「マスターどうしたの?」
「風邪っぽいんで早退してきた……」
疲れ過ぎて玄関に座り込んでしまった
蒼は慌てふためいて額をぶつけてくる
ひんやりして気持ちいい
「熱は……あんまりないみたいだね。布団敷くから寝ててよ」
蒼は布団を敷きに行き俺も続く
自分より大きい布団を器用に敷いてくれる
そこで腹が鳴った
「お腹空いてるの?」
「朝は大して食べれなかったからな」
「お粥作ってあげるからちょっと待っててね」
言い残し台所へ駆けていった

「マスター、出来たよ。起きられる?」
結構疲れていて寝てしまったらしい
「あぁ、ありがとう」
「食べられる?」
俺は黙って口を開く
「もう、マスターは甘えん坊なんだから」
そう言いながらもお粥をすくってふーふーしてくれた
「あーん」
もう死んでもいいや
俺は世界一幸せだろう
そんな事を考えてたら全部食べてしまっていた
白粥でも蒼がおかずで食べるみたいだったし倍あっても食べられただろう
「全部食べちゃったね。片付けはしておくから寝ててね」
「添い寝してよ」
「えぇっ……いいよ。風邪ひいてるんだから。でも僕にうつしたらすぐ治るかな、マスター?」