ミッション№ |
名前 | 特殊条件 | 人数 | 戦利品 |
上級 №A0029 |
06 / 12 / 15 ~ 07 / 01 / 08 マーシュとクリスマス |
EP 2カードのみ | 2人 | マーシュとクリスマス |
プロローグ |
全ての人々や妖精、または少数の魔物たちまで待ちわびているクリスマス。ここ、赤の魔人ソリアの居城でも、クリスマスのお祝いは行われるようです。 ソリア 「お・・・そういえばもうこんな時期か。もう少しでクリスマスじゃないか!」 マーシュ 「あら、そうですね~。今年は忙しすぎて忘れてましたね。」 ソリア 「マ~シュ!何か美味しいものが食べたいぞ」 マーシュ 「あいかわらず祝い事とか好きですよねぇ。クリスマスって4000年以上も前に生まれた人間の、あれは天空人だったのかしら?その誕生日を祝う日ですよね?どうでもいいような行事ですね・・・。じゃ、今年もドラゴンのステーキを仕入れようかしら。」 ソリア 「あはは、祝い事は多い方がいいだろう?で、せっかくのお祝いなんだから去年とは違うものが食べたいぞ。そうだな・・・あ、そうだ。ディンマルグにとっても美味しいケーキ屋があるらしいぞ、知ってるか?」 マーシュ 「ケーキ?!ソリア様って甘いもの好きでしたっけ?」 ソリア 「マーシュは甘いもの好きだろう?たまにはマーシュの好きそうなものを選んでみたんだ。今年はケーキをメインで頼む。」 マーシュ 「ありがたいお話ですが・・・ディンマルグまで行ってケーキを買ってくるのは私なんですよね?」 ソリア 「そそ、さすがマーシュ。もうわかってくれたね。そこのケーキは特別な果実を使った、かなり珍しいケーキらしくてね。」 無邪気なほほえみを向けられたマーシュは、ちょっとあきらめたように答える。 マーシュ 「はいはい・・・買ってくればいいんですよね。でもディンマルグの首都はかなり荒廃してますよ?とにかく詳しい場所を教えてください。」 ソリア 「いや・・・詳しい場所までは知らないんだけど、ディンマルグの北部にあるらしいから、きっと荒廃はしてないだろう。」 マーシュ 「う~・・・また中途半端な情報ですか?なのにどうしてそんなに笑顔なんですか・・・?もう、わかりましたよ。死神ちゃんたちと一緒に探してきますから。あ、そこのあなた、あなたも一緒に探すのを手伝ってね。」 ソリア 「それでこそマーシュ。ありがとうな。楽しみに待っているよ。」 さぁ、マーシュと一緒にディンマルグ北部にあるというケーキ屋を目指し、特製ケーキを手に入れよう。 |
危険度 - - - - EC0140 アシッドドラゴン 1850 / 220 / 320 8/12/10/20/5 敵サポカ 墜Lv3 重Lv3 毒Lv3×2 |
マーシュ配下の死神たちが、有力な情報を入手してマーシュの元へ戻ってきた。 マーシュ 「第22回 美味しいケーキランキング(ディンマルグ編)・・・か。これはなかなか良い情報ね。よしよし、良い子ね~、あなたたちは」 情報を入手した死神を撫でるマーシュ。気のせいか、死神はうれしそうにフルフルと震えている。 マーシュ 「この情報だと、特製ケーキを作ってくれる店はあの村にあるはずね・・・。ん、あ~!ドラゴンが村を襲ってるじゃない!何て事をしてくれるの!」 美味しいケーキ屋があると言われている村は、今まさにドラゴンの襲撃を受けているようだった! マーシュ 「冗談じゃないわ・・・村をボロボロにされたら、ソリア様にケーキを買ってあげられないじゃない!あのドラゴン・・・追い払うわよ!」 |
危険度 - - - - EC0139 カオスドラゴン 2100 / 325 / 300 8/12/5/3/6 敵サポカ 焔Lv2 焔Lv2 嵐Lv2 嵐Lv2 |
マーシュ 「ねぇ、ここのケーキはディンマルグ1だって聞いてきたの。珍しい果実を使ったクリスマス用特製ケーキ、作ってくれないかしら?」 店主 「そうですか・・・あいにくですが、今年は特製クリスマスケーキが作れそうにないんです。ウチのケーキにはどうしてもアライサの果実という果物が必要なのですが、その果物の木ごとドラゴンにもっていかれてしまって・・・。」 マーシュ 「え~、そんなぁ。普通のケーキを買っていってもソリア様はがっかりしちゃうだろうし。」 店主 「そのドラゴンがありえないほど強くて・・・イライザの果実があったから、この村は被害を免れたような気がします。」 マーシュ 「アライサの果実とドラゴン・・・そか、思い出したわ。カオスドラゴンの好物だったわね。そうね、ちょうど向こうから来てくれたみたいだし。ねぇ、私がアライサの実を取り戻したら、特製ケーキを急いで作ってね。」 そういい残し、店から出るマーシュ。そこには・・・ カオスドラゴン 「ゴゴゴ・・・ワレハスベテヲ・・・ハカイスル・・・。」 マーシュ 「よく来てくれたわね。急いでいるから単刀直入に言うわね。あなたがこの村から持ちだした果実、ちょっと返してもらうわよ。と言っても、私の言葉すらうまく理解してくれないわよねぇ・・・あなたは。」 |
エピローグ |
マーシュ 「ソリア様~。ちゃんと買ってきましたよ♪今回はちょっと苦労したんですから~。結果的に村を救った英雄にされちゃったし・・・。」 ソリア 「へ~。さすがマーシュ。お~、これは美味しそうだな~。」 マーシュ 「ちゃんと、ソリア様へってプレートもつけてもらったんですからね。」 ソリア 「あはは、本当だ。ご苦労だったな、マーシュ」 マーシュの頭に手を置き、まるであやすかのように撫でるソリア。 マーシュ 「美味しいですか?」 ソリア 「うん、これはうまい!今まで食べたケーキの中でも1、2を争うな。」 マーシュ 「よかった~♪じゃ、もっとパーティーを盛り上げますね。次は死神ちゃんたちのバンド演奏ですよ。特訓したみたいだから聴いてあげてくださいね♪」 今日はクリスマス。赤の魔人ソリアの居城はとってもにぎやかなまま夜が更けていきます。 ソリア 「あ、そうそう、マーシュ。従者から聞いたんだが、特別な果実を手に入れるために無茶したらしいな。マーシュらしいといえばらしけどな。そんな無茶しなくても、マーシュががんばって持ってきてくれた物なら、どんなものだろうと俺はうれしいぞ。」 やさしい笑みを浮かべながらマーシュに語りかけるソリア。 マーシュにとってはその一言が最高のクリスマスプレゼントに・・・。 |