武蔵野鉄道
武蔵野鉄道株式会社(むさしのてつどう 英称 Musashino Railway Co.LTD.)は東京都および埼玉県・群馬県・栃木県を営業区域とする鉄道企業。ほかに系列企業が乗合自動車、タクシー、不動産、百貨店事業などを手がける。本社は埼玉県越谷市の本社ビル。略称は武鉄(たけてつ)および武電(たけでん)。英語略称はMRC。
コーポレートカラーは■グリーン(東急線の昔の緑の電車の色に近似している)。
コーポレートカラーは■グリーン(東急線の昔の緑の電車の色に近似している)。
なお、現在関東高速鉄道連合会加盟各社で貨物列車の運行および鉄道貨物の取り扱いを行っている鉄道事業者は、武蔵野鉄道と同社傘下の中央関東鉄道のみである。
社名の由来は埼玉(武蔵野)を縦断することからきている。なお、西武鉄道の前身の一つである武蔵野鉄道とは、一切関係がない。
会社概要
社名 | 武蔵野鉄道 |
英文社名 | Musashino Railway Co.LTD. |
種類 | 株式会社 |
設立 | 1910年 |
略称 | 武鉄(たけてつ) |
郵便番号 | 343-0xxx |
本社所在地 | 埼玉県越谷市 |
電話番号 | 048-988-xxxx |
代表者 | 代表取締役社長 xxxx |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 鉄道による一般運輸事業 |
売上高 | 1545億円(鉄道単独) |
4672億円(連結) ※共に2005年度 | |
資本金 | 436億円 |
決算期 | 3月 |
従業員数 | 4673人(2006年3月31日現在) |
コーポレートカラー | ■武鉄グリーン |
主要子会社 | 武鉄自動車・武蔵野車輌製造 |
外部リンク |
沿革
弊社の前身の一つである武州鉄道は、1910年、南埼玉郡綾瀬村(現蓮田市)の政治家飯野喜四郎と岩槻町(現さいたま市岩槻区)と綾瀬村の有志らに対し当時の鉄道省から敷設免許がおり、中央軽便電気鉄道株式会社として設立された鉄道会社。翌1911年、中央鉄道株式会社に社名変更して動力を電気から蒸気に変更した。当初は東京と日光を結ぶことを構想として表明しており、その計画は北千住を起点とし川口、岩槻、幸手、栗橋、古河を経て日光へ至る壮大なものだった。1912年に第1期線として川口~岩槻間が認可され着工された。
第1期線の起点は当初川口駅が予定されていたが、すでに駅前の開発が進んでいたため、廃止された国鉄の貨物線跡を活用して乗り入れできる赤羽駅に変更された。しかし、赤羽駅構内が狭かったため、貨物の積み下ろしが出来ないとして、貨物用の起点は蕨駅に変更となった。
1914年には第2期線として岩槻~蓮田~忍町(現行田市)間の認可を受けた。先に着工していた第1期線は竣工期限までに工事が終わらず、資金繰りのため第2期線も着工して先行して開業させることにした。1919年、武州鉄道株式会社に社名変更し、1924年に蓮田~岩槻間が開業した。この時に京成電鉄の創立者のひとりの本多貞次郎を社長に招聘した。
ひきつづき、岩槻より南下する形で延伸していたが資金難にあえいでいたが、目黒蒲田電鉄(現 東京急行電鉄)などの支援をうけ1928年に越谷へ、1932年には潮止(現 八潮市)、1935年には綾瀬、1937年には亀戸へ到達した。
蓮田以北へも延伸を進め1934年には忍町(現行田市)1937年に太田市、1939年には赤城に到達し同時に上毛電気鉄道と直通運転を開始した。
戦後は、1949年に悲願の新橋乗り入れが実現し、1950年に武蔵野開発鉄道に社名変更し1964年には国鉄足尾線を買収し、1975年に中禅寺湖まで路線を延ばし、現在の路線網となった。
その後1990年に現在の社名に変更した。
歴史
1910年 中央軽便電気鉄道株式会社設立
1911年 中央鉄道株式会社に社名変更
1919年 武州鉄道株式会社に社名変更
1924年 蓮田~岩槻間 開業
1928年 岩槻線 岩槻~武州越谷(現 南越谷)間 単線開業
1932年 岩槻線 武州越谷~綾瀬間 単線開業
1934年 岩槻線 忍町(現行田市)~蓮田間 単線開業。同時に岩槻線全線電化
1935年 岩槻線 綾瀬~亀戸間 単線開業
1937年 岩槻線 亀戸~新橋間 複線開業 太田~忍町間 単線開業
1939年 岩槻線 赤城~太田間 単線開業
1950年 武蔵野開発鉄道株式会社に社名変更
1956年 岩槻線 武州越谷~綾瀬間複線化
1963年 岩槻線 行田市~蓮田間 複線化 新橋~太田間8両編成対応完了。
1964年 国鉄足尾線 非電化で買収 新桐生で岩槻線に乗り入れ。間藤まで客扱い。
1969年 岩槻線 太田~行田市間 複線化 新橋~武州越谷間で10両編成運転開始。
1973年 国鉄武蔵野線開通に伴い武州越谷駅を南越谷駅に改称
1975年 足尾線 間藤~中禅寺湖間 開業。足尾線全線電化。これにより電化率100%達成。新橋~蓮田間10両編成対応完了。
1985年 南越谷~北綾瀬間 複々線化 同時に南越谷~綾瀬間で急行・快速列車の一部12両編成運転開始。
1987年 北綾瀬~新橋間 複々線化 同時に新橋~蓮田間で急行・快速列車の一部12両編成運転開始。
1989年 新橋~東京貨物ターミナル間 複線電化開業
1990年 武蔵野鉄道に社名変更
1995年 南越谷~岩槻間 複々線化
1999年 岩槻~蓮田間 複々線化
2007年 麻帆良線 麻帆良中央~竜舞間 単線電化開業
1911年 中央鉄道株式会社に社名変更
1919年 武州鉄道株式会社に社名変更
1924年 蓮田~岩槻間 開業
1928年 岩槻線 岩槻~武州越谷(現 南越谷)間 単線開業
1932年 岩槻線 武州越谷~綾瀬間 単線開業
1934年 岩槻線 忍町(現行田市)~蓮田間 単線開業。同時に岩槻線全線電化
1935年 岩槻線 綾瀬~亀戸間 単線開業
1937年 岩槻線 亀戸~新橋間 複線開業 太田~忍町間 単線開業
1939年 岩槻線 赤城~太田間 単線開業
1950年 武蔵野開発鉄道株式会社に社名変更
1956年 岩槻線 武州越谷~綾瀬間複線化
1963年 岩槻線 行田市~蓮田間 複線化 新橋~太田間8両編成対応完了。
1964年 国鉄足尾線 非電化で買収 新桐生で岩槻線に乗り入れ。間藤まで客扱い。
1969年 岩槻線 太田~行田市間 複線化 新橋~武州越谷間で10両編成運転開始。
1973年 国鉄武蔵野線開通に伴い武州越谷駅を南越谷駅に改称
1975年 足尾線 間藤~中禅寺湖間 開業。足尾線全線電化。これにより電化率100%達成。新橋~蓮田間10両編成対応完了。
1985年 南越谷~北綾瀬間 複々線化 同時に南越谷~綾瀬間で急行・快速列車の一部12両編成運転開始。
1987年 北綾瀬~新橋間 複々線化 同時に新橋~蓮田間で急行・快速列車の一部12両編成運転開始。
1989年 新橋~東京貨物ターミナル間 複線電化開業
1990年 武蔵野鉄道に社名変更
1995年 南越谷~岩槻間 複々線化
1999年 岩槻~蓮田間 複々線化
2007年 麻帆良線 麻帆良中央~竜舞間 単線電化開業
企業理念
存在理念
- 私たちは、「交通の力で未来を切り開く」武蔵野鉄道グループの中核企業として、より安全・快適・正確な鉄道輸送を行う鉄道運輸企業を目指します。
- 私たちは、「鉄道から未来を広げる」ことを目指して、弊社の路線沿線を発展させ、設備を改良し続け、きめ細やかなサービスを提供することで、「現在、そして未来の社会を支える」ことに貢献します。
経営理念
- 多くの人々を目的地へ運ぶ企業として、確かな安全性と速達性、快適性を提供し、利用者の期待に応えます。
- 明日を見据えた経営を行い、適正な利益を生み出します。
- 社員が目的を共有し、生きがいを持って働き、伸ばしあう経営を目指します。
行動理念
- お客様の安全を第一に守ろう。
- 一人一人が基本に則って行動しよう。
- どのような仕事も責任を持って行おう。
その他
女性専用車両に関しては、増解結運用が多い、乗り入れ他社が導入しないなどの理由で導入しないこととしている。
優先席に関しては自社区間では一般型車輛の各車両の奇数号車の中禅寺湖寄り、偶数号車の新橋寄りに設置してあり優先席周辺部の電波OFFのルールも設定しているが、他社乗り入れ時は電波OFF用のルールのみとし優先席としての運用はしていない。他社車両はそもそも優先席の設定がないため、武蔵野鉄道線内でも優先席は無い。
路線
現有
岩槻線 新橋~赤城間 架空電車線 直流1500V 軌間1067mm
東京港線 新橋~東京港 架空電車線 直流1500V 軌間1067mm
足尾線(奥日光マウントライン)新桐生~中禅寺湖間
架空電車線 直流1500V 軌間1067mm 単線 最高速度95km/h
架空電車線 直流1500V 軌間1067mm 単線 最高速度95km/h
麻帆良線 麻帆良中央~竜舞 直流1500V 軌間1067mm
2007年9月1日 開業
2007年9月1日 開業
計画・建設
その他
新橋(正確には築地)~南越谷間は複々線であるものの、複々線化の経緯によりJR貨物の貨物列車が急行線を走行しているために線路容量が不足している。綾瀬~南越谷間は急行線に貨物列車の待避線があったり、緩行線の一部の駅に各駅停車用の待避線を確保してあり若干余裕があるものの、新橋~綾瀬間は土地取得の都合上待避線が一切なく、複々線化後も線路容量に余裕がない。そのため、朝の混雑時間帯は区間急行、区間快速(いずれも4ドア車を優先投入)など新橋~綾瀬間で各駅停車になる優等列車が多い。南越谷~騎西町間のうち南越谷~蓮田間は新橋~綾瀬間に近い状況であるものの、列車密度が新橋~綾瀬間より少なめで、急行が各駅停車になる区間でもあるのでダイヤ作成上の大きな問題はない。蓮田~騎西町間も高速貨物列車の走行があるが、旅客・貨物共に本数がさほど多くないためあまり大きな問題はない。ちなみに東京貨物ターミナル~築地~騎西町~(中央関東鉄道)吹上間はJR貨物が第二種鉄道事業者となっている。
運賃
経営状態が芳しくないことを示すかのように比較的高額の運賃設定となっている。
大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2023年3月18日現在。IC運賃。現金は10円未満切り上げ。
キロ程 | 運賃(円) | キロ程 | 運賃(円) | キロ程 | 運賃(円) |
初乗り3km | 164 | 56~60 | 824 | 141~150 | 1804 |
4~6 | 219 | 61~65 | 890 | 151~160 | 1913 |
7~10 | 263 | 66~70 | 956 | 161~170 | 2012 |
11~14 | 307 | 71~75 | 1022 | 171~ | 2111 |
15~18 | 351 | 76~80 | 1088 | ||
19~22 | 395 | 81~85 | 1154 | ||
23~26 | 439 | 86~90 | 1231 | ||
27~30 | 483 | 91~95 | 1297 | ||
31~35 | 527 | 96~100 | 1363 | ||
36~40 | 582 | 101~110 | 1429 | ||
41~45 | 637 | 111~120 | 1528 | ||
46~50 | 703 | 121~130 | 1624 | ||
51~55 | 769 | 131~140 | 1726 |
さらに閑散線区(岩槻線の太田以北、麻帆良線、足尾線)には加算運賃が設定され、前述の区間のみの場合および前述の区間とそれ以外の区間にまたがって乗車する場合、
該当区間の乗車距離に応じて以下の金額が加算される。
該当区間の乗車距離に応じて以下の金額が加算される。
キロ程 | 運賃(円) |
1~10 | 50 |
11~30 | 60 |
31~60 | 70 |
61~ | 80 |
車両基地・工場
こちら3つの施設は三ヶ月検査以下ないし新保全体系適応車両の始業検査・機能保全、モニタリング保全体系適応車両のA保全・B保全に対応可能。
八潮車輌管理所(埼玉県八潮市 八潮市駅)配属車両3000系・4000系・10000系・20000系・60000系・70000系
岩槻車輌管理所(埼玉県さいたま市 笹久保駅)配属車両200系・300系・7000系(8両編成)・20000系・30000系・40000系・50000系(8両編成)
小泉車輌管理所(群馬県大泉町 東小泉駅)500系・7000系(2両編成)・50000系(3両編成、4両編成)・機関車各種・客車各種
こちら2つの施設はどちらも全般検査・重要部検査、新保全体系適応車両の指定保全・装置保全・車体保全、モニタリング保全体系適応車両のC保全・D保全に対応可能。
八潮車輌検修場(埼玉県八潮市 八潮車輌管理所と併設 10000系以降の新系列車両(通勤型)および更新して新系列化した3000系の指定保全以上を主に担当)
行田車輌製造所(埼玉県行田市 関根駅 特急型、近郊型、その他の車両の重要部検査・重要部保全検査以上、改造工事全般、体質改善工事全般を担当)
なお、行田車輌製造所は、武蔵野車輌製造の拠点工場でもある。
八潮車輌管理所(埼玉県八潮市 八潮市駅)配属車両3000系・4000系・10000系・20000系・60000系・70000系
岩槻車輌管理所(埼玉県さいたま市 笹久保駅)配属車両200系・300系・7000系(8両編成)・20000系・30000系・40000系・50000系(8両編成)
小泉車輌管理所(群馬県大泉町 東小泉駅)500系・7000系(2両編成)・50000系(3両編成、4両編成)・機関車各種・客車各種
こちら2つの施設はどちらも全般検査・重要部検査、新保全体系適応車両の指定保全・装置保全・車体保全、モニタリング保全体系適応車両のC保全・D保全に対応可能。
八潮車輌検修場(埼玉県八潮市 八潮車輌管理所と併設 10000系以降の新系列車両(通勤型)および更新して新系列化した3000系の指定保全以上を主に担当)
行田車輌製造所(埼玉県行田市 関根駅 特急型、近郊型、その他の車両の重要部検査・重要部保全検査以上、改造工事全般、体質改善工事全般を担当)
なお、行田車輌製造所は、武蔵野車輌製造の拠点工場でもある。
車両の保全体系
10000系以降の新造車両及び3000系以降の体質改善工事施行済の車両はJR東日本の新系列車両並にメンテナンスフリー化されているため、JR東日本の新保全体系とほぼ同一の保全体系でメンテナンスを実施している。
JR東日本とは用語が異なり、始業検査は同じものの、90日以内に実施の機能保全(月)は機能確認検査、360日以内に実施する機能保全(年)は機能保全検査、指定保全は重要部保全検査、装置保全は全般保全検査、車体保全は全般保全検査ないし体質改善工事が対応する。
70000系以降の完全な新設計の車両はJR東日本E235系並に機器の状態の監視が可能なためJR東日本のモニタリング保全体系に準じた保全体系を適用する予定である。
モニタリング保全体系の保全名称は、240万km毎のE保全ないし体質改善工事を除きJR東日本のモニタリング保全と同一である。
該当しない車両は従来の保全体系を適用するが、8000系(二代)の形式消滅をもって、動態保存車と機関車以外は新保全体系かモニタリング保全体系でメンテナンスを実施することになった。
車輌
武蔵野鉄道の車輌もご覧いただきたい。
近年はステンレス車輌が主力で、特急型にアルミ製の車輌も導入している。次世代一般型車輌は総合車両製作所とのクロスライセンスの成果を生かしたものとなっている。
近年はステンレス車輌が主力で、特急型にアルミ製の車輌も導入している。次世代一般型車輌は総合車両製作所とのクロスライセンスの成果を生かしたものとなっている。
通勤形電車
近郊型電車
特急型電車
電気機関車
ディーゼル機関車
客車
貨車
速度種別
武蔵野鉄道では所属するすべての電車の速度種別を公表している。電気機関車に関しては編成の構成により大きく異なるため公表していない。
用途 | 車両形式・列車名など | 速度種別 | 速度換算 (km/h) |
牽引定数(MT比) | 運転条件ほか |
通勤 | 1000系 | B6 | 96 | 2M2T | 初期型主電動機搭載 |
通勤 | A1 | 101 | 2M2T | 後期型主電動機搭載 | |
通勤 | 2000系 | A10 | 110 | 2M2T | |
通勤 | 7000系(初代) | C5 | 85 | 2M2T | |
通勤 | 8000系(初代) | B5 | 95 | 2M2T | |
通勤 | 3000系 | A13 | 113 | 2M2T | |
通勤 | 9000系 | B6 | 96 | 1M1T | |
通勤 | A1 | 101 | 4M2T | ||
通勤 | A5 | 105 | 6M2T | ||
通勤 | 4000系 | A21 | 121 | 2M2T | |
通勤 | 8000系(二代) | A21 | 121 | 2M2T | |
通勤 | 10000系 | A21 | 121 | 2M2T | |
通勤 | 20000系 | A10 | 110 | 2M2T | MT68搭載車 |
通勤 | A21 | 121 | 2M2T | M-MT73搭載車およびM-MT79搭載車 | |
通勤 | 30000系 | A21 | 121 | 6M4T | |
通勤 | 40000系 | A21 | 121 | 2M2T | |
通勤 | 60000系 | A35 | 135 | 2M2T | |
通勤 | 70000系 | A35 | 135 | 2M2T | |
近郊 | 5000系 | A10 | 110 | 3M2T | |
近郊 | 6000系 | A21 | 121 | 3M2T | |
近郊 | 7000系(二代) | A35 | 135 | 3M2T | |
近郊 | A57 | 157 | 5M3T | TMR対応、50000系相当の電動車2両組み込み | |
近郊 | A57 | 157 | 4M4T | TMR対応、50000系相当に機器更新後 | |
近郊 | 50000系 | A57 | 157 | 4M4T | TMR対応 |
特急 | 100系 | A66 | 166 | 6M | TMR対応(TMR乗り入れは臨時列車のみ) |
特急 | 200系 | A45 | 145 | 6M | |
特急 | 250系 | A45 | 145 | 3M3T | |
特急 | 300系 | A66 | 166 | 6M3T | TMR対応 |
特急 | 500系(二代) | A66 | 166 | 3M3T | TMR対応(TMR乗り入れは臨時列車のみ) |
運行管理・保安装置
運行管理は2000年に新システムのMTOS(武蔵野鉄道輸送管理システム Musashino railway Transport Operation control System)を採用し、列車の運行管理、案内(駅等の自動放送、列車発着案内表示器他)を一元管理することで、異常時にも確実な対応がとれるようになっている。なお、現在自動放送を担当している声優は関根正明と大原さやかである。
保安装置は1970年代からデッドマン装置、列車防護装置、パターン型の武鉄ATSが相次いで採用され、現在に至っている。なお、1992年に武鉄ATSは、ATS-P互換のものに更新されている。(以前は新橋~蓮田間はATS-Sとの二重設置のシステム) 。
なお、列車密度が高いため2010年に複々線区間の緩行線にD-ATC(JR東日本のD-ATCと同型)を導入した。さらに将来的にATACS(無線通信による移動閉塞方式と保安装置)導入も検討している
保安装置は1970年代からデッドマン装置、列車防護装置、パターン型の武鉄ATSが相次いで採用され、現在に至っている。なお、1992年に武鉄ATSは、ATS-P互換のものに更新されている。(以前は新橋~蓮田間はATS-Sとの二重設置のシステム) 。
なお、列車密度が高いため2010年に複々線区間の緩行線にD-ATC(JR東日本のD-ATCと同型)を導入した。さらに将来的にATACS(無線通信による移動閉塞方式と保安装置)導入も検討している
企業体制
基本的に新技術に関しては、積極的でも消極的でもなくごく平凡である。サービス改善には積極的で、クロスシートの採用、速度向上、駅の接客設備の改善(都市部中心)などがあげられる。特に岩槻線の新橋~蓮田間、東京貨物連絡線、麻帆良線はロングレールや重軌条、可変クロッシングノーズ、弾性分岐器の採用で良好な乗り心地が確保されている。一方、北関東ローカルには構内踏み切りやロングレール化未施工区間が残るなど、設備改善が間に合っていない一面もある。近年は、北関東の閑散線区の収益が悪化しており、経営を苦しめている。競合路線との競争では運賃面で不利な状態である。
代表取締役社長
代表取締役社長の古川次郎氏は、とにかく競合他社に負けるなという考えが強く、設備改善に積極的である。経営状態があまりよろしくないなか、車輌のリニューアルを積極的に行う、設備の手入れに手を抜かない、社員の接客態度向上のためにつくしている。
社長の個人的趣味は多くあるらしいが、鉄道車輌に関しては「お客様がよいと思える車輌でなければだめだ。そのために近距離用と中長距離用に一般型車輌を分けている。可変座席は、お客様の混雑時と閑散時の要望を両立するためにつくった。車内外の案内表示や放送設備、ノーマライゼーションにも力をいれている。すべてのお客様とまではいかなくとも、より多くのお客様に対する最適な答えを見つけて行きたい」。とコメントしており、さらに車体に関しては「塗装、ステンレス無塗装、アルミ無塗装それぞれによさがある。一概にどれがよいとはいえない。塗装車体は暖かみがあるが、塗装にコストや環境への負荷がかかってしまう。ステンレスはゆがみや溶接痕が目立つのが弱点だが、それさえ克服できれば非常によい素材だと思う。そのためにブロック工法を日本車輌製造と共同開発したり、レーザー溶接を採用した。アルミは押し出し形材を採用してからよくなったが、昭和50年代までの技術では決してよいといえるものではなかった。旧営団の0シリーズはレベルが高いと思った。ダブルスキン+FSW工法にはさらに驚いた。よく無塗装であそこまでのレベルに持ってきたと思う。東鷹快速鉄道のみくるえび氏と意見が対立してしまうが、修繕がきかないのが弱点とはいえ、無塗装で採用しても問題ない領域に達したと思う」。とコメントしている。
ちなみに、社長の趣味は鉄道車輌、バス、自作PC、一部のアニメなどであるといわれている。
社長の個人的趣味は多くあるらしいが、鉄道車輌に関しては「お客様がよいと思える車輌でなければだめだ。そのために近距離用と中長距離用に一般型車輌を分けている。可変座席は、お客様の混雑時と閑散時の要望を両立するためにつくった。車内外の案内表示や放送設備、ノーマライゼーションにも力をいれている。すべてのお客様とまではいかなくとも、より多くのお客様に対する最適な答えを見つけて行きたい」。とコメントしており、さらに車体に関しては「塗装、ステンレス無塗装、アルミ無塗装それぞれによさがある。一概にどれがよいとはいえない。塗装車体は暖かみがあるが、塗装にコストや環境への負荷がかかってしまう。ステンレスはゆがみや溶接痕が目立つのが弱点だが、それさえ克服できれば非常によい素材だと思う。そのためにブロック工法を日本車輌製造と共同開発したり、レーザー溶接を採用した。アルミは押し出し形材を採用してからよくなったが、昭和50年代までの技術では決してよいといえるものではなかった。旧営団の0シリーズはレベルが高いと思った。ダブルスキン+FSW工法にはさらに驚いた。よく無塗装であそこまでのレベルに持ってきたと思う。東鷹快速鉄道のみくるえび氏と意見が対立してしまうが、修繕がきかないのが弱点とはいえ、無塗装で採用しても問題ない領域に達したと思う」。とコメントしている。
ちなみに、社長の趣味は鉄道車輌、バス、自作PC、一部のアニメなどであるといわれている。
労働組合
大きくわけて、旧武州鉄道系労組と武蔵野開発鉄道系労組がある。どちらも、労使間の対立でストライキなどがおこったことがある。近年の合理化施策に反発しており、バス分社化、北関東ローカル線ワンマン化に激しく反発した。
略称
武鉄(たけてつ・ぶてつ)武電(たけでん・ぶでん)があるが特にこだわっているわけではない。
公式の場では、武蔵野鉄道、武鉄(たけてつ)といった呼称が用いられることが多い。
公式の場では、武蔵野鉄道、武鉄(たけてつ)といった呼称が用いられることが多い。
その他
現在、武蔵野鉄道の給電設備はその路線の最大両数(岩槻線:新橋~蓮田間 旅客列車10両 貨物列車26両。蓮田~赤城間旅客列車8両 貨物列車10両 麻帆良線、足尾線:旅客列車6両 貨物列車10両)で旅客列車なら定格250kwのモーターを4個搭載した電動車を1:1の割合で組んだ列車が片道2~10分間隔で運転されても落ちないように設置されている。この給電容量になったのは平成8年のことである。
取引他社
麻帆良電鉄
現在相互乗り入れ中
札幌急行電鉄
資本参加中
東京新都心高速
新都心線と相互乗り入れ中。
東名首都圏電気鉄道
相互乗り入れ中。
東鷹アクセント
一部車輌の設計などで縁がある。弊社の車輌に影響を与えている。
赤羽車輌製造
部品流用車や電気機関車の製造を担当。
川崎重工業車輌カンパニー
川崎造船所の頃から弊社の車輌を製造していただいている。
日本車輌製造
戦前から弊社の車輌を製造していただいている。
総合車両製作所
完成車両は70000系で東急車輛時代の20000系以降久々に製作に取引を行う。ステンレス車両製作に関するクロスライセンス契約を結んでいる。線路部門は事業撤退まで取引継続していた。
近畿車輛
近郊型電車などを製造していただいた。ここ数年は車輌新造の取引がない。
日立製作所
電装品の取引がほとんど。
東洋電機製造
電装品関係の取引が多い。
三菱電機
電気機関車の機器や電車の空調機器などでの取引がある。
東芝
電装品関係の取引が多い。
現在相互乗り入れ中
札幌急行電鉄
資本参加中
東京新都心高速
新都心線と相互乗り入れ中。
東名首都圏電気鉄道
相互乗り入れ中。
東鷹アクセント
一部車輌の設計などで縁がある。弊社の車輌に影響を与えている。
赤羽車輌製造
部品流用車や電気機関車の製造を担当。
川崎重工業車輌カンパニー
川崎造船所の頃から弊社の車輌を製造していただいている。
日本車輌製造
戦前から弊社の車輌を製造していただいている。
総合車両製作所
完成車両は70000系で東急車輛時代の20000系以降久々に製作に取引を行う。ステンレス車両製作に関するクロスライセンス契約を結んでいる。線路部門は事業撤退まで取引継続していた。
近畿車輛
近郊型電車などを製造していただいた。ここ数年は車輌新造の取引がない。
日立製作所
電装品の取引がほとんど。
東洋電機製造
電装品関係の取引が多い。
三菱電機
電気機関車の機器や電車の空調機器などでの取引がある。
東芝
電装品関係の取引が多い。
系列企業
武鉄ケーブルテレビグループ
多彩なチャンネル数と高速インターネット通信などの利便性を売りに、武蔵野鉄道沿線で事業を展開するCATV会社。武蔵野鉄道の企業内光通信ネットワークを利用している。
多彩なチャンネル数と高速インターネット通信などの利便性を売りに、武蔵野鉄道沿線で事業を展開するCATV会社。武蔵野鉄道の企業内光通信ネットワークを利用している。
武鉄コンピュータ
武鉄グループのコンピュータ部門。完成品PCやワークステーションなどの組み立て・販売が中心事業である。
武鉄コンピュータのシステムは基本的にBTOシステムで構成をかなり自由に選べる。OSが無し・OEM版+ドライバ、付属ソフト・リカバリーディスクの中から選択できる点は特筆できる。
こだわり派のPCユーザーや大学・研究機関などで定評がある。
武蔵野車輌製造の車輌設計や武蔵野鉄道の保線検査機器などに武鉄コンピュータのワークステーションが採用されるなど実績もある。
intel系プラットフォーム、AMD系プラットフォーム双方採用している。
武鉄コンピュータのPCやワークステーションは、武鉄百貨店、武鉄マートの店舗、武鉄ケーブルテレビグループの事業所や武鉄コンピュータの直販サイトなどで購入できる。
武鉄グループのコンピュータ部門。完成品PCやワークステーションなどの組み立て・販売が中心事業である。
武鉄コンピュータのシステムは基本的にBTOシステムで構成をかなり自由に選べる。OSが無し・OEM版+ドライバ、付属ソフト・リカバリーディスクの中から選択できる点は特筆できる。
こだわり派のPCユーザーや大学・研究機関などで定評がある。
武蔵野車輌製造の車輌設計や武蔵野鉄道の保線検査機器などに武鉄コンピュータのワークステーションが採用されるなど実績もある。
intel系プラットフォーム、AMD系プラットフォーム双方採用している。
武鉄コンピュータのPCやワークステーションは、武鉄百貨店、武鉄マートの店舗、武鉄ケーブルテレビグループの事業所や武鉄コンピュータの直販サイトなどで購入できる。
武鉄百貨店
武鉄マート
武鉄不動産
武鉄建設
武鉄運送
武鉄ツーリスト
ほか
参考