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ドライブインで休憩を取ってからさらに走ること一時間程度、ついに今回の旅行での宿泊地に着いた。
露天風呂つきの温泉宿だそうだがなかなか綺麗な建物だ。
黒「わ、私はここの付近で必要な手続き等をしておりますので何かありましたら、お・・・お気楽にお声掛け下さい!!」
・・・とてもじゃないが気楽に話しかけられる様子じゃあないな。
部屋割りは全員に個室が割り当てられた。
個室といっても一人用の狭っ苦しいものではなく、家族連れでも使えるような大部屋らしい。
これもひとえに閑期ならではの恩恵である。
ちなみにかつてこの宿は今は離れになっている建物で旅館を営んでいたそうである。
それを最近建て増ししてホテルにしたのだとか。
うらぶれた旅館の味わいも捨てがたいと思うのだが近代化とか地域おこしってやつだろうか。
その離れの方が人気も少なく蒼星石も落ち着けそうな気がするが、あいにくな事に新館側の部屋だった。
本来ならば当たりを引いたのだろうが、正直旧館になった人が少しうらやましい。
まあ結局は近くの部屋の人にばれないようにしなくてはだし、新館だって人は少ないようだからどっちもどっちかもしれない。
実際、今だって周囲にはいつものメンバー以外には誰もいないくらいだ。
マ「ふう、早く女装を解きたい。」
聞かれて困る人間がいないのをいいことに、ちょっと気を抜いて秘密を漏らしてしまう。
み「一応言っておくと駄目ですからね。」
マ「そうですね、この後はみんなで宴会ですからね。」
翠「酔って正体がばれなきゃいいですがね。」
周りの様子を窺いながら、翠星石も小声で話す。
マ「心配御無用。既に体育会系の飲み会で鍛えられたからね。」
の「あら意外。何をやってたんですか?」
マ「まあちょっとした格闘技系の奴を。」
ジ「へー、見かけによらず武闘派なんですね。」
金「文に長けたカナとは逆で武に長けてるのね。」
マ「全っ然!大学で4年やっただけで強くなれば苦労はしないよ。」
翠「へなちょこって訳ですか。」
マ「まあね、でも争い事なんて極力避けたいしさ、別にいいよ。」
雛「ねえねえ、それより“えんかい”って何するのー?」
雛苺が自分を抱いているのりちゃんに尋ねる。
の「宴会ってのはね、みんなで集まって飲んで食べて歌ったりして大騒ぎすることよ。」
雛「わー、楽しそうなのー!!楽しみなのー!!」
蒼「そうはいかないよ。今回はあくまで僕らはただの人形。参加はできないんだ。」
真「私たちは部屋で待機しているのだわ。」
雛「えー!?」
翠「そんな・・・せめてその場にいるぐらいしても罰は当たらねえですよ!」
ジ「目の前にごちそうがあっても大人しく我慢できるのか?こっそりつまみ食いする気じゃないよな?」
マ「誰か一人でもばれたら皆ばれたのと同じになりかねないんだよ。」
翠「う・・・それは。」
み「そうねえ、今日は他の皆もお人形は持っていかないだろうし、悪いけど今回は我慢してもらった方が・・・。」
やはり皆も汚す心配があるのか、見せ合いっこの時間は別に設けてあるそうだ。
金「くうっ、みっちゃんのためでもあるし我慢するわ!」
雛「えー!ヒナもえんかいしたいのーー!!」
真「雛苺、私たちはあくまでも優雅に過ごしましょう。
・・・宴会の時間、この地方ではくんくんを放映しているのだわ。ふふふ。」
雛「え、くんくん!?ヒナやっぱりくんくん見るのー♪」
マ「さすが真紅。抜かりのない。」
そんな他愛もない話をしていたら部屋の前についていた。
そこで他のメンバーに別れを告げて部屋に入る。
マ「やれやれ、宴会までは多少は時間があるね。」
昼食で使ったお箸を洗いながら言った。
蒼「一休みしよっか。」
マ「そうだね、お茶を入れようか。」
卓上の茶器を開けると中にはティーバッグが入っていた。
マ「あーあ、やっぱりね。」
蒼「マスターの思った通りだったね。」
マ「うむ、こいつの出番のようだね。」
そう言って荷物から急須とお茶っ葉を取り出す。
マ「さて、入れましょうか。水はこっちの方がきれいだろうから水道水でもいいよね。」
蒼「ポットでカルキが飛ばせるみたいだよ。」
マ「へえ、サービスいいねえ。じゃあそれで一度沸かせばいいね。」
お湯が沸くのを待ってお茶を入れる。
マ「あちっ!」
蒼「確かにちょっと熱いね。大丈夫?」
マ「ごめんポットのお湯がまだ熱かったみたいだ。」
蒼「仕方ないよ。冷めるまで待とう。」
マ「そうだね、今まではずっと皆と一緒だったし。しばらく二人でまったりしていようか。」
蒼「そうだね、二人だけで・・・」
コンコン
→[[蒼視点>薔薇乙女七姉妹湯煙サスペンス一日目(肆)・蒼星石の気持ち]]
憩いのひと時を堪能しようとしたところでドアがノックされる。
マ「みっちゃんさんたちかな?」
しかしドアを開けたところに居たのは意外な人物だった。
マ「桜花さん!?」
驚いたふりをして蒼星石に聞こえるような声で言う。いや、実際に意外な来訪者ではあったのだが。
何やら背後でごそごそとする気配がある。どうやら蒼星石は察してくれたようだ。
梅「お邪魔だったかしら?」
マ「いえ別に・・・でも随分と元気になったみたいで安心しました。」
梅「上がっていい?」
マ「え!あのー・・・。」
桜花さんは言いながら既に進入していた。半ば許可を求める意味がない。
梅「あらお茶が入ってる。いただいちゃっていいかしら?」
言うが早いか手を伸ばす。経験上、こういった性格の相手は止めようがないと分かる。
幸か不幸か一口しか飲めなかったので、蒼星石も飲んでいた事には気付いていないようだ。
マ「あ、そっちは飲みかけなのでもう一つの湯呑を!」
梅「あら、ごめんなさい。じゃああなたの分をいただいちゃうわね。」
部屋の隅でじっと座っている蒼星石に向かってそう言った。
マ「まだお茶が熱いので気をつけてくださいね。」
梅「でもお茶まで一緒だなんて本当に大事にしているのね。」
マ「ええまあ。」
そのままお茶を飲みながら他愛も無い話をして過ごした。
なんとなく気になって桜花さんの背後にいる蒼星石の方を何度となくちらちら見てしまった。
コンコン
しばらくして再びノックの音。
今度こそみっちゃんさんとのりちゃん、ジュン君達。
宴会へ行くお誘いだった。
部屋の中の桜花さんともども部屋を出る。
梅「あ!?いけないちょっと忘れ物をしてしまったので取りに戻りますので。」
そう言って部屋へと戻る桜花さんを見送る。
マ「・・・すいません、自分もちょっと忘れ物を。先に行っていて下さい。」
小走りで部屋へ戻る。
蒼「あれ、マスター?」
マ「ちょっと忘れ物をしちゃってさ。」
蒼「あ、良かった、マスターも気づいたんだね。はい、お箸。」
蒼星石が差し出してくれたお箸箱を受け取る。
マ「あっそうか、洗って乾かしたままだった。ありがとう。」
蒼「あれ、違ったんだ。それじゃあ何を忘れたの?」
マ「あの、蒼星石にお見送りしてもらいたいなって。」
蒼「それで戻ってきたの?」
マ「はは・・・まあ恥ずかしながらなんか寂しくって。ずっと一緒に居たのになんだか落ち着けなかったからさ。」
蒼「・・・のんびりお話もしたいけどもう行かないと遅れちゃうね。また後でね。」
マ「じゃあ行ってきます。なるべく早く帰ってくるから待っててね。」
笑いながら蒼星石の頭をなでる。
蒼「行ってらっしゃい。ゆっくり楽しんできてくれればいいよ。いくらでも待ってるからね!」
蒼星石も笑顔でこたえてくれた。
忘れ物を件を済ませて部屋を出ると山田さんに出くわした。
マ「あ、こんにちは。」
山「こんにちは。青木さんよね?」
マ「はい。」
部屋割り確認の時にでも覚えたのだろう、既にこちらの名前を知っているようだった。
マ「山田さん、ですよね。」
山「そうそう。まだあなたとはお話していないし、ちょうど良かったわ。」
どうやらこの人も積極的なようだ。
知らない人ばかりの他のメンバー全員と話をするなんて自分だったらとても出来ないだろうな。
山「・・・桜花さん、大丈夫かしら。」
マ「桜花さんですか。確かにバスの中では沈んでましたけど、さっきは大分元気になってましたよ。」
山「そう?ならいいんだけど。私と一緒に昼食を取っていてあんなことになったから、なんか気になって。
私がもっとしっかりしていれば気付けたかもしれないなあ、って。」
マ「まあ仕方ありませんよ。山田さんの所為じゃありませんから。
幸い大事なものは入ってなかったみたいですし、宴会で元気付けてあげればいいと思いますよ。」
などと話しつつ宴会場に向かった。
先に来ていたのはまだみっちゃんさん、のりちゃん、ジュン君だけだった。
気の知れた人の方が落ち着くのでみっちゃんさんの隣に座る。
その後、桜花さん、“白崎さん”、最後に黒崎さんという風にやって来た。
全員が揃ってついに宴会が始まる。
ドライブインで休憩を取ってからさらに走ること一時間程度、ついに今回の旅行での宿泊地に着いた。
露天風呂つきの温泉宿だそうだがなかなか綺麗な建物だ。
黒「わ、私はここの付近で必要な手続き等をしておりますので何かありましたら、お・・・お気楽にお声掛け下さい!!」
・・・とてもじゃないが気楽に話しかけられる様子じゃあないな。
部屋割りは全員に個室が割り当てられた。
個室といっても一人用の狭っ苦しいものではなく、家族連れでも使えるような大部屋らしい。
これもひとえに閑期ならではの恩恵である。
ちなみにかつてこの宿は今は離れになっている建物で旅館を営んでいたそうである。
それを最近建て増ししてホテルにしたのだとか。
うらぶれた旅館の味わいも捨てがたいと思うのだが近代化とか地域おこしってやつだろうか。
その離れの方が人気も少なく蒼星石も落ち着けそうな気がするが、あいにくな事に新館側の部屋だった。
本来ならば当たりを引いたのだろうが、正直旧館になった人が少しうらやましい。
まあ結局は近くの部屋の人にばれないようにしなくてはだし、新館だって人は少ないようだからどっちもどっちかもしれない。
実際、今だって周囲にはいつものメンバー以外には誰もいないくらいだ。
マ「ふう、早く女装を解きたい。」
聞かれて困る人間がいないのをいいことに、ちょっと気を抜いて秘密を漏らしてしまう。
み「一応言っておくと駄目ですからね。」
マ「そうですね、この後はみんなで宴会ですからね。」
翠「酔って正体がばれなきゃいいですがね。」
周りの様子を窺いながら、翠星石も小声で話す。
マ「心配御無用。既に体育会系の飲み会で鍛えられたからね。」
の「あら意外。何をやってたんですか?」
マ「まあちょっとした格闘技系の奴を。」
ジ「へー、見かけによらず武闘派なんですね。」
金「文に長けたカナとは逆で武に長けてるのね。」
マ「全っ然!大学で4年やっただけで強くなれば苦労はしないよ。」
翠「へなちょこって訳ですか。」
マ「まあね、でも争い事なんて極力避けたいしさ、別にいいよ。」
雛「ねえねえ、それより“えんかい”って何するのー?」
雛苺が自分を抱いているのりちゃんに尋ねる。
の「宴会ってのはね、みんなで集まって飲んで食べて歌ったりして大騒ぎすることよ。」
雛「わー、楽しそうなのー!!楽しみなのー!!」
蒼「そうはいかないよ。今回はあくまで僕らはただの人形。参加はできないんだ。」
真「私たちは部屋で待機しているのだわ。」
雛「えー!?」
翠「そんな・・・せめてその場にいるぐらいしても罰は当たらねえですよ!」
ジ「目の前にごちそうがあっても大人しく我慢できるのか?こっそりつまみ食いする気じゃないよな?」
マ「誰か一人でもばれたら皆ばれたのと同じになりかねないんだよ。」
翠「う・・・それは。」
み「そうねえ、今日は他の皆もお人形は持っていかないだろうし、悪いけど今回は我慢してもらった方が・・・。」
やはり皆も汚す心配があるのか、見せ合いっこの時間は別に設けてあるそうだ。
金「くうっ、みっちゃんのためでもあるし我慢するわ!」
雛「えー!ヒナもえんかいしたいのーー!!」
真「雛苺、私たちはあくまでも優雅に過ごしましょう。
・・・宴会の時間、この地方ではくんくんを放映しているのだわ。ふふふ。」
雛「え、くんくん!?ヒナやっぱりくんくん見るのー♪」
マ「さすが真紅。抜かりのない。」
そんな他愛もない話をしていたら部屋の前についていた。
そこで他のメンバーに別れを告げて部屋に入る。
マ「やれやれ、宴会までは多少は時間があるね。」
昼食で使ったお箸を洗いながら言った。
蒼「一休みしよっか。」
マ「そうだね、お茶を入れようか。」
卓上の茶器を開けると中にはティーバッグが入っていた。
マ「あーあ、やっぱりね。」
蒼「マスターの思った通りだったね。」
マ「うむ、こいつの出番のようだね。」
そう言って荷物から急須とお茶っ葉を取り出す。
マ「さて、入れましょうか。水はこっちの方がきれいだろうから水道水でもいいよね。」
蒼「ポットでカルキが飛ばせるみたいだよ。」
マ「へえ、サービスいいねえ。じゃあそれで一度沸かせばいいね。」
お湯が沸くのを待ってお茶を入れる。
マ「あちっ!」
蒼「確かにちょっと熱いね。大丈夫?」
マ「ごめんポットのお湯がまだ熱かったみたいだ。」
蒼「仕方ないよ。冷めるまで待とう。」
マ「そうだね、今まではずっと皆と一緒だったし。しばらく二人でまったりしていようか。」
蒼「そうだね、二人だけで・・・」
コンコン
→[[蒼視点>薔薇乙女七姉妹湯煙サスペンス一日目(肆)・蒼星石の気持ち]]
憩いのひと時を堪能しようとしたところでドアがノックされる。
マ「みっちゃんさんたちかな?」
しかしドアを開けたところに居たのは意外な人物だった。
マ「桜花さん!?」
驚いたふりをして蒼星石に聞こえるような声で言う。いや、実際に意外な来訪者ではあったのだが。
何やら背後でごそごそとする気配がある。どうやら蒼星石は察してくれたようだ。
梅「お邪魔だったかしら?」
マ「いえ別に・・・でも随分と元気になったみたいで安心しました。」
梅「上がっていい?」
マ「え!あのー・・・。」
桜花さんは言いながら既に進入していた。半ば許可を求める意味がない。
梅「あらお茶が入ってる。いただいちゃっていいかしら?」
言うが早いか手を伸ばす。経験上、こういった性格の相手は止めようがないと分かる。
幸か不幸か一口しか飲めなかったので、蒼星石も飲んでいた事には気付いていないようだ。
マ「あ、そっちは飲みかけなのでもう一つの湯呑を!」
梅「あら、ごめんなさい。じゃああなたの分をいただいちゃうわね。」
部屋の隅でじっと座っている蒼星石に向かってそう言った。
マ「まだお茶が熱いので気をつけてくださいね。」
梅「でもお茶まで一緒だなんて本当に大事にしているのね。」
マ「ええまあ。」
そのままお茶を飲みながら他愛も無い話をして過ごした。
なんとなく気になって桜花さんの背後にいる蒼星石の方を何度となくちらちら見てしまった。
コンコン
しばらくして再びノックの音。
今度こそみっちゃんさんとのりちゃん、ジュン君達。
宴会へ行くお誘いだった。
部屋の中の桜花さんともども部屋を出る。
梅「あ!?いけないちょっと忘れ物をしてしまったので取りに戻りますので。」
そう言って部屋へと戻る桜花さんを見送る。
マ「・・・すいません、自分もちょっと忘れ物を。先に行っていて下さい。」
小走りで部屋へ戻る。
蒼「あれ、マスター?」
マ「ちょっと忘れ物をしちゃってさ。」
蒼「あ、良かった、マスターも気づいたんだね。はい、お箸。」
蒼星石が差し出してくれたお箸箱を受け取る。
マ「あっそうか、洗って乾かしたままだった。ありがとう。」
蒼「あれ、違ったんだ。それじゃあ何を忘れたの?」
マ「あの、蒼星石にお見送りしてもらいたいなって。」
蒼「それで戻ってきたの?」
マ「はは・・・まあ恥ずかしながらなんか寂しくって。ずっと一緒に居たのになんだか落ち着けなかったからさ。」
蒼「・・・のんびりお話もしたいけどもう行かないと遅れちゃうね。また後でね。」
マ「じゃあ行ってきます。なるべく早く帰ってくるから待っててね。」
笑いながら蒼星石の頭をなでる。
蒼「行ってらっしゃい。ゆっくり楽しんできてくれればいいよ。いくらでも待ってるからね!」
蒼星石も笑顔でこたえてくれた。
忘れ物を件を済ませて部屋を出ると山田さんに出くわした。
マ「あ、こんにちは。」
山「こんにちは。青木さんよね?」
マ「はい。」
部屋割り確認の時にでも覚えたのだろう、既にこちらの名前を知っているようだった。
マ「山田さん、ですよね。」
山「そうそう。まだあなたとはお話していないし、ちょうど良かったわ。」
どうやらこの人も積極的なようだ。
知らない人ばかりの他のメンバー全員と話をするなんて自分だったらとても出来ないだろうな。
山「・・・桜花さん、大丈夫かしら。」
マ「桜花さんですか。確かにバスの中では沈んでましたけど、さっきは大分元気になってましたよ。」
山「そう?ならいいんだけど。私と一緒に昼食を取っていてあんなことになったから、なんか気になって。
私がもっとしっかりしていれば気付けたかもしれないなあ、って。」
マ「まあ仕方ありませんよ。山田さんの所為じゃありませんから。
幸い大事なものは入ってなかったみたいですし、宴会で元気付けてあげればいいと思いますよ。」
などと話しつつ宴会場に向かった。
先に来ていたのはまだみっちゃんさん、のりちゃん、ジュン君だけだった。
気の知れた人の方が落ち着くのでみっちゃんさんの隣に座る。
その後、桜花さん、“白崎さん”、最後に黒崎さんという風にやって来た。
全員が揃ってついに宴会が始まる。
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