ミッション№ |
名前 | 特殊条件 | 人数 | 戦利品 |
初級 №A0050 |
07 / 04 / 13 ~ 07 / 06 / 20 【一周年記念カード】ソリアの気まぐれ |
EP 1カードのみ | 2人 | 【1周年】夢の競演 (2ポイント) |
プロローグ |
暖かい陽射しの中、木陰に赤の魔人ソリアの姿があった。 ソリア 「寝るのも飽きてきたなぁ。ちょっとルークスの様子でも見に行くか。」 そういうと手を上げ軽く体を伸ばし、立ち上がった。 ソリア 「マーシュ?いるか?」 いつもなら呼べばすぐに顔を出すマーシュだが、いまは返事すら返ってこない。 ソリア 「いないのか。そういえばどこかに行ってくるとか言ってた気もするな。・・・まぁいいか。」 少し困った顔をしたのも一瞬だけ。すぐに表情は明るくなり、辺りを見回し始めた。 ソリア 「マーシュがいない間に釣りでもしに行くか。いつものんびり釣りしたくても、マーシュがうるさくてなかなかできないしな。おーい。死神はいるか?」 |
危険度 ★ EC0183 白いアクマ テディ 1900 / 210 / 550 15/50/40/40/40 敵サポカ 水Lv3×4 |
ソリア 「死神はいるか?」 ガザガザ。ガザガサ。ソリアが死神ちゃんを呼ぶと草むらから1匹の影が現れた。その影の正体は死神ちゃんではなく、小熊のテディだった。 ソリア 「あれ?死神は?」 テディ 「死神ってのは、向こうで王冠被って偉そうに震えていた奴か?それともその偉そうな奴を羨ましそうに震えながら見ていた奴か?」 ソリア 「たぶん、どっちも死神だぞ。それ。」 短い手を交差し、腕を組んだテディはソリアの言葉を聞き流して話を続けた。 テディ 「偉そうにしている奴は俺が追い払ってやった。弱い者いじめは嫌いなんでな。」 ソリア 「たぶん、それはいじめてたわけじゃないぞ。」 そんなソリアの言葉はテディの耳には届かない。 テディ 「震えていた奴らは、おれが解放してやったよ。嬉しそうに震えていた。いいことした後は気分がいいな。」 ソリア 「それはたぶん、お前が怖くて震えてたんじゃないか?」 遠くを見つめるテディの耳には・・・当然ソリアの声は聞こえない。 テディ 「無益な争いは悲しみしか生まんな・・・。」 いい加減痺れを切らしたソリアは立ち上がり、テディの目の前に立ちはだかった。 ソリア 「おまえは俺よりもマイペースだな。ちょっとは俺の話を聞け!」 |
危険度 ★★ EC0337 試練【勇気ある者たち】 2200 / 300 / 400 45/45/15/50/45 敵サポカ 土Lv1×2 土Lv3×1 毒Lv3×2 |
ソリア 「ったく、やっと話を聞く気になったか。」 テディ 「無益な殺生は俺の主義に反するんでな。話ぐらい聞いてやるさ。」 ソリア 「気に触る言い方だが、まぁいいや。なんか疲れたしな。」 そういうと、死神ちゃんたちがいた場所に落ちていた竿を拾い上げた。 ソリア 「テディも来いよ。釣りに行くぞ。だけど、海に行く前にちょっと寄り道するからな。」 どこまでも広がる荒野のなか、そこに2人の剣士がいた。 ルークス 「ハァハァ・・・ディーン。俺は・・・必ずあなたも超えてみせる!」 ディーン 「よかろう。お前の成長を、楽しみに待つことにしよう。」 剣を交え、緊迫した雰囲気が辺りを支配していた。そんな場所に赤の魔人は降り立った。 ソリア 「はいはい。今日は暑苦しいのはおしまい。マーシュから、戦うのは禁止!って聞いてなかったのか?」 手を叩きながら間に割ってはいるソリア。 ルークス 「えっソリアさん?」 ディーン 「お前は赤の魔人・・・!」 戦いの手を止め、ソリアに振り向くふたり。だが、ルークスとディーンの反応は違った。 ルークス 「なんでソリアさんがいるんですか?」 思いついた疑問をぶつけるルークスだったが、その言葉を遮るようにディーンはソリアに切りかかった。 ディーン 「よく来た!俺の剣受けてみろ!」 |
エピローグ |
ソリア 「いててて。いきなり切りかかるなよ。怪我したらマーシュに叱られるだろう。」 本気で切りかかったディーンだったが、ソリアの強さに圧倒されてしまった。 ソリア 「まぁいいか。これで全員揃ったしな。これから釣りに行くぞ。ちなみに反対、とか不参加は許可しないからな。」 こうして異色の釣り人カルテットが揃ったのだった。 |