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カカオ99%チョコ」(2006/04/25 (火) 23:56:14) の最新版変更点

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「マスター。何食べてるの?」 「ん?お前も食うか?」 「チョコレート?うん!食べる!」 俺はひとかけらのチョコを蒼星石にあげた。 「ありがとう!パクッ…………うっ…苦い…うううっ…」 「やっぱりきついか。ほら出していいよ」 蒼星石はティッシュの上にチョコをだす。その顔はかなり険しい。 「こんなに苦いなら先に言ってよ!」 「ごめんよ。だけど、噛まずになめて溶かせば少し苦味がとれてまあいけるぞ。」 「ホント?。じゃあ、もう一回食べてみる…」 俺はチョコをもうひとかけら蒼星石にあげた。 「パクッ…ペロペロ………うううっ……溶けるまで我慢できない…」 「だめか。ほれ、出していいぞ。」 そしてまた、ティッシュの上にチョコを吐き出す。 「こんなの苦すぎるよ…。」 「フフフ。蒼もまだまだだな。」 俺がそう言うと蒼星石はすごい悔しそうな顔をした。 「しょうがないな…」 俺はチョコを口に入れた。そして… 「蒼。」 「何?えっ?ちゅ…んっ…ちょっと…マス…ター…」 俺は少し溶け始めたチョコを口移しした。 「んっ…。急にするなんてびっくりするじゃないか!」 「はは、ごめんごめん。で、チョコの方はどう?」 「ん…やっぱ苦い…。」 「溶けてもだめか…。我慢するな、出していいぞ。」 「ううん…。これは最後まで食べる…ううっ…」 「無理するなって。ほら。」 「いいの!最後まで食べるの!」 結局、蒼星石は険しい顔をしながら最後まで食べ終わった。 後日、また食べる?って聞いたら「絶対ヤダ!」と言っていましたとさ。 ~END~

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