ミッション№ |
名前 | 特殊条件 | 人数 | 戦利品 |
中級 №A0067 |
08 / 09 / 10 ~ 30 / 12 / 31 【入門編】-来るべき刻のために |
第一幕カード のみ |
2人 | 修羅LV2 水月LV2 (4ポイント) |
プロローグ |
大江戸幕府の衰退。それは長く続いた平和の終焉を現わしていた。大江戸幕府を倒さんとする者たち、そして人ならざる者たちの出現。 そんななか将軍家と大江戸幕府を影から守護してきた隠密集団「影狼(かげろう)」が、戦いの矢面に立とうとしていた。その人物は影狼のひとり、天才剣士カイであった。 これはカイにある指令が下される前の話である・・・。 |
危険度 ★★★ SC0211 影狼 トラジ 900 / 225 / 150 15/7/7/7/5 敵サポカ 修羅Lv2×2 |
トラジ 「よぉ、久しぶりじゃねぇか。最近は小さな剣術道場に入り浸ってるんだってな。」 小さな剣術道場とはアズサの実家のことである。父親を亡くしたアズサを励ますため、そして彼女の身を守るため毎日通い詰めているのだ。それは影狼内では表向き任務の一環ということになっている・・・。 トラジ 「無駄話は止めろって顔だな。それじゃさっそく始めるか、もちろん手加減はしないからな。」 影狼頭領であるシドウに呼び戻されたカイを待っていたのは、理由の分からない仕合だった。迷うことは許されないその状況に、カイは混乱することなく刀を抜くのだった。 |
敗北時 | トラジ 「おいおい。そんなんでおしまいか?これじゃアズサちゃんの護衛失格だな。どうせなら俺が代わってやろうか?」 アズサを守るためにもっと強くなる。そう決めたのはアズサの父親が亡くなった時だった。あの時からカイは厳しい修練を積み、天才剣士と呼ばれるまでに成長した。天才剣士と呼ばれて奢っていたつもりは無い。 だが、負けたのも事実。この事実を認め、更なる成長を遂げるためにカイは立ち上がるのだった。 |
危険度 ★★★★ SC0270 影狼 キサラギ 1000 / 220 / 210 7/12/5/2/6 敵サポカ 水月Lv2×3 |
キサラギ 「やっと来たね。」 トラジを倒し、奥へ続く襖を開けた先には影狼四人衆筆頭を務めるキサラギが待ち受けていた。 キサラギ 「長話する気はないよ。あたしが知りたいのは、あんたがアズサを守る資格があるかどうかだからね。」 そう言うとキサラギは巨大な槍を構え、カイに斬りかかってきた。 |
敗北時 | キサラギ 「どうしたんだい、もう終わり?それじゃアズサを守ることはできないよ。」 彼女の声には苛立ちが含まれていた。カイの不甲斐無さによる苛立ちは当然含まれていただろう。だが、キサラギはカイの姿を自分に重ねているようでもあった。 影狼最強の座に君臨しながらも、突然姿を消した男を引き止めることのできなかった自分。力だけに興味を示すあの男を引き止められなかったのは、自分自身の実力が足りなかったから。キサラギはそう考えていた。 だからこそ、実力が足りないことでアズサを守る資格を失おうとしているカイに苛立つのだった。 キサラギ 「さっさと立ちな。あたしなら何度でも相手してやるからさ。」 |
エピローグ |
キサラギを倒すと部屋の奥にあった襖が開き、影狼首領シドウが現われた。 シドウ 「カイよ。突然このような仕打ちに驚いたであろう。」 シドウは静かにカイに近付き、カイの顔を見つめた。 シドウ 「闇の者が動き始めたようじゃ。おそらく古の覇王の意志を継ぐ者が現れるのも時間の問題じゃろう・・・。」 古の覇王・・・、その名はシドウから聞かされていた。そして、その存在がアズサを狙うであろうということも。トラジとキサラギは、カイがアズサを守るだけの実力、そして想いを持っているかを試したのだった。 シドウ 「まだお主には足りないものが多い。時間は少ないだろうが今一度精進し、来るべき日に備えるのじゃ。」 戦国時代の終焉から200年。その平和な時代はゆっくりと終わりを告げようとしていた・・・。 |