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「マスターのお気に入り」(2006/04/26 (水) 00:36:32) の最新版変更点
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仕事を終えて帰ってきた俺は、予想外の出来事に唖然とした。
<span lang="EN-US"><br>
「お帰りなさいませ!ごっご主人様!!」<br>
ドレス姿で玄関で待ち構えていて、しかもこの台詞だ。<br>
「今日はご主人様のために、腕によりをかけてご飯を作ったんですにゃん♪」<br>
口調だけならノってるようだが、顔は火を噴きそうなほど真っ赤だ。<br>
「・・・どうした?酔ってんのか?」<br>
「そっ・・・そんな事ないよ!」<br>
「・・・とりあえず飯にしてくれるか?」<br>
「かしこまりました、ご主人様!」<br>
<br>
「そもそもなんでそんな格好してんの?」<br>
食事をしながら蒼星石に聞いた。<br>
「それは・・・パソコンでマスターのお気に入り見た時に・・・あったから・・・」<br>
「そうか・・・でも無理しなくていいんだぞ。」<br>
「あっもしかして気に入らなかった?ごめんねマスター!」<br>
「いや・・・そういう事じゃないんだけど・・・お前にはいつものままでいて欲しいし、<br>
それに、俺達の関係は主従じゃなくて夫婦みたいなもんだからさ。」<br>
「そんな・・・夫婦だなんて恥ずかしいや・・・でも・・・嬉しい。<br>
あっ、そうだマスター、それなら明日は『あなた、お帰りなさい』って言っていい?」<br>
「ああ・・・それならいいかもな。」
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