マ「あぁ…今日も雨だよ」
蒼「最近雨ばかりだねー。」
マ「はぁ…ごめんな今日一緒に出掛けるって約束してたのに…」
蒼「ううん。マスターのせいじゃないから気にしないでよ。雨なんだから仕方ないさ…」

マ「…(口ではああ言ってるけど…蒼、この日を楽しみにしてたもんなぁ…あぁ、蒼涙目だし…)」

マ「あ!そうだ!!」
蒼「わ! 急に大声だしてどうしたのさ;」
マ「ふふふ…ちょっと待っててな」

そう言って俺は庭にある物置へと足を運んだ

マ「埃臭;…えっと…これ、じゃないし…これでもない……お!あった!これだこれ!!」

そしてある物を見つけ出した俺は蒼の元へと戻った

蒼「マスター?何してきたの?」
マ「ジャジャーン!これなーんだ!!」
そういって俺は手に持っていた物を蒼の前に広げた

蒼「…あ!それって…」
マ「そう!ウェディングドレース!(人形用)(パチ☆パチパチ☆)」

蒼「うわぁー…綺麗だなぁ…」
譫言のように呟く蒼に俺は
マ「蒼着てみてくれない?」

蒼「∑え!僕が!?」

マ「うん。凄く似合うと思うんだけどなぁ。」
蒼「ぅー;マスターがそういうなら…」
蒼星石にウェディングドレスを渡し着替えて貰った

そして10分後…
蒼「ま、マスター;僕おかしくない;?」

声がした方を振り向くと…そこには純白に包まれた蒼星石が立っていた
マ「……」
蒼「や、やっぱり僕には似合わない…かな?」
悲しそうに両目のオッドアイをふるふる震わせながら俺を見つめる蒼星石

マ「グレート…」
蒼「え?」
マ「想像以上だよ蒼星石…凄く可愛いよ。」
蒼「ま、マスターにそう言って貰えて嬉しいよ!ありがとう!」

マ「所で相談なんだが、今日からこれを着て過ごしては下さらんだろうか?」
蒼「ぇ;
こ、これを毎日着るのは少し恥ずかしいよマスター//」
蒼星石は照れくさそうに言うが、そうまんざらでもないようだ
マ「うーん…毎日は嫌か…なら!雨の日はウェディングドレスデーにしよう!!それなら構わないかい?」
蒼「う、うん!良いよ!!マスターこんな素敵な物を…有難うございました!」



ーそしてこの日を境に、雨を待ち望む俺が居たー