仕事を終えて帰ってきた俺は、予想外の出来事に唖然とした。「お帰りなさいませ!ごっご主人様!!」ドレス姿で玄関で待ち構えていて、しかもこの台詞だ。「今日はご主人様のために、腕によりをかけてご飯を作ったんですにゃん♪」口調だけならノってるようだが、顔は火を噴きそうなほど真っ赤だ。「・・・どうした?酔ってんのか?」「そっ・・・そんな事ないよ!」「・・・とりあえず飯にしてくれるか?」「かしこまりました、ご主人様!」「そもそもなんでそんな格好してんの?」食事をしながら蒼星石に聞いた。「それは・・・パソコンでマスターのお気に入り見た時に・・・あったから・・・」「そうか・・・でも無理しなくていいんだぞ。」「あっもしかして気に入らなかった?ごめんねマスター!」「いや・・・そういう事じゃないんだけど・・・お前にはいつものままでいて欲しいし、それに、俺達の関係は主従じゃなくて夫婦みたいなもんだからさ。」「そんな・・・夫婦だなんて恥ずかしいや・・・でも・・・嬉しい。あっ、そうだマスター、それなら明日は『あなた、お帰りなさい』って言っていい?」「ああ・・・それならいいかもな。」 <?xml:namespace prefix = o ns = "urn:schemas-microsoft-com:office:office" />
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