ストーリーモードに書かれているストーリーをまとめたページです。

ネタバレ含みますので、純粋に攻略を愉しみたい人は見ないほうがいいです。

ジークジオン編
ラクロアの勇者 伝説の巨人 アルガス騎士団 光の騎士




光の騎士

ラクロア王国にガンダム一族が
集結。バーサル騎士ガンダムの
誕生により、世界は平和を迎え
るかと思われた。人々が歓喜に
浮かれる中、ジークジオンが静
かに動き始めた……。



プロローグ

魔王の出現、そして伝説の巨人により
崩壊の危機を迎えたラクロア王国だったが、
騎士ガンダムの功績により驚異は去り、
ラクロアの人々の頑張りによって傷跡は徐々に消え、
町は復興を遂げたのだった。

「騎士ガンダム。そなたの働きにより我が国は蘇った。
感謝を込めて、そなたにすべての騎士の頂点となる
バーサル騎士の称号を与えよう」

騎士ガンダムが、バーサル騎士ガンダムと
なったのに会わせるように、
修行の旅に出ていた騎士アムロが
ラクロア王国と帰ってきた。
アルガス王国で出会ったガンダムたちと共に。

ラクロアの人々は4人のガンダムたちの来訪を歓迎し、
城では宴が開かれた。
いまだジオン族に苦しんでいた人々だったが、
心強い騎士たちを心から喜び、
平和の時の訪れが近いと誰もが思っていた。
だがその楽しい宴は、迫り来る激戦を前にした
束の間のひとときであった……。


1人目 ウィルオーエルメス

宴に浮かれるラクロアの人々の頭上を突然黒い雲が静かに覆い始めた。
不吉な気配を感じた人々たちが不安そうに空を見上げていると、黒い雲の中から1つの光が出現した。
その光は何かを探すようにラクロア城の周りを旋回しだした。

「なっなんだ、あの光は?」

慌てふためくレベル王だったが、そばにいたバーサル騎士ガンダムは冷静だった。

「王様。下がっていてください。あの光は私を探しているようです」

バーサル騎士ガンダムは静かに剣を抜いた。
その動作に気付いた光は、同時にバーサル騎士ガンダムの存在に気付き、凄まじい勢いで飛び込んできた。


2人目 マッドゴーレム

ウィルオーエルメスを倒したことで騎士ガンダムたちは安堵したが、異変は終わりではなかった。
騎士アレックスが持つハープが淡い光を放ち始めたのだ。
淡い光は徐々に強さを増し、そしてフラウ姫に一条の光を当てた。

「えっ私?」

そのハープは心清らかなる者のみが真の力を引き出せるという『導きのハープ』であった。

「フラウ姫。このハープはあなたに弾かれることを望んでる。どうか怯えず1曲弾いてくれませんか?」

騎士アレックスはそう言いながらハープをフラウ姫に手渡した。
受け取ったフラウ姫は、バーサル騎士ガンダムを一暼すると意を決してハープを弾き始めた。

ハープは美しい音色を響かせ、その音に人々は酔いしれた。
何事も無く曲が終わるかと思われたとき、突然バーサル騎士ガンダムをはじめとするガンダム一族の体が光に包まれた。

「これは……」

輝く体を見回しながらバーサル騎士ガンダムは、他のガンダムたちを見つめた。
騎士アレックスは静かに頷き、空を見上げた。
するとその動きに合わせて、ガンダムたちの体が中へ浮かび上がり、黒い雲へと吸い込まれた。
突然の出来事に残された人々は、ただ呆然とするだけだった……。

軽いめまいの後、足に地面の感触が戻ってきた。
先に意識を取り戻した闘士ダブルゼータガンダムが叫んでいた。

「ここはどこだ?さっきまでラクロア城にいたってのに」

他のガンダムたちも自分たちのいる場所がどこなのか手掛かりを得ようと辺りを見回していると、静かに地面が揺れ始めた。
巨大な何者かが近付いているのだ。

「ヴォー」

岩陰より現れたのは、騎士ガンダムが倒したはずのマッドゴーレムだった。


3人目 アルガスシャドウ

「ここは一体どこなんだ?」

マッドゴーレムを倒した後も戸惑いを隠せない剣士ゼータガンダムだったが、その答えは空から響く声によってもたらされた。

「ふっふっふっふ。我がムーア界までやってくるとは招待する手間が省けた。さぁ我が居るティターンの魔塔までやってくるがいい」

その声の主はジークジオンだった。

「古の昔から伝えられていたムーア界。まさか存在するとは……」

法術士ニューガンダムでさえも伝説として聞いたことがあるだけで、実在するとは考えていなかったのだった。

「今は驚いている暇は無い。敵は待ってくれないみたいだからな」

騎士アレックスの言葉の通り、そびえたつ魔塔から数多くの魔物が飛び立ち、ガンダムたちを目指していた。

「魔塔の中まで一気に駆け抜けるぞ!」

バーサル騎士ガンダムの掛け声に従って、ガンダムたちは立ち止まることなく魔塔まで駆け抜けた。


「はぁはぁはぁ。こんなに走ったのは久しぶりだ……」
「まったく闘士ダブルゼータガンダムは、もっと体力をつけたほうがいいぞ」
「斧が重いんだよ。剣士ゼータガンダムみたいに身軽じゃないんでね。
しかし、塔の中に入ったけど、なんだこの眩しい部屋は」

その部屋は辺り一面輝いていた。

「思ったより早かったな。だが息を切らした状態でこの白銀の魔を抜けられるかな?」

その声は辺りの壁に反響し、声の主を見つけることが出来なかった。

「さぁまずはこの者たちと戦うがいい!」

声に応じて現れたのは、アルガス騎士団の3人。
闘士ダブルゼータガンダム、剣士ゼータガンダム、法術士ニューガンダムの影だった。


4人目 アレックスシャドウ

「ほぅ。己の分身を倒すか。ジオダンテの武器を持つとはいえ、予想以上の実力。だが次の敵も倒せるかな?」

謎の声はそう告げると、ガンダムたちに休ませる暇を与えずに敵を呼び出した。
新たに現われたのは騎士アレックスの影だった。

「さぁアルガス騎士団の隊長の実力。しかと見せてもらおう!」

いまだ姿を見せぬ者の声に応じて、アレックスシャドウがガンダムたちに襲い掛かった。


5人目 バーサルシャドウ

「この塔に入ってきた時の元気はどうした?」

辛うじてアレックスシャドウを倒したガンダムたちだったが、すでに体力の限界は近付いていた。
魔塔の魔力によってパワーアップしたシャドウは、それほどまでに強力な敵としてガンダムたちの前に立ちはだかったのだ。

「さぁこれまでは余興。疲労困憊したお前たちに、ラクロアの勇者を倒すことが出来るか?」

ガンダムたちが恐れていたことが現実となった。
目の前にバーサル騎士ガンダムの影が現れたのだ。

「これは……、ちょっときついかな」

弱音を吐きそうになる剣士ゼータガンダムを横目に、闘士ダブルゼータガンダムは気合を入れなおした。

「なぁにどうせジオンが作り出した偽物だ。おれたちアルガス騎士団と騎士アレックスだけで充分だ!」
「その通り。バーサル騎士ガンダム殿。ここは私たちに任せて、先を急いでください。ここで皆が足止めを食らっている場合じゃないのですから」

騎士アレックスはそう言うと、バーサル騎士ガンダムを上へと続く階段に押しやった。
一瞬足を止めたバーサル騎士ガンダムだが、騎士アレックスたちの決意に満ちた瞳を見て、階上へと駆け上がっていった。

「さっさとこの影を倒して、バーサル騎士ガンダムに追いつきましょう」

法術士ニューガンダムの言葉と同時に、再び白銀の間が戦場と化した。


6人目 呪術士ビグザム

「仲間を犠牲にしてここまで来たか。ふっふっふっふ、ガンダム族も我らジオン族と変わらないじゃないか」

白銀の間を抜けたバーサル騎士ガンダムを迎えたのは、黄金の間を守る呪術士ビグザムであった。

「お前がさっきの声の主か?」

呪術士ビグザムを見つけたバーサル騎士ガンダムは剣を抜いて構えた。

「その通り。ふっふっふっふ、今ごろお前の仲間は我が魔力によって誕生したシャドウに倒されているだろうよ」

悠然と杖を構える呪術士ビグザムに対して、バーサル騎士ガンダムは間合いを図りながら静かに近寄っていった。

「お前の魔力で作られた存在ならば、お前を倒せばシャドウも消えるんじゃないか?」
「確かに消えるが、我を1人で倒せるつもりか?」
「……必ず倒す!」


最終決戦 ! ネオブラックドラゴン

「はぁはぁはぁ。倒した……ぞ。アルガス騎士団たちは……」

呪術師ビグザムの炎に苦戦しながらも倒したバーサル騎士ガンダムだったが呼吸は荒く、疲れ果てていた。
騎士アレックスたちが駆け上がってくるのを期待しながら階段を振り返ったが、そこからは誰も上がっては来なかった。

「ぶざまだなバーサル騎士ガンダム。我を倒したあの騎士ガンダムは幻だったか?」

憔悴したバーサル騎士ガンダムの頭上からその声は聞こえてきた。
その声は名乗らなかったが、バーサル騎士ガンダムは何者か理解できた。
倒したはずのあのモンスター。
火口に消えていったはずの……。
予感が外れていることを願いながらバーサル騎士ガンダムは声の方に振り返った。

「どうした?我がここにいることが信じられないか?」

そこには生まれ変わったネオブラックドラゴンが立っていた。
三種の神器の力を借りて辛うじて倒したブラックドラゴンが、さらなる力を得て復活したのだった。
だが、いまはその三種の神器である炎の剣はバーサル騎士ガンダムの手元には無かった。
倒すための神器を失いながら、2人のガンダムの戦いが再び始まろうとしていた。

「疲れている所悪いが、いまこそ我らの戦いに決着をつけさせてもらう!」


エピローグ (1周目)


戦いはネオブラックドラゴンの勝利に
よって終わるかと思われた。
神器を失い、仲間を失ったバーサル騎士ガンダムに
勝機など無い、……ハズだった。
剣を交えるたび、バーサル騎士ガンダムの体に力が漲り、
神器が無くても互角にネオブラックドラゴンと戦うことが
出来たのだ。

「なに、その力どこから来る?」
「騎士アレックスやアルガス騎士団の声が聞こえる……、
彼らの力が体に流れ込んでくる」

その場にはいない騎士アレックスたち
ガンダム一族の想いが、バーサル騎士ガンダムに
力を与えていた。
しかしバーサル騎士ガンダムは、
ネオブラックドラゴンと互角に戦いながら、
騎士アレックスたちの想い以外の力の存在も感じていた。



「剣を交えるたびに我が力が貴様に
吸い取られているようだ……。
バーサル騎士ガンダム、我に何をした?」

バーサル騎士ガンダムは何もしていなかった。
だが、バーサル騎士ガンダムも
ネオブラックドラゴンから力が注がれていることに
気付いていた。
それはまるで2つの存在が1つになろうと
しているかのような……。

「忌々しい。ネオブラックドラゴン、
貴様を甦らせたのはそこのバーサル騎士ガンダムを
倒すためなのだぞ」



死闘を続けるネオブラックドラゴンの背後から、
ジークジオンの影が姿を現わした。

「やはり、バーサル騎士ガンダムと
ネオブラックドラゴンは、元は1つの光のドラゴンから
生まれ者。
我が魔力でも運命を変えることはできないのか……」

「何を言っている?我がこの騎士ガンダムと
同じ存在から生まれたなどと……」



ジークジオンの言葉により、ネオブラックドラゴンの
心は大きく揺れていた。
隙だらけとなったネオブラックドラゴンだったが、
バーサル騎士ガンダムもまたジークジオンの言葉に
驚きを隠せないでいた。

「貴様たちは何も覚えていないようだな。くっくっく、
ならば真実など知る必要は無い。2人一緒に葬ってくれる」

その言葉と同時に、雷がバーサル騎士ガンダムと
ネオブラックドラゴンを襲った。
雷が止んだ黄金の間には2人の姿は消えていた。
ジークジオンの魔力により、ティターンの魔塔の頂上へと
転移させられたのだ。

戦いは、ジークジオンが待ち受ける頂上へと
舞台を変える……。



最終決戦 ! ???

「くっくっくっく、よくここまで来た。敬意を表して我が真の姿を見せてやろう」



眩い光を抜けた先に、巨大なジークジオンが真の姿をさらけ出していた。



「お前がスダ・ドアカワールドを脅かす黒幕か!」
「いかにも。このムーア界と共に、スダ・ドアカワールドを我が物とするため、貴様が邪魔なのだ。バーサル騎士ガンダム」



対峙するジークジオンとバーサル騎士ガンダムのそばに、苦悶の表情を浮かべるネオブラックドラゴンがいた。



「ジ…、ジークジオン。我が……体に何をした?」
「バーサル騎士ガンダムを倒せぬ貴様に用は無い。我が魔力により闇の魔物の糧となるがいい!」



ジークジオンの一言に合わせて、ネオブラックドラゴンの体から魔物が姿を現わし始めた。



「な…に……、我が体を……生贄にして闇の魔…物を呼び寄せる…か……」



ネオブラックドラゴンの体から現われた魔物は、ネオブラックドラゴンの体を引きずりながらバーサル騎士ガンダムへと近寄っていった。



「まさか……、ジークジオンとネオブラックドラゴンは仲間じゃないのか?」
「仲間などではない。ネオブラックドラゴンなど我が手駒の1つでしかないのだからな。さぁバーサル騎士ガンダムよ、ネオブラックドラゴンと共に闇の魔物に喰われろ!」



必死に剣で闇の魔物の攻撃を避けるバーサル騎士ガンダム。
そのバーサル騎士ガンダムの頭にネオブラックドラゴンの声が小さく響いた。



(バーサル騎士ガンダム……我が兄弟よ。今こそ1つになる時だ……)



その声と共にネオブラックドラゴンの体は光を発し、バーサル騎士ガンダムを包み込んだ。



「やったぞ。ネオブラックドラゴンと共にバーサル騎士ガンダムも光の中で消え去ろうとしている」



確かに光の中のネオブラックドラゴンとバーサル騎士ガンダムは、その輪郭を失い、存在が消えようとしていた。
だが、それは消滅ではなく誕生だった。
眩い光の中から金色のガンダムが現われた。



「私の名はスペリオルドラゴンなり!」
「ス…スペリオルドラゴン!騎士ガンダムが光のドラゴンに戻りつつあるのか?」
「お前の最後だ。ジークジオン!」
「真の力を取り戻していない貴様など赤子も同然。ひねり潰してくれる!」



スダ・ドアカワールドを震撼させた最後の戦いが始まろうとしていた。


エピローグ (2周目)


何度目かの地震がラクロア城を大きく揺らしていた。
「こ、今度のは先ほどまでのものより大きいんですね……」

慌てふためく僧侶ガンタンクをれビル王は静かに見守っていた。
「ムーア界で騎士ガンダムたちが何者かと戦っているんです」

導きのハープがフラウ姫に教えてくれていた。
強大な何者かとガンダム一族が
スダ・ドアカワールドの為に戦っていることを。

「そ、外を見るアルね。
空から何かが落ちてくるアル」
それまで外へ見張りをしていた武道家ネモが城内へ駆け込んできた。
同時に城が押しつぶされるようにきしみ始めた。
「ムーア界がラクロアを押し潰そうとしている……、ハーブがそう囁いている」
「なんですと。まさか騎士ガンダムたちが負けたということですか?」
僧侶ガンタンクはさらに動揺し、
城内をうろうろし始めた。
「大丈夫。騎士ガンダムはまだ負けていない。これは騎士ガンダム……?」
ハープの囁きは騎士ガンダムから光のドラゴンが誕生したことを伝えてきた。
その光のドラゴンの咆哮がフラウ姫だけではなく、スダ・ドアガワールドに住む者すべての耳にこだますると同時にムーア界が消滅した。

「こ、今度は何が起きたんですか?」
うろたえる僧侶ガンタンクの問いに答える者は誰もいなかった。
誰もが戦いが終わったことを感じながらも、が起きたのか理解できていなかったからだ。

「はっ早く外に来るアル。空に光のドラゴンが!」
再び見回りに戻った武道家ネモが、
外から大声で叫んでいた。
武道家ネモの指差す先には、
天高く舞い上がる光のドラゴンの姿があった。

「ラクロアは救われたんですね」

安堵する僧侶ガンタンクだが、
その横で騎士アムロは辺りを見回していた。
「バーサル騎士ガンダムや騎士アレックスたちは……?」
「彼らはラクロアを守って、ガンダムの卿に戻っていったのだよ」

騎士アムロの言葉に答えたのは、
それまで姿を消していた騎士シャアであった。
「伝説の巨人が教えてくれた。
ジークジオンが倒されたことと騎士ガンダムたちが伝説の地、ガンダムの卿に帰っていったことを……」

こうして騎士ガンダムによって救われた、
スダ・ドアカワールドの1つの伝説は幕を閉じたのだった……。


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