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 白「

  全選手入場!!


  アリスは私のもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり斬るだけよぉ!!
  ローゼン・メイデン第一ドール 水銀燈


  超一流策士の超一流の作戦だ!! 生で拝んでオドロクかしらッ
  楽してズルしていただきだ!! 金糸雀!!!


  庭師の仕事はどーしたッ ジュンへのツン 未だ消えずッ!!
  伸ばすも枯らすも思いのまま!! 翠星石ですぅ!!!


  接近戦だったらこの人を外せない!! 超A級庭師 蒼星石だ!!!


  紅茶の本場は未だイギリスにある!! 私を驚かせる人間はいないのだわ!!
  第五ドール真紅だ!!!


  仲良くなりしだい登りまくってやるのー!!
  うにゅー大好き代表 雛苺だァッ!!!


  加えて能力使用に備え超豪華なミーディアムを4名御用意致しました!
  引き篭もり 桜田ジュン!!
  新人類OL 草笛みつ!!
  東洋の病人! めぐ!

  ……ッッ  どーやらもう一名は素性が隠されている様ですが、判明次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 」

 マ「隠してへん、隠してへん。」
  まあわざわざアピールする必要もないんでこのままでもいいか。
  珍妙なアナウンスと共にみんながしぶしぶ入場する。
  さっきの嫌な予感の正体はこの入場の事だったのかもしれない。


 白「えー、じゃあ開会式を始めたいんで皆さん整列して下さーい。」
 真「ちょっと、まずあなたが何を企んでいるのかを明かしなさい。」
 白「それではまず今回の目的を発表します。今回皆さんにお集まりいただいたのはこれを争奪してもらうためです!」
  そう言って示されたのは小さな、上半身だけのマネキンだった。
  何か変わった服を着てはいるが、特にシャレたものでもないし、そもそも女の子用ではなさそうだ。
  あんなものをこの薔薇乙女さんたちが欲しがるとも思えないが・・・。
 真「ああっ、あれは!くんくんがかつて一度だけ死を覚悟したときに着た戦いの探偵装束!!」
 マ「流石だな真紅。・・・だけど戦いの探偵装束って一体何なのさ?」
 真「くんくんが言うには、あれは東洋の神秘・仙道というもので作られたそうで、身につけていると・・・・・・」
  延々と真紅の解説が続く。次第にくんくんの素晴らしさと真紅の愛がいかに気高きものかに脱線してきた。
 真「・・・・・・と、いう訳なのだわ。」
 マ「ああ、そうだったんだ、ありがとう。」
  結局、教えてもらってもさっぱり分からなかった。
 真「それでなぜあなたがあんなレアモノを持っているのかしら?商品として製造されてはいないはずよ。」
 白「バイト先のコネで特注して作ってもらっちゃいました♪もちろんドールサイズですよ。」
 真「そう・・・面白そうじゃないの。私は参加させていただくわ。」
 銀「あらぁ、真紅が参加するのなら私も出るわよぉ。簡単には優勝はできないものと思うのねぇ。」
  世の常ながら、こういったものの価値は好きな人以外には分からないようである。
  ともあれなにやら熱い戦いの予感がしてきた。他のメンバーもなんだかんだでやる気になったみたいだし。
 白「成り行きで開会の挨拶もなしになっちゃいましたが、このままルール説明の方に移らさせていただきます。

   ・各種目で順位や結果に応じた得点を獲得できます。それぞれの種目で最下位の方は脱落です。
   ・能力の使用は自由ですがミーディアムが力尽きたらその時点で即失格になります。
   ・全四種目が終了した時点での勝ち残りのうちで得点が最多の方が優勝です。
   ・得点は、基本的には1位 100点、2位 50点、3位 30点、4位 10点、5位 5点 とします。

  あと、あなた方のお父様からの伝言で、ローザミスティカの奪い合いはご法度だそうです。
  こんな下らないお遊びと神聖なアリスゲームを一緒にするなと釘を刺されました。
  信じるも信じないもご自由に・・・。ルールに関しましては以上です。」
 マ「はい質問。」
 白「なんですか?」
 マ「ミーディアムを共有していると不利じゃない?」
 白「正直そこまで能力を多用する事は無いと思いますが、一応そういった事にも配慮はしてみました。
   個人競技は当然個人参加ですが、団体競技ではチームで参加してもらい、得点や脱落を共にしてもらいます。
   もちろん競技の性質上、複数人いた方が有利な展開が予想されるようにはなっています。」
 翠「そうすると優勝するのはあくまでも個人で、って事ですね?」
 白「はい、そういう事になりますね。えーっと、他にも質問がありましたら今のうちにどうぞー。」
  会場は静まり返って他に質問をする者はいない。
 白「ではこれで『チキチキ!薔薇乙女だらけの大運動会!!秋の祭典スペシャル』の開会式を終了させていただきます。」
 マ「なんとも微妙なネーミングだな・・・。」
  何はともあれ、こうして薔薇乙女たちによる大運動会が幕を開けた。