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蒼の欲求」(2006/08/08 (火) 19:59:21) の最新版変更点

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…目をつぶっていてもまばゆいのが自然と分かる。鳥の鳴き声が辺り一面に響き渡る。 今は…6時位だろうか。 「…マスター?ねぇマスター起きてよ…」 「うん…?なんだ…蒼か…どうした?」 「朝食が出来たんだ。」 「朝食?…いつもとくらべて随分と早いけど…」 「たまには朝早く食べなきゃ。ねっ?」 その顔を覗き込む可愛い顔で完全に目が覚めた。 「…うん…たまにはいいか。んじゃ食べるよ。」 「分かったよ。用意するからすぐ来てね。」 バタン 慌ただしく蒼は出ていった。 にしても珍しいな。 こんな朝に。いつもはだらけて8時位だが。 まぁ早起きして損する事も無いし…いいか。 その時一階からマスターと声がする。 待たせちゃ悪いしな。急ぐか。 トントン ゆっくり階段を降りる。 「あ、マスター。じゃあ軽めにしておいから食べてね。」 テーブルの上にはご飯と味噌汁に…味付海苔にたくあん、日本らしい食事だった。 「やっぱり朝は軽い方がいいな。」 マスターは椅子に座る。 「まずご飯かな。」 マスターは海苔とたくあんをご飯をご飯に乗せ、口の中に運んだ。質素ながらも落ち着いた味だ。 「蒼、おいしいよ。ありがとう。」 「そう言ってくれると嬉しいよ。」 ふう、美味しかった。 次は味噌汁か…なんだろ…なんか飲む気になれないな。 まぁ元々猫舌だし。 「蒼~これは後で飲むよ。」 椅子を後ろに動かし、席を立った。 「マスター…ちゃんと飲まなきゃダメだよ。」 蒼が瞬時に反応する。 まぁせっかく作ってくれたんだしな。 マスターは席に戻り、味噌汁に口をつける。 「…………ふふ…」 「…?…どうした?何か面白い番組でもあったか?」 「ふふ…はは…この笑みは作戦成功の証だよ…」 「え?どういうこ…と…?」 なんだ?体が言う事をきかない… 「…痺れ薬だよ…あとおとなしくさせる薬もちょっとね。」 「な…まさか味噌汁に…」 「そうだよ…味噌汁に薬を忍ばせておいたんだ…席を立った時はひやひやしたけどね…まぁ飲まなかったら僕の力で身動きさせなかったけど…でも朝だし、僕がちょっと疲れちゃうからね。 …マスター…これはもうこういう運命だったんだよ…」 「蒼?どうしたんだ…目が怖いよ…何か欲求不満なのか?」 「とっても不満だよ…その原因はマスター…あなただよ…」 「な…何故!」 「それはね…僕はまだマスターの本当の顔を見て無いんだよ…喜びとか怒りとかそういう表情は見て来たけど…もっと見てみたい表情があるんだ…」 「そ、それは…?」 「快感に悶えるマスター…」 「そ、蒼?それは…止めた方がい」 「嫌だよ。見てみたいんだから…マスターの事…たくさん知りたいから…」 蒼はだんだんと体がほてっているような表情をし始める。 マスターは薬のせいか、何もできない。逃げる事も力を加える事も。あるのは言葉、それだけ。 「蒼!…それは…やめ…」 「手始めに…」 「!!!そこ…は…掴む…な…」 「…あれ?段々大きくなって来てるよ?ねぇマスター?」 余裕を持たなきゃ… 「…そ、蒼。さっきのは冗談で、俺は全然平気だ。そんな事されても全く、ね。」 「これをやられても?」 蒼は手を動かしながらマスターの様子を伺っている。 「へぇ…そうなんだぁ…」 そう言うと蒼は手の位置を変え、激しく動かす… 「あ、あぁ…ひゃ…だ…大丈夫…」 「これでも?」 「……」 どんどんマスターの顔から余裕が無くなる。 「…なら…」 蒼はマスターの顔を舐め始めた。 「そ…蒼…」 「なぁにマスター?平気なんでしょ?」 「く…あぅ…」 「…下もしごいてあげる…」 マスターの体中にはすでに快感が行き渡っていた。 「く…ぅ…蒼…許して…」 「やっと降参した…ふふ…ご褒美に…もっとやってあげる…」 「…ひぐっ…」 「あぁいいよ…その表情…僕の前では見せてくれない…ふふ…もっと見させてマスター…」 そう言うと、蒼は立上がり… 「がはっ…!…蒼…ふ…む…な…」 「口が減らないねマスターは…せっかくいい気分なのに…そうだ…目隠しして…」 蒼はいつの間にかアイマスクを手に持っていた。 「こうすると…人って恐怖に満ちるんだよね…見えないから…あはは!ゾクゾクしてきたぁ…」 マスターの視界はほぼ無いだろう。 「じゃあ…改めて…これを…踏んであげようかぁ…ふふ…」 ググッ 「…!!…」 「見えないから怖いでしょ?ふふ…もう一回…」 ググッ 「ひゃあ!ひゃうぅ…」 「良い声だよ…ふふ…さて…目隠しとってあげる…」 「ふふ…可愛い…マスター…でも…まだ終わってないよ?」 「ま…だ…?」 「うん。まだ逝ってないもんね。マスター。」 「もう…いいよ…」 「ダメ。僕がマスターをしっかり苛めておかなきゃね。 さて…蹴ってあげるよ…おやすみマスター…」 ドゴッ 「はぅぅ!…ぁあ…」 「可愛いなぁ…その表情…尽きた顔だ…ふふ…やっといろんなマスターが見れたよ…あはっ…なんか癖になっちゃったかも…ふふふ…あのマスターの顔を思い浮かべるだけでゾクゾクするなぁ……今度からはもっと苛めてあげなきゃ…あは…次も…楽しみ…だなぁ…ふふ…」

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