A0064 暑い?


ミッション№
名前 特殊条件 人数 戦利品
初級
№A0064
07 / 08 / 10 ~ 07 / 10 / 11
暑い?
なし 1人 バーニングLV1
ブリザードLV1
(1ポイント)

プロローグ
「あち~。」

太陽が煌々と照らしつける中、誰かが呟いた気がした。

ウェルズ
「あち~なぁ。」

街の警護のため、街道に立つウェルズがいた。

ウェルズ
「しかし、なんだってこんなに暑いんだよ。俺がここに立つまでもう少し涼しかったじゃねぇか。」

悪態をつきながらも警護を続けるウェルズ。彼を遠巻きに見るものがいたら、おそらくこう言うだろう。「間抜け!」・・・と。
ウェルズが暑がる理由は太陽ではないのだから・・・。
危険度


EC0103
フレイミン

900 / 190 / 190
2/5/2/2/2
敵サポカ
風Lv1
土Lv1
フレイミン
「・・・。」

1体の魔物が街道で警護をしている1人の男の背中をじっと見つめていた。男は気付かずに悪態ばかりついていた。気付いてもらえないことに寂しさを感じ始めたフレイミンは、その男の肩にそっと触れてみた。

ウェルズ
「あっっち~~。なっなんだ?」

振り返ったウェルズと目が合うフレイミン。気付いてもらえたことに喜びを感じ、微笑を浮かべたフレイミンだったが、その表情をウェルズは違う意味で捉えた。

ウェルズ
「さっきから暑いのはお前のせいか!俺が暑がるのを嬉しそうに見てたってわけだな。よ~し。後悔させてやろうじゃねぇか。」
敗北時 ウェルズ
「強いじゃねぇか。今回は負けたが、暑さで疲労したせいだからな。次は負けねぇぞ!」
エピローグ

ウェルズ
「これでどうだ!」
勢いよく振り下ろした斧がフレイミンを捕らえた。

フレイミン
「・・・。」

斧の一撃を受けたフレイミンは、じっとウェルズの目を悲しそうに見つめ、そして姿を消した。

ウェルズ
「なんだってんだ。俺が悪いみたいじゃねぇか。魔物を追い返したってのによ。」

涼しさが戻り、先ほどまで暑い暑いと言っていた声は聞こえなくなっていた。静かな時間がウェルズの苛立ちを募らせていた。

ウェルズ
「俺の背後でじっとしているのがいけねぇんだよな。そうじゃなけりゃ、街に入る気配もなかったんだから放っておいてもよかったんだ。」

誰に聞かせるでもない独白は続いた。

ウェルズ
「寒い日だったら歓迎してやっても良かったんだ。暑い日じゃなけりゃな。」

この言葉が翌日更なる災難を生むことに・・・。
数え切れないアクアンに囲まれたウェルズの災難はまたの機会に・・・。

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最終更新:2011年03月05日 16:20