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いきなり蒼星石が僕を……!!」(2006/07/14 (金) 14:07:55) の最新版変更点

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 いきなり蒼星石が起き上がってポツリと言った。 蒼「マスター、本当にごめん!ボク、もう我慢できないよぉ!」  とりあえず自分も上体を起こす。 マ「一体どうしたんだ…」  だが、その言葉は胸を走る激痛に止められた。 マ「ぐうっ!!」  目の前には赫く照りかえる鋏を手にした蒼星石の姿があった。 マ「蒼星石… どうしたんだ い?」 蒼「ごめんね、さっきのゲームで『ボク』が『マスター』を殺しちゃった時、なんか…すごいショックだった。   でも…なぜかは分からないけれど、同時にそうしてみたいという衝動も芽生えたんだ。」 マ「なんだって…?」 蒼「あはあ…ゾクゾクする!これでマスターは完全にボクだけの物になる!」  その目はすでに正気を失っていた。  何かを執拗に刻む音とかすかな哄笑だけが部屋をこだまする。  しばらくして、満ち足りた様子の蒼星石が陶然と言った。 蒼「ああ…マスター……、今まで本当にありがとうございました。ボクは…次のマスターを探しにいくね。」  そして、真っ赤に染まったソレは次の獲物を求めて飛び出していった。  それが自分が目にした最後の光景だった…。       どうやら…蒼星石は……自分に対し、素直になれたよう…だ、な。             <終>
  いきなり蒼星石が起き上がってポツリと言った。 蒼「マスター、本当にごめん!ボク、もう我慢できないよぉ!」   とりあえず自分も上体を起こす。 マ「一体どうしたんだ…」   だが、その言葉は胸を走る激痛に止められた。 マ「ぐうっ!!」   目の前には赫く照りかえる鋏を手にした蒼星石の姿があった。 マ「蒼星石… どうしたんだ い?」 蒼「ごめんね、さっきのゲームで『ボク』が『マスター』を殺しちゃった時、なんか…すごいショックだった。    でも…なぜかは分からないけれど、同時にそうしてみたいという衝動も芽生えたんだ。」 マ「なんだって…?」 蒼「あはあ…ゾクゾクする!これでマスターは完全にボクだけの物になる!」   その目はすでに正気を失っていた。   何かを執拗に刻む音とかすかな哄笑だけが部屋をこだまする。   しばらくして、満ち足りた様子の蒼星石が陶然と言った。 蒼「ああ…マスター……、今まで本当にありがとうございました。ボクは…次のマスターを探しにいくね。」   そして、真っ赤に染まったソレは次の獲物を求めて飛び出していった。   それが自分が目にした最後の光景だった…。        どうやら…蒼星石は……自分に対し、素直になれたよう…だ、な。                                               <終>

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