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ジュン君の力」(2006/08/09 (水) 12:46:55) の最新版変更点

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6月9日 晴 真紅は…ちょっと変わってる。 水銀燈と真剣に戦ってるかと思ったら…アリスゲームそっちのけでテレビに夢中になったり……紅茶のちょっとした温度の違いにこだわったり…。 昔からちょっぴり不思議な子だなと思ってたけど…最近は特にそう思う。 しかも真紅の影響を受けたのか、翠星石や雛苺たちも…なんだか以前と違う感じがして……。 人見知りが激しくて、いつも僕の後ろに隠れておどおどしていた翠星石が、ハリセンを持って走り回るなんて…。 僕には信じられない姿だった…。 なにがみんなをかえたんだろう…。 やっぱりジュン君の影響なのだろうか…。そんなに彼は特別な存在なのかな!? この前一日ずっと彼のことを見ていたけれど…、特に変わった様子はなかった。 むしろ一日中家にいてパソコンをしてたり、ごろごろしたり……。 翠星石の言葉じゃないけど…本当にダメな人間にしか見えなかった……。 …こんなののどこがいいんだろう。僕は思いきって真紅に訊ねてみた。 すると真紅は…ちょっぴり笑いながらこう言ったんだ…… 『今の私が不幸せに見える?』って。 あの気むずかしい真紅にここまで言わせるなんて、やっぱりジュン君は特別な存在らしい…。 ジュン君には僕の知らない不思議な力があるのかもしれない……。 そしてそれは、僕たちローゼンメイデンをいい方向に向かわせてくれる力かもしれない………。 戦うためにつくられた僕らに……戦い以外の何かをおしえてくれる…………そんな不思議で素敵な力…。 今度僕もジュン君とゆっくり話をしてみよう。そうしたら何かわかるかもしれない。 でも、真紅に怒られちゃうかもしれない…。雛苺や翠星石たちがジュン君と遊んでいるとき、真紅はいつもムッとしているし、これもジュン君の力なのかな!?

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