社長「本当によくやってくれた、三人とも……これで蒼星石は八割がた救われたも同然だ」
レッド・ブルー・イエロー「正 直 や ば か っ た で す」
社長「う、うむ……」
イエロー「エロは卑怯ですよ、あいつら」
ブルー「18禁攻撃なんかしやがって」
レッド「(サーセンwww俺もしましたwww)俺なんか蒼星石に完全に嫌われちゃってさ……一日中柴崎時計店前で土下座してようやく許してもらえたよ……」
イエロー「よく助かったよね、レッドは。真っ二つにされてたのに」
レッド「ほら、俺たち蒼星石の前では基本的に無敵だから。ましてや本人が俺を切ってくるなんて、快感以外のなにものでもないぜ」
ブルー「それにしても社長、あいつらが襲ってくるって予想してたんなら、もっと強力な装備をくれたってよかったじゃないですか」
社長「い、いや……し、しかし、三人とも本人ともよくやってくれたぞ! ほれ、これは餞別のドラマCD!」
レッド「もう買いましたよ……保存用にしますけどね」
ブルー「同じく……つーかごまかさないで下さいよ」
イエロー「( ゚д゚ )(既に二枚買った僕の立場は……)」
社長「ちゃ、ちゃんと給料は弾むからそんな顔すんな、な! ……ゴホン。お前ら最難関の死亡フラグを回避して少し弛んでいるようだが、気合入れろ! まだあと一つ残っている。分かってるな?」
ブルー「そりゃあもう」
レッド「今回は任務の難易度が把握しきれないな」
イエロー「相手が相手だし……もしかしたら前回より難しいかも」
社長「その通り! 私はトロイメント9話を最難関の死亡フラグだと謳っていたが、もしかしたら今回が一番難しいのかもしれない。難易度が把握しきれないからな。相手は……ラプラスの魔だ」
レッド「あの糞兎……! 思い出しただけでもムカムカするぜ。蒼星石(と雛苺)のローザミスティカを持っていきやがって!」
イエロー「雪華結晶も居たね。ラプラスの魔の戦闘力も測りきれないけど、彼女が加勢するなら難易度はさらにアップする」
ブルー「それに、今回の任務は二本立てになるだろうな」
社長「その通りだブルー、今回の任務は二本立てだ。ひとつは蒼星石……と一応雛苺のローザミスティカの奪還。もうひとつはローゼンの捜索、及びローザミスティカを使用してのドール復活だ。ふたつめの難易度は、ローゼンの協力次第だな。場合によっては……分かるな?」
レッド「『武力による交渉もあり』、でしょう?」
ブルー「想定の範囲内です」
イエロー「むしろ後者を執る可能性の方が高いよね」
社長「……うむ。今回も辛い闘いになるだろうが、三人とも心してかかってくれ。これで最後だ。これを成功させれば、蒼星石の死亡フラグはすべて消し去ったことになる。もう悲しい思いをせずに済むのだ。……12話に向かえ。すべては、蒼星石のために」
レッド・ブルー・イエロー「すべては、蒼星石のために!」

――このスレの住人が、トロイメント12話に乗り込んできたら――

ラ「ふふふ……蒼星石のローザミスティカと、雛苺のローザミスティカ。これを使って、今度はどんな遊びをしましょうか」
雪「ところで、私の出番はいつですか」
ラ「知らないですよ。薔薇乙女製作委員会かTBSに聞いてください」
雪「それにしても、早く三期が始まらないものですかね……」
ラ「さあ、行きますよ。今度の遊びにはあなたの力を使いますから」

???「待てェーーーーーーーーーーーイ!!!」

ラ・雪「!?」

レッド「マスターレッド!」
ブルー「マスターブルー!」
イエロー「マスターイエロー!」

レッド・ブルー・イエロー「三人揃って!」

レッド・ブルー・イエロー「蒼星石とお話したいんジャー!」

雪「な、なな、何なんですかあの人たちは! ここnのフィールドですよ!?」
ラ「そうか、奴らが……ここ最近歴史を変えてまわっている連中か!」
レッド「その通り! すべては蒼星石のために!」
ブルー「蒼星石……と雛苺のローザミスティカ、こちらに渡してもらおうか」
イエロー「ノーとは言わせないよ!」
雪「……やりましょうか?」
ラ「いえ、押さえてください。ここは私がやりましょう。あなたは次の遊びのために力を温存しておいてください」
雪「分かりました」
ブルー「やっぱりやるようだな」
イエロー「いったいどんな攻撃をしてくるのか……」
レッド「どっちにせよ、明日は俺の家で蒼星石に兎鍋を作ってもらうことになるがな」
ラ「ふふふ……皆さん強気なんですね。では、こういうのはいかがでしょう」
レッド・ブルー・イエロー「?」
ラ「兎の穴に、ご用心を!」

ガコン!!!

レッド「な、なにぃ!?」
ブルー「地面に!?」
イエロー「穴が……!?」

レッド・ブルー・イエロー「うおぉおぉぉおおおおお落ちるううううううぅぅぅ……」

ヒューーーーーーーーン

ラ「物事はいつ何時でもスマートに、ね。一生果てのない穴に落ち続けなさい。……さて、行きましょうか、七番目のお嬢さん」
雪「ええ」

レッド「うおぉおおおぉおおおおお……(くそ……まさかこんな幼稚な手にかかるなんて……俺は何て馬鹿なんだ!)」
ブルー「ああぁぁぁぁあああああぁ……(結局、なにもできないままか……俺は、無力だ……)」
イエロー「うわぁぁあああぁぁああ……(ごめんよ、蒼星石……僕は君を救うことが出来なかった……)」

レッド・ブルー・イエロー「(イヤだ!)」

レッド「俺は蒼星石を愛しているんだ! 絶対に諦めるわけにはいかない!」
ブルー「俺だってそうだ! このままなにもできないまま終わったら、スレ住人に申し訳が立たないだろう!」
イエロー「僕だって! 臆病者のままなんて、絶対にイヤだ!」
ブルー「しかし、どうすれば……!」
レッド「ここはnのフィールドだ! 何が起きるか分からない!」
イエロー「強く祈るんだよ! 僕たちの思いを一つに合わせるんだ!」
レッド・ブルー・イエロー「よし!」

レッド「我ら、蒼い星の元に集いし三人の勇者!」
ブルー「たとえ死が眼前に迫ろうとも、この思いは揺るがない!」
イエロー「すべては、蒼星石のために!」

レッド「蒼星石の可愛さは異常!」
ブルー「蒼星石の可愛さは異常!」
イエロー「蒼星石の可愛さは異常!」

レッド・ブルー・イエロー「「「俺たちは、蒼星石を愛している!!!」」」

ピカーーーーーッ!

ブルー「な、なんだこの光は……!」
イエロー「強い力を感じる……!」
レッド「光に身を委ねるんだ!」

レッド・ブルー・イエロー「「「すべては、蒼星石のために!!!」」」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

雪「じ、地響きが……!」
ラ「な、なんだこれは! こんな強い力……あいつらが持っているはずがない!」

ズゴォォオオオオオオン!!!

?『サァークゥーラァーダァー!!!』

雪「ちょ、巨大ロボット!? あんなのがnのフィールドにあるなんて……!」
ラ「あ、あれは……! で、『伝説教師神兵UMEOKA』!」
雪「知っているんですか雷電!」
ラ「(雷電……?)ええ。あれは『伝説教師神兵UMEOKA』。nのフィールドに溜まった、某空気の読めない教師への怒りが具現化したもので、強い意志を持った者のみが操ることができるのですが……。まさかあいつらがこれを操るなんて……!」

ブルー「れ、レッド、一体これはどうなっているんだ!?」
レッド「分からん……しかし、我々にとって僥倖なことは確かだ!」
イエロー「前進!」

UMEOKA「サクラダァ……カワイイヨ、サクラダァ……」

ズシーンズシーン

雪「ちょ、こっち来ますよ!?」
ラ「慌てなさらないよう。こちらにも手段はある。この『巨大化薬』があれば……!」
雪「どう見ても正露丸です」
ラ「……巨大化薬です」
雪「正露丸じゃないなら兎の糞です」
ラ「ギクッ」
雪「!?」
ラ「と、とにかく! これを飲めば巨大化できるんです! ……ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」
雪「どう考えてもその擬音語おかしいです」
ラ「おおおお……これは……。おお! おおお! これはイイ! これはイイぞぉ! ハイになってきたハイになってきたぁ! フヌォオオオオオオオオオオ!!!」
雪「き、きも……」
ラ「おくれ……マッスル……オクレ……!」

ピカーーーーー!

レッド「な、なんだ!」
ブルー「な……!」
イエロー「こ、これは!」

ラ『ドーピングコンソメ兎だ……。さぁレンジャーども、わたしの攻撃についてこられるかな……?』

雪「……もう付き合いきれないので帰りますね」
ラ『あ、どうぞ』

レッド「あの糞兎、巨大化もできたのか!」
イエロー「これは強敵だね……」
ブルー「相手にとって不足なしだろ」
ラ『……さぁ、来なさいレンジャーたち……』
レッド「言われなくても行くわ! いくぞ、UMEOKA!」
UMEOKA『サクラダァー!』

ブルー「喰らえ! 『UMEOKA 愛の教鞭アタック』!」
UMEOKA『シュウガクリョコウイッショイコウナ!』

ピシャーン!!ピシャーン!!

ラ『オゥオゥオゥオゥオゥオゥオゥ!!』
レッド「き、効いてるのか?」
イエロー「なんか喜んでる気がするけど……」
ラ『ハァハァ……もっとくださいよぉ……』
レッド・ブルー・イエロー「「「変態だーーーーーーーーーッ!!!」」」
レッド「こ、こいつM属性なのか!」
イエロー「し、資本主義の豚だ……!」
ブルー「う、うむむ」
ラ『私をこんなにしておいて、知らないとは言わせませんよ……?』
イエロー「うわぁ……ズボンの前にテント張ってるよ……」
ブルー「(でけぇwww)」
レッド「くそっ! 『UMEOKAブレード』!」
UMEOKA『ミンナオマエガクルノヲマッテルゾ!』

シャキーン!

レッド「どうだ、真っ二つだ!」
イエロー「い、いや……」
ブルー「復活してるぞ!?」
ラ『まだ足りません……! まだまだ……! もう辛抱たまりません!』

ズドォオオオオン

レッド「う、後ろに回りこまれた!」
ブルー「イエロー旋回だ旋回!」
イエロー「やってる!」
ラ『ハァハァ……! これが伝説教師神兵UMEOKAの尻……!』
レッド「イエロー早くしてくれぇ!」
イエロー「だ、駄目だ! 動きが速すぎる!」
ラ『いきますよ……ズブゥッ』
UMEOKA『アッー!』
ラ『ほれ、ほれほれほれ!』

ギシギシギシ……

レッド「うわぁ……UMEOKAの中……小刻みに揺れているナリぃ……」
ブルー「俺たちが襲われてるわけじゃないけど、いい気分ではないな……」
イエロー「UMEOKA! しっかりするんだ!」
UMEOKA『アッ! アッ! アッー!』
ラ『ハァハァハァハァハァハァ……おら、舐めろよ!』
UMEOKA『アッー!』

ブルー「駄目だ、このままじゃ最後までされてしまうぞ!」
イエロー「なにか打開策は……!」
レッド「ひとつだけある……しかし効くかどうかは分からない」
ブルー「やるんだレッド、賭けでもいいからどうにかするんだ!」
レッド「分かった……UMEOKA!」
UMEOKA『サクラダァ……』
レッド「(かなり衰弱してるな……)お前、ジュンが好きなのか?」
UMEOKA『コクコク』
レッド「実は2話で桜田家を訪れたときにな、ジュンをたくさん隠し撮りしていたんだよ」
UMEOKA『!!!!』
レッド「お前が頑張ってくれるんなら、この写真全部あげちゃうんだけどなぁ……」
UMEOKA『オオオオオオオオオオオ!!! サクラダァァア!』

ブルー「復活したな」
イエロー「本当に隠し撮りなんかしてたの?」
レッド「蒼星石を隠し撮りしたときの副産物だけどな」

UMEOKA『オオオオオオォォオオオ!!!』
ラ『こ、こら! 私は攻め一辺倒で、受けでは……アッー!』
UMEOKA『サクラダァサクラダァ!』
ラ『ちょ、やめっ! アッ! アッ! アッー!』

レッド「うわぁ……UMEOKAの中……やっぱり小刻みに揺れてるナリぃ……」
ブルー「俺たちが襲ってるわけじゃないけど、やっぱりいい気分ではないな……」
イエロー「もうどうにでもなれ……」

ラ『ああ、らめえ! 私犯されてる! ぶっとい棒が肛門を……アッーーーーーーーーーーーー……』
UMEOKA『ウゥッ! サクラダァ! ビクビク』

レッド「きめぇ……」
ブルー「正直これは……」
イエロー「……」

ラ『ぐふぅ……。ま、まさか私が、せ、攻められるとは一度も思ってなかった……しかし……すこし、気持ちよかっ……ズシーン』
UMEOKA『ツヤツヤ』

――10分後
レッド「ほれUMEOKA。約束の写真だ」
UMEOKA『オオォォォオオ! サクラダァ!!』
イエロー「ローザミスティカも取り戻したし」
ブルー「あとはローゼンを探すだけだな」
レッド「UMEOKA、助けてくれてありがとな。nのフィールドの奥に戻ってゆっくり鑑賞しとけ」
UMEOKA『オォォ……サクラダァ……』

ズズズズズズズズズ……

レッド「さぁ、ローゼンを探すぞ!」
ブルー「確か、8話で蒼星石が見つけ出していたな」
イエロー「そこに行こう」

――ローゼンの仕事場

ローゼン「蒼星石と雛苺以外復活させたけど、正直残り五体がアリスになるにはまだ程遠いよな……」

ピカーーーーー

ローゼン「ん? 扉が……」

ドゴーーーーーーン!!!

レッド「おらぁぁあぁぁぁあああああああ! ここかぁあぁぁあああ!」
ローゼン「ひ、ひいい!」
ブルー「探したぞローゼン。まさか5時間もかかるとは思ってなかったぜ……」
イエロー「さぁ、蒼星石と雛苺を復活してもらうよ!」
ローゼン「お、お前らか! 最近ローゼンメイデンの歴史を改変してまわっている不届き者は!」
レッド「その通り! 我々は蒼星石とお話したいんジャー!」
ブルー「すべては蒼星石のために!」
ローゼン「く、くぅ……真紅たちには、蒼星石と雛苺を『ローゼンメイデンの責任』と伝えておいたはずだが……」
レッド「知るかボケ! さっさと復活させねえとお前のその綺麗な顔面スプラッターにしてやるぞ!」
ローゼン「そ、それはできない! ローゼンメイデンは私の人形師としての誇りだ! 彼女たちに責任を負わせることは、彼女たちが新たなステップに成長することに繋がる!」
イエロー「協力は得られず、か……」
レッド「しかしこれでは半殺しにしても協力してもらえ無さそうだぞ?」
ローゼン「!?(半殺し!?)」
ブルー「……んん? 奥にある機械はなんだ?」
ローゼン「あっ!(しまった、気取られたか!)」
レッド「気になるなぁ気になるなぁ」
ローゼン「ちょ、これ以上中に入るな! 企業秘密とかいっぱいあるんだよ!」
ブルー「まあまあローゼンさん通してくださいよ。仲良くやりましょうや……」
ローゼン「そ、それはできない!」
イエロー「……ロー……ゼンメイデン……復活…機……って書いてあるよ」
ローゼン「アッー!」
レッド「なにぃ! それは本当かイエロー!」
イエロー「うん。僕、視力だけはいいから……ローザミスティカを中に入れて、スイッチを押すだけ、か。……一回三百円! 高いなあ」
ローゼン「アッー! らめええええ!」
ブルー「イエローはすごいなあ。俺なんか全然見えないよ」
レッド「じゃあ一人二百円な」
イエロー「分かった」
ブルー「俺、百円玉ないんだけど」
イエロー「僕が立て替えとくよ」
ローゼン「ちょ、待った! 待つんだ三人とも!」
レッド「なんだよ」
ローゼン「さっきも言ったとおり、2人を復活させるつもりはまったくない! どうしてもやるっていうのなら、私を倒していけ!」
ブルー「言ったな?」
イエロー「結局選択肢は後者だけか」
レッド「こっちは三人連れだぜ? 勝てるのか?」
ローゼン「私にはこの巨体がある!」

ヌッ

レッド「でか……槐とおなじくらいあるぜ」
ブルー「公式設定では槐は身長2メートルだったよな?」
イエロー「う、うん」
ローゼン「さぁ、かかってこい!」
レッド・ブルー・イエロー「うおおおおおおおおおぉおおおおおぉぉお!」

――三分後

ブルー「へぶぅ……」
イエロー「こ、こいつ、強い……バタッ」
レッド「はぁ……はぁ……」
ローゼン「どうした三人とも! 水銀鐙を倒した実力を私に見せてみろ!」
レッド「(まるで動きをすべて見切られているようだ……まさか、こいつ……!)」
レッド「す、スタンド使いか……!」
ローゼン「ほう、よく分かったな……。しかし私はまだこのスタンド能力の30%も使っていない。姿が見えないだろう?」
レッド「ふふふ……スタンド使いがお前だけだと思うなよ?」
ローゼン「なにっ!?」
レッド「出でよ我がスタンド、『作者――The Creater』!」
作者『蒼星石の可愛さは異常』
ローゼン「なっ! さ、作者自身がスタンドだと!?」
レッド「ふはは……作者の能力は単純明快! 例えばこのように!」
作者『蒼星石の可愛さは異常!』

ズゴォッ

○○「……? な、なんだ。なにも起こらないじゃないか……」
レッド「お前の名前を見てみな」
ずんどこべろんちょ「え……? う、うわぁぁあぁああああ! わ、私の名前がずんどこべろんちょに!」
レッド「『作者』はこの世界の物事を好きなように書き換えることが出来る。お前はその名前の方が似合ってるよ」
ずんどこべろんちょ「戻せぇ! 元の名前に戻せぇ!」
レッド「じゃあ奥の機械使わせてよ。ちゃんと金は払うから」
ずんどこべろんちょ「くぅ……それはできない!」
レッド「あんたも強情だねぇ……」

一方、桜田家では――

真「ねぇ、翠星石」
翠「なんですかぁ?」
真「私達のお父様の名前は、『ずんどこべろんちょ』だったわよね?」
翠「いったいどうしたんですかぁ? 『ずんどこべろんちょ』に決まっているじゃないですかぁ」
真「そ、そうよね……? それで、私達は『ずんどこべろんちょメイデン』よね?」
翠「本当に大丈夫ですかぁ? 私達はまぎれもなく『ずんどこべろんちょメイデン』ですよ♪」
真「そ、そうよね……お、おかしくないわよね……?」
翠「おかしくないですよ。真紅ったら、頭でも打ったですか?」
真「いえ、ちょっと記憶が錯綜していただけなのだわ」


ずんどこべろんちょ「くぅ……私のお気に入りサイト『人形の歴史』の人形師名鑑も『ずんどこべろんちょ』に置き換えられているとは……!」
レッド「インターネットできるんだね、ここ」
ずんどこべろんちょ「許さん、許さんぞ! 出でよ、我がスタンド! 『探偵――Bar=Low』!」
バーロー『バーローwww』
レッド「な、なな、こいつは!」
ずんどこべろんちょ「バーローの能力は『捜査』! すべての物事を感知できる能力を持っている!」
レッド「それでなにが出来るんだ」
ずんどこべろんちょ「ふふふ……やれ、バーロー!」
バーロー『バーローwww』
ずんどこべろんちょ「……ふむふむ。なるほど。おい、『作者』!」
作者『?』
ずんどこべろんちょ「お前、この前の中間考査で赤点取ったそうじゃないか」
作者『!!!!』
ずんどこべろんちょ「期末考査が29日から始まるらしいが、こんなところで油を売っていていいのか?」
レッド「お、おい。『作者』?」
作者『……サーセン。帰って勉強します』
レッド「裏切り者ぉぉぉおおおおお!」
ローゼン「ふはははは……『作者』が消えたから私の名前も元に戻ったようだな。残りはスタンドが使えない一般人一人。恐れるに足らないわ!」
バーロー『バーローwww』
レッド「くぅ……ところで、今日社長から貰ったアイテムに『謎の白い粉末』があるのだが、このアイテムがどういうものかわからない。その『バーロー』を使って調べられないか?」
ローゼン「お安い御用! やれ!」
バーロー『ペロ……これは青酸カリ!』
ローゼン「…………え?」
レッド「ニヤニヤ」
バーロー『ば、ばばば……』
ローゼン・バーロー「「グバラァッ!」」

ドサッ……

レッド「スタンドへの攻撃はすべて能力者にも与えられるんだったな。……まさかこんな幼稚な手段に引っかかるなんて思わなかったが」
ブルー「……レッド、倒したのか?」
レッド「ああ、イエローを介抱してやってくれ」
ブルー「分かった……ほら、しっかりしろ」
イエロー「う、ううん……」

レッド「2人分だから六百円入れて……っと。スイッチ、ON!!!」

ゴウンゴウンゴウンゴウン

――三分後

復活機『――操作がすべて終了しました。ご利用、ありがとうございました――』

――桜田家

蒼「う、ううん……あれ、僕は……?」
雛「ここは、ジュンの家なのー?」
のり「お夕飯お夕飯ー♪ ……? そ、蒼星石ちゃんに雛ちゃん! ちょちょちょちょっと、真紅ちゃぁん! 翠星石ちゃぁん! ジュンくぅん!」
雛「のりー! 雛ね雛ね、誰かに復活してもらったの!」

ドタドタドタ……

真「ふ、ふふ、2人とも! どうして……!」
翠「そ、そ、そうせいせ……ふええええええん!!! 蒼星石ぃぃぃ!!!!!11111」
蒼「うわわわわ! 飛びつかないで!」
ジ「信じられない……ローゼンはいったいどうしたんだ?」
真「分からないのだわ……」
雛「おなか減ったのーーーー! のり、献立はなぁにー?」
のり「今夜は花丸ハンバーグにするわよ! さぁみんな、お皿並べてー!」
雛「はーい!!!」
真「……まぁ、やっぱりみんな揃った方が楽しいわね。さぁジュン、お夕飯の準備するわよ?」
ジ「……ああ、そうだな」
翠「蒼星石ぃ……グスッ」
蒼「もう……いい加減泣き止んでよ……」
雛「あー! 翠星石と蒼星石も手伝うのー!」
翠「う、うるさいですね雛苺は! 翠星石と蒼星石は再会の喜びを噛み締め合ってるのですぅ!」
蒼「ははは。じゃあ、僕も手伝うかな……?」
翠「ああっ、蒼星石の裏切り者ぉー!」
のり「今日は特別にみんな卵二個にするわねー」
雛「やったのーーーーーーー!!!!!」
真「……もう、雛苺。すこし意地汚いわよ?」
ジ「ハハハ……」


蒼「(ありがとう、カズキくん……)」



社長「三人ともよくやってくれた。これで蒼星石の死亡フラグはすべて取り除かれた。本当によくやってくれた。本当に……」
レッド「社長、頭下げすぎです」
ブルー「やっぱり今回もきつかったよなぁ」
イエロー「……」
社長「いやいや、本当によくやってくれた。心が晴れ晴れユカイだよ。……これで、蒼星石とお話したいんジャーのすべての任務は終了だ」
レッド「……まぁ、いつかこうなるとは思ってましたけど」
ブルー「やっぱりなんか寂しいよな」
イエロー「……うぅ」
レッド「泣くなよ、イエロー」
ブルー「離れ離れになるわけじゃないんだから」
社長「そうだ、三人とも同じ部署に転属してやるから、悲しむことはないぞイエロー。ついでに少し休暇を出してやろう。その間、スーツを使用してもけっこう。詰まることもあるだろうからな」
レッド「田舎に帰ろうかなと思います」
ブルー「じゃあ俺七話のコスプレ会に乱入してくるわ」
イエロー「僕は……修行でもするよ」
レッド「ちょwww修行ってwww」
イエロー「僕はレンジャーに入って、自分の弱さを改めて確認したよ。強くなって、またみんなの前に現れるから」
ブルー「イエロー……」
レッド「……お前ちょっとカッコいいぞ」
イエロー「そ、そうかな? へへ」
社長「はっはっは……。では、一応挨拶をしておこうか」
レッド・ブルー・イエロー「はっ!」
社長「蒼星石とお話したいんジャーは、ここで解散する! しかし、死力を尽くした三人の勇姿は永久に語り継がれるだろう! すべては、蒼星石のために!」
レッド・ブルー・イエロー「すべては、蒼星石のために!」


――柴崎時計店

元治「マツや、お寿司は届いたかね?」
マツ「ええ、あとはあの子が来るだけですよ」
蒼「……」
マツ「蒼星石ちゃん、あの子が気になるのかい?」
蒼「ち、ちが……! お寿司が冷めるから、早く来ないかなって思ってるだけだよ!」
元治「はっはっはぁ……お寿司は冷めてるものだよ」
蒼「!!」
マツ「クスクス」
蒼「も、もう! 2人とも笑わないでよ……あっ!」

ガラガラ

カズキ「ただいまー!」

元治・マツ・蒼「「「おかえり!」」」


蒼星石とお話したいんジャー【完】