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遅刻」(2006/04/26 (水) 02:42:48) の最新版変更点

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「まだ起きてこないのかなぁ・・・」 学校が始まる時間も刻一刻と迫っているというのに、マスターはまだ寝ている。 なので僕はマスターを起こすため二階に向かった。 「マスター、ほら起きてよ!」 部屋に入って声を上げたけど、それでも起きない。 「学校遅れちゃうよ、起きてってば!」 そう言って体を揺すってみたけどそれでもダメだ。 「これならどうかなぁ・・・・ちゅっ・・・」 今度はマスターのほっぺにそっとキスをしてみた、しかしまだ起きない。 「だめかぁ・・・しょうがない。」 もう実力行使だ、耳元で呼びかければ起きてくれるはず。 「すぅ・・・・・・・マs」 「起きてるぞ。」 「うわぁぁぁぁぁっっ!!!」 「そんなに驚くなよ。」 「マスター・・・起きてたの?いつから?」 「さっきからずっと、部屋に入ってきたのもキスしたのも知ってる。」 やられた、全部マスターの計算通りだったらしい。 「そんなぁ・・・・と、とにかくご飯食べてね、学校遅れるよ。」 「あぁ、そうだったな、すぐ行く。」 そう言ってマスターと僕は部屋を出て居間に向かった。 「まだ起きてこないのかなぁ・・・」 学校が始まる時間も刻一刻と迫っているというのに、マスターはまだ寝ている。 なので僕はマスターを起こすため二階に向かった。 「マスター、ほら起きてよ!」 部屋に入って声を上げたけど、それでも起きない。 「学校遅れちゃうよ、起きてってば!」 そう言って体を揺すってみたけどそれでもダメだ。 その時ふとある作戦を思いついた、ちょっと恥ずかしいけど。 でも起きてくれるなら僕はそれでいい。 「マスター・・・起きてよ・・・起きなきゃいたずらしちゃうよ?」 そうマスターの耳元でささやいてみた、もう少し。 「ほら・・・遅刻しちゃうよ?・・・・・ふぅっ」 最後の一押し、耳に息を吹きかけた。 「うわっ!」 どうやら効いたらしく、マスターは驚いた様子で飛び起きた。 「蒼星石、お前がやったの?」 「うん、とにかく起きて、遅刻しちゃうから。」 「いけね、そうだった、ありがとうな蒼星石、いろんな意味で。」 「い、いろんな意味って何さ!」 「だからいろんな意味で、よし、メシ食うぞ。」 そう言ってマスターはベッドを飛び出して下に向かった。 「やらなきゃ良かったかも・・・」 僕はマスターの背中を追いながら、小さく呟いた。

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