ミッション№ |
名前 | 特殊条件 | 人数 | 戦利品 |
初級 №A0076 |
07 / 12 / 14 ~ 07 / 12 / 26 フローラのクリスマスナイト |
なし | 2人 | フローラ クリスマスナイト (3ポイント) |
プロローグ |
クリスマス。誰もが楽しみにしているお祭り。 聖夜としての本来の意味は、数少ない者たちを除いて覚えている者はいなかった。魔物に怯え暮らす者にとって、クリスマスは数少ない夜を楽しみにできるイベントだった。 1人の召喚師が魔物によって破壊された街で落ち込む人々を少しでも励まそうとクリスマスの準備を急いでいた。その彼女の周りに小人族の姿もあった。小人族にとって、クリスマスは最も大切なお祝いのひとつ。みんなで力を合わせて楽しい夜にしようと一生懸命な様子が街を活気付けていた。 |
危険度 ★★ EC0344 召喚師 フローラ 2000 / 280 / 250 1/3/3/15/1 敵サポカ ??? |
ヒトキヨ 「今年は余もクリスマスの準備を手伝うのだ!」 ユナ 「あにさま。わらわもお手伝いするのら。」 ユヒト 「それではおふたりはここに座ってくれませぬか?」 ヒトキヨ 「うぬ。ここに座っていれば役に立てるのか?」 ユナ 「のか?」 ユヒト 「我々にとっても一番の活躍間違い無しです!」 そんな小人族のやりとりを召喚師フローラは楽しそうに眺めていた。 フローラ 「そうだ。誰か買い物に行って来てくれないかしら?」 その言葉にヒトキヨが目を光らせたが、一足先にフローラの前に立ったのは小人族のハルトだった。 ハルト 「オイラが行ってくる!ひとっ走りしてすぐに帰ってくるよ。」 ナナセ 「ここは旅に慣れてる私が行きますよ。荒れた街は危険ですしね。」 チュン 「ワタシが行くアルよ。お手伝いに必要なお酒も買ってこないといけないアルしね♪」 ハルトに続いてナナセとチュンも前に出てきた。 フローラ 「う~ん。それじゃジャンケンに勝った人に行ってもらおうかしら?」 悪意のない一言により、フローラの前で小人族同士の戦い(ジャンケン)が始まったのだった・・・。 |
敗北時 | 延々と小人族同士の戦い(ジャンケン)は続いていた。ヒトキヨは痺れを切らして、王子自ら買い物に行こうか考え始めていた。早く戦いを終わらせないと・・・。手に汗を握りながら早く決着がつくことを願うユヒトだった。 |
危険度 ★★★ EC0508 フローラ クリスマスナイト 1600 / 285 / 255 10/5/5/30/10 敵サポカ 土Lv3×2 重Lv3×3 |
フローラ 「ありがとう。おかげでクリスマスの準備ができたわ。」 小人族と召喚した精霊や魔獣たちの協力により、フローラが泊まっている家の中はクリスマスらしい装飾で彩られていた。 フローラ 「最後の仕上げはお客さんが来る前にするわね。」 街中はクリスマスで賑わい始めていた。その賑わいのひとつに、フローラの家で行なわれるクリスマスパーティに参加を希望する者たちがいた。戦い(ジャンケン)で決着がつかなかった小人族たちは、結局全員で買い物に行ったのだった。その買い物の最中、小人族たちは街で出会った人々にフローラの家で行なわれるクリスマスパーティがどれだけ素晴らしいか説明して回ったのだった。その成果もあってフローラのクリスマスパーティは、街中の者たちが知るパーティとなったのだった。 フローラ 「どうしようかしら。用意したクリスマスカードが足りればいいんだけど・・・。」 招待状を兼ねたフローラ特製のクリスマスカードを受け取るのはどんな人たちなのでしょうか・・・。 |
敗北時 | フローラ 「ごめんなさい。でも、まだクリスマスカードはあるから、もう一度挑戦してくださいね。」 |
エピローグ |
フローラ 「いらっしゃいませ。」 声に導かれるように家の中に入ると、そこは屋内のはずなのに雪が舞っていた。その雪の幻術は召喚師らしいフローラの演出のひとつだった。 フローラ 「今日はみんなと一緒にクリスマスの夜を楽しみましょうね。」 テーブルに用意された食事を競って食べている小人族。そして赤いサンタの衣装に身を包んだフローラ。優しい気持ちに包まれ、心から楽しめる時間がそこにはあった。 |