男(答え・・・か・・・)

男は布団の中、一人で考えていた。

自分は女のことがいまだに忘れられずにいる。連絡だってちょくちょくするし、女に彼氏ができたとは
まだ聞いていない。行動をおこすなら今しかない。しかし、双子のことも好きだし、なによりドールズに
対して恋愛感情を抱いても問題はない。少なくとも迷惑がられはしないらしい。別に一生独身でもそばにいてくれれば
それでよかった。でも女が気になるし・・・

出てくる答えは同じものがループするだけで、全く進展はなかった。

男(どうすりゃいいんだよ・・・)
男(女に告白して振られてから・・・いやいやいや、そんなのは二人に失礼極まりない!!)
男(・・・二人・・・?)
男(そうだった・・・双子じゃねえか・・・どっちか選ぶのか・・・)
男(・・・悩みがまたひとつ増えてしまった・・・)
男(あ~!!だめだ!!混乱してまともに考えられねえ・・・今日はもう寝よう・・・)



翠「お~き~る~で~すぅ!!」
男「眠い・・・」
翠「い~かげんにしろです!!!」

ガバッ

男「あ・・・おはよう・・・」
翠「な~にがおはようですか!!もう昼前ですよ!!」
蒼「まあまあ翠星石。マスターは遅くまでがんばってたんだからそんなに怒らなくても・・・」
翠「それはそうですけど・・・まだ明日の準備していないんですよ!?」
男「じゅん・・・び・・・?」
蒼「いいんですよ。お疲れのようですし、また今度の機会にでも行きましょう」

蒼星石の顔は笑っているが、どこか寂しそうだ。翠星石に関しては怒りを丸出しにしている。

翠「い~や~で~すぅ~!!たまにはどこかでリフレッシュしたいですよぉ!!」
男(あ・・・完全に忘れてた・・・二人を山に連れて行くんだった・・・)

男は高速で着替え二人の前に座る。

男「この通り俺は疲れていないさ!!さあ明日の準備だ!!」
翠「それでいいです♪」
蒼「ふふっ。マスター無理はしないで下さいよ♪」

二人がみるみる笑顔になっていく。

男「あの山、景色もいいし場所も行きやすいのになぜか穴場なんだよな」
翠「私達がいても人目につくことはないですし、翠星石たちの貸切みたいなもんですね」
蒼「でもなんだか僕達だけじゃもったいないよね」
翠「それもそうですねぇ・・・どうせ人間がレンタカー使うんですし、真紅たちも連れていってやりますか」
蒼「うん、最近ジュン君が忙しくて寂しそうだしいいんじゃないかな?あ、マスター人数増えてもいいですか?」
俺「ああ、かまわないさ。なんならドールズ全員集合でもいいよ」
翠「え・・・う~ん・・・蒼星石どうします?」
蒼「雪華綺晶と薔薇水晶はたぶんくるけど・・・水銀燈・・・くるかな?」
翠「一応声はかけておくですぅ・・・」
男「にぎやかになりそうだな。そうと決まればみんなを誘ってきておいで。俺がいろいろ準備しとくからさ」
翠「は~いですぅ♪蒼星石いくですよ」
蒼「うん♪」


二人はそういって鏡の中に消えていった。


男(本当ににぎやかになりそうだな・・・ま、二人ともうれしそうだったし、いいか♪)