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「ん?どうした蒼星石、かじりつくようにテレビを見て」
蒼「あ、マスター、あの・・・」
テレビの声「栄養満点くんくんソーセージ!
いまならくんくん探偵ソーセージでくんくんフィギュアが当たるよ」
「ああ、そういうことか」
蒼「あの・・・その・・・」
蒼星石はもじもじしながら上目使いで俺を見つめている
「わかった。明日帰りにくんくんソーセージ買ってきてやるよ」俺がそう言うと蒼星石は
「えっ!?本当マスター!?やったー」と喜び俺の足に抱きついて来た

翌日
「ただいまー」俺は買ってきたソーセージ入りの袋をぶら下げ玄関の扉を開く、すると
蒼「おかえりなさーい!」
蒼星石がいきなり飛び付いて来た。どうやらずっと玄関で待っていたようだ
蒼「マスター、あの・・・昨日のアレは・・・」
「ああくんくんソーセージかここにあるぞ」そう言って俺は近所のスーパーの袋を見せる
蒼「わあ」蒼星石の目が輝いている
「よいしょっ」そして俺は台所まで蒼星石を抱きかかえて行き、
袋の中からソーセージを取り出し蒼星石に手渡す

すると蒼星石はソーセージの箱を見て何かに気付いたように言う
蒼「ねえマスターくんくんフィギュアは?」
蒼星石はくんくんフィギュア写真の箇所を指でさしている。
「えーっと、どれどれ・・・バーコード5枚で1口・・・・」
蒼「どういうこと?」首を傾げている
「・・・つまり応募したら数ヶ月後家に来るかもしれないって事だ」
蒼「えー買った人全員に貰えないの?」涙目になって蒼星石は俺を見上げる
「いや、まあたくさん応募すればきっと当たるよ」
蒼「そうかな・・・」蒼星石はしゅんとして下を向いてしまう
「明日も買ってくるから・・・な?」
「うん、ありがとうマスター」そう言って蒼星石は俺に抱きついてくる

~数ヶ月後~

ここ数日蒼星石がそわそわしていたので聞いてみた
「どうしたんだ?蒼星石」
蒼「え?マスター忘れたの?マスターがくんくんフィギュアが来るなら5月下旬だって言ってたじゃない」
「・・・あ!」
そうだった思い出した。確か数ヶ月前にくんくんフィギュアを当てるために
ソーセージを大量に買って応募したのだった。
蒼星石のためとはいえ数週間ソーセージ漬けという
地獄のような記憶を完全に記憶から消していたのを今思い出した
「ああそういえば『5月下旬発送』って書いてあったな」
蒼「うん。まだかな~♪」
「まああれだけ出せば当たるだろうな・・・って今日は5月31日かよ、来るなら今日か・・・!?」
蒼「wktk」
「蒼星石そんな言葉どこで覚えたんだ!!!!!1111」

ピンポーン

蒼「きたーーっ!ねえマスター、早く見てきてよ!マスター!」
「はいはいそんなに急がなくても大丈夫だから」
俺はゆっくりと立ち上がる
蒼「マスター、早くしてよー!」
そう言いながら蒼星石は俺のおしりを手で押して玄関へ向かわせる

玄関に向かうと案の宅配便の人が来ていた。
そして受け渡されたものを受けとりサインすると蒼星石の待つリビングへと帰る
「ほら、見てみろこれ」
俺は興奮気味に蒼星石にさっきの荷物を見せてみる。
そこにはしっかりと『蒼星石 様』と書かれていた。
蒼「わあ、これ、僕にだよね、開けていいんだよね!」
「もちろんだ」
俺がそう言うと蒼星石は包みを開けて箱の蓋を開けた
「わああ、くんくんのフィギュアだ」
蒼星石は俺の首もとに抱きついて言う「ありがとうマスター、大好きだよマスター」
「俺もだ蒼星石」
俺も抱き締める

そう言っている俺の後ろではテレビCMが流れていた
テレビの声「栄養満点くんくん探偵ふりかけ、
今ならくんくん探偵等身大縫いぐるみが当たるよ!」