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蒼星石とお話@Wiki
蒼星石先生1
「うっ
……うぅ、とどかないよぉ」
小さな教師と笑う生徒、二つが交わる空間
「先生、授業はしないんですかぁ?」
誰かがそんなことを言い始める
よっぽどの加虐趣味なのだろう、どっとみなが笑う
「ますたぁ、抱っこしてy………」
駆け寄ってくる蒼色
「コホン、○○くんちょと来て」
「嫌です、先生」
とでも言ってみようかと思ったが俺はMだった
無言で付き従い、黒板の前で持ち上げる
お姫様抱っこで
「な、何するの?これじゃとどかないよ…」
「サボりたいんだけど……」
「うん、僕もマスターと一緒に帰りたいよ……あっそうじゃなくて…」
「単位落とせばいい、そうすれば居られるし」
「高校までは行かなきゃダメって言ってるでしょ」
仕方ないので持ち替えて板書しやすいようにしてみる
視線が刺さって死にそうだが蒼を抱いて死ぬなんて最高の死に方だ
「はい、もういいよ。席に戻ってください」
どうやら書き終わったらしい
顔をずっと見つめていたので気づきもしなかった
「ちょっと妬けちゃうなぁ、翠の先生に言ってみようか?」
席に着いたら恐ろしい事を囁かれた……
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最終更新:2006年04月26日 00:48
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