(設定:アニメ1期が終わった後ぐらい)
うららかな日差しの中の、ある日の柴崎時計店にて。
おじじと蒼星石が、居間で仲良くほうじ茶を飲んでいます。
すると、ふと思い出したように、おじじが蒼星石に言いました。
「のう、蒼星石。久しぶりにあれを着てくれんか」
「えっ、…あ、あれですか…おじいさん。…わ、わかりました…」
蒼星石はちょっと困ったように、うなずきました。
おじじはニコニコしながら、古びた男の子用の服を持って来ました。
「そ、それじゃあ、着替えてきますね…」
苦笑いしながら、蒼星石は奥の部屋へ行き、ふすまを閉めました。
衣擦れの音がして、しばらくして…
「お、お待たせしました…」
ふすまが開いて出てきたのは、カズキ君の服を着た蒼星石。
「…お、おぉ、おぉぉぉぉぉ!! カァズキィィィィィイイイイイ!!!!」
涙を滝のように流しながら、ぐわしっという勢いで蒼星石に抱きつくおじじ。
完全に我を忘れているようで、蒼星石は苦笑しっぱなしです。
「こんにちは~ですぅ、遊びにきたですよ~……って、人の妹に何してるですぅ! この変態おじじ!」
「カズキィィィィ~~~~」
そこへ翠星石がやってきて、大声で文句を言っても、もはやおじじには届かない様子。
「マスターを悪く言わないで、翠星石。月一回はこうしないと、元気が出ないんだって」
「蒼星石はおじじに甘すぎですぅ! やっぱり連れて帰るですぅぅ!!」
今日も柴崎時計店は平和なのでした。

おしまい。



次回、「ドキッ! おじじと蒼星石のト・キ・メ・キ☆契約シーン」をお送りいたします。お楽しみに♪