…目をつぶっていてもまばゆいのが自然と分かる。鳥の鳴き声が辺り一面に響き渡る。
今は…6時位だろうか。
「…マスター?ねぇマスター起きてよ…」
「うん…?なんだ…蒼か…どうした?」
「朝食が出来たんだ。」
「朝食?…いつもとくらべて随分と早いけど…」
「たまには朝早く食べなきゃ。ねっ?」
その顔を覗き込む可愛い顔で完全に目が覚めた。
「…うん…たまにはいいか。んじゃ食べるよ。」
「分かったよ。用意するからすぐ来てね。」
バタン
慌ただしく蒼は出ていった。
にしても珍しいな。
こんな朝に。いつもはだらけて8時位だが。
まぁ早起きして損する事も無いし…いいか。
その時一階からマスターと声がする。

待たせちゃ悪いしな。急ぐか。
トントン
ゆっくり階段を降りる。
「あ、マスター。じゃあ軽めにしておいから食べてね。」
テーブルの上にはご飯と味噌汁に…味付海苔にたくあん、日本らしい食事だった。
「やっぱり朝は軽い方がいいな。」
マスターは椅子に座る。
「まずご飯かな。」
マスターは海苔とたくあんをご飯をご飯に乗せ、口の中に運んだ。質素ながらも落ち着いた味だ。

「蒼、おいしいよ。ありがとう。」
「そう言ってくれると嬉しいよ。」
ふう、美味しかった。
次は味噌汁か…なんだろ…なんか飲む気になれないな。
まぁ元々猫舌だし。
「蒼~これは後で飲むよ。」
椅子を後ろに動かし、席を立った。
「マスター…ちゃんと飲まなきゃダメだよ。」
蒼が瞬時に反応する。
まぁせっかく作ってくれたんだしな。
マスターは席に戻り、味噌汁に口をつける。
「…………ふふ…」
「…?…どうした?何か面白い番組でもあったか?」
「ふふ…はは…この笑みは作戦成功の証だよ…」
「え?どういうこ…と…?」
なんだ?体が言う事をきかない…
「…痺れ薬だよ…あとおとなしくさせる薬もちょっとね。」
「な…まさか味噌汁に…」
「そうだよ…味噌汁に薬を忍ばせておいたんだ…席を立った時はひやひやしたけどね…まぁ飲まなかったら僕の力で身動きさせなかったけど…でも朝だし、僕がちょっと疲れちゃうからね。
…マスター…これはもうこういう運命だったんだよ…」
「蒼?どうしたんだ…目が怖いよ…何か欲求不満なのか?」
「とっても不満だよ…その原因はマスター…あなただよ…」
「な…何故!」

「それはね…僕はまだマスターの本当の顔を見て無いんだよ…喜びとか怒りとかそういう表情は見て来たけど…もっと見てみたい表情があるんだ…」
「そ、それは…?」
「快感に悶えるマスター…」
「そ、蒼?それは…止めた方がい」
「嫌だよ。見てみたいんだから…マスターの事…たくさん知りたいから…」
蒼はだんだんと体がほてっているような表情をし始める。
マスターは薬のせいか、何もできない。逃げる事も力を加える事も。あるのは言葉、それだけ。
「蒼!…それは…やめ…」
「手始めに…」

「!!!そこ…は…掴む…な…」
「…あれ?段々大きくなって来てるよ?ねぇマスター?」
余裕を持たなきゃ…
「…そ、蒼。さっきのは冗談で、俺は全然平気だ。そんな事されても全く、ね。」
「これをやられても?」
蒼は手を動かしながらマスターの様子を伺っている。
「へぇ…そうなんだぁ…」
そう言うと蒼は手の位置を変え、激しく動かす…
「あ、あぁ…ひゃ…だ…大丈夫…」
「これでも?」
「……」
どんどんマスターの顔から余裕が無くなる。
「…なら…」
蒼はマスターの顔を舐め始めた。
「そ…蒼…」
「なぁにマスター?平気なんでしょ?」

「く…あぅ…」
「…下もしごいてあげる…」
マスターの体中にはすでに快感が行き渡っていた。
「く…ぅ…蒼…許して…」
「やっと降参した…ふふ…ご褒美に…もっとやってあげる…」
「…ひぐっ…」
「あぁいいよ…その表情…僕の前では見せてくれない…ふふ…もっと見させてマスター…」
そう言うと、蒼は立上がり…
「がはっ…!…蒼…ふ…む…な…」
「口が減らないねマスターは…せっかくいい気分なのに…そうだ…目隠しして…」
蒼はいつの間にかアイマスクを手に持っていた。
「こうすると…人って恐怖に満ちるんだよね…見えないから…あはは!ゾクゾクしてきたぁ…」
マスターの視界はほぼ無いだろう。
「じゃあ…改めて…これを…踏んであげようかぁ…ふふ…」
ググッ
「…!!…」
「見えないから怖いでしょ?ふふ…もう一回…」
ググッ
「ひゃあ!ひゃうぅ…」
「良い声だよ…ふふ…さて…目隠しとってあげる…」
「ふふ…可愛い…マスター…でも…まだ終わってないよ?」
「ま…だ…?」
「うん。まだ逝ってないもんね。マスター。」
「もう…いいよ…」
「ダメ。僕がマスターをしっかり苛めておかなきゃね。
さて…蹴ってあげるよ…おやすみマスター…」
ドゴッ
「はぅぅ!…ぁあ…」
「可愛いなぁ…その表情…尽きた顔だ…ふふ…やっといろんなマスターが見れたよ…あはっ…なんか癖になっちゃったかも…ふふふ…あのマスターの顔を思い浮かべるだけでゾクゾクするなぁ……今度からはもっと苛めてあげなきゃ…あは…次も…楽しみ…だなぁ…ふふ…」