ミッション№ |
名前 | 特殊条件 | 人数 | 戦利品 |
中級 №A0084 |
08 / 09 / 10 ~ 08 / 10 / 31 ファランの試練 |
なし | 3人 | ロックLV1 ロックLV2 バーニングLV2 (?ポイント) |
プロローグ |
ファラン 「さて、今日は君たちの資質をみてやろう。この試練をクリアできないようなら、魔法学園を一からやり直してもらうからな。」 魔王が倒れた今も、魔物の数が減ることはなかった。一時の勢いこそなくなってきたものの、率いるものがいなくなったことで彼らの行動に目的がなくなっていた。本能に従い暴れる魔物たち。その魔物を討伐する者たちを選抜する試験、それがこのファランが用意した試練であった。 ファラン 「魔法院直々に君たちをこの場に呼んだ意味、しっかりと考えて試練に挑むんだな。」 こうしてその場に集められた学園を卒業したばかりの魔術師たちは、順番に試練を受けるため、試験場へと入っていくのだった。 |
危険度 ★★★ EC0154 魔術師 ケイマ 1900 / 330 / 250 20/25/25/20/10 敵サポカ 毒Lv3×3 強Lv3×2 |
ケイマ 「なんだって俺がこんなヒヨッコの相手をしなきゃいけねぇんだよ。」 だるそうに試験場の中央に立ちながら、ケイマは悪態をついた。すでに今日だけで何度めの悪態だろうか・・・。 ケイマ 「悪いが手加減はしないぜ。さっさと終わらせて帰りたいんでね。」 こちらの準備を待たずに、ケイマは呪文詠唱を始めた。 |
敗北時 | ケイマ 「おいおい。早く終わらせたいって言ったが、こんなに簡単に終わられたんじゃサボったとか思われるじゃねぇか。もう少し付き合ってもらうぜ。」 |
危険度 ★★★★ EC0152 重装兵 マシュガ 1350 / 240 / 240 4/3/1/7/2 敵サポカ 土Lv3×3 機Lv3×1 |
マシュガ 「ケイマに勝ったか。選抜されただけあって、魔力はなかなかのようだな。」 その男はスヴェインでも数少ない重装兵のひとり、マシュガであった。魔法院の試験になぜ魔法を使うことのできない重装兵が・・・?その謎は、マシュガの合図によって明らかになった。 マシュガ 「それじゃケイマの次は俺と戦ってもらおう。・・・魔法抜きでな。」 その言葉に呼応するように試験場内には結界が展開され、一切の魔法が禁じられた。魔法学園では体術も教えられてきた。だが、それは身を守るため。決して魔法抜きで戦うためではなかった。 マシュガ 「ボーっと立ってると俺の攻撃を避けられないぞ。攻撃を避けるってのも習ってきたんだろう?」 その言葉と共に振り下ろされたハンマーは危なげなく回避できた。だが、それだけしかできない。 マシュガ 「避けるだけじゃ駄目だよな。それじゃどうする?俺の動きを観察でもしてみるか?」 勝利の目途がつかないまま、戦いは始まった。 |
敗北時 | マシュガ 「避け続けて、俺が疲れるのを待つ気だったか?悪いアイディアじゃないが、限られた部屋の中じゃ良い選択しでもないな。」 マシュガはそう言うと、ハンマーを肩に担ぎ試験場の中央へ戻った。 |
危険度 ★★★★★ EC0203 光の魔導師 ファラン 700 / 170 / 170 4/10/4/4/4 敵サポカ ??? |
ファラン 「よく2つの試験を超えてここまで来た。それじゃ最後の試練だ。」 3つ目の試験場の中央では正装に身を包んだファランが立っていた。その姿を見た時は試験が終わったのだと思った。だが、ファランの口から出た言葉は違った・・・。 ファラン 「どうした?あのふたりだけで終わりだと思ったか?最後はより大きな壁に立ち向かって、そして夢破れる。それでも壁を越えようとするのが若者だよな。」 夢を破れさせちゃ駄目だろう、そんな言葉が頭をかすめるがもちろん言葉には出さない。 ファラン 「さぁおれの胸を借りるつもりで掛ってくるがいい。」 |
敗北時 | ファラン 「これが現実だ。君には筋肉が足りない。魔術にいくら長けていても、魔物には敵わないことがある。そんな時は自分の体だけが頼りなんだ。」 言っていることはもっともらしい内容だが、ファランのポーズが説得力を無くしてる。どうみても彼の立ち姿、ポージングは魔導師のものではない。 ファラン 「さぁもう一度向かってくるがいい。それとも筋肉を鍛えるための時間が必要か?」 |
エピローグ |
ファラン 「いい力だ。魔術だけに頼ることなく、戦いながらも冷静にいられる精神。見事、君は魔物との戦いに必要な力を示した。」 試練は終った。ファランの言葉の通り、君は魔力、観察力共に魔物討伐に必要な実力を示すことができたのだ。 ファラン 「君の実力を認めて、魔物討伐への参加を認めよう。」 その言葉を得るために魔法学園で学び、そしてこの試練を受けた。念願が叶って喜んでいた時、ファランが水を差す一言を発した。 ファラン 「魔物討伐に参加するかは君次第だ。今一度考えるが良い。命を懸けて戦う覚悟があるかどうか。魔物を前にしてから後悔しても遅いからな・・・。」 覚悟を決めていたはずだった。だがファランのその言葉にこめられた迫力は、その覚悟さえも揺らがせるものだった。 この一言さえもエタドリTOP/ミッション/ファランの試練。そう気づくのは魔物との戦いに勝利した時かもしれない・・・。 |