エピソード5・VSエボ | キラ | ||||
「その女の力はなんだ?勇者とか呼ばれている男の力はなんだ?」 錯乱気味に呟くその言葉には動揺が現れていた。アーヤの天空人の力、ルークスの竜の力とは生粋の魔族さえ怯ませるのに十分な力を秘めていた。 だが、ロキが動揺していたのは一瞬だった。その目は静かにアーヤとルークスを見つめていた。 「少し油断しすぎていたようだね。僕の力も見せてあげるよ。君たちのように不完全じゃない完璧な力というものをね。」 一気に膨れ上がる魔気に建物は揺れ、空気が体にまとわりつくように重さを増した。 「最後の祈りは済んだかい? まだ僕を倒せると信じる生意気な眼差しではなく、絶望に満ちた顔を見せてもらうよ。」 | |||||
生命力 | 2100 | ||||
攻撃力 | 320 | ||||
防御力 | 250 | ||||
特殊効果 | なし | ||||
属性初期値 | 火:15 | 水:25 | 風:15 | 土:15 | 機:10 |
属性最大値 | 火:20 | 水:30 | 風:20 | 土:25 | 機:15 |
エボ前 | EC0357 / 純血魔族 ロキ |
エピソード5・VSエボ | レア | ||||
「命令されるってテンション下がるのよね。」 氷の衣装をまとった道化師ネロは、魔王の指示の元、2人の魔導師を探していた。 気紛れで命令されることを嫌い、魔人に匹敵する力を持つネロでも魔王からの命令を容易に逆らうことはできなかった。 「魔王の使いは魔人で十分でしょ。そのための魔人じゃないの?」 魔人は魔王の小間使いじゃないのだが、束縛を嫌うネロにとっては同じようなものだった。 「魔人も魔人よね。人間に倒されるなんて、魔人の名を汚してるんじゃないわよ。そんなんだから私が・・・。」 冷め切った心でネロは、いつしか命令されたことよりも、魔人を倒した人間に恨みを抱き始めていた。 「人間のクセして魔人と戦おうとか思うんじゃないわよ。そいつを見つけ出して、氷の彫像として飾ってやろうかしら。」 氷の衣装に身を包んだネロの周囲は、すでにあらゆる物が凍りついていた。 | |||||
生命力 | 1800 | ||||
攻撃力 | 270 | ||||
防御力 | 270 | ||||
特殊効果 | 水属性+5 | ||||
属性初期値 | 火:4 | 水:15 | 風:8 | 土:8 | 機:2 |
属性最大値 | 火:6 | 水:25 | 風:12 | 土:12 | 機:5 |
エボ前 | EC0358 / ウィッチクラウン ネロ |
エピソード5・VSエボ | ノーマル | ||||
「強いわね。それが人間の持つ絆の力なのかしら?」 マノアは一瞬悲しそうな表情を見せたが、次の瞬間には背中の翼を羽ばたかせ空に舞い上がった。 「この先にいるロキ様の所までは行かせるわけにはいかないの。あの方に少しでも傷を付けさせるわけにはね。この気持ち彼女なら分かるでしょ。」 問いかけられたアーヤは理解した。マノアがなぜ戦うのかを。そしてそっとルークスの横顔を見た。 「わかってくれたみたいね。 でも、貴方はこの場を去ってくれないわよね?私でも同じ立場なら戦うと思うから理解できるわ。」 アーヤの顔色には迷いが生まれていた。そしてその様子を見ていたルークスにも戸惑いが生じていた。 ふたりの様子を空から眺めていたマノアは、静かに微笑んだ。 若い2人を見て。 「それじゃ終わりにしましょう。想いの強い者が残ればいいわ。」 悲しきマノアと若きふたりの想いと力が交錯する。 | |||||
生命力 | 1800 | ||||
攻撃力 | 310 | ||||
防御力 | 240 | ||||
特殊効果 | なし | ||||
属性初期値 | 火:6 | 水:8 | 風:6 | 土:8 | 機:5 |
属性最大値 | 火:10 | 水:15 | 風:10 | 土:15 | 機:8 |
エボ前 | EC0359 / 美しき悪魔 マノア |
エピソード5・VSエボ | ノーマル | ||||
カサンドラの剣筋は力任せで荒々しく、自らの身を守ることなど考えない捨て身の剣。華奢な肉体に秘められた腕力は、見た目から想像ができないものだった。そして美しいその顔は相手を冷ややかな視線で見つめ、躊躇することなく切り刻んでいく。 「・・・また私は生き残ったのね。」 静かにその言葉を呟きながら、仲間に強いと恐れられたことを思い出していた。 「相手が私より弱かった。だから私は生きているだけ・・・。」 まるで戦いの連鎖から解き放たれたいと言っているかのようなその言葉は、闇に吸い込まれるように消え、再びカサンドラは戦いへと赴くのだった。 | |||||
生命力 | 1900 | ||||
攻撃力 | 300 | ||||
防御力 | 250 | ||||
特殊効果 | なし | ||||
属性初期値 | 火:5 | 水:8 | 風:5 | 土:8 | 機:2 |
属性最大値 | 火:10 | 水:12 | 風:10 | 土:12 | 機:5 |
エボ前 | EC0360 / 魔界剣士 カサンドラ |
エピソード5・VSエボ | ノーマル | ||||
「ディンマルグの山々さえ戻れば、人間の土地など興味はない。」 人と同じように武器を持ち、武具を身につけ戦うドラコニアン。その力は人を優に超え、口から吹き出す炎はあらゆる物質を燃やした。 だからこそ人はドラコニアンを恐れ、国から追い出した。そのことにドラコニアンたちも気付いているからこそ、人間の土地に必要以上に関わろうとはしなかった。 その風習はいまだに残り、魔物によってディンマルグの多くの人々は避難のため国を出ていた時を狙い奮起した。 そうすることで人にもドラコニアンにも大きな被害を出すことなく自分たちの土地を取り戻すことができたのだ。 「ディンマルグに徘徊する魔物か。奴らも目障りだ。追い払うぞ!」 そう呟くと再び戦いに身を投じるのであった。 | |||||
生命力 | 1700 | ||||
攻撃力 | 270 | ||||
防御力 | 220 | ||||
特殊効果 | シンクロストライク リーダー:ドラコニアン アーチャー /ドラコニアン スナイパー | ||||
属性初期値 | 火:15 | 水:6 | 風:6 | 土:6 | 機:1 |
属性最大値 | 火:20 | 水:10 | 風:10 | 土:12 | 機:2 |
エボ前 | EC0361 / ドラコニアン ファイター |