「悪いが今から桜田君の家に少し行っててくれ」
いつも優しいマスターが今日は冷たい・・・僕は嫌われたのかな?
「でもいきなりは失礼じゃ・・・」
「大丈夫だ桜田君には連絡はしてある」
「分かったよじゃあ行ってくるね」
僕は鞄に乗りジュン君の家に向かう
ーー桜田家
どうにかならないかと真紅達に相談してみた
「そう、そんなことがあったの」
真紅は至って冷静だ
「あのダメ人間蒼星石に冷たくやがったんですか、これは粛清してやらんといかんですね・・・」
翠星石はかんかんに怒ってる悪いのは僕なのに・・・

そんなときのりさんの声が聞こえた
「蒼星石ちゃーん!○○(マスター)さんから電話よー!」
僕は恐る恐る電話をとった
「もしもし・・・」
「蒼星石か?今から帰ってきてくれ」
マスターが素っ気なく言う
「うん分かったよ」
僕は複雑な気持ちで電話を切った
「どうしたですか?」
翠星石が尋ねてきた
「今から帰らなくちゃいけないんだ」
「それなら翠星石も一緒に殴り込みに行ってやるですぅ、真紅、チビ苺一緒に来るです」
翠星石は意気揚々と鞄に乗った
僕も色々考えながら鞄に乗った
10分くらいでマスターの家に着いた
いつもとは違い全部のカーテンやブラインドが閉まってて中の様子が分からない
玄関のドアを恐る恐る開ける



「ただいまー・・・」
返事がない
いつもなら走ってきて抱っこしてくれるのに
「やっぱり嫌われたのかな・・・」
僕はリビングの扉を開けた


そこには
下手な上に所々間違った字で
「祝!蒼星石と契役一週年」
そして少し形の崩れた手作りケーキ
僕は呆然としていた
そして
「パァン!」
鳴り響くクラッカーの音
「やっと今日が何の日か分かったですか」
そこにはマスターや翠星石達がいた
そうだ今日はマスターと契約してちょうど一年だ
「おいおい、泣くなよ、そんなにびっくりしたか?」
「ううん・・・」
いつもの優しいマスターだ・・・
僕は嬉しくてマスターの胸に飛び込んだ