ミッション№ |
名前 | 特殊条件 | 人数 | 戦利品 |
初級 №A0045 |
07 / 07 / 13 ~ 07 / 09 / 07 狐使い現る! |
なし | 1人 | 鬼道LV1 (1ポイント) |
プロローグ |
サオリ 「もうすぐ京だね。テンはもう着いてるかな?」 1人の少女は傍らを歩く狐に話しかけた。 毬藻 「どうだろう。道に迷ってまだ着いてないかもね。」 狐はサオリの問いに対し、当たり前のように言葉を返した。 サオリ 「そうだよね。もしテンが京に着いてなかったらどうしようかな。手掛かり無くなっちゃうね。」 毬藻 「悩んでいても仕方ないよ。それよりもちょっと休憩しない?お茶飲みたくなった。」 その奇妙な光景に草陰から思わず見入っていたが、狐が座りお茶を飲む仕草に驚き、足元の草を踏み鳴らしてしまった。 サオリ 「そこにいるのは誰?」 |
危険度 ★ SC0234 狐使い サオリ 600 / 180 / 180 2/2/2/5/2 敵サポカ 鬼道Lv1×2 |
サオリ 「そこにいるのは誰?」 先ほどまで少女の横でお茶を飲んでいた狐は、四足になりまるで毬藻のように毛を逆立てた。 毬藻 「覗き見は良くないんだな。ここにいたことを後悔させてあげるよ。」 小刀を抜き、すばやい動きで間合いを詰める少女。そして毬藻は飛び上がり頭上から襲い掛かってきた。 |
敗北時 | サオリ 「なんだ。あなたただの人間?」 毬藻 「これに懲りたら覗き見はやめるんだな。」 |
エピローグ |
戦いは一瞬で終わったような気がした。どうやって戦ったのか覚えていない。痛む体を擦り立ち上がると、すでに辺りに少女と狐の姿は無かった。何かの術で気を失わされたような気もするし、逃げ延びた気もする。 錯乱した意識の中、少女の言葉だけは思い出せた。 サオリ 「京にはしばらく近寄らない方がいいよ。危ないから。」 その言葉の意味は? 何もかもが理解できないまま、少女が向かったであろう京へ向かうことにした・・・。 |