EC0351 旧世界の申し子? アイン

エピソード5・ガチャ ノーマル

「へぇ。ここがディンマルグか。」

全身に奇妙な装飾を身に付けた少年がいた。少年の名前はアイン。

「この辺には機械なさそうだな。ちぇ。」

カルマル出身のアインは、機械いじりが得意だった。構造や原理を理解することなく、気分や勘で様々な機械を作ってきた。その行為はカルマルでは危険視されていた。

機械の暴走や暴発により、多くの人々が被害を受けることもあったからだ。だがアインにとっては面白そうだし、適当にやったらできた物でしかなく、危険という考えは一切無かった。

「やっぱりガラクタ探しはカルマルが一番かな。でも規則とかなんとかでうるさいんだよなぁ。」

アインの機械探しの旅はまだ始まったばかりなのだ。

生命力 1100
攻撃力 210
防御力 220
特殊効果 機属性+5
属性初期値 火:2 水:2 風:4 土:3 機:10
エボ後 ( EC0377 / アイン 気分爽快 ) 火:4 水:4 風:6 土:6 機:15
属性最大値 火:5 水:5 風:7 土:6 機:18

EC0352 魔獣使い ビシャス

エピソード5・ガチャ ノーマル

15年前、ディンマルグの地に魔王は封印され、永遠の平和が訪れたと多くの人が思った。だがすぐに平和とは言えない現実がやってきた。

ビシャスは首都アジャンタに住む少女だった。大型犬ピースと共に仲良く毎日散歩している少女として、街では知られていた。その平和は突然崩れていった。封印されている魔王の魔気がディンマルグに住む者たちに影響を与え始めていたのだ。多くの者は影響を受けなかったため、魔王の魔気に気付く者はいなかった。

だが、様々な地で魔気の影響により、凶暴化したり、魔物のような風貌に変わってしまう者たちが現われたのも事実だった。魔気の影響を受けた者がビシャスの近くに現われた。それは共に育ってきた犬のピースだった。

「ピース大丈夫?私がわかる?」

鋭い牙と2本の角が生えたその姿は、魔獣そのものだった。だが姿は変わってしまったが、中身はビシャスの知るピースのままだった。

「かわいそうに。私がなんとかしてあげる。だから一緒に治る方法を探そう。」

ビシャスは原因の追究と治る方法を探すため旅立った。

生命力 1400
攻撃力 225
防御力 210
特殊効果 なし
属性初期値 火:4 水:4 風:4 土:6 機:2
エボ後 ( EC0378 / ビシャス 魔獣の咆哮 ) 火:8 水:5 風:8 土:10 機:5
属性最大値 火:8 水:8 風:8 土:10 機:5

EC0353 聖魔術師見習い ジュリア

エピソード5・ガチャ ノーマル
様々な魔術師が存在するディンマルグにおいて、治癒を得意とする聖魔術師の誕生は必然だったといえるだろう。ジュリアはその聖魔術師を学ぶひとりだった。

「魔術師の素質があるって言われて首都まで来たけど、本当なのかな?」

幼い頃両親を失い、村の大人に大事に育てられていたジュリアは、魔術師になり恩を返すためにアジャンタへやってきた。だが素質を見出されたジュリアだったが、その能力が開花する前に首都は魔物の襲撃により陥落した。

「あの時は逃げるのが精一杯だったけど、私に力があるなら役に立ちたい。」

ジュリアが強く力を望む時、その秘められた魔力は開花する。
生命力 1100
攻撃力 180
防御力 230
特殊効果 生命力+100
属性初期値 火:2 水:8 風:2 土:4 機:1
エボ後 ( EC0379 / ジュリア 癒しの光 ) 火:5 水:10 風:5 土:8 機:5
属性最大値 火:5 水:10 風:5 土:8 機:5

EC0354 ハンター ランドスカー

エピソード5・ガチャ ノーマル

「フー…グレンよ。随分有名になったもんだな。レインを守りきれなかったことがお前を駆り立てたか?」

その男はタバコを深く吸い込んだ。グレンと並んで、一級のハンターと魔物から恐れられている男、ランドスカー。

その正体は、グレンの妻であったレインの兄である。

「だがなぁグレンよ…すでにお前は守れなかったんだよ。妹をな…。貴様が今、どんな気持ちで生きているのかなんぞ俺には知ったことではない。お前はな…俺にとってただの不甲斐ない男。仇でしかねぇんだよ。」

生命力 1200
攻撃力 260
防御力 180
特殊効果 なし
属性初期値 火:3 水:5 風:3 土:3 機:8
エボ後 ( EC0380 / スナイパー ランドスカー ) 火:5 水:8 風:5 土:5 機:15
属性最大値 火:5 水:8 風:5 土:5 機:15

EC0355 ブックメイカー フラン

エピソード5・ガチャ ノーマル

フランは本が大好きだった。食事や寝る間を惜しんで多くの本を読んできた。

故郷を追われ旅をする小人たちの話や、少年がドラゴンを倒す英雄伝、謎の生物プワプワの存在を幻だと力説する魔術師の論文、魔王を封印した10英雄の話など時代や書物の内容を問わず、読み漁っていた。

「世界って面白いなぁ。私もいろんなこと体験してみたいなぁ。物語の主人公になる方法が書かれた本ってないのかしら。」

書庫にこもっていたフランにとって、書物に書かれていることが世界のすべてだった。

「きっとあるよね。だってディンマルグの王宮図書館なんだもん。無いはずないよね。」

フランは自分の上に浮いている光に問いかけるように言った。光は世界の理を説いた書物に書かれていた、世界で始めての光と同じものだった。

王宮図書館に自ら閉じこもり様々な物語と共に、多くの呪文書を読んできたフランは、いつしか本に書かれているものを実体化させる魔法を身に付けていた。
ディンマルグにおいても類稀なブックメイカーの誕生であったが、フラン本人は魔法を使っている自覚が無かったため、本と共に埋もれた逸材となっていた。

生命力 1300
攻撃力 215
防御力 220
特殊効果 なし
属性初期値 火:1 水:3 風:6 土:2 機:2
エボ後 ( EC0381 / フラン 戦乙女のワルツ ) 火:4 水:5 風:8 土:5 機:5
属性最大値 火:4 水:5 風:8 土:5 機:5



■更新履歴・間違い報告もこちらから■(最終更新2009年05月30日22時26分09秒)
  • EC0354 ハンター ランドスカー
    「フー…グレンよ。随分有名になったもんだな。
    レインを守りきれなかったことがお前を駆り立てたか?」
    その男はタバコを深く吸い込んだ。グレンと並んで、
    一級のハンターと魔物から恐れられている男、ランドスカー。
    その正体は、グレンの妻であったレインの兄である。
    「だがなぁグレンよ…すでにお前は守れなかったんだよ。妹をな…。
    貴様が今、どんな気持ちで生きているのかなんぞ俺には知ったことではない。
    お前はな…俺にとってただの不甲斐ない男。仇でしかねぇんだよ。」

    ストーリー読んで(ノ゜⊿゜)ノびっくり!!グレンの義兄だったんですね。 -- primrose (2007-04-07 07:54:16)
  • EC0352 魔獣使い ビシャス
    15年前、ディンマルグの地に魔王は封印され、永遠の平和が訪れたと多くの人が思った。だがすぐに平和とは言えない現実がやってきた。ビシャスは首都アジャンタに住む少女だった。大型犬ビースと共に仲良く毎日散歩している少女として、街では知られていた。その平和は突然崩れていった。封印されている魔王の魔気がディンマルグに住む者たちに影響を与え始めていたのだ。多くの者は影響を受けなかったため、魔王の魔気に気付く者はいなかった。だが、様々な地での魔気の影響により、凶暴化したり、魔物のような風貌に変わってしまう者たちが現われたのも事実だった。魔気の影響を受けた者がビシャスの近くに現われた。それは共に育ってきた犬のビースだった。
    「ビース大丈夫?私がわかる?」
    鋭い牙と2本の角が生えたその姿は、魔獣そのものだった。だが姿は変わってしまったが、中身はビシャスの知るビースのままだった。
    「かわいそうに。私がなんとかしてあげる。だから一緒に治る方法を探そう。」
    ビシャスは原因の追求と治る方法を探すため旅立った。


    犬の名前は多分「ビース」であってると思いますが、
    もし「ピース」だったら訂正よろしくお願いします。。。 -- 名無しさん (2007-04-07 23:47:46)
  • EC0353 聖魔術師見習い ジュリア
    様々な魔術師が存在するディンマルグにおいて、治癒を得意とする聖魔術師の誕生は必然だったといえるだろう。ジュリアはその聖魔術師を学ぶひとりだった。
    「魔術師の素質があるって言われて首都まで来たけど、本当なのかな?」
    幼い頃両親を失い、村の大人に大事に育てられていたジュリアは、魔術師になり恩を返すためにアジャンタへやってきた。だが素質を見出されたジュリアだったが、その能力が開花する前に首都は魔物の襲撃により陥落した。

    「あの時は逃げるのが精一杯だったけど、私に力があるなら役に立ちたい。」
    ジュリアが強く力を望む時、その秘められた魔力は開花する。

    -- 名無しさん (2007-04-07 23:53:29)
  • ブックメイカー フラン ストーリー

    フランは本が大好きだった。
    食事や寝る間を惜しんで多くの本を読んできた。
    故郷を追われ旅をする小人たちの話や、
    少年がドラゴンを倒す英雄伝、
    謎の生物プワプワの存在を幻だと力説する魔術師の論文、
    魔王を封印した10英雄の話など時代や書物の内容を問わず、
    読み漁っていた。
    「世界って面白いなぁ。
    私もいろんなこと体験してみたいなぁ。
    物語の主人公になる方法が書かれた本ってないのかしら。」
    書庫にこもっていたフランにとって、
    書物に書かれていることが世界のすべてだった。
    「きっとあるよね。
    だってディンマルグの王宮図書館なんだもん。
    無いはずないよね。」
    フランは自分の上に浮いている光に問いかけるように言った。
    光は世界の理を説いた書物に書かれていた、
    世界で始めての光と同じものだった。
    王宮図書館に自ら閉じこもり様々な物語と共に、
    多くの呪文書を読んできたフランは、
    いつしか本に書かれているものを実体化させる魔法を身に付けていた。
    ディンマルグにおいても類稀なブックメイカーの誕生であったが、
    フラン本人は魔法を使っている自覚が無かったため、
    本と共に埋もれた逸材となっていた。 -- 名無しさん (2007-04-08 11:11:49)
  • ありがとうございます。更新しておきました。


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最終更新:2009年05月30日 22:26