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腕枕」(2006/07/14 (金) 17:10:46) の最新版変更点

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俺と蒼星石は、昼食を食べ終えて、一休みしていた。 「ふぁ・・・・・」 「どうした、眠いのか?」 「うん、ちょっとね・・・遅くまでDVD見過ぎたかな。」 蒼星石は俺が昨日買ってきたくんくんのDVDを夜中まで ずっと見ていたせいで寝不足のようだ。 まだ今はやる事も無いから、昼寝する余裕はあると思い、蒼星石に尋ねた。 「一緒に昼寝でもするか?」 「いいの・・・?」 「もちろん、ほら、こっちに来な。」 「マスター・・・腕、借りていいかな・・・?」 そう頼んできた蒼星石に、俺は無言で腕を差し出した。 「ありがとう・・・マスターの腕の中って・・・安心して眠れるんだ。」 そして蒼星石は俺の腕に頭を乗せて目を閉じたのだが、 そのまま眠らずに何度も目を開けていたので、俺は蒼星石に聞いた。 「寝ないのか?」 「あの・・・せっかくマスターに・・・腕枕してもらってるんだから・・・ そのまますぐ寝ちゃったら・・・もったいないかなって思って・・・」 どうやら腕枕を楽しんでいたくて起きていようとしているらしい。 「そんな事か、夜もやってやるから今は寝てろって。」 「ほんとに?今夜マスターと寝ていいの?」 「いつだってOKだけどな、とにかく今はおやすみ。」 「うん・・・おやすみ・・・ますたぁ・・・」 そう言って蒼星石は今度はちゃんと眠りに付いた。

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