蒼星石と2ch


以前、俺は蒼星石にPCの履歴やお気に入りを見られエライ目にあった事がある。
それをふと思い出し、俺は仕返しをする事にした、今なら蒼星石も見ていない。
早速PCを立ち上げてネットに繋ぎ、蒼星石のお気に入りフォルダをチェックした。
料理・病気・ニュース・ガーデニングなど蒼星石らしいサイトが登録されている。
だがその中で異彩を放つ2chの「既婚女性板」を見つけた。
「既婚」という言葉に口元を緩ませながら、板内をチェックしてみた。
蒼星石が入ったスレの数は少ない、俺はアクセス痕をチェックしながら、dat落ちのスレも調べてみた。
すると、コテハン専用のpartスレに頻繁に入っている事が分かった。
せめてレスをしたのは誰かという事ぐらい分かるようにして安心したいのだろう。
早速現行スレをチェックして見ると、蒼星石は「LLS」という名でスレに参加していた。
恐らくは「Lapislazuri Stern」から考えたのだろう、俺はそのLLSの最新レスを見てみた。
夫への悩みを打ち明けた他の住人に反応したレスのようだ、内容は
「私の夫も特殊性癖があったり多面性な人だったりして困ります、お互い大変ですね。」
という物だった、注目するべきは「私の夫」という言葉だ。
蒼星石はちゃんと俺の事を夫と認識しているらしい、これでまた口元が緩む。

その時蒼星石が居間に戻ってきたので、一旦ウィンドウを閉じて証拠隠滅した。
「なぁ蒼星石、俺って特殊性癖の多面性人間か?」
さっきのレスに書いてあった事をそのまま質問してみた。
「えっ・・・な、なんのことかなぁ・・・・ハハハ・・・」
やはり覚えているらしく、あからさまに動揺している、ここでさらに追い討ち。
「それが俺の事じゃないって言うならお前の夫って誰だ?」
「うぅ・・・・見たんだね・・・・・ひどいよマスター・・・・・」
「観念したか、でも俺だって見られたんだからおあいこだぞ、ただ夫って言ってくれてありがとな。」
「それは・・・しょうがないっていうか・・・・その・・・・」
「変にごまかそうとしなくていいよ、本当にそう思ってるんだろ?」
「・・・・・うん・・・・」