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しばらくして。蒼星石は身を起こした。
そして、その顔は無邪気な笑顔を浮かべていた。
「へへへ…ましゅたぁ…」
「蒼…大丈夫か?」
「ましゅたぁーー!!」
そう言って、蒼星石は俺に飛びついてきた。
「ましゅたぁ…あったかーい。スリスリ」
まるで猫のように甘えてくる。普段の蒼星石からは考えられんほど、積極的だ。
甘えられるのは嬉しいが、あまりの豹変ぶりに少し戸惑った。
「ましゅたぁ…なでなでしてー」
言われるがままに頭をなでなですると、すごく嬉しそうにしている。
「ましゅたぁ……すやすや…」
しばらくしていると、蒼星石は俺の体に身を預けたまま寝てしまった。

翌日。
「マスター。僕、昨日お酒飲んだ後の記憶がないんだけど…」
「そ、そうか。それより、体の方は大丈夫か?」
「うん。なんともないよ。それより。僕何かマスターに迷惑かけた…?」
「いや、何にもなかったぞ。うん、何にも、なかった。」
「…?。まあ、マスターがそういってくれるならよかった。でも、昨日は幸せな夢を見た気がする…。」
あまりの豹変ぶりだったので、蒼星石には、飲んだ後のことは隠すことにした。
言うと、恥ずかしすぎて、しばらく顔を合わせてくれないような気がしたし。
でも、これなら、時々飲ませるのもいいかなあ、とも思った。

 ---END---