今日も蒼星石の待つ我が家に帰りつき玄関を開ける
「お帰りなさい、マスター」
蒼星石の俺を呼ぶ声がどこからか聞こえてきた
見ると風呂場の扉が開いている。
そして「ぴちゃぴちゃ」と水の音も聞こえてくる
きっと風呂掃除をしているのだろう
俺は足音をたてないように部屋に入り、ゆっくりと近付く
そして風呂場に入り、いきなり声をかけることにした
まだ蒼星石は気付いていない。
「蒼星石いつもありがとう!」と驚かせようとした。
だが、蒼星石の行動に俺は逆に驚かされた。
蒼星石はビックリしてシャワーを振り回したのだ。
見ると蒼星石は自分でびしょびしょに濡れていた・・・
蒼星石はぷぅっと頬を膨らませて言った
「僕・・・マスターのせいでびしょびしょだよ・・・」
「ごめんごめん」と俺は謝り、蒼星石のもとへ歩み寄る
「あっ・・・そこはだめっ!」
俺はなんのことだか分からず足を踏み下ろす。その時だった
「あぁっ・・・」
ツルッ、ステーン!床に転がっていた石鹸を踏み、俺はずっこけた
「マスターッ!」
どうやら蒼星石はこのことを伝えたかったらしい
蒼星石は俺の名前を叫んでいた
「大丈夫だなんともない」俺は床の水で濡れた手を動かし蒼星石を安心させる
そして蒼星石は「はぁ・・・」と一息つきまた息を荒くして言い出す
「もう、危ないよ、マスターにもしものことがあったら僕・・・」
「僕・・・もう・・・マスターがいないと・・・」
「まあまあ、そう言うなよ、次から気をつけるからさ、ごめんな蒼星石」
そう言って濡れた手を再び動かし始める。
よく見ると濡れた部分はいつの間にか服全体にまで達していた
「あ、マスター・・・すごいよ・・・」
「ああ・・・風呂に入るか・・・蒼星石も一緒に入るか?」
「あっ・・・入れてくれるの?・・・」
「そんなに一緒に入りたいならな」ニヤニヤしながら蒼星石を見る
「・・・お願い・・・入れてよ・・・ますたぁ・・・」
「よし、じゃあ一緒に着替え取りに いきますか?いきませんか?」
「・・・いくっ!」
そして俺たちは一緒に風呂に入った
こうして俺は蒼星石の意外な一面をまた見ることができた。



    おわり










いいか、一行ずつ飛ばて読んだりするなよ
いいな!絶対だぞ!!