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泥酔蒼星石・高い」(2006/04/30 (日) 14:32:53) の最新版変更点

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しばらくすると、蒼星石の体から黒いオーラが見えたような気がした。 「…マスターはいつも僕に恥ずかしいことばかりさせて……」 何か蒼星石がつぶやいたがよく聞き取れなかった。 「え、何て言ったんだ蒼…?」 ガバッ!! 蒼星石が急に身を起こした。その顔は少し怒りが垣間見れた。 「だ、大丈夫か?蒼…?」 そう言って手をのばしたその時… 「うるひゃい!!」 蒼星石は俺の手を払いのけた。 思わず俺はしりもちをついた。 「あの?蒼星石さん?」 「いつも、いつも…。マスターは!!」 そう言って俺の体を叩く蒼星石。 「いてっ!痛いって!!やめろよ!」 「や・め・ろだって?」 「いや…やめてください。」 「フフフ…だめだよ。もう誰も僕は止められないよ…。そうだ。」 そう言って、蒼星石は部屋から、鞭を持ってきた。 「そんな物、どこで…」 「フフフ…この前翠星石からもらったんだ…。僕はマスターに甘すぎるから少しはお仕置きした方がいいってね…いくよお…」 ピシィ!! 「やめてくれ、蒼…」 ビシッ!! 「蒼・星・石・様でしょ、マスター?」 ビシッ!! 「蒼星石様…やめてください…」 「フフフ…まだまだやめないよぉ…マスターがいけな…いん…だk…」 話の途中で蒼星石は眠ってしまった…。 「…………」 翌日。 「マスター?」 「は、はいぃ!」 「どうしたのマスター?そんなに怯えたような声をだして?」 「い、いや、何でもないぞ。うん、何でもない。」 「変なマスターだなあ。それより、僕、昨日、お酒飲んでからの記憶がないんだけど。もしかして、僕、何か…した?」 「イイエ、ナニモナカタヨ。」 「本当?何か、あやしいなあ…。でも、マスターがそういうなら大丈夫みたいだね。 それより、僕、何だか今朝何だかすっきり起きれたんだ!お酒のおかげかな? 記憶がないのは嫌だけど、何もなかったみたいだから僕も時々飲もうかなあ?」 「…………」 俺はそのとき何も答えられなかった。それは、昨日の夜、自分の中に何かが目覚めたからかもしれない。 どちらにしろ、酒の力とはいえ、蒼星石の中にあのような一面があったことは事実のようだ。 ますます、蒼星石のことを知りたくなった。 例え、その先に昨日のような蒼星石がいたとしてもいいかなと思った。  ---END---

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