A0042 動乱の名残


ミッション№
名前 特殊条件 人数 戦利品
上級
№A0042
07 / 06 / 15 ~ 07 / 08 / 17
動乱の名残
なし 3人 修羅LV3
(ポイント)

プロローグ
太陽が天高く上り、たくさんの人々が賑わう中、細い路地の入り口にある小さな石碑に手を合わせるアズサの姿があった。

その場所は源義経と弁慶が消えた場所であった。覇王により甦った安倍清明により、黄泉路が開いた晩から数日が経っていた。黄泉路はその口を完全に閉ざすことは無かったが、周辺一体の隔離と多くの術者による結界により被害は発生していなかった。

アズサ
「はぁ。なんか拍子抜けするわよね。」

カイ
「どうした。そんな大きなため息ついて。」

石碑のある場所から立ち去り、その足は最近よく行く団子屋へ向かっていた。

アズサ
「だって黄泉路なんて予想もしないことをやった覇王が、あれから何の動きも見せないって変じゃない?」

カイ
「確かに。一気に攻めてくるのかと思っただけに動きが無いのは不気味だね。」

アズサ
「そうでしょ。そりゃこのままいなくなってくれるならいいんだけどさ。」

天気の良い青い空と白い雲を見るが、アズサの気持ちは晴れなかった。

カイ
「何か動きがあれば、新撰組や影狼から連絡がある。だから今は休む。それぐらいしか俺たちにはできそうにないな。」

ハルカ
「そんなに退屈なら私の相手でもしてくれない?」

その声は影狼のひとり、アザナミハルカであった。

ハルカ
「休むのも大事だけど、少しぐらい体を動かさないとね。それに運動の後の団子はきっとおいしいわよ。」

気落ちしているアズサを気遣って、普段よりも陽気に振舞うハルカであった。
危険度
★★★★

SC0135
アザナミ ハルカ


1150 / 200 / 200
7/7/7/2/7
敵サポカ
修羅Lv3×1
剣舞Lv3×1
機雷Lv3×1
ハルカ
「それじゃ手加減は無しだからね。」

アズサ
「いいわよ。負けないんだから。」

カイ立会いのもと、ハルカとアズサの真剣勝負が始まった。
敗北時 ハルカ
「気の抜きすぎなんじゃない?さぁもう一勝負いくわよ。」
危険度
★★★★★

SC0139
疾風斬刃 猿飛佐助


1400 / 230 / 200
3/3/10/10/2
敵サポカ
剣舞Lv1×5
アズサとハルカが何度も勝負を続ける中、離れて様子を見ていたカイの背後から声を掛ける者がいた。


「カイ殿とお見受けした。俺の名は佐助。真田幸村様に仕えていると言えば何者かお分かり戴けるか?」

背後からの声に驚き振り返ったカイだったが、佐助と名乗った男が告げた名はカイに更なる驚きを与えた。

カイ
「何故その名を?まさか覇王の手の者・・・。」

腰の刀に手を添え、構えるカイ。

佐助
「カイ殿で合っているようだな。俺が仕えるのは真田幸村様ただ1人。覇王とかいう奴はむしろ敵だね。」

カイ
「ならば、何のようだ?」

佐助
「手合わせをしてもらいたい。幸村様の最後を見届けた者としてね。」

佐助から殺気は感じられなかった。だからこそカイが気配に気付けなかったのだろう。辺りを見回し、カイは自分の直感を信じることにした。

カイ
「それじゃ少し場所を変えよう。邪魔が入らないほうがいいだろう。」

佐助
「すまないね。物分りのいい人で良かったよ。」

佐助はそれまでの畏まった雰囲気から、粗野とも言えるような雰囲気に一変した。元来この男は後者が地なのだろう。それまでは無理して畏まっていたに違いない。そう感じたカイは佐助という男に興味が沸いていた。
敗北時 佐助
「幸村様と刀を交えたというのは嘘か?そんな剣で幸村様と渡り合えるわけが無いだろう。もし手加減しているなら許さないぜ。さぁもう一度だ。」
危険度
★★★★★★

SC0192
昼行灯 白夜


2000 / 240 / 240
15/20/15/18/5
敵サポカ
修羅Lv3×2
剣舞Lv3×2
カイが佐助と剣を交わしている頃、アズサとハルカは団子屋で休憩を取っていた。

ハルカ
「少しは元気になったみたいだね。」

アズサ
「はい。やっぱり体を動かしてる方が性にあってるみたい。」

注文した団子を頬張るハルカを余所に、アズサはカイを探し始めた。

アズサ
「おかしいな。てっきり先に来てるのかと思ったんだけど。」

白夜
「誰探してんだい?」

突然アズサの視界に1人の男が入ってきた。

アズサ
「へ?あんた誰?」

白夜
「俺は白夜。あんた妖狐に会ったことあるだろ?」

アズサ
「えっ?なんでそれを?」

白夜
「やっぱりそうか。消えかけてるけど、妖狐の妖気がちょっと見えてね。」

その言葉を聞いたアズサは反射的に刀に手を掛けた。

白夜
「おっと、なんだい突然。ありゃなんか本気だね。誤解させちまったかな。」

アズサ
「何が誤解なの?妖気が見える人を簡単に信用すると思ってる?」

白夜
「まぁ信用できないか。それならどうする?」

アズサ
「斬る。」

白夜
「おいおい。物騒なのは無しにしないか?」

アズサ
「斬るのは言いすぎだけど、あなたの実力試させてもらうわ。」

白夜
「はいはい。それで納得するならどうぞ。」
敗北時 白夜
「納得したかい?なんか余計に怒ってないか?・・・気の済むまで相手するからそれで許してくれねぇかな。」
エピローグ

白夜
「まいった。いやぁ強いね。」

アズサ
「あんた本気出してないでしょ。」

木刀をしまい、戦っている間も手放さなかった徳利を傾け酒を飲み始めた。

アズサ
「一体何の用なの?」

白夜
「用って言う程じゃないんだが、あんたちょっと変わってるなって思ってね。」

アズサ
「変わってる?私なんかよりあなたの方が変わってると思うわよ。」

白夜
「自覚はないのか。最近、変わったこと無かったか?」

その言葉でアズサは源義経を思い出した。

アズサ
「変わったことだらけかもね。」

白夜
「やっぱりね。それじゃ気をつけたほうがいい。妖狐にも目を付けられるぐらいだしな。」

アズサ
「えっ?何に気をつけるっていうの?」

真意の読めない白夜の言葉に興味を示したアズサだが、そのときアズサを探すカイの声が聞こえてきた。

白夜
「時間切れかな。まぁまたそのうち会えるさ。敵は己自身。それを忘れない方がいいぜ。」

そう言い残すと白夜は町中に姿を消してしまった。

アズサ
「敵は己自身?道場ではよく聞く言葉だけど、なんでいまさら?」

狐につままれたような気分のまま、カイと合流し、目的の団子屋へ向かうのだった。

■攻略法募集中■
  • 2戦目 VS SC0139 烈風斬刃 猿飛佐助
    体1400 攻230 防200
    (ストーリー)
    アズサとハルカが何度も勝負を続ける中、
    離れて様子を見ていたカイの背後から声を掛ける者がいた。

    男「カイ殿とお見受けした。俺の名は佐助。真田幸村様に仕えていると言えば何者かお分かり戴けるか?」
    背後からの声に驚き振り返ったカイだったが、佐助と名乗った男が告げた名はカイに更なる驚きを与えた。
    カイ「何故その名を?まさか覇王の手の者・・・。」
    腰の刀に手を添え、構えるカイ。
    佐助「カイ殿で合っているようだな。俺が仕えるのは真田幸村様ただ1人。覇王とかいう奴はむしろ敵だね。」
    カイ「ならば、何のようだ?」
    佐助「手合わせをしてもらいたい。幸村様の最後を見届けた者としてね。」

    佐助から殺気は感じられなかった。
    だからこそカイが気配に気付けなかったのだろう。
    辺りを見回し、カイは自分の直感を信じることにした。
    カイ「それじゃ少し場所を変えよう。邪魔が入らないほうがいいだろう。」
    佐助「すまないね。物分りのいい人で良かったよ。」

    佐助はそれまでの畏まった雰囲気から、粗野とも言えるような雰囲気に一変した。
    元来この男は後者が地なのだろう。それまでは無理して畏まっていたに違いない。
    そう感じたカイは佐助という男に興味が沸いていた。
    -- 名無しさん (2007-06-15 22:25:05)
  • ↑猿飛佐助、サポカ剣舞Lv1×5枚 です。 -- 名無しさん (2007-06-15 23:24:26)
  • 3戦目 VS SC0192 昼行灯 白夜
    体2000 攻240 防240
    サポカ 剣舞Lv3×2枚 修羅Lv3×2枚

    (ストーリー)
    カイが佐助と剣を交わしている頃、アズサとハルカは団子屋で休憩を取っていた。
    ハルカ「少しは元気になったみたいだね。」
    アズサ「はい。やっぱり体を動かしてる方が性にあってるみたい。」
    注文した団子を頬張るハルカを余所に、アズサはカイを探し始めた。
    アズサ「おかしいな。てっきり先に来てるのかと思ったんだけど。」
    白夜「誰探してんだい?」
    突然アズサの視界に1人の男が入ってきた。
    アズサ「へ?あんた誰?」
    白夜「俺は白夜。あんた妖狐に会ったことあるだろ?」
    アズサ「えっ?なんでそれを?」
    白夜「やっぱりそうか。消えかけてるけど、妖狐の妖気がちょっと見えてね。」

    その言葉を聞いたアズサは反射的に刀に手を掛けた。
    白夜「おっと、なんだい突然。ありゃなんか本気だね。誤解させちまったかな。」
    アズサ「何が誤解なの?妖気が見える人を簡単に信用すると思ってる?」
    白夜「まぁ信用できないか。それならどうする?」
    アズサ「斬る。」
    白夜「おいおい。物騒なのは無しにしないか?」
    アズサ「斬るのは言いすぎだけど、あなたの実力試させてもらうわ。」
    白夜「はいはい。それで納得するならどうぞ。」
    -- 名無しさん (2007-06-15 23:43:12)
  • (エピローグ)

    白夜「まいった。いやぁ強いね。」
    アズサ「あんた本気出してないでしょ。」
    木刀をしまい、戦っている間も手放さなかった徳利を傾け酒を飲み始めた。
    アズサ「一体何の用なの?」
    白夜「用って言う程じゃないんだが、あんたちょっと変わってるなって思ってね。」
    アズサ「変わってる?私なんかよりあなたの方が変わってると思うわよ。」
    白夜「自覚はないのか。最近、変わったこと無かったか?」
    その言葉でアズサは源義経を思い出した。
    アズサ「変わったことだらけかもね。」
    白夜「やっぱりね。それじゃ気をつけたほうがいい。妖狐にも目を付けられるぐらいだしな。」
    アズサ「えっ?何に気をつけるっていうの?」
    真意の読めない白夜の言葉に興味を示したアズサだが、
    そのときアズサを探すカイの声が聞こえてきた。

    白夜「時間切れかな。まぁまたそのうち会えるさ。敵は己自身。それを忘れない方がいいぜ。」
    そう言い残すと白夜は町中に姿を消してしまった。
    アズサ「敵は己自身?道場ではよく聞く言葉だけど、なんでいまさら?」
    狐につままれたような気分のまま、カイと合流し、目的の団子屋へ向かうのだった。 -- 名無しさん (2007-06-15 23:55:30)
  • 疾風斬刃 猿飛佐助
    危険度 ★★★★★
    3 / 3 / 10 / 10 / 2

    敗北時
    佐助「幸村様と刀を交えたというのは嘘か?そんな剣で幸村様と渡り合えるわけが無いだろう。もし手加減しているなら許さないぜ。さぁもう一度だ。」


    昼行灯 白夜
    危険度 ★★★★★★
    15 / 20 / 15 / 18 / 5

    敗北時
    白夜「納得したかい?なんか余計に怒ってないか?・・・気の済むまで相手するからそれで許してくれねぇかな。」 -- 名無しさん (2007-06-16 14:38:03)
  • アザナミ ハルカ
    修羅LV3 ×1
    剣舞LV3 ×1
    機雷LV3 ×1

    戦利品 修羅LV3 ×1 -- 名無しさん (2007-06-16 15:07:56)
■最終更新■(2011-02-28)

本日 -
昨日 -
総計 -

最終更新:2011年02月28日 20:22