ミッション№ |
名前 | 特殊条件 | 人数 | 戦利品 |
初級 №A0065 |
07 / 08 / 10 ~ 07 / 10 / 11 09 / 04 / 15 ~ 09 / 05 / 11 白竜の思念 |
EP 4カードのみ | 2人 | ストームLV2 (2ポイント) |
プロローグ |
ディンマルグ国に神々の山と呼ばれる山脈があった。正確な場所は伝えらず、その山脈のどこかに神々の山はあると語られる一角。その山脈近くに1匹の白竜がいた。 ドラゴンとは違う体躯の白竜は、山脈を一望しながら優雅に舞っていた。文献では語られることのないその白竜は、従えた者に幸福をもたらすと伝えられていた。 ライアス 「あの野郎の言ったことは本当だったか。」 山のふもとから空を見上げ、白竜の姿を眺める男がいた。男の名はライアス。求めし者と呼ばれ、天空人の足跡を辿る中、白竜の存在を知り、この地へとやって来たのだった。 ライアス 「それじゃもっと近くで顔を拝むかね。」 ライアスは白竜の姿を見失わないように先を急いだ。 |
危険度 ★ EC0277 ルルック 600 / 190 / 190 2/2/1/1/1 敵サポカ なし |
ルルック 「まてまてまて~!勝手にこの山に近付いちゃ駄目だよ。この山は神聖な山なんだからね。」 小柄な姿の魔物がライアスの行く手を遮り、大きく尻尾を振り回し始めた。 ルルック 「どうしてもこの先に行くって言うなら僕が退治しちゃうぞ!それでも引き返さないつもりか?」 精一杯の虚勢を張り、意気込むルルックだったがライアスは引き返すつもりなど毛頭なかった。 ルルック 「よ~し、引き返さないなら後悔させてやる!」 |
敗北時 | ルルック 「どんなもんだい。僕に勝てないようなら山に入っても無事に済むはずがないんだ。だから感謝するんだね。無事に山を降りれることを。それとももう一度戦う?」 |
危険度 ★★ EC0453 白竜 1250 / 230 / 220 5/10/10/10/5 敵サポカ 土Lv2×4 |
小柄な魔物を後にし、山を登るライアス。その目には白竜がしっかりと映っていた。 ライアス 「やっと見つけたんだ。逃がしはしないさ。」 その声が白竜に聞こえたはずはなかった。それほどまでにライアスと白竜の間は離れていたのだ。だが優雅に舞っていた白竜は静かにライアスに視線を向けていた。 白竜 「地上人よ。我は逃げなどしない。」 遠く離れているはずの白竜の声が、ライアスの耳に届いた。 ライアス 「なっなんでお前の声が聞こえる?」 白竜 「そんな些細なことより、お主の力試してやろう。」 ライアス 「試練ってやつか?いいだろう。その話乗った!」 承諾の言葉と同時に、それまで遠く離れていた白竜がライアスの目前に姿を現した。 白竜 「威勢がいいな。ならば我に勝ってみよ。」 |
敗北時 | 白竜 「我が力を与えるには未熟であったか。チャンスは何度でもある。我に勝てるかな?」 |
エピローグ |
ライアス 「まだやるってのか?」 白竜との戦いは、ライアスの一方的な攻撃で終わった。 ライアス 「拍子抜けだね。俺が聞いた話とは全然違う。ハズレだったか?」 白竜 「良かろう。この神々の山に入る資格はあるようだな・・・。」 その声は遠くから聞こえてきた。いつしか目の前にいるはずだった白竜の姿はなく、白竜は山のふもとから見た時と同じように同じ場所で優雅に空を飛んでいた。 ライアス 「なんだってんだ?俺が倒したはず・・・。」 白竜 「我が力の残像と戦っただけだ。同じ場所に留まると歪が起きてしまうのでな・・・。」 ライアス 「歪?どんだけ力があればそんなことが出来る?」 白竜 「興味があれば山を登るがいい。真実を知ることができるかも知れぬぞ。」 ライアス 「言われなくても、今度こそお前を捕まえるために山を登るさ。」 白竜 「それでは楽しみにしていよう。我を使役できる者かどうか見定めながらな。」 |