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  酒の回ったマスターが呆けていると、部屋の鏡が輝きを放つと同時に翠星石が叫びながら現れた。
 翠「蒼星石ー、聞いてくれです。ジュンの奴ときたら真紅ばかり・・・!」
 マ「あ、翠星石いらっさ~い。」
 翠「酔っ払いは引っ込めです。翠星石は蒼星石に話すことがあるです。」
 マ「だめー、蒼星石はずうっと僕と一緒にいるんだ~♪」
 翠「お前は一人で酒でもあおってろです!」
 マ「うぐ!?」
  翠星石がビール瓶をマスターの口に突っ込んでむりやり飲ませてしまう。
 蒼「だ、だめだよ!もうマスターは限界・・・。」
 マ「ぷはぁ・・・こらー、いくら双子の姉だからって蒼星石は渡さないぞー!!」
  蒼星石をしっかり抱きしめる。
 翠「人間なんて嫌いですぅ。蒼星石と話をさせろです!」
  庭師の如雨露を取り出すと容赦なく殴りかかる。
 マ「わ、人間相手に如雨露でどつかないでよ!」
 翠「こいつめ、こいつめ、蒼星石を放せです!」
 マ「くそう、マスクドフォームでは分が悪い。・・・キャスト・オフ!!」
  蒼星石を下ろすと素早く服を脱ぎ捨てる。
 翠「こ、こら!下まで脱ぐなです!!」
 蒼「マ、マスターったら、早く服を着て!」
 マ「わーん、カブトホーンが立ち上がらないよー!・・・ぐぅ。」
  一人で大騒ぎしてそのまま眠りに落ちてしまう。
 翠「オヤジ丸出しに豹変してましたね・・・。」
 蒼「はぁ・・・この分じゃまた明日は記憶が飛んでるんだろうな。」
 翠「へ、こいつこんな事しでかして覚えてねえですか?」
 蒼「そうみたい。昨晩もそうだったし・・・。」
 翠「・・・・・・ほぉ。」
  翠星石がつかつかと眠りこけているマスターに近づく。
 翠「ていっ!!」
 マ「ぐえっ!?」
  いきなり蹴りをかます。
 蒼「ちょっと、マスターに何をするんだ!」
 翠「さっきの仕返しですよ。それと人間代表で償いをさせるです。」
 蒼「償い?」
 翠「チビ人間たちにはいつもストレスを溜めさせられてますからね。そのお返しです。」
  そう言いながらも蹴る足は止めない。
 蒼「やめるんだ!マスターに罪はないだろ!」
 翠「そうですかぁ?こいつは悦んでるみたいですよ?」
  マスターの股間はわずかではあるがさっきよりも元気づいていた。
 蒼「・・・そんな事無い!」
 マ「痛いってば!もうやめてよ・・・。」
 翠「ほれほれ、だったら世界で一番美しいのは誰か言ってみろです。」
 マ「え、それは・・・。」
 翠「翠星石ですよね、チビ人間?」
 マ「・・・違う。」
 翠「言えば蹴るのはやめてやりますよ。それともお前も真紅の方が上だと思うですか?」
 マ「いやだ、自分の世界で一番は蒼星石だ!」
 翠「・・・お前がそう思うのは自由ですよ。今はとりあえず翠星石と言っておけです。」
 マ「断る!絶対に曲げるもんか。そうじゃないと蒼星石が自分に自信を持ってくれない!」
 翠「強情ですね。・・・それともこうされると気持ちいいからですか?」
 マ「そんな訳ないだろ!」
 翠「へえ、じゃあこれはなんですか?」
  翠星石の足が股間を踏む。既にそこは腫れ上がっていた。
  たまらず蒼星石が叫ぶ。
 蒼「もうやめて!マスターが・・・かわいそうだよ。」
 翠「蒼星石もやってみたらどうですか?こいつはなかなか楽しいですよ。」
  翠星石が足をどけながら言った。
 蒼「何を馬鹿なことを言うんだ!そんな事・・・。」
 翠「このままじゃこいつが辛そうですよ。世界一美しい蒼星石が昇天させてやれです。」
 蒼「できないよ・・・。」
 翠「まあまあ、どうせこいつは覚えて無いんですよね?だったら一度チャレンジしてみるですよ。
   案外こいつも大喜びしてくれるかもしれませんよ?」
  そう言って蒼星石の背中を押してマスターの方へと連れて行く。
 蒼「・・・ビクビクして、なんか苦しそう・・・。」
 翠「ですよね。だから蒼星石が楽にしてやるです。」
 蒼「でも・・・どうやって。」
 翠「簡単ですよ。こいつはド変態ですから思い切り踏みつけてやればいいです。」
 蒼「まさか、そんなことで!」
  そうは言いながらも蒼星石は右足を上げていた。
 翠「それでいいですよ。そのままその足をあそこに下ろしてやれです。」
 マ「うっ!?」
  足を置いた瞬間、マスターのうめき声がした。
 蒼「やっぱり・・・苦しんでるんだ。もうやめよう?」
 翠「よく聞くですよ。こいつは悦んでるです。ほら・・・。」
  翠星石が蒼星石の足に手を当てて、リズミカルに上下させる。
  それに呼応するようにマスターが声を出す。
  確かにそれは苦痛以外のニュアンスも含んでいるようだった。
 マ「あ、そ・・・蒼星石・・・。」
 翠「ほれ、こいつも嬉しそうです。・・・蒼星石も楽しくないですかぁ?」
 蒼「ああ、マスター・・・・・・ごめんね。」
  その言葉と共にぐっと体重が乗せられた。
 マ「ううっ・・・!!」
  あっさりとマスターが果てる。
 翠「きたねえ花火ですね。」
 蒼「マスター・・・。」
 翠「さて、まだまだいきますか?」
 蒼「・・・・・・。」
  蒼星石は深刻そうな表情で黙ったままだ。
 翠「どうしたです、やっぱり蒼星石は楽しくねえですか?」
 蒼「・・・ふふふ、そんなことないさ。なかなか楽しいよ、翠星石。
   今度はマスターに何をしてあげようか考えてたんだよ。」
 翠「その意気ですよ。こいつに双子のコンビネーションを味あわせてやるです。」
  そう言うと今度は二人がかりでマスターを攻め始めた。





  ・・・
  ・・・・・・
  ・・・・・・・・・
  うーーーむ。なんだか頭がズキズキと痛い。それどころか体のあちこちが痛い気もする。
  目を開けると蒼星石と翠星石の二人がこちらを見下ろしている。
  心なしかなにやら不安げというか複雑そうな面持ちだ。
  げぇっ!?しかも気づけば自分はパンツ一丁ではないか!!
 マ「ま、ま、まさか二人に変な事した!?」
  二人がしばしこちらをじっと見ていたが互いに顔を見合わせてほっとしたように笑うと言った。
 蒼「まさか、何もしていないよ。マスターが無事で良かった・・・でもやっぱり記憶は無いみたいだね。」
 翠「そうそう、“お前は”何もしてねえですよ。安心しろです。」
 マ「そっか、それなら良かった。」
  ホッと胸をなでおろす。
 蒼「だけど・・・これはまだまだ訓練が必要だね。」
 翠「ですね、翠星石も手伝うですよ。」
 マ「え、でも・・・。」
 蒼「あんな有様じゃあ、とても外でお酒なんて飲ませられないよ。」
 翠「酒を飲んで飲まれてやがりますからね。蒼星石一人では荷が重そうですから手伝うですよ。」
  二人が大真面目に言う。
 マ「お願いします。・・・面目ない。」
  こちらがそう言うと、二人がまた笑顔で見つめあった。どこか、妖しげな笑みの気がした。