A0082 魔人襲来


ミッション№ 名前 特殊条件 人数 戦利品 備考
中級
№A0082
08 / 06 / 11 ~ 08 / 07 / 31
魔人襲来
なし 3人 火水LV2
(5ポイント)

プロローグ
ヨシュア
「すまないね。キミよりも旧世界に詳しい人はなかなかいなくて。」

技術省に所属し、旧世界の機械に関して研究を行なっているヨシュアだったが、旧世界の知識では幼い機械士であるカルナに教えてもらうことが多かった。

カルナ
「今日は工房にいる気分じゃなかったから気にしないでいいよ。」

シャンティ
「でも珍しいわよね。カルナが分からなくてマーサ小母さんを頼るなんて。」

3人は技術省の本部に向かっていた。ヨシュアが持ってきた機械を調べるためにカルナの母であり、技術省の元老であるマーサの助言を得るためだった。

カルナ
「なんでシャンティが付いて来るんだ?」

シャンティ
「いいでしょ。マーサ小母さんに会うの久しぶりだし、私もヨシュアさんの研究に興味があるんだから。」

カルナ
「・・・。」

天才と称される少年にも苦手なものがあった。そのひとつが幼馴染であるシャンティのお節介なのだ。

シャンティ
「ねぇカルナ。私の話し聞いてる?」

話が止まらないシャンティから逃げるようにカルナは歩く速度を速めた。

ヨシュア
「聞きに来るタイミングを間違えたかな・・・。」
ES0020
機装士 ウェルデン
★★


HP1400 / AT240 / DF240
8 / 8 / 8 / 8 / 8

敵サポカ
機LV2 ×2
シャンティ
「相変わらず技術省本部の周りはガラクタみたいな機械でいっぱいね。」

その言葉の通り、技術省本部の周囲には、さまざまな機械士の手によって発掘、または作り出された機械で溢れかえっていた。多くの技術や知識が集められ、そして使い道を間違えないように管理するための組織。それが技術省の役割なのだ。そのため自然に機械士と機械が集まってしまうのだ。

ドカンッ!

シャンティ
「あっ爆発。今度はどこの機械士がやったのかな?」

カルマルの周辺では用途不明な旧世界の機械も数多く発掘され、そのほとんどが技術省の管理下に置かれるものの、報告する前に分解を試みる機械士が後を絶たない。そのため予想外の爆発が起きることも多々あるのだ。
だが、多くの機械士がその出来事になれているため、爆発が起きてもよほどのことがない限り怪我人すら出ることがなかった。そのため爆発で驚く人は、技術省周辺に迷い込んだ観光客ぐらいだった。

ヨシュア
「ちょっと待ってください。今の爆発、技術省の方から聞こえませんでしたか?」

その言葉の通り、技術省本部の一室から煙が立ち昇っていた。煙を確認してからカルナの行動は早かった。躊躇うことなく建物に駆け込んでいった。技術省本部では用途不明の機械を動かすことはないのだ。

カルナは迷うことなく元老のいる部屋へ繋がる階段を駆け上がった。何度も上った階段。煙はその先から昇っていたのだ。

ウェルデン
「一番最初にやってきたのは子供か。ここの守りはなっていないようだな。」

元老室の前に右腕を機械に覆われた男が立ち塞がっていた。
彼の名はウェルデン。カルナと同じ機械士だったが機械の力に魅入られた男。その右腕にはカルナの知らない未知の機械が装着されていた。それはのちにライトニングレイと名付けられる機械のプロトタイプであった。

カルナ
「そこをどけ!」

カルナにはウェルデンの装備は目に入っていなかった。その目に映るのは元老室の扉と、その前に立つ邪魔な男だけだった。

ウェルデン「
どけと言われて簡単に退くわけにはいかないのでな。この剣の切れ味、貴様で試させて貰おう。」
ES0017
魔人の覚醒
★★★


HP1700 / AT250 / DF280
12 / 12 / 12 / 12 / 20

敵サポカ
水LV2 ×5
シャンティ
「カルナ!」

シャンティとヨシュアが元老室前に辿り着いたのは、カルナが元老室の重い扉を押し開くのと同時だった。カルナはシャンティの声に振り返ることなく、元老室へと姿を消した。

シャンティ
「待って、カルナ。ひとりで先に行かないで。」

ヨシュア
「聞こえてないのかもしれない。私たちも急ごう。」

元老室の中ではマーサが倒れ、その横でカルナが立ち尽くしていた。

シャンティ
「マーサ小母さん!」

辺りを見回すことなくシャンティも技術省の元老であるマーサの元へ駆け寄った。その後に続いて部屋に入ったヨシュアは、周囲への警戒を怠らなかった。

ヨシュア
「カルナ君、マーサ様の様子は?」

その言葉に呆然と立ち尽くしていたカルナは意識を呼び戻され、急いで母親であるマーサの容態を調べた。カルナは外傷がない様子にほっとし、そして安心したことで母親を失ったかもしれないという現実に気付き、突然体が震え始めた。

シャンティ
「カルナ。大丈夫、大丈夫だから。」

カルナの様子に気付いたシャンティは、カルナを抱きしめ何度も励ました。

魔人
「貴様たちは遺産を封じる者たちの末裔か?」

その声はあまりにも唐突だった。誰もが存在すら気付くことのなかった者の出現。それは実力に大きな隔たりがあることを示していた。

ヨシュア
「・・・いつの間に。シャンティとカルナはマーサ様を護ってくれ。ここは私が。」

動揺のあまり動くことのできないカルナとシャンティを庇うように、ヨシュアは魔人の前に立ち塞がった。

魔人
「我が問いが聞こえなかったか?素直に答えればよいものを。無駄な労力を使わせるとは・・・。」

ヨシュアは魔人の魔気を受け、勝機の無いことを悟った。だが、それでも後ろの親子と少女を見捨てて逃げ出すことはできなかった。

ヨシュア
「少しの間だけでも時間を稼ぐ。だからキミたちは逃げるんだ。」

そう言うとヨシュアは魔人に対して勝機を見出せない戦いを挑んだ。
ES0040
アシュリン 堕ちた天空人
★★★


HP2000 / AT340 / DF260
4 / 10 / 10 / 25 / 4

敵サポカ
水LV3
嵐LV3
閃LV3
風LV3
魔人
「そろそろ終りにしよう。」

その言葉を聞いたヨシュアは覚悟を決めた。それほどまでに一方的な戦いだったのだ。魔人は右手に魔気を集中させると、静かに虚空を切り裂いた。その動きに呼応して建物の壁は切り裂かれ、重みに耐え切れなくなった柱が崩れ始めた。

魔人
「さて遺産を封じる者たちにはここで消えてもらおう。」

建物が崩れゆく中、魔人は魔気の塊をマーサやカルナたちがいる場所へ無造作に投げつけた。魔気は巨大な爆発音と共に弾け、辺りは灰燼と化した。

魔人
「・・・これで目的の物が手に入る。」

土煙が舞う中、魔人は静かにその場を立ち去り、その後技術省の建物は轟音と共に崩れ去った。

ドウガ
「なんとか間に合ったか。しかしあの魔気、まさか魔人が復活したとは。」

その声の主は10英雄のひとり、ドウガであった。カルマルにやってきたドウガは魔気の存在に気付き、技術省へ訪れ、魔人がカルナたちに魔気をぶつける寸前で結界を張ることに成功したのだった。

ドウガ
「しかしあの魔人、何かをいただくと言っていたが。」

アシュリン
「またあなたですか・・・。」

ドウガの元に現れたのは魔気に侵されし者、アシュリンであった。

ドウガ
「また会えるとはな・・・。先ほどの魔族の正体を知っているな?今度こそ教えてもらおう。」

カルナ
「その役目、俺にやらせてもらおう。かあさんとシャンティをこんな目に合わせた奴を許すわけにはいかないからな。」

それまで気を失っていたカルナが立ち上がった。その目には有無を言わさぬ力が込められていた。だからこそドウガもカルナに譲ったのだ。

ドウガ
「無理はするな。彼らのことはわしの魔力を掛けて死なせはせん。だからお主も生き延びるんじゃぞ。」

そう言うとドウガはカルナを守るため重傷を負った者たちの治療に専念した。
エピローグ

魔人の襲来。そして技術省の倉庫に封印されていた旧世界の遺産の紛失。技術省元老の負傷。

これらの事件はカルマル中に瞬く間に広がり、多くの者たちが恐怖に怯えた。そんな中、幸いなことに重傷を負った者は数多くいたが帰らぬ人となった者はいなかった。

ドウガ
「まさか魔王に匹敵する魔気を持つ者が復活しているとは・・・。」

10年前の魔王との戦いを思い出したドウガは、近い将来再び魔族との戦いが起きることを予感せずにはいられなかった。

ドウガ
「カルナと言ったか。あの若者がこの苦境から立ち直ることができれば、この地は・・・。」

ドウガはカルマル復興のためしばらくの滞在を余儀なくされたが、近隣の国へ警告を知らせる手紙を送ることは忘れなかった。

【近い将来、新たなる脅威が現れるであろう。
だが、我ら十英雄がそうであったように、人の世もまた新たなる光が現れる。その時を信じ、絶望することなく未来を見つめよ。】

予言にも似たその手紙は各国へ届き、多くの者たちの希望となった。


■攻略法募集中■
  • 2回目クリア時ポイントは5ポイントでした。
    『アシュリン 堕ちた天空人』では記述されている3種類のサポカに加え風LV3も1枚ありました。 -- 名無しさん (2008-06-12 23:14:59)
  • 更新しました。
  • スティール情報
    アシュリン堕ちた天空人|アシュリン共存と喪失|土Lv1|Lv2 -- 素館 (2008-06-16 01:54:18)
■最終更新■( 2011-03-05 )


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