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休み明け」(2006/08/08 (火) 12:17:14) の最新版変更点

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「ただいま。」 長かったGWも昨日で終わり、俺は数日振りの仕事を終えて帰ってきた。 こういう長い休み明けの仕事は身が入らないものだが、原因は単なる休みボケとはまた違う所にある。 「おかえりなさい、マスター。」 蒼星石の出迎えを受けるのも久し振りだ。 「やっぱり休み明けはダメだな、身が入らないよ。」 「休みボケってやつだね。」 「休み中ほとんどお前と一緒だったからさ、一人になると落ち着かなくて。」 「そっか、僕もやってる事は同じなんだけど、マスターが傍に居ないと不安で・・・。」 やはりお互い、一緒に居るのに慣れてしまっていたようだ。 「そうだ!マスター、ちょっと鞄貸して。」 「いいけど・・・何する気だ?」 目的は分からなかったが、とりあえず鞄を渡した。 すると蒼星石は自分の首に付いているリボンを外し、俺の鞄に結びつけた。 「これを僕だと思って、お仕事頑張ってね。」 「お前はリボンどうするんだ?」 「前にマスターにもらったリボンがあるから大丈夫、そうすれば僕もマスターと一緒だし。」 「そういえば前にプレゼントしたっけな。」 「うん、ちゃんと大切にしてるんだよ、それじゃあご飯用意してくるね。」 蒼星石は夕飯の用意をするため台所にかけて行った。

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