LC0196 ヒルデ剥ぎ取る虚像

Episode3・ミニガチャエボ ノーマル
「陛下のもとへ向かう気でしょうが、秘書官としてそれをさせるわけにはいきません」

そう告げるヒルデの手にはキャノンランスがしっかりと握られていた。

一発目の砲撃を行う。相手がかわすことも想定の内。ことヒルデに関しては、砲撃は敵を討つ為のものではなく、専ら牽制の為の足掛りとなる。
相手の着地点を予測し、槍を突き出す。しかし、そこに手応えはない。

「これは…秘書官如きがどうにかできる相手じゃないわね」

口元をにやりと吊り上げる。
それは、愛槍の感触の懐かしさゆえか、それとも秘書官の仮面を剥ぎ取る口実が出来たことへの喜びか……。

「前言撤回! ベルのもとへは絶対に行かせないわ! あの子の姉貴分としてね!」
作者名 姫野かげまる
生命力 1700
攻撃力 250
防御力 255
特殊効果 リーダーの生命力+40
リーダーの防御力+10
属性初期値 火:13 水:4 風:8 土:8 機:10
属性最大値 火:24 水:16 風:18 土:17 機:20
エボ前 LC0187 / 皇帝秘書官ヒルデ

LC0197 エルッカとモルモル

Episode3・ミニガチャエボ ノーマル
「ささっ、モルモルの友達のエルッカのためにガンバレ、ガンバレ」

「ガ…ガンギュリェ~…ガンギュギェ~…」

召喚された幻獣に、揃って声援を送るエルッカとモルモル。
幻獣はモルモルの生みの親……そう、お母さんである。

我が子の友達の為、力を振るう母親。麗しき絆である。
しかし、先程から母幻獣はエルッカを睨みつけているようだが…。

「どうなっても知らんゾ」

そんな母幻獣に、お友達の入った玉を見せ付けるように掲げ、呟くエルッカ。
これは…子供を人質に捕っている!
どうやら、無垢な子幻獣を人質に母幻獣を無理やり使役しているらしい。

しかし、当のモルモルは閉じ込められた玉の中でご機嫌に泳ぎまわっているのであった……。
作者名 那智
生命力 1650
攻撃力 245
防御力 245
特殊効果 リーダーの土属性+14
属性初期値 火:10 水:8 風:13 土:12 機:11
属性最大値 火:18 水:19 風:19 土:23 機:19
エボ前 LC0188 / 抽象的占い師エルッカ

LC0198 ウクラ地獄からの救い

Episode3・ミニガチャエボ ノーマル
元々ウクラは、騎士団にも所属しない下級の一般兵であった。
並みの騎士よりも遥かに勝る腕を持ちながら、自身の血に対する劣等感ゆえにその地位に甘んじていた。
しかし、現皇帝就任後、軍内部勢力の大幅な見直しが行われ、結果、彼は聖ロンギヌス騎士団3番隊「インヘルノ隊」へと配属されることとなった。

この事態に一番驚いたのは、ウクラ本人であった。
よもやオルメカにとって消耗品も同然の自分が、栄誉ある地位に就くことなどあるわけが無いと思っていたからである。

その時から、ウクラの世界は徐々に変わり始めた。

「恩義の刃…これが地獄の門を開く鍵だ」

主の為、自ら盾となることを志願した騎士は曇り無きその刃に国の未来を映す。
作者名 結川カズノ
生命力 1600
攻撃力 255
防御力 235
特殊効果 リーダーの攻撃力+10
属性初期値 火:7 水:11 風:13 土:11 機:8
属性最大値 火:15 水:19 風:21 土:19 機:17
エボ前 LC0189 / インへルノ隊騎士ウクラ

LC0199 無法の赤鬼バルトロ

Episode3・ミニガチャエボ ノーマル
「いい度胸だっ!! そのガンバリに免じて俺様が鉄拳指導をしてやろう!!」

襲い掛かってきた魔物に対し、容赦なく大剣を振り下ろすバルトロ。

今回は相手が魔物ゆえ、言い付けに従い手心を加える必要も無い。
しかし、本人は失念しているようだが、バッカスの言い付けにはもう一つ大事な部分がある。

『仲間を巻き添えにするな』

「お前ら、何をモタモタしてやがるっ! それでもグロオリアの隊員かぁっ!? さっさと俺様に続けっ!! 何? 俺様の剣が当たりそうで危ない? そんなものはかいくぐって戦えっ!!!」

無茶苦茶な隊長に無茶苦茶な叱咤を受けて、隊員達は取敢えず一定の安全な距離を保ちながらその背を追うのであった。
作者名 酒井康彰
生命力 1500
攻撃力 270
防御力 215
特殊効果 リーダーの生命力+100
シンクロストライク
属性初期値 火:4 水:3 風:4 土:5 機:9
属性最大値 火:12 水:12 風:11 土:14 機:22
エボ前 LC0190 / グロオリア隊長バルトロ

LC0200 パトリク終末の檻

Episode3・ミニガチャエボ ノーマル
パトリクの家計では、何代かにひとりの割合で先見の能力を有する者が生まれる。
そして、今回その能力を受け継いだのはパトリクであった。

近い未来の出来事から、遠い未来の出来事までありとあらゆる事柄を夢で予見することが可能なパトリクの能力は、歴代の能力者の中でも群を抜いていた。

だが、ある日を境にパトリクは毎日同じ夢ばかりを見るようになった。
その内容はひどく曖昧でおぼろげなものであったが、パトリクは確信した。
それは確かにこの世界の未来なのだということを。

そう気付いた時から、パトリクは自身に関わる全てを捨て、現世を見つめる最後の旅に出た。

「人の姿の無い荒野と化した大地…、それに何の希望を持てというのだ」
作者名 ケロケロ齋藤
生命力 1500
攻撃力 255
防御力 225
特殊効果 リーダーの風属性+10
属性初期値 火:9 水:10 風:12 土:9 機:8
属性最大値 火:16 水:16 風:22 土:16 機:14
エボ前 LC0191 / 諦観の吟遊詩人パトリク



■更新履歴■(最終更新2010-02-02)

  • LC0196 ヒルデ剥ぎ取る虚像

    「陛下のもとへ向かう気でしょうが、秘書官としてそれをさせるわけにはいきません」

    そう告げるヒルデの手にはキャノンランスがしっかりと握られていた。

    一発目の砲撃を行う。相手がかわすことも想定の内。ことヒルデに関しては、砲撃は敵を討つ為のものではなく、専ら牽制の為の足掛りとなる。
    相手の着地点を予測し、槍を突き出す。しかし、そこに手応えはない。

    「これは…秘書官如きがどうにかできる相手じゃないわね」

    口元をにやりと吊り上げる。
    それは、愛槍の感触の懐かしさゆえか、それとも秘書官の仮面を剥ぎ取る口実が出来たことへの喜びか……。

    「前言撤回! ベルのもとへは絶対に行かせないわ! あの子の姉貴分としてね!」

    作家名:姫野かげまる -- 名無しさん (2010-01-28 18:09:56)

  • LC0197 エルッカとモルモル

    「ささっ、モルモルの友達のエルッカのためにガンバレ、ガンバレ」

    「ガ…ガンギュリェ~…ガンギュギェ~…」

    召喚された幻獣に、揃って声援を送るエルッカとモルモル。
    幻獣はモルモルの生みの親……そう、お母さんである。

    我が子の友達の為、力を振るう母親。麗しき絆である。
    しかし、先程から母幻獣はエルッカを睨みつけているようだが…。

    「どうなっても知らんゾ」

    そんな母幻獣に、お友達の入った玉を見せ付けるように掲げ、呟くエルッカ。
    これは…子供を人質に捕っている!
    どうやら、無垢な子幻獣を人質に母幻獣を無理やり使役しているらしい。

    しかし、当のモルモルは閉じ込められた玉の中でご機嫌に泳ぎまわっているのであった……。

    作家名:那智 -- 名無しさん (2010-01-28 18:10:36)

  • LC0198 ウクラ地獄からの救い

    元々ウクラは、騎士団にも所属しない下級の一般兵であった。
    並みの騎士よりも遥かに勝る腕を持ちながら、自身の血に対する劣等感ゆえにその地位に甘んじていた。
    しかし、現皇帝就任後、軍内部勢力の大幅な見直しが行われ、結果、彼は聖ロンギヌス騎士団3番隊「インヘルノ隊」へと配属されることとなった。

    この事態に一番驚いたのは、ウクラ本人であった。
    よもやオルメカにとって消耗品も同然の自分が、栄誉ある地位に就くことなどあるわけが無いと思っていたからである。

    その時から、ウクラの世界は徐々に変わり始めた。

    「恩義の刃…これが地獄の門を開く鍵だ」

    主の為、自ら盾となることを志願した騎士は曇り無きその刃に国の未来を映す。

    作家名:結川カズノ -- 名無しさん (2010-01-28 18:11:12)

  • LC0199 無法の赤鬼バルトロ

    「いい度胸だっ!! そのガンバリに免じて俺様が鉄拳指導をしてやろう!!」

    襲い掛かってきた魔物に対し、容赦なく大剣を振り下ろすバルトロ。

    今回は相手が魔物ゆえ、言い付けに従い手心を加える必要も無い。
    しかし、本人は失念しているようだが、バッカスの言い付けにはもう一つ大事な部分がある。

    『仲間を巻き添えにするな』

    「お前ら、何をモタモタしてやがるっ! それでもグロオリアの隊員かぁっ!? さっさと俺様に続けっ!! 何? 俺様の剣が当たりそうで危ない? そんなものはかいくぐって戦えっ!!!」

    無茶苦茶な隊長に無茶苦茶な叱咤を受けて、隊員達は取敢えず一定の安全な距離を保ちながらその背を追うのであった。

    作家名:酒井康彰 -- 名無しさん (2010-01-28 18:11:49)

  • LC0200 パトリク終末の檻

    パトリクの家計では、何代かにひとりの割合で先見の能力を有する者が生まれる。
    そして、今回その能力を受け継いだのはパトリクであった。

    近い未来の出来事から、遠い未来の出来事までありとあらゆる事柄を夢で予見することが可能なパトリクの能力は、歴代の能力者の中でも群を抜いていた。

    だが、ある日を境にパトリクは毎日同じ夢ばかりを見るようになった。
    その内容はひどく曖昧でおぼろげなものであったが、パトリクは確信した。
    それは確かにこの世界の未来なのだということを。

    そう気付いた時から、パトリクは自身に関わる全てを捨て、現世を見つめる最後の旅に出た。

    「人の姿の無い荒野と化した大地…、それに何の希望を持てというのだ」

    作家名:ケロケロ齋藤 -- 通りすがりの浪費人 (2010-01-28 18:14:27)


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最終更新:2010年02月02日 21:38