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新ジャンルでもない「ひょんなことから女の子」 part3
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 03:28:43.30 ID:5paFjoLZ0
落ちていたので、もう一度立ててしまいました。

少し過疎が進んでたっぽいので、作家さん募集と言ってみる。

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 03:28:55.69 ID:HQM2wbL20
ugyf

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 03:31:11.75 ID:ERjUUdYT0
aga

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 04:16:54.16 ID:m+19wg6G0
保守age

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 04:55:28.38 ID:m+19wg6G0
保守

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 05:09:15.63 ID:m+19wg6G0
寝る前保守

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 06:02:30.72 ID:0PKnW5d60
保守

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 06:02:44.04 ID:JcMeKE+m0
前スレどこまでいった?
誰かdat持ってない?

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 06:39:02.28 ID:upy81LBG0
保守

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 07:00:56.00 ID:JcMeKE+m0
保守

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 07:38:51.93 ID:JcMeKE+m0
保守

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 08:06:07.83 ID:JcMeKE+m0
保守

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 08:09:58.03 ID:xsVjqH/1O
まとめオクレ

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 08:40:13.06 ID:5paFjoLZ0
part1のまとめならあるんだがな

前スレで誰かがうpしたもの

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 08:43:24.80 ID:aAqCbVrlO
>>1にテンプレやまとめがないとスレの方針が不明確な件

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 08:48:22.10 ID:JcMeKE+m0
まだ完結してないやつの作者待ちと思ってる

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 08:51:18.67 ID:hGsN2dxU0
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11232/1147329335/57
57 名前:小林盛久 ◆yfyrQYUUA. 投稿日:2006/08/12(土) 23:35:16 ID:
聖人高本秀行先生を謗る引きこもりでニートのアンチやVIPPERなどを見ていると
怒りで体が震える。戸塚ヨットスクールに入れても更生できるか疑問だ。

↑m9(^Д^)プギャー VIPPERを見ると怒りで体が震えるんだってよwww
今すぐ一人一回VIPPERのみんなで突撃ブーンするおwwww
そしてこいつの体が震えを止めてやるんだお!

18 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 09:12:20.01 ID:5paFjoLZ0
>>15
正直すまないと思ってる(´・ω・`)後悔もしている

やっぱりテンプレは必要だよね。part2のdat無いけど。
誰か持ってないかね

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 09:27:01.52 ID:JcMeKE+m0
>>18
もしよかったら全スレに投下したのをどこかにうpしてくれない?

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 09:28:00.41 ID:JcMeKE+m0
前スレ、だ。失礼

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 09:28:22.79 ID:BfgGzmhR0
今北産業

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 09:36:16.92 ID:xsVjqH/1O




23 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 09:54:23.96 ID:5paFjoLZ0
>>20
こんなもので大丈夫でしょうか(´・ω・`)

ツバサのまとめ
http://www.vipper.net/vip72946.txt.html

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 09:59:33.80 ID:JcMeKE+m0
>>23
notfoundって出る

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 10:08:02.69 ID:5KJ70owM0
>>23
>>24と同じく見れない

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 10:08:46.34 ID:krGY/Msz0
なんだこりゃwww
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/adomachi/


27 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 10:10:21.74 ID:5paFjoLZ0
訂正

http://www.vipper.net/vip72950.zip.html

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 10:13:01.08 ID:JcMeKE+m0
>>27
thx

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 10:33:19.37 ID:5KJ70owM0
職人が586しかいない悪寒

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 10:41:07.04 ID:JcMeKE+m0
586がいるなら俺は保守する

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 10:43:23.28 ID:LngAyqCP0
今北。
前スレほとんど見れない内に落ちちゃったんで、
誰かログ持ってたら是非とも見せて欲しい……。

>>29
俺、色々書いてるよ。結構、長編になってしまう予感(;´д`)
あと、会話形式というより小説風になってしまった。
こういうのもアリなのかな?

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 10:51:23.81 ID:5paFjoLZ0
ひょんなことから女の子  part1

http://www.vipper.net/vip72953.txt.html

part2は知らんがな(´・ω・`)

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 10:53:57.38 ID:JcMeKE+m0
>>31
あり。wktk

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 10:56:31.97 ID:LngAyqCP0
>>32
ありがとう。でもやっぱ2は誰持ってないかぁ^^;

とりあえず、プロローグだけ投下してみようと思います。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:02:35.90 ID:LngAyqCP0
プロローグ『XY→XX』

-------------------------------------------------------------------------------

?「あーっ駄目駄目! それじゃ理論通りのデータが取れないでしょ!」
キンキンした声が、背後から俺の耳を刺した。

ここはある大学の研究室。
研究内容は遺伝子やら細胞やらホルモンやらとにかくその辺が広範囲。
とにかく最先端の研究のために、国内最高の設備が揃った研究施設だ。
大学院に進み、修士課程一年となった俺は、今年からここに配属された。

俺は振り向かず、作業を進めながら答えた。

俺「はいはい、じゃあどうしたらいいんだ?」
?「人の話を聞く時は、ちゃんとこっちを向くの!」

顔を捕まれ、力一杯回される。
首がぐきりと鳴った。

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:04:50.27 ID:LngAyqCP0
俺の(無理矢理向けられた)視線の前には、
およそ遺伝子とか細胞とか、そういった単語とは無縁そうな人間が立っていた。

肩で揃えたセミロングのプラチナブロンド――今はそれを後ろでまとめている。
くりっとした釣り目がちのブルーの瞳は、怒りでさらに釣り上がっていた。
俺の顔を掴んでいる手は白くて華奢。いや、むしろ細すぎるくらいだろう。
問題はその背丈。
ちっちゃい。
ちっちゃすぎる。
目算ではちょっと分からないが、130cm……あるか?

俺「痛えな、何すんだ!」
椅子に座ったまま、そのデコに垂直チョップを喰らわせてやった。
まあ少なくとも、このくらいにはちっこい。

?「ポカポカ叩くな! 男ってすぐ暴力に訴えるよね!」
涙目になって頭を押さえたチビッ子は、
自分のことを棚に上げて、非難げに俺を睨む。
……何度見てもコイツが俺の先生だとは信じがたい。

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:06:22.16 ID:LngAyqCP0
当年とって10歳。
昨年ハーバードだかMITだかを卒業した、いわゆる超天才児。
漫画とかには結構いるが、現実ではそうそうお目にかかれないアレだ。
しかしまあ、いるところにはいるらしい。
それがコイツ。
この研究室の主。

?=天「それと敬語使ってよね。私、先生なんだから」
ついでに生意気だ。

コイツは昨年、突然この大学にやってくると、
あっという間に、この研究室を開き、スタッフをあちこちから引き抜いた。

しかし、奇妙なのはそのスタッフである。
俺を除いて全員女なのだ。

しかし、理学系は男が圧倒的に多い。
俺は恐らく招き入れざるをえなかったイレギュラーなのだろう。
むしろここまで女だらけの研究室なんかよく作れたと思うくらいだ。
これも天才の権力の一端といったところか。

とにかく、このチビっ子は随分と男嫌いらしい。
で、唯一の男性スタッフである俺は、目の敵にされている訳だ。
研究室でも末席で、重要な仕事は回ってこない。
回ってきたとしても、細かいところにケチをつけてダメ出しばかり。
くそ、思い出したら腹が立ってきた。
なんなんだこの扱いは。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:08:32.70 ID:LngAyqCP0
天「って、そんな話じゃなかった。ちょっといい?」
ころりと表情を変えた天才は、こっちの胸中など知らぬ風で話題を移す。

天「これから半年、長期の観察実験があるの」
俺「そういえば、前にそんなことを言ってたな」
俺「で、それが俺にどういう関係があるんだ」
天「君何言ってるの? 君もこの研究室の一員でしょ?」
意外な言葉が飛び出した。
てっきり俺のことは庶務兼雑務兼パシリくらいにしか考えてないと思っていたが。

天「そ、こ、で、君を今回の実験のチームに招き入れたいと思うんだけど。どう?」
天「君しかできない仕事があるの」
俺「……俺にしか?」
突然なんだ、この態度の良さは。気持ち悪い。

天「報酬も格別だよ。君、貧乏でしょ?」
俺「張ッ倒すぞこのガキ」
天「全額前払いで500万円」
俺「よし乗っ……いやっ、待て! 胡散臭え!」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:11:30.34 ID:LngAyqCP0
――結局俺はその話を引き受けることにした。

報酬は500万円。それ以外に実験期間中の衣食住医療費も全額負担してくれるらしい。
正直、美味しい。
まがりなりにも日本の大学の研究室だ。
さすがにそんなにヤバい実験はしないだろう。
せいぜい投薬やサンプルの採取くらいか。
それでこの報酬だとしたら、むしろ美味しすぎる。
いかな天才とはいえ、まあ所詮はガキ。金は持ってるが、世間様の相場は知らなかったというところか。

俺はややこしい文章が羅列された書類に、適当に目を通し
(実際にはあまりのブ厚さに、途中で読むのを諦めたんだが)、
サインと押印をする。

天「うん、ありがと」
提出した書類にあり得ない速度で目を通した天才は、満足げににっこり微笑んだ。

普段からこれくらい素直なら可愛いもんなのになぁ。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:14:33.91 ID:LngAyqCP0
――天才は、俺の想像なんか遥かに飛び越えたところにいるらしい。

翌日、俺は医学部の研究室に呼ばれた。
そこには見たことのない白衣を着た外国人が数人。
それに混じって天才がいた。
彼らは口々に挨拶や言葉を投げかけてくる。中には握手を求めてくる奴もいた。
俺は飛び交う英語やドイツ語をよそに、呆然と立ちつくすしかなかった。

その後、俺は手術着を着せられると、色々な部屋を引っ張り回された。
注射による投薬は言わずもがな、何かの線を当てられたり、電極を刺されたり、
しまいには大がかりな見たこともない機械の中に入れられた。
さすがに腹を開かれることはなかったが……。
なんだ、俺は改造人間にでもなるのか? 明日からヒーローか?

結局、嵐のような1日はあっという間に過ぎ去り、最後に大学病院の病室に通された。
すでに疲労は限界で、身体は心なしか熱っぽいような気がする。
頭も微熱の時のように重い。
俺は何も考えることができないまま眠りに落ちた。

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:16:30.94 ID:LngAyqCP0
激痛に叩き起こされた。

俺「――!」
絶叫した……つもりだった。
――声すら出せねえほど痛え!

ただひたすら痛い。
信じられないほど痛い。
皮膚も筋肉も血管も骨も内臓も、全身の細胞という細胞が痛い。

涙をぼろぼろこぼしながら、しかし、痛みで身動きも取れずにいると、
すぐ隣で「わ」と驚いたような声がした。
天「あ、起きた?」
天才の声だった。
天「待ってて。今、人を呼ぶから」
俺が問いかけることすらできずにいると、天才はナースコールを押した。
そこが限界だった。俺の意識は再び闇に落ちた。

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:18:33.48 ID:LngAyqCP0
痛みで目を覚ましては気絶してを繰り返すこと数日。
ようやっとある程度痛みも引き、動けるようになって、俺は異変に気付いた。

俺の胸が、ある。
あるというか、膨らんでいる。

まさかと思い、おそるおそる布団の下――自分の下半身に手を伸ばす。
こっちは、ない。

俺「――なんだこれ」
独りだというのに思わず声に出してしまった。
そして、とっさに口元を押さえ……ようとして腕に痛みが走り、その行為を断念した。
今のは俺が言ったのか? 今の高い声を?

何が起きた? いや、原因なんて一つしかないんだが。

ガチャリと、病室のドアが開く。
天「あ、動けるようになったの?」
俺「お前俺に何をしたああぁぁぁ!」

-------------------------------------------------------------------------------

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:21:08.56 ID:LngAyqCP0
まとめ【>>35-42
と、女体化するまでの経緯を書いてみました。
前置きが長くてスマンです。
ここからようやっと本編。今書いてます。
というか 萌 え と か な く て ゴ メ ン  。

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:23:48.47 ID:JcMeKE+m0
>>43
新手の職人ktkr
本編期待

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 11:49:21.40 ID:JcMeKE+m0
保守

46 名前:以下、名無しにかわりましてゆんゆん☆がお送りします :2006/08/13(日) 11:56:00.46 ID:p7WHoDuB0
|ω・`)
とりあえず暫く様子見ますね><

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:05:41.71 ID:LngAyqCP0
>>44
期待に添えられるか分かりませんが、頑張ります!

>>46
おお、姉の人キタw
あ、俺の分は長期戦の予定なので、お構いなくどうぞー。

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:14:54.97 ID:Ivzp6A6T0
あの漫画の15枚目ってうpされた?

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:16:32.61 ID:pytYnY560
>>47
ガンガレ!

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:17:03.32 ID:+3d6x3/KO
>>48
漫画描いてた人が利き腕負傷してもう描けない

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:20:47.64 ID:YPP2L/HP0
>>48
まったく申し訳ないです
描けないからSSでも貼ろうかと思ったんですが
今職人さんいらっしゃるんでまた後で貼る事にします

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:21:05.42 ID:hkLmac4XO
もうダメだな、このスレ。末期だ。
鉱山物資さえあればあと十年は戦える逸材なのにな。

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:24:34.69 ID:Ivzp6A6T0
>>50-51
mjd?早く治してくれよー。お大事にだ

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:26:04.89 ID:6L4vy4utO
小説タイプより台本タイプのがすき。

55 名前:以下、名無しにかわりましてゆんゆん☆がお送りします :2006/08/13(日) 12:29:24.01 ID:p7WHoDuB0
前スレ>>318からの続き

もみゅもみゅもみゅもみゅ
むにゅむにゅむにゅむにゅ
俺「…で、何故…、貴女は、んっ、俺の胸、を…揉み続けているので…す…んぁっ…!


姉「だって、気持ち良いんでしょ?やめて欲しくないんでしょ?…可愛い声で喘いじゃ

って、まぁ…。」
俺(姉貴…まさか、"そっちのケ"があるんじゃ…、あるまいな…。)
<俺>は、とりあえずしょーもない思考を中断し、快楽に負けそうになる己の欲望を抑え

つけ、話を切り出す。
俺「と、…とりあえず、なんでこんなことになったのか、原因になりそうな行動やら言

動やらも、全然…、思い浮かばないんだ。姉貴、俺…どうすればいいんだろう…。」
そもそも、仮にこの世が<俺>(ヒト)が"女性になりたい"(こうありたい)と望むだけ

で叶ってしまうような世界ならば、<俺>が「俺」に戻りたいと望んでいるのだから、戻

らなければ嘘だろう。

---

一旦カット><
ていうか、自分のもかなり小説風味なので、
もしかして、単なる掛け合いのほうがいいのかな、なんて><

56 名前:以下、名無しにかわりましてゆんゆん☆がお送りします :2006/08/13(日) 12:30:37.91 ID:p7WHoDuB0
>>55
そんなことを一人、自問自答していると。
姉「え、どうでもいいじゃない?どうしてそうなったか、なんて。良かったじゃない、

今のアンタ…食べちゃいたいくらい…可愛いわよ…?私は嬉しいわよ。こーんなに可愛

いコが、私の妹だなんて…。(…ぞくぞく…うっとり)」
まさに他人事であった。
姉「あ、そうそう。アンタ、もう下のほうは確認しt」
俺「し、したっ!したから!な、なな、無かった、無かったから!そんな飢えた獣のよ

うな目でコッチを見るな!…涎を垂らすな!それ以上、手をま、股に近付けるな!」
俺(姉貴…やっぱり、"そっちのケ"あるんだな…。全然知らなかった…)

---

>>51
こちら、常に次のレス分くらいしか余裕が無いっていう状態ですので、
そちらが一気に貼れちゃう状態でしたら、どうぞお構いなく><
>>52
マ大佐からの鉱山物資に期待><
>>54
やっぱり><

57 名前:以下、名無しにかわりましてゆんゆん☆がお送りします :2006/08/13(日) 12:37:31.96 ID:p7WHoDuB0
>>55-56
ごめんね。
ゆんゆん改行しっかり確認しなくてごめんね。><

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:46:59.39 ID:LngAyqCP0
>>56
続きktkr
姉さんエロいよ姉さん。
ちなみにこっちは実はストックが今まだ1話目しかないですw
>>52
戦いはこの一戦で終わりではないのだよ。
>>54
ゴメン、書きため分もかなり小説式だ……_| ̄|○
台本式は他の職人様に任せます。

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 12:54:43.31 ID:JcMeKE+m0
別に俺は小説式でも台本式でも構わないけどな
そんなことより続きwktk

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:40:35.61 ID:LngAyqCP0
>>59
おお、良かった。

では、書きため分放出してしまって、第1話行きます。

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:42:05.11 ID:LngAyqCP0
1『XX(1)』

-------------------------------------------------------------------------------

天「……X染色体を転写して、Y染色体は分解……」
天「……換えが終わった細胞を誘導、分化……」
天「……レオチドとRNAを摂取させた上でDNAポリメラーゼを活性……」
延々と講釈を垂れる天才。
それを俺は今にも停止しそうな頭で聞いていた。

俺もあの研究室に入れるくらいだ。自分の頭には自信がある。
だが、それでもコイツの言ってることには分からないところが多々ある。

とにかく分かったことを簡単にまとめると、
俺は遺伝子情報を女のものに書き換えられ、
さらに細胞をいじって女の身体に再構築されたということだった。

…………。

な ん て こ と し や が る こ の ガ キ 。

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:44:03.59 ID:8NNrzg//0
wktk

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:45:20.43 ID:LngAyqCP0
なおも講釈を垂れ流す天才をさえぎって、
俺は一番さし迫っている問題を聞いた。

俺「で、これ、半年後には元に戻るんだよな?」
天「戻らないよ」
きっぱりと、即答された。

俺「……は?」
天「今説明したでしょ。XYの両方の染色体を持つ男から、女への変化は容易なの」
天「で、今の君の身体にはX染色体しか残ってない」
天「染色体レベルの操作では転写が今のところ限界だから……」
その後も再び講釈を垂れだす天才。
だが、俺の耳には半分も入ってこなかった。

……もう戻れない?
じゃあ、これからどうすりゃいいんだ?

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:47:07.77 ID:Ivzp6A6T0
もう何かひょんなことじゃねぇwwwwwwwwwwwwktk

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:47:55.21 ID:LngAyqCP0
とりあえず、思い浮かんだ手段を口にしてみた。

俺「よし、訴えてやる」
天「やってみれば?」
あっさりと切り返す天才。

段々と分かってきたことがある。
コイツがこうやって即答する時は大抵
――俺にはどうにもできないところまで事態が進んでいる。

天「日本の裁判にそんな前例はないし、君がサインした同意書もある」
俺「対策は万全て訳か……」
天「それがわざわざアメリカからこっちに来た理由だもん」
天「それに、君が書類によく目を通さないのが悪いんだよ」
俺「あんな辞書みたいな資料読めるか……簡単な実験だと思って油断した……」
天「日本ていいよね。考え方が平和で」
悪魔のようなをこと言う天才。
しかも、笑顔だけは天使のようで、一層タチが悪い。

66 名前:以下、名無しにかわりましてゆんゆん☆がお送りします :2006/08/13(日) 13:49:20.91 ID:p7WHoDuB0
でも、ひょんなこと の "こと"を描写した作品って少なかった気がするから
いいと思います><

ぼく遊びいってきますね><
期待してくれてる方、ごめんなさい。
夜にでもまた書き込むと思います><

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:51:22.43 ID:LngAyqCP0
天「という訳で、これから半年、経過の観察をするから」
俺「“という訳で”って、具体的には何をしたら良いんだよ?」
天「普通に生活してくれればいいよ。必要なのはそういうデータだから」
天「食事とか体温とか病気とかはまめに記録してね」

天「どうせだったら、適当な相手を見つけて出産までしてくれると助かるけど」
出産? ……この場合、相手って男のことか?
俺「気色悪いこと抜かすな!」
天「でしょ? じゃあ、普通でいいよ」

天「それとこれ、はい」
と、ベッド脇の戸棚から一抱えもある紙袋を取り出すと、俺の隣に置いた。
俺「なんだコレ?」
天「着替え。ブラは一通りサイズを揃えたから合うのを選んで」
ぐあ。
そういえば、そういうものもありましたね。

68 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 13:53:03.97 ID:5paFjoLZ0
天才幼女(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ

wktk

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:53:22.10 ID:krGY/Msz0
なんだこりゃwww
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/adomachi/


70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:53:58.75 ID:LngAyqCP0
俺「いや、つうかそれは着けたくねーんだけど」
もう男の身体に戻れないのは分かった。だが、まだ心の準備というものが……。
これを着たら、早くも大事な一線を越えてしまう気がする。

天「ノーブラ派? それは好きにしたらいいけど、将来垂れるっていうよ?」
俺「今の俺には将来よりも今の方が重要だ」
天「そう。じゃあパンツだけね」
俺「そういうことじゃねぇー!」

怒鳴ってからふと我に返り、一回咳払いをする。
どうもこの声の高さが落ち着かない。ていうかちっとも怒ってる風に聞こえない。
そして、俺は改めて言葉を繋ぐ。

俺「なんで俺が女物の下着を着なきゃならないんだ、ってことだ!」
天「じゃあ、男物の下着を着たい? それとも、下着はなし?」
俺「…………」

……駄目だ、どうしようもねえ。
俺は両手で顔を覆い、天を仰いだ。

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 13:57:27.90 ID:LngAyqCP0
俺「痛てて……」
天「うわ、身体固いね。運動してる?」
くそ、どうしてブラのホック一つ留めるのにこんなに苦労しなきゃいけないんだ。
俺「こんなの毎日やんないといけないのか?」
天「そんなに面倒くさがることでもないでしょ」
天「ほら、こうやってホックを前で留めて、後ろに回してから上げれば楽でしょ?」
俺「…………」
天「何?」
俺「いや、そういう結構知ってるんだな。ブラなんて必要なさそうな胸なのに」
ベチン!
俺「痛ってえ! 今のはマジで痛えぞ!」
鼻っ柱に平手を喰らった俺は、鼻がむずむずするのをこらえながら、涙目で抗議する。
と、そこで動きが止まった。
天才が、俺と同じく涙目で、こちらを睨んでいた。
天「人の体型ことは言わないの! デリカシーないな!」
顔を真っ赤にして、本気でショックを受けたような表情だった。
――なんだよ、まだまだガキじゃないか。スタイルなんか気にすることでもないだろうに。
俺「……わ、悪かったよ」
結局、その表情に押されて、俺はただ謝ることしかできなかった。

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 14:00:53.45 ID:LngAyqCP0
身体の痛みもほぼ完全に引き、ついに退院する日がやってきた。

天才に渡された私服に袖を通す。約半月ぶりのまともな服だ。
服はカラージーンズとTシャツを選んだ。スカートよりは万倍マシだろう。
つうか、身体縮んだなぁ俺……サイズ一回り小さいぞ……。

天「こんにちは。退院おめでとう」
ロビーで退院の手続きをしていると、天才が声をかけてきた。
コイツは毎日毎日、必ず様子見にやってきている。ご苦労なことだ。
俺の観察が実験の目的とはいえ、一見するとただの暇人みたいだな。
それとも兄――いや、姉、か?――想いの妹か。

天「はいこれ、退院祝い」
天才はポケットから鍵を取り出し、俺に差し出す。

俺「なんの鍵だ、コレ?」
天「今日から君の住む部屋の鍵。あ、前のとこは引き払っておいたよ」
天「安心して、前の部屋より良い部屋なのは保証するから」
俺「…………」
もうなんでもアリだな、コイツ。
そろそろ何が来ても驚かない自信があるわ。

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 14:04:22.33 ID:LngAyqCP0
病院を出た俺は、その足で、渡された地図に示された場所へ向かった。
そこは大学から徒歩で5分ほどのマンションの8階だった。
悔しいが、確かに今まで住んでいた下宿より良い部屋だ。
入り口で暗証番号が必要だとか、いかにも金持ちの住む場所じゃないか。
慣れないシステムに四苦八苦して、ようやっと部屋に辿り着き、ドアを開ける。

部屋に入ると、つやつやしたフローリングの床が出迎えてくれた。
中を一通り見て回る。リビング、キッチン、寝室、バスルーム……ベランダには鉢植えがあった。
「ブルジョアめ……!」
意味もなく毒づいてみる。
あぁ、くそ、自分で言うのも難だが声が可愛い。ちっとも毒づいてるっぽくねぇ。

タンスや棚を開けると、俺の私物が綺麗に収められていた。
服(男物)だけは段ボールに詰められたまま、部屋の隅に置いてあったが……。
そして、これは極めて重要なことなのだが――
エロ本だけがいくら探しても見つからない。
あのガキ、捨てやがったな。

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 14:07:02.52 ID:LngAyqCP0
部屋の改めだけで夜になってしまったので、その日は寝ることにした。
腹は減ったが、外に買い出しに行くだけの気力はない。
服を着たままでベッドに倒れ込む。
病院のものと違って、ベッドが柔らかく、俺はそのまますぐ眠りに落ちた。



ゆさゆさ。
?「……だよ、起きて……」
……誰だ、俺の安眠を妨げる奴は。
薄目を開ける。
カーテンのすき間から光が射している。もう朝か。
?「おーい、起きてってば。初日からダレてちゃ困るよ」
俺「って、なんでお前がいるんだオイ!」

跳ね起きると、天才がすぐ傍らにいた。
なんで朝が俺の天才にモーニングコール!?

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 14:09:45.43 ID:LngAyqCP0
?=天「なんでって、観察実験だもん、私がいなくちゃ困るでしょ」
俺「鍵は!?」
天「これ、合い鍵」
俺「研究室はどうするんだよ! つうか他の奴らは!?」
天「この実験は極秘。大人数でおおっぴらにやる訳にも行かないでしょ」
天「それとも、君、研究室の子全員に私生活を覗かれたい?」
俺「……いや、それは勘弁してくれ」
天「大丈夫、他の子たちにはちゃんと別の仕事を与えてあるから」
天「あと1人、口の堅そうな子を選抜してあるから、観察はその子とやるわ」

俺「…………」
……あ、開いた口が塞がらねぇ……。

天「それと、私の部屋はお隣だから」
天「これから毎日来るからね。よろしく」

……そ、

俺「そんな話があるかあああぁぁぁぁ!」

-------------------------------------------------------------------------------

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 14:17:15.79 ID:LngAyqCP0
まとめ【>>61 >>63 >>65 >>67 >>70-75
毎回長くてすみません。

>>64
>>66で言われている通り、ひょんな「こと」そのものを導入部で書いてみましたw

>>66
いってらっしゃいw 続き期待してます。

>>68
果たして全話が終わった時に同じことが言えるかどうか……w

77 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 14:28:45.35 ID:5paFjoLZ0
>>76
どんなストーリーで進むのか・・・
ともかくGJでした。

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 14:31:36.28 ID:pytYnY560
>>76
楽しみにしてるおw

79 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 14:44:03.97 ID:5paFjoLZ0
自分も落下しても大丈夫でしょうか。

第五部と長引いてしまっているので、もし以前の話にちょっとでも興味ある方は
>>27で第一部から第四部までのまとめをDLして読んで下さると、尻尾振って喜びます。

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 14:50:36.63 ID:eMISUCO90
>>79
wktkwwwwwwwwwwwwwww

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 14:56:17.53 ID:ksycixWu0
ほっしゅ

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 14:57:24.20 ID:pytYnY560
>>79
>>27読んだ

やってくれ、スコッティー

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 15:02:56.45 ID:EoU1pRFAO
パスは??

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 15:05:27.92 ID:3fYMTi6B0
あれしかないだろwww

85 名前:83 :2006/08/13(日) 15:05:29.82 ID:EoU1pRFAO
あっ>>27のやつです

86 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 15:06:26.60 ID:5paFjoLZ0
第五部
弟ツバサは美少女になって留学から帰ってきた。俺も両親もその事実を受け入れる。
両親を説得し疲れきった俺が風呂に入っている時に、ツバサが突如乱入。そこで
ツバサの裸を目撃してしまった俺は、興奮しすぎて風呂場で倒れてしまった・・・


俺「う・・・うん・・・」
俺は目を覚ました。
俺(あれ・・・?俺は・・・)
ゆっくりと目を開ける。天井を見、そのままズルズルと周りに視線を移す。
俺(ここは・・・俺の部屋だ・・・)

豆電球が付いているが、部屋の中はうす暗い。
飾ってある時計をぼやけた目でじっと見る。12:30。時刻は深夜に回っていた。
俺(俺は・・・一体・・・)
体がだるく、妙に重たい。
特に下腹部は重しでも乗っているかのように重い。
頭だけ起こして、下半身を見てみる。
ツバサ「スー・・・スー・・・」
俺「・・・」
ツバサが俺の下腹部を覆い隠すように寝ている。
扇風機は回しっぱなしだ。
俺(ツバサ?・・・)

87 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 15:07:40.85 ID:5paFjoLZ0
ドサッと何かが額から落ちた。よく見ると濡れタオルだった。
回りをよく見渡す。ツバサが寝ているその脇に、水の入ったボウルが置いてあった。
もう一枚タオルが浸けてある。
誰かが俺を看病してくれていたみたいだ。
ようやく状況を飲み込めてきた。

俺(そうか。俺は気を失っていたんだ・・・しかし何故?)
(・・・そうだ・・・俺は風呂に入っていたんだ)
(風呂に入っていたら突然ツバサも入ってきて・・・少し話して・・・それから・・・)
(あれ・・・うまく思い出せない・・・)
(少なくとも・・・その後に俺が気を失ったのは確かだ・・・)

俺(ツバサがずっと看病してくれていたのか・・・)
(迷惑をかけたな・・・)

俺はツバサを起こさないように細心の注意を払いながらベットから起き上がった。

ツバサ「スー・・・スー・・・」
寝ている事を確認しツバサを抱きかかえると、ツバサの部屋へ向かった。
二階に俺の部屋があり、そのちょうど向かい側にツバサの部屋はある。
留学で弟が部屋を出て一年間、以前のそのままの状態で残してある。
掃除はお袋がこまめにしていたようなのでホコリくささは微塵も感じない。


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 15:10:54.69 ID:eMISUCO90
うひょーーーーーーーーーーーーー

89 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 15:11:15.98 ID:5paFjoLZ0
ツバサの部屋のドアを開き、抱えたツバサを起こさないよう慎重に運ぶ。
俺がベットにツバサを下ろそうとしたその時だった。
ツバサ「うぅん・・・お兄ちゃん・・・」
悩ましい声で俺を呼ぶ。
俺(ありゃ・・・・・・起きたかな・・・)
ツバサ「・・・グー・・・」
俺(何だ、ただの寝言か・・)

ツバサをゆっくりとベットの上におろす。
ツバサの寝顔が真近に迫る。
俺(かわいい顔してるよ・・・本当に)
イチゴのパジャマにプニプニとした頬。若さに満ちた体。
良く見ると胸元がはだけていて、ピンクのリボンを付けた白が基調のブラが見えた。
俺「ううぅ・・・お前が弟じゃなければ・・・」
涙をこらえつつ、そっとベットに寝かせた。

タイマーをセットし自動で止まるようにした扇風機をツバサの方へ向けて、
そのまま部屋へと戻った。


俺(さて、俺も寝ようかな)
     ・
     ・
     ・

90 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 15:12:26.52 ID:5paFjoLZ0
俺(ん・・・?)
モゾモゾ
モゾモゾ
俺の下半身で何やらうごめいている。ソフトなタッチ。
俺(下を脱がされてる・・・?)
俺はパンツ一枚になっている気がした。だがいまいち感覚が薄い。
気のせいであろうか。
モゾモゾ
ガバッ
俺(うおぉ!?俺のマグナムが外に露出してるっ!?)
いつの間にかビンビンになった俺のマグナムを、誰かが握り締めた。
これもまたソフトなタッチで、俺の性感センサーは異常なほどに反応する。

俺(ハアハア・・・これはたまらん・・・
もう我慢できんっ!!)
俺は思い切って布団をめくった!

ガバッ

ツバサ「お兄ちゃん?」

91 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 15:12:59.97 ID:5paFjoLZ0


チュンチュンチュン・・・
俺「はっ!!!!!」
俺は勢い良く目を覚ました。日光が窓から射して、少し眩しい。
体中から汗がモンモンと噴き出ている。
晴れ晴れとした朝を迎えた・・・というには程遠かった。

俺(さっきまでのは夢だったのか?・・・・どうやら夢の中の出来事だったらしいな・・・・・・)
(夢の中だからといっても・・・・・・なに弟をオカズにしてんだ・・・・・・畜生・・・)
夢という開放空間においても、少しでも弟をオカズとして捉えた自分自身を悔いる。

俺「言えない・・・絶対言えない・・・弟をオカズにしたなんて・・・」
ツバサ「オカズってなあに?」
不思議そうな顔をして、ツバサが俺の顔を覗き込んでくる。
俺「そりゃあオカズと言ったらアレしかないって、うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

俺「なんでここにツバサがいるんだよっ!!」
俺はオリンピックの記録を塗り替えるような速さでベットから後ずさりし、壁に張り付く。
ベットの脇にはツバサがチョコンと正座していた。

ツバサ「そりゃあ、お兄ちゃんが心配だったから来たの!」
ツバサはそういうと、セッセコセッセコとベットを整える。
ツバサ「お兄ちゃんもだいぶ調子良くなったみたいだね。ボク安心したよ」
先にリビングに降りて、待ってるからね」
ニコッと笑ってそう言うと、両手でボウルを持ってスタスタと俺の部屋を出ていった。

92 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 15:14:05.82 ID:5paFjoLZ0
俺「全く油断が出来きたもんじゃない・・・」
そう言うと、俺はその場にヘタりこんだ。

少し経ってからリビングへと向かう俺。
そこにはいつもと違う朝の光景があった。

ツバサ「はいっ、お父様♪目玉焼きです」
親父「朝からお父様だなんて・・・今まで生きてきた甲斐があったってもんだ・・・ウッウッ」
親父は「ありがたや、ありがたや」と呟き、泣きながら目玉焼きを食べている。
ツバサ「お母さん、ボクも何か料理手伝うよー」
お袋「あらぁ、いいのかい?ツバサちゃん」
ツバサ「ボクに任せてよっ!こう見えてアメリカでは自炊をして頑張ってたんだよ」
そうツバサは言いつつ、胸にポンと手を弾かせアピールする。

お袋「じゃあ、たかしの分の料理は任せちゃおっかなー」
ツバサは「お任せあれ」という表情でコクリと頷く。
お袋「あっ。たかし、おはよう。体の調子はどうだい?」
俺「まあまあだよ。それはそうと、ツバサが俺の分の料理を作るって話だが・・・」
俺はお袋と話しつつ、自分の席へと着く。



93 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 15:15:06.09 ID:5paFjoLZ0
ツバサ「ボクに任せてよっ!」
俺「そうか?大丈夫かなぁ」
俺はわざと不安な顔して、ツバサの反応をみた。
ツバサ「なっ!いいもん。あまりのおいしさで泣かせちゃうんだから!」
そういいながらツバサはフライパンを揺るがす。
どうやらチャーハンのようだ。

コトッ
ツバサ「はい、できたよぉ。渾身の熱血チャーハンッ!」
見事に綺麗に出来上がったチャーハン。お米が立っている。
俺(うっ、うまそう・・・)
俺「ど、どうせ見かけ倒しなんだろ」

ガツガツガツガツ
俺「う、うめぇ・・・」
ツバサ「ほーら!どうだ、ボクの実力を思い知ったかな?」
エッヘンと満足げな顔をして腕を組むツバサ。
畜生。めちゃめちゃうまい。
俺「本当にうまいよ、ツバサ。こんなうまいチャーハン食べた事ない」
ツバサ「えっ・・・そ、そうかな?エヘヘヘ・・・///」
俺はお米一粒も残さず完食した。


94 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 15:17:36.99 ID:5paFjoLZ0

俺「これから毎朝、朝ごはんはツバサに作ってもらおっかなーなんて」
ツバサ「そ、そんなに食べたいなら作ってあげてもいいよぉ?」
お袋「あらあら、ツバサちゃんに料理を習おうかしら」
親父「ウッウッ・・・神様ありがたや、ありがたや・・・」
       ・
       ・
       ・

お袋「そうそう、今日ツバサちゃんの歓迎会を開こうと思うの」
親父「そうだな。それが良い」
ツバサ「そんな・・・いいの?」
俺「もう材料はお袋達が買ってきてるからな。あと何か足りないものある?」
お袋「特には無いと思うんだけど・・・・・・・あっスイカ忘れちゃったわねー」
俺「俺が買ってくるよ。後ほかにも足りないものがあったら紙に書いてくれよ」
俺は暇で暇でしょうがない。こういう機会に外に出たかった。

ツバサ「私もついてくー!」
ツバサが勢い良く手を挙げる。
お袋「あらそう?たかし一人じゃ不安だから頼むわね」
俺「おいおい、信用無しかよ」
ツバサ「ねぇダメ?」
親父「ツバサはこれから私と一緒に楽しい事をするんだ(ハアハア)」
俺「よしツバサ、一緒に買い物行こう!」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 15:19:02.50 ID:3gBzNisiO
チャーハン作るよ
`∧,,∧
(;`・ω・)  。・゚・⌒)
`/  o━ヽニニフ))
しー-J

96 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 15:19:25.89 ID:5paFjoLZ0
ツバサ「やったぁー!さっそく着替えてくるねっ」
ツバサは無邪気に笑いピョコンと席から降りると、颯爽と自分の部屋へと戻った。

お袋「じゃあコレ。頼むわね。必要なものは全部紙に書き出しておいたから」
俺「へいへい」
親父「ツバサちゃんは僕と一緒に遊ぶんだ」
俺「おいオヤジ!しつこい!」

ツバサ(えへへ・・・お兄ちゃんと二人きりかぁ・・・)


これから二人で行く"おつかい"。だがそれは"ただのおつかい"では済まなくなってゆく・・・


第五部「僕にその手を汚せというのか」   完

チラシ裏:書くのが遅くて申し訳ないお。まだ読んでくだされば光栄だお。

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 15:21:16.10 ID:eMISUCO90
>>96
最高だお
フヒヒ・・・・・

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 15:46:38.79 ID:LngAyqCP0
新作キタァ!
親父さんヤバイw

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 15:48:06.20 ID:YPP2L/HP0
ツバサモエスww

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 15:54:21.64 ID:ksycixWu0
ほ〜しゅ

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 15:57:48.24 ID:wvgC9B4K0
なにこの良スレ

ツバサ(*´Д`*)ハァハァ
wktkwktkwktk

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 16:04:08.13 ID:YPP2L/HP0
どうでもいいがIDがHP0って・・・俺死んでんのか・・・

103 名前:586 ◆0MBCwWXAGc :2006/08/13(日) 16:07:14.41 ID:5paFjoLZ0
まとめ【>>86 >>87 >>89 >>90 >>91 >>92 >>93 >>94 >>96
忘れていました。追加しておきます。

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 16:24:58.20 ID:ksycixWu0
保守

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 16:36:05.20 ID:LngAyqCP0
>>102
これは……w ホ、ホイミー。

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 16:58:11.50 ID:0PKnW5d60
ほしゅ

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 16:59:46.94 ID:JcMeKE+m0
>>76>>96
お前ら大好きだ

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:26:06.09 ID:YPP2L/HP0
第一話「転校生は・・・」

チュンチュン・・・
俺「はっ!!」
ガバッ!
俺「やっぱり・・・女のままか・・・」
父「ああ、おはよう」
母「あら、おはよう」
俺「はぁ・・・おはよう・・・」
父「元気ないじゃないか、どうした?」
母「もう・・・まだ気にしてるの?もう3日目よ?」
俺「気にしないわけないだろ・・・女になっちゃったのに・・・」
母「まったく情けない子ね・・・女の子でしょ?」
父「そうだぞ、父さんはお前をそんなクヨクヨした子に育てた覚えはない!」
父「それにお前も母さんに似て美人なんだから自信を持ちなさい」
母「まぁ、アナタったら///」
父「はははは・・・」
俺「はぁ・・・・・・」
俺(女子用の制服か・・・3回目けどやっぱ嫌だな・・・)
俺「学校行ってくる・・・」
父・母「いってらっしゃーい」
俺の家系は結構・・・いや、かなり特殊だ
必ず第1子に男が生まれ、15の誕生日に性別が反転、つまり女になるという
母さんも15までは男だったらしい
しかも嫌な掟がある、第1子、つまり長男が性別反転するまでそのことを本人には絶対教えてはならない、というものだ

ガチャドサドサドサ!!
俺「なんでつい3日前まで男だった奴にラブレターがこんなにくるんだ・・・」
俺が住んでいるのはそれなりに大きい村だ、勿論みんな俺が15で性別反転するのは知っていたが黙っていた、友達甲斐の無い奴等だ

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:29:24.45 ID:YPP2L/HP0
男「よう、今日も大漁だなw」
俺「うっせ」
ガパッドサドサドサ
男「うわっ!中身どころか書いた奴の名前すら見ずに捨てちゃいましたよコイツ」
俺「いいんだよ、俺は誰とも付き合わないし、結婚もしないし」
男「ほっほー、3日前に女になっていきなり学校一のマドンナの地位を獲得した人は言う事が違うね〜w」
俺「ケンカ撃ってんのか?お前・・・」
後輩「お、おはようございます」
男「オッス!」
俺「・・・」
男「お前・・・せ〜っかく後輩があいさつしてんのに無視はかわいそうだろ〜」
俺「・・・お前と違って俺は女になっちまったからな、お前みたいに笑ってられないのさ・・・」
ガラッ!
同級生女1「あ、おはよ!どう?女生活3日目は?」
同級生男1「あ、今日こそは返事くれよな!」
男「おっす、ああ〜やっぱり男同士ってのはな〜ごめんな!」
同男1「お前にゃ聞いてねえよ!」
男「あ、やっぱり?」
俺「はぁ・・・・・・」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:31:05.63 ID:YPP2L/HP0
誤字ったorz
『ケンカ撃ってんのか?』→『ケンカ売ってんのか?』
でお願いします

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:32:44.50 ID:YPP2L/HP0
キーンコーンカーンコーン・・・
教師「あぁ〜、おはよう、出席の前に今日は転校生の紹介をしたいと思います、君、入ってきて」
ガララッ
俺「!!」
男(おい、かわいいな〜お前にそっくりだ!)
転校生「隣町から引越してきましたぁ、皆さん、よろしくお願いしますね〜」
教師「そうだね・・・席は・・・あそこが空いてるな」
俺(俺の隣かよ・・・)

ガヤガヤ・・・
「校内案内しようか?」
「かわい〜、お人形さんみたい!」
「ケコーンしてくれ!!」
転校生「あ、ちょっと・・・すいません〜・・・」
トットットッ・・・
俺「ん?」
俺「・・・何か・・・用?」
転校生「はじめまして〜!お姉ちゃん♪」
俺「・・・」
男「・・・」
「・・・」
「・・・」
一同「「「「「ええええぇぇぇぇ〜〜〜〜!!???」」」」」
俺「はぁ???何言ってんの君???」
転校生「え?お姉ちゃん、パパとママから聞いてないですか?」
俺「いや、それ以前に苗字も違うし!!」
転校生「そんなのたまにあることじゃないですか〜」
転校生「これからよろしくね!お姉ちゃん♪」
俺「・・・・・・頭いてぇ・・・」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:33:32.74 ID:YPP2L/HP0
俺「・・・なんでついてくる?」
転校生「ふぇ!?」
俺「学校でもちょこちょこついてきて・・・顔そっくりなのは認めるけどさ」
転校生「お姉ちゃんひどい〜私お姉ちゃんに会うのすごく楽しみにしてたのに〜」
俺「お前など知らん!自分の家にカエレ!」
転校生「だ〜か〜ら〜、お姉ちゃんと一緒に住むの〜!」
俺「ああ〜!もう!!」
ダッ!
転校生「あぁっ!お姉ちゃん待ってよぉ〜!」

タッタッタッタッ・・・
俺「はぁ・・・はぁ・・・撒いたか・・・ふぅ・・・・」
ガラッ
俺「ただいま・・・」
転校生「おかえり〜、お姉ちゃん♪」
ゴッ!
俺「カエレ」
転校生「ふぇ〜、パパ〜ママ〜、お姉ちゃんがぶった〜」
母「あらあら、かわいそうに・・・駄目じゃない!」
父「そうだぞ!妹を殴るなんてなんてことを・・・」
俺「・・・聞きたいことがあるんだが」
父「どうした?」
俺「俺は妹がいるとか聞いたことも無かったぞ・・・」
父「そりゃそうだ、教えてないからな」
母「教えてないのに知ってるわけ無いじゃない?」
俺「・・・アンタ等・・・」
父「まあ、居間で話そうか」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:37:33.07 ID:YPP2L/HP0
妹「んっふっふ〜、おねぇちゃ〜ん♪」
俺「抱きつくな!・・・で、どういうことか説明してくれよ」
父「ああ、お前が生まれた時実は双子だったんだ、しかし今まで双子ってケースがなくてね・・・」
母「この時代でしょ?間引くわけにもいかないから知り合いに預けてたのよ」
俺「普通に間引くとかいうな!・・・どうしていきなりこっちに戻したんだ?」
父「15歳まで様子を見ることにしたんだよ、前例がないことだからね」
母「そしてあなたもこの子も15で性別反転が起きたし、もう大丈夫でしょうということで引き取ったのよ」
俺「ふーん・・・納得いくようないかないような・・・って『この子も』!?ってことは・・・」
妹「もちろん、お姉ちゃんと一緒で男の子だったんだよ〜♪」
父「双子だけあって母さんに似て二人ともかわいらしいね〜」
母「まぁ、アナタったら///」
妹「えへ〜♪」
俺「・・・(俺だけか・・・この家族がおかしいと思うのは・・・)」
父「ああ、そうだ二人とも」
俺「なんだよ・・・」
妹「なぁに〜?」
母「いつまでも男の名前にしておくわけにもいかないから、自分の名前どんなのがいいか考えときなさいね」
俺「ぶっ!!」
妹「はぁ〜い♪」
俺「ちょっとまて!自分で名前考える!?いやその前に改名!!???」
父「そうだぞ、女の子になったんだからいつまでも男の名前にしておくわけにもいかないだろう?」
母「掟でね、自分で名前を決めるのよ?お母さんも自分で名前決めたんだから」
俺「・・・部屋に戻る・・・」
妹「あ、私も〜」
母「かわいい名前考えるのよ〜」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:41:39.77 ID:eMISUCO90
期待age

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:45:56.33 ID:YPP2L/HP0
妹「〜♪〜〜♪」
俺「・・・で、なんで俺の部屋にいる」
妹「?だって2人部屋だよ?」
俺「・・・はぁ?」
妹「パパもママも『お姉ちゃんと一緒の部屋がうれしいよね〜』って・・・」
ドタドタドタッ!!
俺「父さん!母さん!ちょ!!何考えてるんだよ!!」
父「?どうした」
母「どうしたの?」
俺「2人部屋なんて何考えてるんだよ!!」
父「まったく・・・お前は思いやりが足りないぞ・・・」
俺「はぁ!?」
父「隣町のから今日初めてこの村に来たんだ、不安にならないか?」
俺「・・・まぁ・・・確かに・・・」
父「そこでだ!!あの子は本当の家族に、特にお前に会うのをすごく楽しみにしていたんだ、少しでも助けたいとか思わないかな?」
俺「ちょ、俺のプライバシーとかは無視!?」
妹「お姉ちゃーん、置いてかないでよ〜」
俺「だから抱きつくな!」
父「と、言うわけだ、姉として、かわいい妹を助けてあげなさい」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:49:17.24 ID:YPP2L/HP0
俺「・・・はぁ〜・・・」
妹「どうしたの?」
俺「いや、お前、2人部屋とか嫌じゃないの?しかも今までまったく知らなかった奴とさ」
妹「お姉ちゃんだもん、イヤじゃないよ」
俺「そういうもんかね?」
妹「お姉ちゃん、イヤ?」
俺(そう寂しそうに言われると嫌と言いづらいな・・・)
俺「イヤじゃ・・・ないけど・・・」
妹「よかったぁ、お姉ちゃんに嫌われてるかと思ったよぉ」
俺「てかさ、お前その喋り方・・・」
母「お風呂入っちゃいなさーい」
妹「はーい!」
俺「俺は後でいいからお前入ってこいよ」
妹「ん?ん〜・・・・・・お姉ちゃん先入って〜」
俺「?あ、あぁ、んじゃ先に入らせてもらおうかな・・・」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:50:46.05 ID:YPP2L/HP0
パサッ・・・
俺「しかしまいったな・・・いきなり妹だって・・・」
ザバ―――ッ
俺「ふぅ・・・」
バァーーーーン!!
妹「お姉ちゃーーん!一緒に入ろ〜♪」
俺「ぅ、うわあぁあぁぁ!!?」
妹「どうしたの?」
俺「お、お前・・・!!で、出ろ!!もしくは俺が出る!!」
妹「やだー、駄目ー、一緒に入る〜」
俺「俺が出る」
妹「は〜い、入り口前から動きませ〜ん♪」
俺「な!?」
妹「私と一緒にお風呂入ってくれるまでどきませ〜ん」
俺(コ・・・コイツ・・・!!)
俺「・・・・・・・・・」
妹「ニコニコニコ」
俺「・・・・・・・・・・・・」
妹「ニコニコニコニコニコニコ」
俺「・・・はぁ・・・わかった・・・一緒に入ってやるよ・・・」
妹「ワーイ♪じゃあ、背中流してあげる〜」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:53:41.84 ID:YPP2L/HP0
ゴシゴシ・・・
俺(まったく・・・なんでこんな目に・・・)
妹「ん〜?」
俺「?」
妹「お姉ちゃん胸大き〜い♪」
ムニィ!
俺「ひゃっ!?」
妹「わ〜、やわらか〜い」
モミモミモミモミ・・・
俺「ちょ・・・ぁ・・・く・・・」
妹「〜〜♪」
俺「やめ・・・んぅ・・・」
キュッ!
俺「ひっ・・・ぁ・・・ぁ・・・!!!」
妹「私胸小さいんだぁ・・・いいなぁ〜」
ビクッ・・・ビクッ・・・
妹「お姉ちゃんどうしたの?のぼせちゃった?」
俺「〜〜っ・・・だいじょ・・・ぶ・・・な、なんでもない・・・」
妹「は〜い、じゃあ流すね〜♪」
俺「・・・・・・///」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:55:34.81 ID:wvgC9B4K0
ID:YPP2L/HP0氏の作品では
ナニはどうなっているんだ?(*´Д`*)ハァハァ

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:57:05.14 ID:YPP2L/HP0
>>119
俺=男から女
妹=男から女
母=昔に男から女
他=普通です

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 17:59:03.12 ID:YPP2L/HP0
妹「さっぱりした〜♪」
俺「///」
母「あら?一緒に入ってたの?」
妹「うん、背中流しっこしたの」
母「あらあら、仲がいいのね〜」
妹「うん!」
母「じゃあ、ご飯の準備手伝ってもらおうかしら?」
妹「は〜い♪」
俺「えぇ!?」
母「女の子が料理できなくてどうするの、ほら、妹は手伝ってるわよ?あなたは手伝わないの?」
俺「・・・わかったよ・・・手伝う、手伝えばいいんでしょ!」
父「おぉ、美人が3人もいると華やぐなあ」
俺「はいはい、好きに言ってくれ・・・」
妹「おいしいご飯作るから楽しみにしててね♪」
トントントントン
母「あら、妹ちゃん料理上手ね〜」
妹「えへへ・・・」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:01:49.27 ID:YPP2L/HP0
俺「さてと・・・そろそろ寝るか・・・」
妹「は〜い♪」
俺「ベットお前が使え、俺こっちで寝るから」
妹「ブー☆」
俺「『ブー』じゃねぇよ」
妹「一緒に寝るー!」
俺「ヤダ、1人で寝ろ」
妹「・・・・・・」
俺「な、なんだよ・・・」
ガシッ
俺「抱きつくな」
妹「ヤダ」
俺「この・・・っ!!」
妹「む〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
俺「こ・い・つ〜〜〜〜〜〜〜」
妹「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
俺「・・・アホらしい・・・わかった、一緒に寝てやるから、放せ」
妹「・・・ホント?」
俺「これ以上こんなことで体力使いたくないからな、ただし、明日からは1人で寝ろ」
妹「1人で寝るのヤダ」
俺「・・・殴るか・・・」
妹「殴っちゃヤダ」
ゴッ
妹「うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜」
俺「1人で寝ろ」
ギュ〜〜〜〜〜ッ
俺「はぁ・・・わかったよ・・・降参、しばらくは一緒に寝てやるよ・・・」
妹「わ〜い!お姉ちゃん大好き♪」
俺「はぁ・・・」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:02:59.15 ID:YPP2L/HP0
俺「なぁ」
妹「なぁに〜?」
俺「お前・・・こっちに来たのはいいけどさ、男の時の友達とかと離れ離れになる時寂しいとか無かったのか?」
妹「・・・う〜ん・・・わかんない・・・友達いなかったもん」
俺「え?」
妹「ず〜っとお屋敷にいて『えーさいきょーいく』とか『ていおーがく』っていうのやらされてたの」
俺「が、学校は!?」
妹「今日まで行ったことないよ」
俺「無茶苦茶だな・・・」
妹「おじさんもおばさんも全然家にいなくて時間になったら先生がきてたの」
俺(人間の生活じゃないな・・・)
妹「お姉ちゃんはどんな人かなとか、一緒になにしようかずっと考えてたの」
俺「・・・・・・」
妹「だから今日ね、すっごく楽しかったの、お姉ちゃんやパパやママに会えたしご飯も食べれたしお風呂も一緒に入れたし
  今一緒に寝てるんだもん、ほとんどのお願い叶っちゃった」
俺「つらいのガマンしてたんだな・・・えらいえらい・・・」
妹「えへへ〜・・・初めてお姉ちゃんに誉めてもらっちゃったよ〜♪」
ぎゅ・・・

妹はそう言って抱きついてきた、俺も妹を抱きしめた
いきなりできた妹だけど確かな絆を感じて・・・

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:06:33.94 ID:wvgC9B4K0
HP0氏
ち、ちがうんだ・・・家族構成とかじゃなくて・・・・
ゴホン・・・不謹慎なんだが・・・か、下半身の問題なんだ///

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:14:17.66 ID:YPP2L/HP0
>>124
く・・・どういうことなんだ・・・純真な俺にはまったくわからないんだぜ・・・

つまり
俺=マンマンオンリー
妹=マンマ(ry

ということか?
ちなみにどっちも持ってるとかはない

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:22:43.12 ID:YPP2L/HP0
第二話 予告

俺「ああ〜なんでこう男だった俺にラブレター出すかな〜」
妹「お姉ちゃんすごい量だね〜」
俺「ほんと・・・ってお前俺の5倍くらいあるじゃねーか!!」
妹「読むのも大変だね〜」
俺(どうやって下駄箱に入ってたんだ・・・)
妹「それよりお姉ちゃん」
俺「なに?」
妹「せっかく美人なのに男言葉似合わない〜」
俺「い、いいじゃんか」
妹「ダメダメ〜!こうなったらレッスンよ!」
俺「なにいぃ!?」
妹「第二話、『嬉し恥ずかし女言葉』お姉ちゃんをテッテーテキに調教だ〜☆」
俺「調教!?」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:34:42.07 ID:JcMeKE+m0
>>126
また新たな書き手が!GJ!
次も期待

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:38:23.54 ID:Yn0Ob86S0
>>126
(;´Д`)これはキタ

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:47:17.10 ID:VqeXeMdOO


130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:49:19.21 ID:TV4Bt+d60
このスレのまとめってどこかにある?

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 18:59:32.70 ID:YPP2L/HP0
あると言う話はまったく聞かないな

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 19:02:02.18 ID:TV4Bt+d60
そうか

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 19:20:06.40 ID:EoU1pRFAO
ほす

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 19:27:21.04 ID:eMISUCO90
あげ

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 19:27:33.85 ID:rNpZt3gYO
初代スレの作品テキストはあるみたいだけどまとめサイトはないね

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 19:29:13.28 ID:YPP2L/HP0
あ、>>113 で書いたことなんだが
2人の名前募集中、面倒なんで安価でいいかな?

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 19:30:40.31 ID:EoU1pRFAO
>>136安価は危険

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 19:32:05.18 ID:JcMeKE+m0
>>136
安価はやめといた方がいい
荒れる

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 19:33:36.59 ID:YPP2L/HP0
>>137-138
おk、んじゃ適当に考える

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 19:52:10.90 ID:JcMeKE+m0
保守

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 20:18:02.11 ID:P9M47ZChO
干し

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 20:19:36.15 ID:lqnxzidA0
アリプロが久石譲の曲を流用した件について Part4
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamemusic/1145270732/l50

片倉三起也HP
http://www.number21.jp/diary/valetti/index.html


143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 20:27:44.70 ID:YPP2L/HP0
第2話「嬉し恥ずかし女言葉」

俺「おーい、起きろ〜」
妹「う〜〜??」
俺「お〜〜〜〜〜〜い」
妹「ん〜〜〜〜??」
ムニュッ
俺「わ、鷲掴み!?」
妹「やわりゃか〜〜〜い・・・」
サスリサスリ・・・
俺「あ・・・さから・・・や・・・めヘェ・・・」
妹「にゃ〜〜〜〜〜?なんだろ〜〜〜〜〜?」
キュキュッ!
俺「ち・・・び・・・ひっぱ・・・ぁ・・・」
妹「にゃんだかたのしいにゃ〜〜〜〜〜」
キュッ!キュッ!キュッ!
俺「ぁ・・・ダメ・・・・ぁ・・・あぁ・・・」
――――――10分後・・・
妹「うにゃ?ん〜〜〜〜〜〜〜〜おはよ〜〜〜〜」
俺「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・くっ・・・///」
ガクガクガク・・・
妹「あれ?お姉ちゃんどうし・・・」
ゴッ!ゴゴッ!!ゴッ!!!
妹「お姉ちゃんがぶった〜〜〜〜」
俺「うるさい!さっさと着替えろ!!」
妹「ひ〜〜ん・・・痛い〜〜〜・・・」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 20:33:48.16 ID:Yn0Ob86S0
私の息子は反抗期なようだ(´・ω・`)

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 20:49:38.00 ID:YPP2L/HP0
「おはよう」
母「おはよう」
俺「あれ?父さんは?」
母「もう仕事行ったわよ」
妹「おはよう〜・・・ぅぅ・・・」
母「おはよう・・・ってどうしたの?」
妹「お姉ちゃんがぶった・・・」
母「まぁ、ひどいわね」
俺「俺にも色々あるんだ・・・」
母「ふぅん・・・ところでもう出ないと遅刻するわよ?」
俺「あ、やば!行くぞ!」
妹「あ!待ってよ〜!」

俺「走ったおかげか結構余裕で着いたな」
妹「そうだね〜」
男「よう!お二人さん」
俺「よう」
妹「おはよ〜」
男「めずらしく挨拶返したな」
俺「そんな日もある」
妹「ダメだよお姉ちゃん、挨拶はちゃんとしないと〜」
男「妹ちゃんいいこと言った!」
俺「うっさい」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/13(日) 20:56:50.85 ID:YPP2L/HP0
ガチャドサドサドサ・・・
男「お〜お〜、相変わらずの大漁ぶり・・・」
俺「懲りないな・・・」
妹「お姉ちゃんすごいね〜」
ドサッ!
俺「なにそのありえない量」
男「爆釣!?」
妹「読むのも大変だよ〜」
俺「こういうのはな・・・」
ドサドサドサドサドサ・・・
男「あ、やっぱそれ?」
妹「あ〜〜ひどいんだ〜」
俺「あんなの気にしてたら一日が終わるっての」
男「ま、確かにそうだわな」
俺「さっさと教室行こうぜ」

男「おっす!」
同男「!!!」
同女「!!!」
男「ん?」
ヒソヒソ・・・「見たかよあれ・・・」ヒソヒソ・・・「3人揃って・・・」ヒソヒソ・・・「マジカヨ・・・」ヒソヒソ・・・「ちょwww姉妹丼www」
男「うん、なんかすんごい失礼且つよく聞こえるヒソヒソ話をありがとよ」
俺「ホントにな、俺は誰かと付き合う気は無い」
妹「そうですよ〜、私お姉ちゃん一筋なんですから〜」
同男「!!!」
同女「!!!」
ヒソヒソ・・・「父×俺のほうが・・・」ヒソヒソ・・・「姉妹レズktkr」ヒソヒソ・・・「どっち攻めだよ・・・」ヒソヒソ・・・「こん中に腐女子混じってねぇ?」
俺「お前・・・」フルフルフル・・・
妹「あ・・・お姉ちゃん・・・女の子はもっとおしとやかにしたほうが・・・」


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