□Sな蒼星石との幸せな日常
【7.突然の訪問者・夜】

ふぅ、やっと帰ってこれた。
駅から歩いてくるのも地味に辛いんだよな…
俺「ただいまー」
蒼「マスター、おかえりなさい。(にっこり)」
やけに上機嫌だな蒼星石。
この顔が見れただけでも帰ってきた甲斐があるというものだ。
蒼「ご飯とお風呂、どっち先にする?」
俺「お腹減っちゃったからね、先にご飯頂けるかな?」
蒼「そう思って準備していた甲斐があるよ。ちょっと頑張ったんだ。」
俺「さすが蒼星石!愛してるよ!」
蒼「もう…マスターったら…」
照れた顔も相変わらずの可愛さだ。
スーツを片付けリビングに行くと既に食事の準備が出来ていた。
俺「筍ご飯、豚肉のしょうが焼きに酢の物、お味噌汁か…
  うーん、美味しそうだ。特に今の時期に筍ご飯は嬉しいな。」
蒼「喜んで貰えた様で良かった。マスターを送った後に掘りに行ったんだ。
  やっぱり掘るなら朝じゃないといけないからね。」
全くもって蒼星石の努力には頭が下がる。
俺「それじゃあ、いただきます!ん、美味い。これで明日も頑張れそうだ。」
蒼「明日一日頑張ればお休みに入るからね、土曜日楽しみにしてるよ。」
俺「そうだな、買い物にも行くからな。俺も楽しみだ。」
そんな話をしながら夕飯を食べ終え、いつものように風呂に入る。

その頃の蒼星石
蒼「さて…マスターはお風呂に入ったね。いつも30分位入っているからね…
  その間に翠星石を呼んでおこうかな。」
……
………
桜田家にて
真「あら蒼星石、どうしたの?」
蒼「翠星石と約束があってね、いるかい?」
真「部屋にいるはずよ、ちょっと待っているのだわ。」
蒼「すまないね、宜しく頼むよ。」
5分ほど経ち、真紅が翠星石を連れて来た。
真「夜中に起こされるのは嫌だから早く帰ってきて欲しいのだわ。
  無理なら蒼星石のマスターに頼んで泊まって来て頂戴。
  お人よしだから頼めばきっと泊めてくれるのだわ。」
翠「わかったですよ、心配しないでさっさと寝るといいです。」
蒼「それじゃあ、行こうか。」
……
………
蒼「マスターに気づかれないようにね。準備できたら呼ぶよ。」
翠「暇ですが仕方ないですね、早くするですよ?」
蒼「うん、そろそろマスターがお風呂から出るかな…それじゃ、隠れててね。」

風呂上りでマスターが着替えを済ませた様だ。
シャツ一枚にスウェットと寝る準備は万端らしい。
俺「ふぅ、いいお湯だったよ。いつもありがとうな。」
蒼「ううん、いいんだ。マスターが喜んでくれるのなら何だってするよ。」
俺「蒼星石が居てくれて俺は本当に幸せだなあ。
  お、もう10時か…ちょっと早いが疲れてるからな。
  今日もさっさと寝るかな…」
蒼「まだ…寝て欲しくないな…僕とあそぼ?」
俺「ん、そうか。わかった、筍ご飯のお礼だ!何でもいいぞ。」
蒼星石が妖しい笑みを浮かべる。
蒼「じゃあ…脱いで。今日も新しい遊びを考えたんだ。」
俺「(しまったぁ!)きょ、今日もまた…されるの?」
蒼「だってマスター何でもいいって言ったじゃないか。」
俺「そうだな…でも、あんまり痛くしないでね?」
蒼「ふふ、何女の子みたいな事言ってるのさ。そのうち何でも気持ちよくなるからね。」
俺「そのうちって…」
でも、逆らえるような気がしなくなって来たからな…もう俺はダメなのかも知れない。
蒼星石に責められ、それに快楽を感じてしまう俺は恐らくマゾなんだろう。
蒼「じゃあ、ベッドに仰向けになってね。準備するからさ。」
俺「うん…」
蒼星石がどこからとも無く手錠を取り出す。
痕が付かないよう、タオルを手首に巻いてから一つずつ手錠を取り付ける。
2度目ともなると俺の緊張も少しは減ったが、やはり恐怖感はある。
蒼星石はきっと優しくしてくれるのだろうが、いつハードに目覚めるかも分からん…
蒼「今日用意したのはこれだよ。」
蒼星石が取り出したのは安眠グッズによく使われているアイマスクだ。
俺「ん?これで寝るのか?」
蒼「違うよ、視覚を奪われると敏感になるらしいからね。
  マスター、感じやすいから楽しみだなぁ。」
俺「そ、そうなんだ。お手柔らかに頼むよ…」
蒼星石がアイマスクを俺の頭に着ける。確かに光は全く入らない様だ…
蒼「じゃあ、準備してくるからちょっと待っててね。」
トテテテ…と走り出す蒼星石。目隠しをされた状態ではどうも不安だ。
……
………
小声で話す蒼星石。
蒼「待たせてごめんね。マスターに目隠しを付けてきたよ。
  出来上がったらまた翠星石を呼びにくるよ。」
翠「わかったですよ、とりあえず紅茶でも飲んでるですぅ。」
蒼「うん、ごめんね。」

……
………
俺「蒼星石はまだかなぁ…目が見えないと時間がすごく長く感じるよ…」
(そろそろ)
蒼「ふぅっ」
俺「ひぅっ」
突然耳に息を吹きかけられ驚きとくすぐったさで体が跳ねる。
蒼「ふふ…おまたせ、凄い反応だね。これは楽しみだよ。」
俺「耳に息をかけられただけでこれじゃ…前みたいなことされたら死んじゃうよ…」
蒼「今日も一杯愛してあげるから、たくさん気持ちよくなってね?」
耳元で蒼星石が囁く。
今日はどんなことをされるんだろう…そんなことを考えていたら下着はすっかりテントを張っていた。
蒼「準備万端みたいだね、でもまだそっちはお預けだよ。
  まずはここを…と。(くにくに)」
俺「んっ」
蒼星石が俺の乳首を摘んだ指先で遊んだり、時にはつねってみたり…
なんだか…妙な感じがする。
俺「んんっ」
強く摘まれた時俺は思わず体をくねらせた。
蒼「マスター、もう感じちゃってるんだ。やっぱりえっちな素質あるんだね…」
つつつ…と蒼星石が指を滑らせる。
俺「ん…ふぅ…」
10本の指はくすぐるのでは無く俺の敏感な脇、胸、腹、脇腹をなでる様に滑らせる。
俺はそのたびに身をよじらせた。
蒼「お胸こりこりする度におちんちんびくびくしてるね…フフ、辛そう。」
蒼星石の攻めですっかりガチガチになったモノが下着に染みを作っていた。
俺「蒼星石…頼むからもう出させてくれよ…」
肝心なペニスにはなかなか触れてもらえず俺は懇願した。
蒼「どうしようかな…そうだ、お願いを聞いてくれるかい?」
楽しそうに訊ねる蒼星石…そして喋っている間も攻めは止まらない。
俺「ひぅっ!お、お願い?なに?」
蒼「えっちなマスターの姿を翠星石にも見て貰いたいんだ、いいでしょう?」
俺「む、無理だよ!そんなの恥ずかしくて死んじゃうよ!」
蒼「恥ずかしいのがもっと気持良くなるんだよ、言うこと聞いてくれたらもっと良くしてあげるから…」
そう言って蒼星石は俺の下着を一気に脱がせた。
ペニスがぶるんと震え蒼星石の目の前に現れる。
蒼「うん、元気一杯だね。こうすれば言うこと聞いてくれるかな…」
ふうっと蒼星石がペニスに息を吹きかける。
俺「んっ…」
びくびくとペニスが反応する。辛い!もう出したい!
俺「もうだめ!ださせて!おねっ…」
不意にキスで口を塞がれる。舌を舐る濃厚なキス…
少しして「ちゅぽん」という音と共に蒼星石の顔が離れた。
俺「ハァ、ハァ、ハァ…」
蒼「ね、いいでしょ?」
もう我慢の限界だ!はやく出したい!
俺「いい!なんでもいいから早く出させてぇ…」
蒼「うん、おりこうさんだね。それじゃあちょっと呼んでくるね。
  待ってる間退屈しないように…」
手を止めた蒼星石はごそごそと何かを取り出したらしい。
俺の胸に何かを取り付ける…
蒼「ぴんくろーたーって言うらしいよ、それじゃあ行って来るね。」
テープで固定されたピンクローターが動き出す。
俺「ん…」
うう…射精までに至れぬこの感覚はもどかしい…

……
………
蒼「翠星石、お待たせ。準備万端だよ。」
翠「やっと準備できたですか、待ちくたびれたですよ。」
蒼「はは、ごめんごめん。それじゃあ、行こうか。」
翠「今、ダメ人間はどうなってるですか?」
蒼「うーん、出したくって我慢できないようにしたから…
  見てみれば分かると思うよ。」
翠「そうですね、それじゃさっさと行くですよ。」

……
………
蒼「お待たせ、マスター。翠星石を連れて来たよ。」
翠「これは…変態としか言い様が無いですぅ…」
ああ!ほんとに見られてる!恥ずかしすぎる!
俺「ね、義姉さん、見ないで…」
翠「なっ、オマエみたいな変態の姉になった覚えはないですぅ!
  今日はオマエのダメ人間っぷりを最後まで見届けてやるですぅ!」
蒼「それじゃあ、ご褒美の時間だね。いれさせてあげる。
  僕…もう我慢出来なかったんだ…」
ぱさ…ぱさ…と脱いだ服を置いた音が聞こえたと思った瞬間
(ぐちゅっ)
俺「うぅっ(ビュルルルル)」
蒼「んんーっ♪」
散々我慢していた俺は挿入された瞬間果ててしまった…
目がちかちかする…
蒼「マスターの…いっぱい出てるよ…ふふ、あふれちゃう。」
翠「こらえ性のない奴ですね…みっとも無い声だしちゃって、ですぅ。
  (蒼星石、うっとりしちゃって…すごくえっちな顔ですぅ)」
蒼「まだ…終わりじゃないよ…んっ」
蒼星石が更にペニスを締め付ける。
俺「だっ、ダメだ蒼星石っ!イったばかりだとまだ…」
蒼「敏感になってるんでしょ?まだ…離してあげないよ!」
俺「無理っ…やめっ…」
蒼「自分じゃ連続で出来ないからね…どうだい?凄くイイでしょう?」
上に乗った蒼星石が激しく動く。
俺「だめっ、でるよ!(ビクビク)」
蒼「まだ…んっ…出るみたいだね…」
蒼星石が腰の動きを更に速める…
腰を前後左右に動かし俺のペニスの感触を存分に味わう…
翠「す、すげーいやらしいですぅ…(もじもじ)」
俺「ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
蒼「はぁっ、ぼ、僕もイキそうだよっ、マスターも一緒にっ」
突然アイマスクを外される…快楽でぼうっとした頭で見えるものは…
いやらしい音を立てている結合部…妖艶ですらある蒼星石の顔…
蒼「マ、マスター、僕だけを見て!僕の事だけ考えて!」
俺「蒼星石!蒼星石っ!蒼星石っ!!」
蒼「あああああああっ!!!」
俺「んんんんんんんっ!!!」
3回目の射精で俺の意識は途切れた…

……
………
リビングで話す蒼星石と翠星石。
蒼「ふぅ、おまたせ。マスターが風邪引いちゃうといけないから体拭いてお布団掛けてきたよ。
  勿論手錠とローターを外してね。」
翠「そ、そうですか…それにしても凄かったですね…」
蒼「僕…不安なんだ。出会った頃のマスターを思い出すとね。
  人生に疲れていて、そして凄く精神的に不安定で、人間不信だったよ…
  毎日の様に『死にたい』って言っていたのさ。」
翠「蒼星石が居るのにけしからん奴ですぅ!今から叩き起こして反省させるです!
  態度いかんによっては契約破棄させるですぅ!」
蒼「いや、いいんだ…今はだいぶ変わったよ。前よりも笑顔が見れるようになったしね。
  明後日のお休みに買い物に行くんだけれど、それも凄く楽しみにしてくれてる。」
翠「そうですか…じゃあ、不安にならなくて良いんじゃないですか?」
蒼「まだね、発作的におかしくなっちゃうんだ…僕がジュン君の家に行ったりすると、
  浮気してるんじゃないか、なんて疑って全然僕の話を聞いてくれなくなっちゃうんだ。」
翠「何か…過去にあったんですかねぇ?」
蒼「昔、ひどい振られ方をしたらしいよ。今でも忘れられないんだって…
  辛そうな顔で言うんだ…細かくは聞けなかったよ。」
翠「そうですか…」
蒼「もう一つ心配なのは…最近マスターが明るく、社交的になってきたんだ。」
翠「いいんじゃないんですか?」
蒼「そうなると、僕が心配でね…まさか浮気なんてしないんじゃないかって…さ。
  他の女性と楽しくしているマスターの姿なんて見たくないし、捨てられるのも耐えられない。
  マスターの幸せが一番だと思うけど…ね。」
翠「蒼星石も案外嫉妬深いんですねぇ…」
蒼「だから…さ、マスターを僕の虜にしてしまえば良いのかなと思ってるんだ。
  僕はマスターを裏切らない、マスターは僕を裏切れない…
  いや、裏切る気すら起こらないようになるよ。僕はそれくらい愛してるんだ。」
翠「そうでしたか…蒼星石があのダメ人間を愛しているのは十分わかったですよ。
  姉としては蒼星石が幸せなのが一番ですぅ。」
蒼「うん、ありがとう。ジュン君を堕としたかったら手伝うからね(にっこり)。」
翠「ジュ、ジュンは関係ねーですぅ、あんなヒキコモリのチビ人間どうでもいいですぅ。」
蒼「はは、喧嘩するほど仲が良いって言うからね。狙うならくんくんのDVDを見ている時が良いかな。
  1、2時間は真紅達に邪魔をされないからね。おっと、もう12時過ぎちゃってるね…
  どうする?今日は泊まっていくかい?」
翠「そうですね…鞄も持ってきてますし、折角蒼星石とお話してますので泊まっていくですよ。」

結局二人の会話は1時過ぎまで続き、寝静まった頃ようやく静寂が訪れた…