蒼「マスター、もう10時だよ。起きて。マスター。」
マ「ねむ~い。嫌だ~・・。」
蒼「いつも休みの時は夜更かしばっかりして・・・・、マスター!」
マ「分かった、起きます・・、起きま・・・ぐぅぐぅ・・。」
蒼「マスター、また眠らないでよ!(タオルケットを剥ぎ取る)」


マ「ふぁぁぁ・・・、眠い・・・、ふぁぁぁ・・。おはよう蒼。」
蒼「おはようって・・・、もう10時だよ。マスター。」
マ「まだ10時じゃないか。やっぱりもうもうひと寝いり・・・・」
蒼「駄目!マスターっ!。それじゃあ、僕が起こした意味ないでしょう!」
マ「ごめん、ごめん。じゃあとりあえずシャワー浴びてくる。」
蒼「うん、わかった。僕はその間朝ごはん作っておくね。」
マ「ん・・・、あれ?蒼星石、まだ食ってなかったの?」
蒼「そうだよ。おかげでお腹が鳴りそうだよ。マスターがいつまでも起きないから・・・、もう!」
マ「先に食べてて良かったのに、わざわざ俺が起きるのを待つなんて・・・律儀だなぁ。」
蒼「一緒に食べないとマスター僕に隠れてお残しするでしょ。野菜とか魚とか・・・」
マ「いーじゃん。残しても。苦手なんだよ、野菜とか、魚とか・・。」
蒼「駄目駄目。普段の食生活をきちんとしないと、健康な体を保てないよ。」
マ「だけど嫌いな物を我慢して食べるなんて、健康な心を保てないぜ。心の心理状態と身体に直結しているっていうし・・・。
  だから好きな物を食べて、心の状態を快適にする。そうしたら体も同じように健康になる。・・・なっ?」
蒼「マスターの場合、好きな物ばかり食べるから問題なのっ!別に嫌いな物ばかり食べてって言っている訳じゃないんだから・・・。
  ああ、もう!言ってる傍からまた眠ろうとしないでよ!・・・、早くシャワー入って目を覚ましてきてっ!」
マ「イエス、サー、イエス。・・・ふぁあああ・・・。バタン(風呂場に入る)」
蒼「・・・はぁ・・・。まったく・・・。・・・・僕って、やっぱり、卑怯・・・だな。
  マスターの健康を気を使っているみたいに言って・・・・。・・マスターの食生活は心配ではあるけど、
  本当は、ただ、僕が独りでいる事が・・・嫌なだけ・・・なのに。(目を陰らせる)」


マ「いっただっきまーす。」
蒼「いただきます。」
マ「・・・げぇ!。人参っ!・・・・あの・・・蒼星石・・・。」
蒼「そんな目で見ても駄目!。ちゃんとマスターが好きなハンバーグも有るんだから一緒に食べて。」
マ「・・・ううう・・・。分かったよ。うぇw、うぇw。」
蒼「飲み込まないでちゃんと噛んでよ。マスター。」

マ「ふぅ~何とか食べきれた。ご馳走様。蒼星石。」
蒼「うん。どういたしまして。ちゃんと全部食べたね。フフ・・・いい子だね。マスターは(ニッコリ)」
マ「そんな、子供をあやす様な目で見ないでくれよ。蒼星石。一応俺だって大学生だぜ?」
蒼「あ、(嫌だったかな・・・)・・・・ごめんね。マスター。」
マ「あれ?・・、あ、いや、謝られるほどの事じゃないから別に謝らなくともいいけどさ・・、それより俺もごめんな?。」
蒼「え、何でマスターが謝るの?。」
マ「だってさ、俺が寝ている間、ずっと食べていなかったようだし・・・、腹減っていただろ?、
  何か待たせてしまってごめんな。」
蒼「そんな、僕の事は大丈夫だよ。気にしないで・・・(微かな微笑み)」
マ「いや、このままじゃ俺の気が済まないし・・、お詫びに何かあったら言ってくれ。」
蒼「お詫びだなんて・・・、大した事じゃないから気にしないで・・・ね?・・・・」
マ「そっか・・・、じゃあ。蒼星石栗羊羹好きだっけ?それ買って来る。不死屋の飛びきりの奴をな。(立ち上がる)」
蒼「ああ、ちょっと、待って。(マスターの服を掴む)」
マ「おろ?・・・。え、と。どうした?蒼星石?。」
蒼「マスターが何かしてくれるって言うなら・・・僕を・・、だ、抱っこしてくれないかな?」
マ「はい?抱っこ?」
蒼「あ、・・・マスターが嫌ならいいけど・・。」
マ「嫌じゃないけど・・・、そんなもんでいいのか?。抱っこって?」
蒼「うん。え、と、その・・。僕達ドールは抱っこされるととても心地がいいんだよ。だから・・・、ね。」
マ「フ~ン。そんなものなのかぁ・・・」
蒼「そんなものなんだよ、マスター。」
マ「OK。それじゃあ、おいで蒼星石。(前屈みになって腕を伸ばす)」
蒼「うん・・。有難う。マスター。(マスターの腕につかまる)・・・うん、このまま膝の上に乗っていていいかな?」
マ「別にいいよ。ほい。」
蒼「有難う。フフフ・・。(暖かい・・・)」