BORDER BREAK @ ウィキ

極洋基地ベルスク ~凍て付く戦陣~

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

極洋基地ベルスク ~凍て付く戦陣~

Ver.2.5追加マップ第一弾。
北極海に面するEUSTの駐屯地で、今までにないタイプの3次元的構造をしているニュード採掘拠点である。
全国対戦に出陣する前に、個人演習でマップ構造を熟知しておこう。
ベース以外のマップ全体は巨大なドームで覆われているために榴弾が届かないと思われがちだが、
ドームに当たり判定はなく砲弾が普通にすり抜けるので砲撃にそれほど支障は出てこない。



詳細

巨大なドーム内に建てられた基地施設にEUSTが、南の洋上ターミナル施設の屋上にGRFがベースを構え、
それらをつなぐ基地部が主戦場となるマップ。
基地は中央雪原を挟んで東西に分けられ、大小の部屋と通路やエレベータが複雑に絡み合っているが、
プラントCからみて西4階と東3階は基本的に通過することになる。
ここでいかに敵機を捕捉できるか、捕捉されずに突破できるかが重要となる。

全体図

公式サイトでマップのPDFをダウンロード出来る。

設置施設一覧

  • プラント
5つ。
EUSTコア←約200m→A←約155m→B←約130m→C←約130m→D←約155m→E←約205m→GRFコア
詳細は後述。

  • リペアポッド
10機。
両陣営のベース内に4つづつ、計8つ。
プラント併設のものがBとDに1つずつ。

  • カタパルト
5つ。
いずれもベース内からベース前プラントへ飛ぶもの。

  • リフト
7箇所。

  • 自動砲台
北・EUSTベース内、計7基。
南・GRFベース内、計7基。

  • レーダー施設

  • ガン・ターレット
4基。
各ベース前側にGタイプが1基ずつ。
Cプラント南東と南西にRタイプが2基。

  • 破壊可能オブジェクト
Bプラと上層に続くエレベーターの間にバリケードが一枚。

戦術

多層構造のドーム、という割には、各所での階層の被りは2重程度であり、通らねばならない通路も2箇所程度に絞られ、ドームは判定なしと意外にスタンダードなマップ。
プラントも最終防衛プラント・前線プラントと中央プラントという配置で、中央争奪の激戦と脇を抜けようとする動きになるのも通常通り。
大きくにはS字型になっており、その両端に双方のベースがある。

特徴的なのは、大型リフトとエレベーターである。
高低差や建物内の通路のみでも移動は可能だが、利用しなければ効率のいい進軍はできない構造となっている。
しかし従来のリフトと違い一定周期で動いているため、待つしかないことも多く、そこを襲撃される危険性も高い。
自動ドアもあるが、自動で開くだけに向こう側が見えない程度である。ただ、そばに誰かがいない限り向こう側が見えないため、開いた瞬間に多数の敵に集中砲火されることにもなりうる。また素早く通りぬけようとすると厄介な足止めとなる。

地形や配置上の特徴としては、動ける場所の半分程度が屋内(屋根付き)であること、カタパルトがベース前へ出るものしかない、中央広場が激戦区になりやすい……といったところか。
特に中央プラント付近は、全体が一段低くなっているため見通しがよく、起伏はあっても障害物がほぼ皆無、周囲デッキから撃ち下ろし放題、プラントは両軍からガンターレットRで睨まれている、と激戦を煽る要素がてんこ盛り。
無視して脇を抜けることも可能だが、次に敵前線プラントを抜ける必要もある。

前線プラントは、どちらも防衛・侵攻拠点の両面において重要。
そしてどちらも障害物が豊富で侵攻ルートも多彩、遮蔽物を挟んでの占拠も可能と複雑な構造になっている。
侵攻・防衛どちらの立場においても、味方が使っていないルートを攻める・塞ぐよう動いていきたい。


まずは激しい集団対集団の中央プラント争奪になる。それをできても次は敵前線プラントが立ちふさがる。
一方で、その脇を抜けプラント奇襲され、バランスを一気に崩される可能性も高い。
カタパルトがベース前にしかなく、エレベーター等の都合もあり、エリア移動以外ではプラント間の移動は早く行えない。
灰色になるまで気づけなければ、まず取られてしまうだろう。
こういった敵側の脇を抜ける動きを潰し、プラント争奪に注力するためにも、センサーが非常に有用。
全般的に見通しがかなり悪いので、局地戦でも壁の向こう側に赤いコンテナが見えているか見えていないかでは劇的に対処が違う。

集団戦の一方で、近距離以内の遭遇戦、奇襲戦も多発する。
単純な機動力より判断力や障害物利用がモノを言い、武装よりも積極性がモノを言うマップである。
引いているようでは押されるだけだが、押し切るのもなかなか難しい。コア凸は通りにくいが陽動も欲しい。
キルデス差で勝敗が決しえるので、積極性も判断力も重要。

カテゴリ別一言コメント
強襲:ACの出番はなくはないが少ない。むしろ副武器や近接武装の使い込みが響くだろう。
重火力:集団中央争奪の割に榴弾の有効性は低い。集団戦となれば出番。
狙撃:プラント奇襲とセントリーガン以外は役に立ちにくい。定点狙撃や施設破壊は射線そのものがまず取れないだろう。
支援:センサーが非常に重要。マイン系のトラップも、ボム系での近接戦・敵排除もかなり有効。近距離以内の戦闘が多発する点も踏まえて武装を選びたい。

プラントごとのコメント

プラントA(6F・EUSTベース前デッキ階段根元)

北・EUSTの最終防衛ライン。
5F-6F-ベースを見下ろすデッキを結ぶ登り経路の途中にある。
4Fからエレベータを登り5Fの自動ドアを通って左に折れた先にある6Fへの上り階段終わり付近、6F-デッキ間階段の途中から占拠可能。
前者は窪地にあるため見つかりにくく、後者はベース前の崖っぷち自動砲台を撃ちながら占拠できる。
また、非常に範囲は小さいがエレベーターを途中で降りた5Fからも占拠可能である点に注意したい。
6F部分を巡視して終了せず、しっかりと索敵を行いたい。

更に、再出撃時の視点が固定されているので、通常の様にプラントを選択してのプラント状況視認ができず、死角となる物陰や建物内に占拠中の敵機がいた場合非常に危険。
前線に戦力の余裕がある場合、嫌な予感がする場合は必ずプラントを踏んで確認すべきである。
すぐそばにも自動砲台が見えるが、そっぽを向いており防衛にはならない。

EUST陣営は正にベースの目と鼻の先にあるこのプラントは勿論だが、高低差を考慮してもベース前と言って過言ではないプラントBを含め死守したいプラントである。
GRFはプラントBさえ占拠できれば攻め手は少なくないが、光学迷彩持ちの狙撃兵装が後方浸透に成功した場合、上述の様々な位置から奇襲はできずとも、プラント中立化を執拗に行い揺さぶりをかけ、前線を助けるといいだろう。

プラントB(中央西側4F・コンテナエリア)

EUSTの徹底防衛ライン。リペアポッド併設。
コンテナが所狭しと置かれた中にあるうえ、東に自動ドア、北に5Fからのエレベータ+バリケード+3F西端から登って来る階段の出口があり、
南の3Fからのエレベータを使うと後方に回り込め、西には非常に見通しが良い階段の踊り場……と、遠近で強襲し放題の配置。
ほかに上方から射線が通るポイントは5Fの南壁真上付近の6F、5Fからのエレベータをショートカットするリフトの出口など。
おまけに東自動ドア付近の壁裏、南の壁裏からも占拠可能。ただし例によって判定が極小で近接武器や副武器の餌食になりやすい。
攻防ともに索敵は必須。赤コンテナの数と大きさと動きから敵の作戦を読むのが鍵。

ちなみに、併設のリペアポッドは南のエレベーターで登ってくる敵機から狙われる位置にあるため、利用の際はそちらの方を警戒すること。

プラントC(2F・中央雪原)

激戦区プラント。
ここを奪取すれば一気に有利になる、
吹き抜けを取り囲む3Fのデッキに占拠可能地点が一点あるが、前後左右から射線が通り放題なので事実上2Fからの占拠に限られる。
2Fへはデッキからの飛び込みや狙撃が可能、さらに両軍側からガンターレットRが撃ち込める。
吹き抜けは3Fから見れば開けているが、2Fは雪が積もって凸凹しており意外に射線が通りにくい。
東4Fの吹き抜けに面した場所からも攻撃可能だが、柱がちょっと邪魔かもしれない。デッキ上の敵への援護射撃にはベスト。
西はプラントB自動ドアを下った階段踊り場の見通しがよい。東より距離的には近いが高度は低い。

互いの敵側ガンターレットR置き場はプラントCを制圧できなければ攻撃しにくい奥まった場所にある。
敵から奪い返そうにも、攻め方を間違えれば延々とガンタレに食われ続けることになるだろう。
ガンタレのリロードにあわせて突入すればある程度のダメージは与えられそうだが、敵機が複数随伴していた場合難しい。
南側にプラントCを迂回する連続自動ドア通路があり、そこを突破して背後からガンタレに接近するのが理想。
状況によっては、この通路の制圧もプラントCを間接的に攻めることと同義になるだろう。
それすらも難しいならば、北側のデッキを走ってプラントB/Dに陽動をかけてみよう。

プラントD(中央東側3F・コンテナエリア)

GRFの徹底防衛ライン。リペアポッド併設。
3Fの占拠可能部分は、積み上げられたコンテナと4Fへの階段に挟まれブラスト1機分程度の通路になっている。
コンテナ上、さらに階段を上った4Fから占拠可能。
ただし、4Fの占拠可能部分は障害物が全く無く、GRF側からの狙撃に身を晒してしまうので注意が必要。
ほかには2Fの階段下の壁に張り付くと占拠可能だが、例によって判定が小さく、構造上他の占拠方法にスイッチしにくいため使い道は限定される。

3Fは逃げ場がほとんどない上、コンテナに乗って飛び回る敵機が画面外に飛び出すようになっている。
よって、後方からの近接攻撃やリムペットボム等爆発物による攻撃が非常に有効。
支援ならリペアをかけながら、狙撃なら迷彩をつけて飛び回ることで敵機を引き付ける作戦も。
対策としてはECMグレネードが有効。

プラントE(東側1F・GRFベース前ドーム出入口)

南・GRFの最終防衛ライン。
エスカレータから続く2F-1F間螺旋階段の下にある。階段の途中から占拠可能。
占拠範囲が4分の1ほど階段にめり込んでいるが、それ以外は障害物が全く無く素直な地形。
プラントAと異なり、GRFベースからの見通しが中々良く、狙撃ならば射線を通しやすい。
しかし他兵装の場合、無駄なクレーン等のためにより接近しなければ有効打は与えにくい。
と、一見守り易いように見えるが、ここもプラントAと同様範囲は狭いが2Fから占拠可能である。
位置的に建物内になるため再出撃時のプラント確認では奇襲を察知できない可能性が高い。
プラントA同様、不安な場合は必ずプラントを踏んで確認するべきである。
また、迷彩持ちの狙撃兵装が浸透した場合、建物内の障害物やリフト、エレベーターを含めた立体的な構造と暗がりのせいで、比較的視界が開けたプラントA近辺以上に目視探索が困難になる。
近辺にセンサーを仕掛ける、偵察機を飛ばすなど、必ず敵を発見できる対策を講じよう。

ここをEUSTに占拠された場合、GRF側は流氷ルート・ビル群表ルート・ビル群裏ルートの3経路で攻められることになる。
そのため、突入するEUST機を排除しながら接近という手が取りにくい。
実は、カタパルトをうまく使い分けることで側面とビル裏からの十字砲火を食らわせることができる。GRFは連携して取り返したい。
維持するEUST側は側面攻撃に要注意。

西・EUST戦術

上から下に攻める形となる。
上からなだけに、エレベーターや大型リフトのシャフトを飛び降りることで、大幅なショートカットが可能。
Cプラから先では、Dプラ手前から上へ→大型リフトを飛び降りてEプラのラインが奇襲のメイン。
敵側前線プラントは、こちらに比べるとかなり潜伏しやすい。
その先ではセンサーがあればまず捕捉されるだろうが、Eプラより先が広く潜伏することも一応可能。

対して、敵側はエレベーターのタイミングに合わせた攻めが難しく、潜伏はやや難しい。
しかし油断していると、Bプラ裏のエレベーターからの大回りルートや、Bプラ下からのリフトルートから奇襲されかねない。
またBプラ前の自動ドアの見通しの悪さが地味に厄介。
特にこのあたりをセンサーとトラップで潰しておきたい。
トラップの仕掛け所も各所にある。支援兵装のスキルがフル活用されるだろう。
またAプラは隠れながら占拠できるので、その手前での察知など奇襲警戒は必須。

とはいえ、Cプラを取られると、攻め続けられ奇襲も通りにくくなると有利も何も無い。
まずはCプラと奇襲潰しに注意しよう。

東・GRF戦術

下から上に攻める形となる。
移動ではCプラまでは問題ないが、そこから先に行こうとするとエレベーターの待ち時間が厄介。
Bプラ下からのリフトのルートは、トラップが仕掛けられていないことを祈るしかない。
しかしエレベーターから裏を抜けていくルートは、潜伏したり敵機を撒くことも一応可能。
リフトルートも通ればAプラ奪取・ベース奇襲が狙える。またベース手前からレーダーがもろ見え。
ネックを通れさえすれば、振り回すのはこちらの方がやりやすい。

防衛ではD~Eプラにセンサーを置き、抜けようとする敵を徹底的に潰したい。
特にDプラ~Cプラ間とDプラ上側の階は常時警戒したい。
トラップも仕掛けにくく、ベース前も広い。
センサーと機動で敵奇襲を潰していきたいが、潰すのはできても押し返すのが難しい。

結局はCプラである。これを奪取し抜けようとする奇襲を潰す限り負けはない。
しかしEUST側がキチンと開幕Cプラ占拠に十分な数を出した場合、占拠妨害すら出来ない…
だがそこに遅れれば、守りづらいDプラでの防衛の一方で北回り奇襲が通りやすくなり、一気に戦線崩壊しかねない。
開幕から全力で攻めかかり、通らないとしても凸して釣り、不利を覆そう。
漫然と後方を占拠している暇は無い。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー