昼下がりの心地よい時間に俺は蒼星石と一緒にベッドで抱き合って寝ている形になっている。
蒼星石は可愛い寝顔で規則正しい鼾(いびき)をかいていた。
なぜこうなってしまったんだろうかι

~事の始まりはこうだ~

蒼星石.[マスタぁー?
あれ?何処に行ったんだろう…
今日仕事が休みだから沢山遊んでくれるって言ったのに…]

~昨日の事~

.[久々の休みだから明日は蒼星石とめいいっぱい遊ばないとなぁー♪]

蒼星石.[ぇ?それ本当なのマスター!?]

蒼星石が目をキラキラ光らせて言い寄ってきた。

.[おιおぅ!

マジもマジおおマジ~♪ 最近仕事頑張ったから上司が休暇くれたんだよ。]

蒼星石.[な!なら今日は明日に備えてもう寝なくちゃ!
マスターお休みー!]

ガチャ!

蒼星石は鞄の中に入って眠ってしまったι

.[おιお~いιまだ18時34分だぞι…]


しかし鞄からは返事が無い。

.[ったく…ι

まぁそういう所も可愛いんだもんなアイツ♪
さてと…俺も風呂に入ってご飯食べたら寝るとするかな…]

―――――――――――――――――――――――――――

.[あー!いい湯加減だった♪

明日蒼星石をびっくりさせてあげなきゃな(笑]

は明日の日に○印が付いたカレンダーを見つめながら意味深に含み笑いをしながら言った。


.[それじゃ…お休み蒼星石…]


パチ

部屋は闇に包まれて***は夢の世界へと誘われた。

チュンチュン…チュンチュン…

蒼星石.[うう…ん…]

蒼星石は小鳥の囀(さえずり)りによって目を覚ました。

蒼星石.[マスタぁー?
あれ?何処に行ったんだろう…]
いつもはベッドに寝て居る筈の***の姿は蒼星石が起きた時には無かった。

オッドアイから綺麗な雫がポタポタと床に落ちていく。

ガチャ!

蒼星石はいきなり開いた扉にビクッと体を震わせた。

.[ハァハァ…あー ちきしょぅι

遅かったかι]

蒼星石.[ま…マスター…

!! 何処に行ってたの!?
昨日の約束忘れて何処かに出掛けに行ったんだと思ったじゃんか!…本当に…心配したんだよ…?]

再びオッドアイから流れる涙を見て***は蒼星石を抱き締めて

.[ごめんな?

どうしても今日"コレ"を渡したくてさ…今日じゃないと意味ないしι]

は顔を赤くさせながらも小さい紙に包まれている物を取り出して蒼星石に渡した。


.[き!今日蒼星石が家にきて一年じゃん///?

]
蒼星石.[え…マスターは覚えててくれたの?]
蒼星石は涙ながらも***に問いかけた。

.[当たり前だろ?

こんな些細な事でも、俺にとっては凄く大切な事だからな…

有り難う。俺を選んでくれて。
蒼星石が来なかったら俺はずっと1人だったかも知れないしな…]

.[マスター…

ううん…お礼を言うのは僕の方だよ…
有り難うマスター
人形の僕を気味悪がらずに家に置いてくれて。]
そう言いながら蒼星石は貰った指輪を指にはめた。

蒼星石.[凄く綺麗だよ…
有り難うね?僕の一生の宝物だよ!]

.[どう致しまして♪]

笑顔の蒼星石に笑顔で応えた。

蒼星石.[でも…
少なからず僕はマスターの事を心配損した訳だよね…?フフ…]

.[ぇι

まぁそうなるけど…でも不可低力じゃないかとι]

蒼星石.[言い訳はいけないよマスター!]
罰として今日は僕とお昼寝しよ?]

――――――――――――――――――という訳だι

まぁ罰でも何でもないしなこんなの♪
どちらかと言うと俺が特してるしな♪