中に適当に切った野菜を入れて軽く茹でる。
上げた野菜は冷ましてからよく水を切って出し割り醤油と絡める。
そうして鍋の代わりにフライパンを火にかける。
煙みたいなのが軽く上がってきたら火を中火より少し弱いくらいにして油を敷く。
そうして卵を半分くらい入れる。
と、なんとも言えない良い音がする。
卵が固まってきたら少しずつ折り返して、端まで着いたら残りの卵を入れる。
何か具を挟もうかとも思ったけど、今の俺じゃこれくらいのが妥当だろうと普通の出し巻き卵にすることにした。
そうして出来上がったらフライパンに昨日準備しておいたハンバーグを載せる。
そうして頃合を見てひっくり返す。
俺「うほっ、良い焼き色」
……何言ってるんだ、俺……。
そんなこんなでハンバーグ完成。
油の入った鍋、これ何て言うんだろ……。
揚げ物専用っぽいあれを火にかける。
油を温めている間に後片付け。
一通り片付けて温度を見る。
うん、そろそろかな。
そうしてエビ投入。
良い具合に色の付いてきたのから油を切って新聞の上に置く。
そうしてふと思う、
俺「料理って、焼いたり茹でたりより準備に時間かかるんだなー」
- 226 :名無草 :2007/03/08(木) 20:47:47.61
ID:seXynmHQ0
- 以上ですた
スレ新しくなった辺りでまた来ます
- 227 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 20:57:36.97
ID:XO8oSPAiO
- 乙
- 228 :捕鯨船:2007/03/08(木) 21:01:30.54
ID:WTcx7ezl0
- ども、書いてある分投下しますね
- 229 :捕鯨船:2007/03/08(木) 21:07:35.42
ID:WTcx7ezl0
- 12:30
「な、なんで生きてるんだ俺・・・」
「さあ?」
状態異常氷結が解除された友がぐったりとしている。そりゃお前みたいな奴はそう簡単に死なないだろうよ
「それにしても・・・可哀想に、私がキレイにしてあげよう。さあ、こっちを向いて・・・」
今度の標的は僕みたいだ。結果を言うと口の中をお掃除されました・・・もうらめぇ、お口でイっちゃうぅ・・・
「冗談はこのくらいにして」
「「冗談だったの!?」」
「買い物行くんだろう?さっさと済ませよう。ふっふふ・・・・私の好みでいいか?まあ、お前の選択権は「ゴシック」か
「ビジュアル」かだけだが」
なんだかんだで街に繰り出した3人組。
一応仲良し3人組とかに見えるのだろうか?女・女・男だと両手に花じゃん。羨ましいぞ、友!
まあ一人は僕だけど
「まず下着を買おう。大丈夫、私は見るだけでサイズがわかる。店員に図ってもらう必要はないぞ」
「ちょwwww出番無いっすよwwwwww」
- 230 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:08:57.59
ID:p88h4dKoO
- http://ime.nu/x36.peps.jp/tennisbqkqここのBBSでパピコするなよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 231 :捕鯨船:2007/03/08(木) 21:11:13.66
ID:WTcx7ezl0
- 2:00
そんなこんなで五月蝿い店員をスルーしつつ買い物をする。
服が揃い、喫茶店で休憩しながらこれからについて話し合う。
ちなみに「僕」は「下着」2個、「ゴシックドレス」1個、なんか・・・「普通っぽいの?」1個を手にいれた
「どうするかねぇ・・・」
「さあ、俺に言われてもな。そういえば女になって何か変わったこととか無いのか?」
「んー・・・別に。元々小食だったから食べる量減ったりもないし・・・あ、なんか前から出てたセキはとまったかな」
「そうか」
「むしろ学校へ行くかどうかだろう。一応女子の制服なら予備があるぞ」
「・・・なんでだ」
「注文のイチゴパフェっすwwwwチップくれwww」
- 232 :捕鯨船:2007/03/08(木) 21:14:21.23
ID:WTcx7ezl0
「・・・コホン、で、なんで予備なんてあるの?」
「ああ、私のお下がりだからな」
「なるほど」
あー、ここのパフェおいしいわぁ・・・店員バカだけど
「でもお前、学校行くのか?」
「いやあ、だって治るかどうかわからないし・・・休んでもそのうちバレない?」
「そうだな、友が口を滑らせるだろう。それに学校で大人の判断を仰ぐのもいいと思うぞ」
女がもっともなことを言う
「でも下手したら警察に突き出されるかもしれないんだぞ?男だったお前は完全に失踪、代わりに女がいたんじゃ端から見
たらただの事件だ」
「そりゃそうだけどさあ」
「証拠なんて何も無いんだぞ?遺伝子鑑定でもすりゃいいかもしれないけど、それでもダメかもしれん。俺らは友人だから
わかるけど・・・」
「それなら教師だって生徒なんだからわかるはずだろう。とりあえず制服だけ貸しておく。あとでお前の家まで持っていくか
ら」
「ん、ありがと」
前途多難だなあ・・・orz
- 233 :捕鯨船:2007/03/08(木) 21:18:33.51
ID:WTcx7ezl0
- それから適当に店を見て周り、夕方になったので各々家へ帰った。正直説明がめんどくさいっていうのはナイショ。
夜になって携帯にメールが入り、女が制服を持ってきてくれた。なんかしらないけどサイズもぴったりだ。
女、一年でどれだけ成長したんだ・・・
「あ、そうだ・・・何かわからないことあるか?今はもう、女同士だ。何でも聞いてくれ」
「んー・・・まあ大丈夫かな。ありがと」
「うむ・・・。落ち着いたら、今度私の家にでも泊りに来るといい」
「え。なんで?」
「いや。もう気兼ねなくそういうことできるだろ」
なんか今日は女が何か変だなぁ。いや、そりゃクラスメイトの男子がいきなり女になったら普通でいられないだろうけどさ。
女が帰ってから普通に夕食を作って食べて、お風呂に入って寝た。この辺はいつも通りだ。
いや、まあお風呂で2ちゃんのひょんなことから女の子スレと同じような展開になったりしたけどさ。
・・・お風呂でよかったです。布団だったら悲惨なことになってただろうな・・・
ゲフン
- 234 :捕鯨船:2007/03/08(木) 21:20:05.81
ID:WTcx7ezl0
- 今日はこんなもんで
また夜にー
- 235 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:23:41.12
ID:qg5i6PSB0
- http://aa6.2ch.net/test/read.cgi/mona/1173328047/l50
虐待虐殺AAとかで喜んでる奴は異常だと思う(´・ω・`)
しかし彼らは性懲りもなくまた同じ過ちを繰り返す。
だから、vipのみんなで彼らを更生させるべきだと思う。
そうだな、「虐殺きもいお」とか「虐待虐殺はやめて!」とか、そこらへんの趣旨を書き込んでくれると助かる。
2ちゃんねるの負の遺産の浄化を、手伝ってくれ。
- 236 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 21:58:38.00
ID:gJaARGm/0
- ああ 落ちる〜
- 237 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:11:09.26
ID:87qfogjaO
- 誰も言わんから言うが>>226のIDがセックスな上にハイクオリティ
- 238 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:29:27.03
ID:E068fn3v0
- 関係ないけど、セックスって実際言うと恥ずかしいよ…な保守。
- 239 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:38:50.36
ID:LU902r8mO
- これ何時に落ちるんだ?
- 240 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:41:40.80
ID:YES7C5X30
- 2007/03/09(金) 00:14:02.39
- 241 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 22:41:51.66
ID:I1e2UsJM0
- 0時14分じゃない?
- 242 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:42:36.31
ID:gT25Vhdr0
-
- 243 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/08(木)
23:49:39.77 ID:0XXSRbax0
- 今投下したら微妙な流れ。と言っても一話だけですが
とりあえず待ちますか
- 244 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:53:07.69
ID:932+H8YlO
- 次スレで待ってるんだから><
- 245 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:53:34.30
ID:YES7C5X30
- とりあえず誰か立ててください><
- 246 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:55:14.87
ID:labz6Q8U0
- じゃあオレが投下しますね。
- 247 :愛のVIP戦士:2007/03/08(木) 23:58:31.76
ID:zET1Hcfm0
- 友達に女装させてフェラさせたことあるやつ
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1173364867/l50
- 248 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/09(金) 00:01:00.07 ID:cVStIHZQ0
- 家に帰ると、とりあえず母さんのところに行く。もちろんグレープフルーツの事を聞く
ためだ。
「母さん、母さん」
「なに?」
「魔王が呼んd……じゃない、あのさ、グレープフルーツってどこで買ったの?」
「グレープフルーツって言うと……あの、お兄ちゃんが女の子になっちゃったやつ?」
「そうそれ」
「アレならアンタの学校のそばにあるお店よ」
…………あの店?
「わかった。あんがと」
とりあえずそれだけ言って後にする。
さて、必要な情報は得たわけだが、これからどうしようか?
A:トモさんに電話
B:兄ちゃんを襲う
C:部屋でエロゲ
D:あえて母さんを襲う
- 249 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/09(金) 00:01:54.20 ID:cVStIHZQ0
- …………ダメだ、こんなことをしちゃダメだ。過去から学ぶんだ。同じ過ちを犯しちゃ
いけない。俺はやれば出来る子。多分だけどさ。トモさんも言ってくれた。哲也はやれば
出来る子だ(子供がな)って。トモさんの彼女さんも言っていたさ。あ、や、哲也くんっ
てばえっち上手すぎだよぅ……って。あ、うん、ゴメン。流石にそれは嘘だけどさ。まあ
とりあえずはトモさんに電話をしておこうか。あまり遅くなっても悪いしな。
携帯を開き、アドレス帳からトモさんを探す……と、そこで気がついた。ある重大な事
柄に。…………もしかしたらお楽しみ中なんじゃね?
よし、AはやめてBに移行だ。部屋に行こうだ。もしかしたら兄ちゃんは明日にでも戻
るのかもしれないんだし、それなら今のうちに一回ぐらい楽しんでおきたいってもんだ。
大体、そのほうが良いに決まっている。むしろ義務だな。ということで、兄ちゃんの部屋
に突撃する。
「兄ちゃん!いきなりだけどえっちぃことしようぜ!」
「ヤダ!!」
うん。いきなりの拒絶。予想は出来てたけど、それでもちょっと傷つくよね。
「なんで? いいじゃん。別に減るもんじゃないし」
「減ると思う……」
く、仕方がない。
「じゃあおっぱい揉ませて。揉むだけでいいからさ」
「…………ホントに揉むだけだよ?」
おお。哲也はおっぱいを揉む権利を手に入れた。
- 250 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/09(金) 00:02:50.39 ID:cVStIHZQ0
- まあ揉んでればそのうち気持ちよくなって他のことも許してくれるさ。むしろおねだり
されるんじゃないかな。よし、揉もう。
「じゃあ揉むよ」
「う、うん……」
兄ちゃんのおっぱいに触れる。うん、やわらかくて気持ちいい。なんていうかちょうど
手にフィットする感じのサイズ。服越しなのにすごく興奮する。っていうかうん、まあそ
のなんだ、でっかくなっちゃった。性欲とまらないね。
「あのさ、直接触ってもいい?」
ダメもとで聞いてみる。
「…………いいよ///」
意外!それはお許しッ!ってかえ? ホント?
「マジにいいの?」
「…………///」
俺が確認すると、兄ちゃんは顔を真っ赤にして頷いた。うん、めちゃくちゃかわいいん
ですけど。兄ちゃんの後ろに回りこんで、服の下から手を入れる。スッゲーエロい感じ。
兄ちゃんは服を着たままで、俺は服の下から手を入れてるワケで、ようするに視覚的には
さっきまでと変わっていないわけだ。しかし、手の平に伝わる感触は全然違う。マジにや
わらかい。だが、そのやわらかいおっぱいにも硬いところはある。ってか生乳首最高。正
面から揉んでた時よりも兄ちゃんに近づいたせいか、息が荒いのが分かる。やっぱ感じて
るのか? 俺天才じゃね? これは最後までいけるかもわからんね。
「ひゃうっ!?」
うん、かわいい声だ。耳を甘噛みしただけでコレか。……いや、俺も耳は弱いんだけど
ね。それにしてもかわいいなぁ。なんつーかスッゲー愛おしいよ。
- 251 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:03:03.38
ID:ICuIkFulO
- Dだろ…
- 252 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/09(金) 00:03:48.08 ID:cVStIHZQ0
- 「……んっ…………や、やめて……変になっちゃう…………ぁっ///」
コレは喘ぎ声ってやつだよね? 兄ちゃんメチャクチャ感じてるよね。こりゃ多分濡れ
てるね。俺も自分のテクニックが怖いぜ。
「気持ちいい?」
「うぅ…………///」
特に何も言わないが、コレは肯定ととっていいんだろうか? うん、いいよねきっと。
あーヤバイ。思春期の男にコレで終わりというのはあまりにも酷ではなかろうか。という
ワケで襲う。え、何? 近親相姦? 何ソレ、うまいの? では、いっただっきまーす!
「あ、ダメぇ!!」
兄ちゃんのパンツの中に手を入れる。さて、俺は今、神秘の茂み、そしてその奥へと手
を進めているわけだが、やっぱり少しぐらいは手でヤるべきなのだろうか? ぶっちゃけ
もう我慢できないからすぐにでも入れたいんだが。
「ボクお兄ちゃんだよっ!こんなことダメだよぅ!!」
「ゴメン、普通に我慢できない」
「うぅ、ボクだってもっとやって欲しいけどっ……///」
ソレが兄ちゃんの本音か!
「じゃあヤろう、すぐヤろう、やれヤろう」
「で、でもやっぱりダメなのっ!!」
- 253 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/09(金) 00:04:51.71 ID:cVStIHZQ0
- 俺は何も喋れなかった。唇が塞がれていたからだ。兄ちゃんが体を捻ってムリヤリにキ
スをしてきていた。
「…………ん、」
正直、混乱してる。
「ボクも気持ちよくなりたいし、てっちゃんのことは大好きだよ……」
「なら」
「でもダメだよ…………ボクとてっちゃんは兄弟だもん。ね?」
…………そんなにかわいい顔で言われたら逆らえないじゃないか。やっぱり兄ちゃんは
俺の兄ちゃんだな。敵わねえよ。
「じゃあ、抱きしめていい? あと、キスしたい。兄弟でもするだろ?」
「うん」
兄ちゃんを俺のほうに向かせて抱きしめる。強く、強く。
「てっちゃん……」
俺の名前を呼ぶ唇が愛おしい。その、淡い桃色の唇が。
「んん……」
荒々しく唇を貪る。兄ちゃんの全てを俺のものにしたくて。手放したくなくて…………
- 254 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/09(金) 00:05:35.17 ID:cVStIHZQ0
- 「…………普通の兄弟は舌を入れたりしないと思うよ」
「よく言うよ、自分の舌を絡めてきたくせに」
気がつくと、もうかれこれ10分も抱き合っていたらしい。
「ねえ、てっちゃん。部屋、出てってくれない?」
「……なんでさ?」
「これ以上てっちゃんといたら、ボク、我慢できる自信ないんだもん」
……コレには賛成せざるを得ないな。俺は絶対に我慢できないだろうし。
「わかった。じゃあ、おやすみ」
「うん、おやすみ」
そうして、俺は兄ちゃんの部屋から出た。
- 255 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:08:47.95
ID:5s+Bm58JO
- 乙(*´д`*)ハァハァ
- 256 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/09(金) 00:09:11.45 ID:cVStIHZQ0
- 以上です。
アレです、dat落ち寸前に投下するのは趣味です。気にすんな。
次が短編で、その次辺りが最終回の予定です。
次スレで完結できたらいいかな、と。
- 257 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:10:42.14
ID:SA7skPKB0
- 我慢しちゃうのか、弟がんばれ
- 258 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:11:27.02
ID:ICuIkFulO
- 落ちる!
- 259 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 00:12:24.35
ID:TTzDSlMF0
- まだ立ってない?
- 260 :Allonym ◆iqP3HuSAqU
:2007/03/09(金) 00:13:22.84 ID:cVStIHZQ0
- >>257
雰囲気ぶち壊しだけど、多分一人でやってるさ。