蒼星石は本当に可愛い。だが、俺は蒼星石の困った顔も見たいと思った。そして…。

「マスター僕の帽子返してよお。」
「ふふ、返して欲しければ自分で取ってみろ。」
こっそり蒼星石の帽子を盗った俺はいたずらにそう言った。
「うーん。この帽子は俺にもなかなか似合うなあ、もらっちゃおうかなあ。」
「そんなあ。うう…」
そう言うと蒼星石はしゃがみこんで泣き始めてしまった。
「しくしく…」
(ありゃ、少しやりすぎたか?)
そう思って、俺は、蒼星石に近づいて謝ろうとした。
「ご、ごめんな。返すから泣かないでくれよ…」
その言おうと思ったとき…
「へへへ…。引っかかったな!マスt…」
ガンッ!!
「グエッ。」「いたっ。」
急に顔を上げた蒼星石の頭が俺の顎にクリーンヒットした。
「いててて…。マスター大丈b…。マ、マスター!?」
打ち所が悪かったのか俺は気を失ってしまっていた。

そんな、少し詰めの甘い蒼星石と、天罰が下ったマスターでした。