B0001 鍛冶屋?美緒の初仕事!


ミッション№
名前 特殊条件 人数 戦利品
中級
№B0001
09 / 11 / 11 ~ 12 / 12 / 31
09 / 11 / 11 ~ 15 / 12 / 31
09 / 11 / 11 ~ 30 / 12 / 31
鍛冶屋?美緒の初仕事!
リーダー
美緒
4人 センスLV2
(1ポイント)

プロローグ
美緒は、初めて見たときからずっと気になっているものがあった。
それはあまりに巨大で、それでいて精巧かつ一切の無駄がなかった。

ある日、美緒は決心し、それに触らせてもらうことにした。
触れた機械の構造を理解でき、また同じものを作ることも可能になるアビリティ「クリエイター」、美緒はそのアビリティの持ち主。

美緒
「琴音ちゃ~ん」

美緒は、それの持ち主に声をかけた。

琴音
「ん?」
美緒
「いきなりでかんにんな。ちょっとまさむねちゃん、見させてもらってええかな?」
琴音
「うん、いいよ~。でも、重いから気をつけてね~」
美緒
「え? あ、お、おおきにな~」

渋られるかと思っていたが、あっさりと承諾されてしまって、少し拍子抜けした美緒。

そして、ついにまさむねちゃんに触れる美緒。しかし・・・。

美緒
「こ、これは・・・!?」

ここから、美緒の戦いが始まった・・・。
危険度
★★

変身前
KC0016
古居裕子

750 / 160 / 160
10/8/13/10/10
敵サポカ
なし
美緒
「ここにコレを組み込んで、あれをこうして・・・」

何やら作成中の様子の美緒。
そこへフラフラっと裕子が寄ってくる。

裕子
「み~おちゃん!何作ってるの~?」
美緒
「ん?ちょっとな~、っとこれはここに・・・」
裕子
「ふぅ~ん、わたしも手伝おうか?」
美緒
「おおきにな、でもその気持ちだけで十分やで」
裕子
「むぅ~・・・」

美緒は、何かを制作しているときはあまり他のことが目に入らなかった。
それがつまらなかったのか、裕子はそっと美緒の机のしたに潜り込み・・・、

裕子
「わっ!」
美緒
「うわぁぁぁ」

と、机の下から急に顔を出して美緒を驚かせた。

美緒
「ゆぅぅぅこぉぉぉ~!」
危険度
★★

変身前
KC0021
諸星 舞

850 / 175 / 160
10/9/14/17/12
敵サポカ
なし
美緒
「全く、とんだ邪魔が入ってもうたなぁ」

なんとか裕子を追い払った美緒は、再び制作に取り掛かる。

美緒
「よっしゃ、大体完成や! あとは、ちょっとレアメタルが必要やな・・・」

そういって、教室内を見回してみるが、お目当ての人物は見当たらない。
が、居場所を確実に知っている人物が見つかった。

美緒
「舞は~ん」

「はい、何か御用でしょうか?」
美緒
「ちょっと、愛華どこいったか教えてくれへん?」

「愛華様の所在でしたら把握しておりますが、無用にお教えするわけには参りません。どうしてもとおっしゃるなら・・・。」

すっと臨戦態勢を取る舞。

美緒
「ほんま、舞は相変わらずやなぁ・・・。ほな、しゃあない!」
危険度
★★★

変身前
KC0022
月見里 愛華

900 / 180 / 150
12/11/15/10/12
敵サポカ
なし
舞から聞いた愛華の居場所は、中庭だった。

美緒
「あ、おった! お~い、愛華~」
愛華
「そんな大声出さなくても聞こえますわよ」
美緒
「なはは~、愛華、ちょっとレアメタルわけてくれへんかな?
ちゃんと払うもんも払うさかい」
愛華
「ありますけど、また危ないものでも作るの?」

と、少し怪訝そうな表情で言う愛華。

美緒
「ちゃうちゃう、ちょっと琴音ちゃんのまさむねちゃんに対抗できるもん作ろう思ってな」
愛華
「なるほど、まさむねちゃんに、ね・・・」

何かを知ってるような、わざと思わせぶりな感じで言う愛華。

美緒
「愛華~、なんか知ってるな~」
愛華
「ほほほ、さて、なんのことかしらね~」
美緒
「聞き出したる~、覚悟しいや!」
愛華
「望むところですわ、美緒!」

どこか仲のいい友達同士がじゃれあう感じで、二人は向かい合った。
危険度
★★★

変身前
KC0006
姫路 琴音

1050 / 190 / 160
10/8/13/12/15
敵サポカ
なし
美緒
「このレアメタルを使って、と・・・クリエイトッ!!」

愛華から受け取ったお目当てのレアメタルと、裕子に邪魔されつつも作成したものとを、アビリティを使って一つの形へと錬成していく。

美緒
「完成や! まっときや~まさむねちゃん!」

愛華から聞いたまさむねちゃんに関する情報は、以下の通り。

・まさむねちゃんは、琴音の6歳の誕生日プレゼントとして、愛華がプレゼントした。
・そのまさむねちゃんの製作者は、世界トップクラスの超有名クリエイターだった。

美緒がまさむねちゃんに触れたのに、その構造・構成がわからなかったのは、クリエイターの能力によるプロテクトの影響だった。
しかし、並みのプロテクトならば突破できる美緒が、まさむねちゃんのプロテクトにはまったく歯が立たなかったのだが、これで納得がいった。

美緒
「琴音ちゃん、うちが作ったこのむらまさちゃんとまさむねちゃん、ちょっと勝負してくれへんかな!」
琴音
「あ、美緒ちゃん~。おぉ! なんだかいい物持ってるね!
・・・うん、いいよ~!」

そう言って自分の3倍はあろうかというまさむねちゃんをいとも簡単に持ち上げる琴音。

美緒
「教室やと危ないから、体育館でもいこか」
琴音
「うん~」

そして、体育館へと入っていく2人だった。
エピローグ
琴音
「わぁ~、すごぉ~い! まさむねちゃんとここまで渡り合えたのって、初めてかも!」

感嘆の声をあげる琴音。

美緒
「よっしゃ! どうや! うちのむらまさちゃんは!」

美緒がそう言った瞬間、パキッと大きな音がした。

美緒
「えっ?」

パキッ、パキッ、バキバキバキ! ガラガラガラ・・・。
その音は連鎖し、美緒のむらまさちゃんと呼ばれていたものは、バラバラになってしまった。

琴音
「ありゃ~、壊れちゃった・・・」
美緒
「くっ・・・、あかんかったか・・・。でも、うちは諦めへんで!」
琴音
「美緒ちゃん、がんばれ~」

いつか必ず、まさむねちゃんを越える物を作ってみせる、そう胸の内で誓った美緒だった。

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■最終更新■(2011-03-30)

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最終更新:2011年03月30日 22:10