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Base Story Line

Outline Information

ソロニア王国として知られる冒険者の活動エリアとなる領域は,この世界における唯一の人間による支配地域です。この世界全体に関しては,単に(Our)プレーンとだけ呼称され,特に定められた名前を持ってはいません。

この世界において最初に発生した種族はエルフであるというのが通説とされています。しかし,どこから来たのか,何故といった事柄についてはどこにも手がかりは残されていません。エルフ達の神話に寄れば,このプレーンの最初の神とされるThe Oneがエルフを神を模したものとして創造し,神と共に歩むことを定められた種族なのだといわれています。それゆえにエルフは定命の定めを持たず,神に似て美しいのだと彼らは主張していますが,それが事実かどうかエルフ以外の種族には確かめようもありません。

エルフについでこの世界に出現したのは,ドワーフ達であり,彼らはこのプレーンに召還されてきた偉大なドワーフの英雄の子孫であると主張しています。当初,エルフとドワーフの間で小競り合いが起こった,あるいはそれに類する記述も残されていますが,最終的にはドワーフとエルフはそれぞれ協定を結び互いに原則として干渉せずというスタンスでその後それぞれがそれぞれの文明を発達させて行きました。

その後この世界にはさまざまな種族,人間,ノーム,そしてゴブリンやオークあるいは他のさまざまな種が現れ基本的にはドワーフとの協定を結び文明化の道を選ぶか,またはドワーフとの協定を拒否し,ドワーフを軸とした協定社会の「敵」と位置づけられ今に至っています。

The Kingdom of Solonia

ソロニア王国として知られる領域は,現在このプレーンにおける公式上の唯一の人間支配地域です。辺境方面にグレイな領域が存在するものの,王制を敷き,各地方に配置された領主を通じての間接的な支配体制をとっています。しかし近年,王国軍が武装召集に応じる騎士や貴族の子弟を中心とした非常備軍から,一般の市民,あるいは土地を持たない貴族の子弟が常時軍務に服し,国王の命令に服すという常備軍精度に移行する途中であり,それが結果として各地方領主の権力を制限する方向に向かっています。すでに中央部では,一部の貴族は領地と領民を守護するという義務を王国軍に譲り代理の執政などに領地経営を任せ自分は宮廷で中央の政治に関与しようと試みはじめています。政治体制的には,封建制から絶対王政への過渡期と位置づけることが出来るでしょう。辺境の領主の中にはこうした流れを嫌い,領地への王国軍の駐留を拒否し徴兵,あるいは傭兵を雇って独自の道を模索しようという動きもあると噂されています。しかし噂レベルの話しであり,庶民には実際に何かが起きるまで,あるいは何かが起きた後も真相が知れ渡ることはないでしょう。

Adventures

冒険者というのは近年出てきた階層で,元々は北部国境地帯での動乱の際に大量動員され,基礎訓練を受けて戦場へ投入された兵士達が実を転じたものです。北部国境地帯でのゴブリノイドとの領域紛争が解決した後に王国は兵站維持費の重圧から逃れるために,2週間分の食料と彼らの装備,そして僅かばかりの金貨を与えて現地で解雇しました。

そうして生まれた大量の失業者,武器の取り扱いが可能で,基礎訓練も受けている,そして戦役を生き残った経験を有するという元兵士達が,追剥や強盗,山賊に転じていくのは不可避の出来事であったということが出来ます。そうした,アウトローな存在も有無と同時にまだ北部で散発的に続くゴブリノイドたちの小集団を都度金で雇われて退治する,あるいは隊商などの護衛につくといったそうしたグループもまた発生しました。そうしたもの達は,傭兵と名乗るか,あるいは冒険者と名乗り時には王国領域の外に出てゴブリノイドたちの居留地を襲撃し略奪を行う,あるいは王国ない各所に残されている未踏地域で「モンスター」と呼称される非協定種族たちの小規模居留地を襲撃し略奪するなどを生活の糧とし始めました。

しかし,また冒険者,あるいは傭兵と名乗りつつ実際は王国内の村々を略奪して回る,あるいは保護と引き換えに金銭を要求するなどの行為が横行し,冒険者というのはならず者の一カテゴリーとして位置づけられることになります。

こうした混乱と治安の悪化が暫く続いた後に,宮廷も自らの犯した過ちに気づき,それを平定するために北部所領の領主に武装召集をかけ,こうした不法集団を制圧するように命じました。これらの治安回復活動の中で冒険者と名乗る集団の中でも禁欲的,あるいは順法的な性格を有し名誉の中に己の生きる道を見出したもの達が活躍し,多少冒険者という言葉に対する胡散臭さが払拭されることになりました。その後北部での不法集団の活動は,完全にとはいえないものの,かなり制圧され,いくつかの小領主の破産と領地の放棄,あるいは重過ぎる負担に耐えかねて宮廷に反旗を翻し,王国軍に制圧されるなどの政治的な変動をももたらした後に一応の治安回復を見ることとなります。

こうした動乱,そしてその後に続いた社会の変革の時期に生まれでた新たな階層が冒険者であり,これに他の種族の社会で社会に適応できなかったもの,あるいはどこかで聞いた胡散臭い一攫千金の夢物語を信じてやってきたものたちが冒険者というカテゴリに属し,大きくはないが無視できない階層となるにいたりました。

その後,一部名声を勝ち得た冒険者達が王国と共同でアドベンチャーアカデミーを設立し,冒険者というカテゴリに属する潜在的なアウトロー集団を管理しようとする王国の思惑とも合致し今に至っています。

Who are you?

さて,では一般に冒険者として知られるそれぞれのPCとは一体どんな立場にあり,どんな理由で冒険者になったのでしょう。
理由はそれぞれ個別のものがあるとしかいうことは出来ませんが,大半は元々属していた社会へ適応できなかった,あるいは途方もない一攫千金の夢を抱いて出てきた山師的な存在です。それに宗教的理由から己が信じる正義の戦いはここにあるという確信,あるいは思い込みを抱いて冒険者となる騎士,そして神官,あるいは魔法を実践で研究したいと考えるウィザードや,修行の一環として冒険者階層に飛び込む修道僧などさまざまなバックグラウンドを持つ人々があなたのこの世界での分身であるPCとなるでしょう。

ただし,一応のお約束として「(PCの)冒険者は基本的に(どこかずれていても)善人」というスタンスを頭のどこかにおいてください。Biographyのところでも触れていますが,どのような背景設定でもあなたのPCは持つことが出来るでしょう。しかし,あまりにも複雑すぎる設定,制約の多い設定は考え物であるとだけ申し上げておきます。

しかしながら,ソロニア王国内では冒険者は登録が要求され,マネージされた存在としてのみその存在が認められています。中には,相当の腕前を持つ退役軍人,あるいは他の種族の放浪者達が冒険者としての登録を求めることもあります。そうした場合には冒険者に要求される事項,関連する法律,そして登録手続きなどを行い直ちに冒険者として王国全土の通行許可証が渡され活動を行うケースもあります。

ただし,あなたのPCにはそれは当てはまりません。一攫千金を夢見て他の種族の社会を飛び出してやってきた「経験のない」者達。そして辺境で農民として生きていくことに疲れ,生まれ育った土地を捨ててアカデミーの門を叩く人間たち。あるいは場合によっては他のひそかな目的を持つものもいるでしょう。そうした存在があなた達PCなのです。

そして皆さんは,アカデミーの座学を終え,本来なら王国各地の冒険者ギルド支部にランダムに配属されフィールドでの研修を積むはずだったのですが,宮廷付き魔道士による不吉な予言。

『邪悪なるものの力まし,動乱が北方の地より始まるだろう』というあいまいな予言を恐れる宮廷の介入により,まとめてペンナ支部に配属されることになったのです。

件の魔道士は王国の不吉な未来をもたらすものとして,一部宮廷貴族たちに毒殺されその言葉が何を意味するものか,今となってはその真実を知ることは出来なくなりました。しかし,協定外種族であるオーク,ゴブリノイドの活動が確かにこの地で活発になっているために,こうした措置は今後も継続されるでしょう。

皆さんのPC達は,アカデミーの候補生として位置づけられ,アカデミーを通じて王国に体よくこき使われる貧乏な冒険者の卵として普段の生活を開始することになります。

日々の糧を稼ぐ,あわよくば一攫千金・・・そうした夢を胸に抱いて日々をすごしましょう。

World Concept

もともとモジュール全体に対して適用される明確な世界観というのはなく,ごった煮的に,これ面白そうと思ったものを数人で放り込んで少しずつ形を作っていったものです。ある程度そうした砂場でのお遊びがひと段落着いてから,私自身がそのコアの部分を流用し,大半のスクリプトを修正し,それに追加部分を載せ,翻訳していくという形でビルドされました。

元々,永久的な死のルールがあったり,そういう意味ではあまり明るいとは決していえないPW Moduleですが,ここではHTF Systemをメインにしたクラスコントロール,戦闘コントロールを核として,そうしたあまり一般受けしないかなと思われるものを取り外したものです。

Role-Play Serverとして位置づけていますが,システムがそれぞれのPCに的確な Role を持つことを強制します。戦闘時の,あるいは非常時の振る舞い,それがRoleに沿ったものであるかどうか。システムはそれを常にチェックし,System側で定義されたRoleに沿わない行動をするPCにはペナルティを与え,HTF Systemというコアルールをどう個別のクラスに適用するかで適性に応じた行動を取るように導くでしょう。

一歩安全地帯を抜けて外に出れば,『敵』は強大な存在としてあなたの前に立ちはだかり,HTF Systemにより疲労などがPCを追い詰めていくでしょう。そうしたシステムよって強いられるクラスに応じたRoleを体得してそれをうまく戦闘時のPCの行動,位置取り,あるいは戦術などを身につけていくことで生存率が上がっていきます。

戦場では,シビアに。そしてそれを離れた日常では,ライトに。その場にいるPC達が楽しく歓談するもよし,あるいは服装に凝ってみたりおいしいものを求めて彷徨ったり。それぞれの楽しみを見出していただけることを期待しています。

テスト中は,かなり煩雑な仕様変更,あるいは理不尽な出来事も起きるでしょうが,それにめげずに一攫千金で大金持ちという夢なり,PCそれぞれの目標を追い求めてください。

Enjoy!