マ「話って何でしょうか、義姉さん。」
翠「だからその『義姉さん』って呼ぶなと言う為におめーを呼んだですぅ!」
ドアの隙間から覗く蒼星石、声はあまり聞き取れない。
蒼(翠星石…、マスターに話ってなんなんだろう。)
翠「だいいち、てめーみたいなデカイ弟をもった覚えはないですぅ。」
マ「いや、将来そうなるかなぁ、と。」
蒼(将来…? マスターはいったい何を…!)
翠「このボケ人間、あんまり調子にのるんじゃねーですぅ!」
マ「そんな、義姉さん、カンベンして下さいまし。」
翠「てめーは健忘症ですか! 『義姉さん』って言うなって何度も…! もう我慢の限界ですぅ! 覚悟するです!」
マ「あぁ! そんな義姉さん! 暴力はいけません! イジメカッコワルイ!」
蒼(あぁぁぁぁぁ!? 翠星石がマスターに飛びついた………!?)